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【第10話】継続
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土曜の朝、俺と兄貴は電話の音で目が覚めた。
鳴っていたのは兄貴のスマホだった。
時計を見ると7時が過ぎていた。
昨晩は公園で知り合ったマサトという若者と遅くまで遊んだ。そのせいで2人とも熟睡していたようだ。
「もしもし?どうした?」
『あ、兄ちゃん寝てた?』
スピーカーから大きな声が漏れてくる。
「いま起きた」
『ごめんごめん。シュウも一緒?』
「一緒だよ」
電話の相手は会社の同期で兄貴の弟の田中健二のようだ。
『いまから行っていい?』
「いいけど、お前にしてはずいぶん早いな」
『出張のお土産があるから朝ごはん作っといて!』
兄貴が返事をする前に電話は切れた。
「健二がいまから出張の土産を持って来るって」
「声がデカいから全部聞こえてましたよ笑」
たしかに先週の後半、田中は出張で会社にいなかった。
「来る前にメシ作らないと」
兄貴は起き上がり、俺にキスをしてからキッチンへ消えて行った。
服を着替え、髪の毛を整えているとインターホンが鳴る音がした。
朝食の支度で手が離せない兄貴の代わりにエントランスの開扉ボタンを押す。
しばらくすると玄関のチャイムが鳴り、紙袋を持った田中が入ってきた。
「おはようございます!お兄さん!」
「おはよ。なんだよその呼び方は」
「だって兄ちゃんのパートナーだから俺の義理のお兄さんじゃん?お邪魔します!お兄さん!」
「気持ち悪いからやめろ」
今朝の献立は味噌汁に鯵の干物と納豆とサラダだった。
「お!やっぱ和食だった。これお土産」
そう言うと田中は紙袋の中から箱を取り出し、包装紙を破いて佃煮の瓶を置いた。
「ご飯のおかずにちょうどいいと思って」
と言いながら蓋を開けて白米の上に乗せている。
「お土産なのに自分が最初に食うのかよ?」
呆れた俺が言うと
「いいじゃん、家族なんだから気にしない気にしない!」
家族か…。田中が俺も含めて「家族」と言ったことに少しジンとする。
「起きたら冷蔵庫に何も無くて餓死するかと思ったよー」
田中は早くも佃煮で2杯目の白米を食べながら愚痴を言う。
「親父とお袋はどこへ行った?」
「んー、わかんない。たぶん旅行じゃね?」
「美紀は?」
「土曜の朝に姉ちゃんが起きてるはずないじゃん!」
そんな兄弟の会話を聞きながら箸を進める。
「ところでお2人さん、今日の予定は?」
兄貴と食べるつもりで買っておいたハーゲンダッツを勝手に食い始めた田中が聞いてくる。
「とりあえずジムかな」
「うわー、脳筋ゴリラは休みの日まで筋トレかよ」とウンザリした顔をする。
「あ!そうだ、お前も陶芸教室行かない?」
俺は智也に誘われた体験教室のことを思い出した。
「陶芸?いきなりどしたのシュウちゃん?」
「友達から来てくれって頼まれててさ。午後から聡さんと行こうと思ってて」
「楽しそうじゃん。行く行く!カワイイ陶芸女子とかいるかな?『俺のろくろも回してみない?』とか言っちゃって!」
田中に留守番を任せて兄貴とジムに行く。
1時間半ほどでトレーニングを終えて家に戻ると、奴はソファに寝転びテレビを観ていた。
「サンドウィッチ買って来たぞ」
「お!気が効くねえ!」
3人で軽いランチを済ませ、智也の陶芸教室へ向かう。
教室に着くと、すでに男女10人ほどの参加者が並んでいた。
客が来なかったらどうしよう?と心配していた智也もホッとしているはずだ。
受付で名前を記入していると奥から作業着を着た智也が出てきた。
