王様の猫2 ~キミは運命の番~ 《獣人オメガバース》

夜明けのワルツ

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登場人物まとめ

~ 第1章 ~

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《 アラン 》

獣種 銀狼 
性別 オスの[アルファ] ツガイ・なし

クレールの森の統治者であり、森を含めた国を統べる王。慎重で慈悲深い性格。あまり喜怒哀楽を表に出さず、つねに穏やかな雰囲気の持ち主。
胸騒ぎを感じ向かった森の中で、運命のツガイである子猫と出会う。




《 子猫 》

獣種 白猫
性別 オスの[オメガ] ツガイ・なし

森の中で黒狐に襲われていたところをアランに救われ、そのまま保護された。人懐こく甘えん坊だが、好き嫌いはけっこうハッキリしているもよう。
子猫とは思えないほどの落ち着きと知能を持っている。




《 ザラス 》

獣種 白ヤギ
性別 オスの[ベータ] ツガイ・あり

長く城に仕える、王の相談役。役職名は特になし。最古参の重臣。よぼよぼのおじいちゃんで最近は背中と腰の痛みにより大きな声が出せない。




《 ガレウス 》

獣種 熊
性別 オスの[アルファ] ツガイ・なし

国内の治安維持・城内の警護・要人の護衛などの軍事をとりまとめる騎士団の団長。面倒見のいい兄貴タイプで普段はあまり怒らないが、一旦キレると手がつけられないくらいの破壊衝動に支配されるため「団長はそこでおとなしくしていてください…!」と部下たちから懇願され城内からあまり外に出ない。ゆえに特定のツガイを作らないようにしている。




《 老医師 》

獣種 犬
性別 オスの[ベータ]

先々代の王から仕える王専属の医者。役職名は「王医」




《 フィリー 》

獣種 黒ウサギ
性別 オスの[オメガ] ツガイ・死別

幼馴染みで騎士団員だったラリーとツガイになったが、それからすぐに病気により死別。そのときになんの力にもなれなかった無力な自分に失望し、医術を学び始める。真面目で几帳面で気弱に見られがちだが、正義感は強く他者のためにはよく怒ったりしている。ラリーを亡くしてからは発情しなくなった。




《 ラリー 》

獣種 牛バッファロー 
性別 オスの[アルファ] ツガイ・あり

新米騎士団員として主に森の見回りの任務にあたっていたが、原因不明の熱病にかかりわずか半日で命を落とす。明るくおおらかで少しおっちょこちょいな面があった。




《 ローグ 》

獣種 豹
性別 オスの[アルファ] ツガイ・なし

若い騎士団員。アランに保護された子猫にうっかり一目惚れしてしまう。




《 ジークレスト 》

獣種 黒豹
性別 オスの[アルファ] ツガイ・あり

中堅の騎士団員。娘が二人いる。




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