「おつかれー。ありがとね!あら、お2人もご一緒?」と兄貴と田中の顔を見る。
「こっちが聡さん、こっちは聡さんの弟で健二」
「えっ!?弟さん?」智也は急に声色をオネエから男に変える。
「あ、大丈夫だよ。弟もワケ知りだし。俺の会社の同僚だから」
「なんだ、早く言ってよ!ていうか彼氏の弟さんてアンタと同じ会社だったの?」
「うん。ほんと偶然なんだけど」
「すごいわね!あ、吉田智也です。今日はよろしくお願いします~」と2人に向かって深々と頭を下げる。
「お兄さんは噂通りのイケメンだけど、弟さんもめっちゃ可愛いわね。彼氏はいるのかしら?」と俺の耳元で囁く。
「こいつはノンケだから!」
「あらまあ残念!タイプだったのに!」
智也の強烈なオネエキャラに2人は苦笑いしている。
体験教室は2時間半ほどで終了した。
各自で作った作品を智也に預け、1週間後に焼き上がったものを受け取るというスケジュールになっていた。
田中は「たぶん俺のが1番上手く出来たはず!」 とはしゃいでいる。
「どうでした?」
教室からの帰り道、3人で歩きながら兄貴に聞いてみる。
「すごい楽しかったよ。家からも近いし、来月から入会しようかな」
「いいね!兄ちゃんには合ってると思うよ。こうゆう黙々とやる感じのやつ」
「お前は智也と話してばかりで全然集中してなかったよな笑」
「シュウだってすげえガタガタになってたじゃん!あれ焼いたらヤバいよ」
「ちょっと部屋に寄ってから帰りますね」
俺はベランダの植木に水をやっていなかったことを思い出し、2人に別れを告げる。
最近は兄貴の部屋で過ごす時間が長く、家に帰ることがほとんど無くなっていた。
気になっていたベランダの植木は、やはりグッタリとしおれていた。
「あちゃー…」
俺はため息を吐きながら、まだ復活するかも?という願いを込めて水を遣る。
ついでに下着や靴下を洗濯機に放り込み、クリーニングに出すスーツやワイシャツを袋に詰めて部屋を出た。
兄貴の部屋に戻ると、2人は神妙な顔で俺を迎えた。
「シュウくん、話があるんだけど」
「どうしたんですか?」
俺は何か嫌な予感がして身構える。
「よければここで一緒に住まない?」
「・・・ふぇ?」
想定外の言葉に変な声が出てしまった。
「そろそろ一緒に住みたいなと思ってて。近所とはいえ別々に住むのも効率が悪いし部屋も余ってるから・・・どうかな?」
「え、でも…」
と言いかける俺を田中が遮る。
「迷惑だからとか悪いからとか、考えなくていいんじゃね?俺は大賛成!」
「・・・。」
言うことが無くなった俺は黙ってしまった。
兄貴と一緒に住む・・・それは俺も望んでいたことだった。でも一方で過去の恋愛経験から、相手に依存し過ぎたり転がり込むようなマネはしたくないと思っていた。
「もちろんすぐにとは言わないから前向きに考えてみて」
「はい。ありがとうございます」
「家賃はかからないしメシは食えるしラッキーじゃん!」と田中は笑う。
「アホ!もしそうなったら家賃も光熱費も食費も払うに決まってるだろうが」
「シュウは真面目だなあ~。俺なら明日にでも引っ越してくるのに・・・あ!この際だから3人で住む?」
「ムリムリムリ!」
「それだけはやめてくれ」
俺と兄貴は口を揃えて反対した。
「そろそろ帰る!夜からデートだから」と田中が身支度を始める。
「いまの彼女にまだ会ってないから今度紹介しろよ」
「あー、紹介するまで付き合ってたらね笑」
入社以来、10人くらいの彼女を紹介されたが、半年以上続いた相手は見たことがない。
「じゃ、また来週!ご馳走様!」
田中は慌ただしく出て行った。
「同居の件、もしかして田中にけしかけられたんですか?」
静かになったリビングで俺は兄貴に訊ねる。
「そんなことないよ。むしろ俺が健二に相談したんだよ」
「そうなんですか」
「シュウくんは超優良物件だから絶対に手放すなって言われたよ笑」
返事の代わりにキスをする。
朝から田中がいてイチャつくことが出来なかったムラムラと、一緒に住もうと言ってくれた感謝の気持ちが入り混じり、兄貴を床に押し倒す。
「ちょっ、シュウくん、いきなり・・」
Tシャツを乱暴に捲り、左右の乳首を鷲掴みにしながら乳首を交互に吸う。
「あぁぁ!ダメ、やっ!」
兄貴のパンツに手を突っ込むと既にチンポは固く脈打っていた。
「ココはダメじゃないみたいだぜ?」
さらに手を伸ばしてケツの穴を触ろうとすると
「やっ、ソコは・・・まだ準備が…」
と手首を掴まれ拒否された。
「浣腸あるよな?持って来いよ」
「えっ?・・・はい」
俺の意図を察した兄貴は洗面所の棚から箱を持って戻ってくる。
服を脱がせて四つん這いにしてから、琵琶の形をしたピンクの浣腸液をケツ穴に挿入する。
「あぁぁ…」
「1個じゃ足んねえよな?」
俺は立て続けに2個目3個目も流し込む。
しばらくすると兄貴の様子に変化が生じてきた。
「あ、あ、あ、腹が…」
「ん?どうした?」
「トイレ…」
「トイレがどうした?」
「あ、ぁぁぁ、出ちゃいます…」
「何が?」
「あぁん!う、ウンコが…」
「ウンコ出したいのか?」
「はいっ!あぁ、漏れちゃいます!」
「じゃあチンポ舐めて我慢しろ」
「あひぃ!んぐっ!んぼっ!」
額に油汗を浮かべながら必死で尺奉仕を始める兄貴。
しばらく生暖かい口の感覚を愉しんでいると、兄貴は内股になり腰をくねらせながら
「あぁっ!もう、ほんとに、ほんとに出ちゃいます!」
と訴えてきた。
「よし、行って来い」
「はひぃ!」
兄貴はケツを手で押さえながら小走りでトイレへ駆け込む。
俺は兄貴の後を追い、便座に座るであろうタイミングを見計らってトイレのドアを開ける。
「えっ!?ダメ!!見ないでぇぇ!」
こちらを向いているのでよく見えないが、既に脱糞が始まっているようだった。
途中で止めることも出来ず、兄貴は顔を紅潮させ狼狽している。
「あーあ、ウンコ漏らしてるとこ見られちゃったなぁ?」
「やだぁぁ!見ないで、見ないでくださいぃぃ!」
その間も激しい排泄は止まらず、ブヒッ!ブヒッ!という音も聞こえてきた。
「おいおい、音まで聞こえてるぞ?」
「うっ、ぐすっ、ううっ…」
股の辺りを必死に隠している兄貴の目から大粒の涙がこぼれ落ちる。
しかしこの状況でも股間はガチガチに勃ったままだ。
「恥ずかしいとこ見られてんのに興奮してんのかよ?」
「あぁぁ、うっ、うっ…」
「ちゃんと全部出して来いよ?」
そう言って俺は扉を閉めた。
兄貴がトイレから出てくると、俺は服を脱いで浴室に向かった。
「一緒に入るぞ」
「・・・はい」
排泄まで見られてしまったことで兄貴は従順な奴隷になっていた。
無言のままボディソープを泡立て、俺の身体を洗い始める。
普段ならこの後は自分で頭を洗って先に浴室を出るのだが、今日は俺が兄貴の身体を洗ってやることにした。
はじめに首、背中、脇、腕を洗い、そのままケツと太腿、足を洗ってからこちらを向かせる。
胸を洗う際、乳首を触ると「あっ」と小さく声を上げる。
泡立てた手でチンポを握り、軽く扱くとすぐによがり始める。
「あんっ・・・」
ヌルヌルの指をケツ穴に入れると声はさらに大きくなった。
「あぁぁ、欲しくなっちゃいます…」
兄貴は風呂椅子に座り、俺のチンポをしゃぶり始める。
「今日はどこで掘られたいんだ?」
「ここで!このままください!」
チンポから口を離した兄貴は浴槽に手を付き、尻をこちらに向ける。
「しょうがねえなぁ」
ボディソープをローション代わりにして、いきり勃ったチンポをズブズブと穴に埋めていく。
「あっ、あぁぁぁぁ!」
根元までしっかりと埋まった状態で俺は動きを止める。
「入れてやったぞ。このあとはどうされたい?」
「あぁぁ!動いてください!」
「動く?」
俺はあえてチンコだけをビクビクと動かす。
「あっ、あっ!腰も・・・突いて・・」
「ちゃんと言えよ」
「あぁぁぁ、腰を動かして、あっ、マンコを突いてくださいぃ!」
「こうか?」
俺はチンポを半分くらいまで引き抜き、再びゆっくりと挿入する。
「あっ、もっと、もっと速く…!」
「肉便器のくせに指図してんじゃねえよ。こうだろ?」
俺は勢いを付けて激しく腰を振る。
「あひぃぃ!あっ、いいっ、あっ!」
浴室に兄貴のよがり声が響き渡る。
しばらく腰を振り続け、俺はチンポを引き抜く。
兄貴はぶっかけられると思ったのか、こちらを向き舌を出して待機するが、俺は泡まみれの身体をシャワーで流して浴室を出る。
「続きは外だ」
俺は全裸のままリビングのソファに脚を大きく開いて座る。
兄貴は足元の床に正座し、こちらを見上げている。
「食え」
その合図で俺のチンポを貪るように舐め始める。
「今日は時間をかけてゆっくり調教してやるからな」
「ふぁひ!」
「気が向いたときだけしゃぶらせてやる。ケツも同じだ。それまでお前はずっと待機だ。もちろん俺が許可したときしか射精も許さない」
喉奥に刺さったチンポのせいで返事ができない兄貴は鼻息を荒くしながら俺の目を見て頭をコクリと動かす。
兄貴に尺奉仕をさせたまま俺はスマホを手に取る。
智也から体験会のお礼LINEが届いていたので返信し、SNSのタイムラインを流し読みしながら「いいね」を押す。
兄貴は休みなく口を動かしているせいで額に汗が浮かんでいる。
「こっち見ろ」
チンポをしゃぶっている兄貴の顔をカメラで撮影する。
写真フォルダを見ると、兄貴の痴態で埋め尽くされていた。
チンポをしゃぶっている写真はもちろん、ケツを掘られている動画やベランダでのオナニー動画もある。
俺はアプリを使い、それらの素材にボカシ加工を施した。
Xにログインし「ただいま調教中」という文章と共にそのうちの1枚をアップする。
選んだのは兄貴のマッチョ具合がよく分かるような、身体全体が写っているオナニー写真だ。
このアカウントは以前からトレーニング後の自分の身体をアップしている裏垢(もちろん顔も名前も隠している)で、3,000人ほどのフォロワーがいた。
しばらくすると通知音と共に数十件のいいねが届いた。
コメントには「すげえマッチョ」「俺にもやらせて!」「モザイクなし希望」などの言葉が並んでいた。
「恥ずかしいとこ、みんなに見せてやったぞ?」
尺奉仕中の兄貴にもアップした写真とコメントを見せると「んんー!」と呻きながら興奮しているようだった。
長時間の奉仕で口の端からはヨダレが垂れ、チンポの先からは透明な液が床に向かって糸を引いている。
「そろそろケツだ」
俺は口からチンポを引き抜き、ソファに浅く腰をかける。
兄貴は両手でケツを開き、自ら後退しながらケツ穴でチンポを飲み込んでいく。
「はぁん!あっ、うっ!」
「気持ち良くなりたいなら勝手に動け」
俺が吐き捨てるように言うと、兄貴は腰を前後に動かした。
「あぁぁん!気持ちいぃです!」
「ガバガバじゃねえかよ。もっと締めろ!」
俺は強めに何回もケツを叩く。
「ひんっ、あっ!ダメ、叩かれると、出ちゃいます!」
「勝手に漏らしたらまた浣腸だぞ?」
「あぁぁぁ、やっ!それだけは勘弁してください!」
「だったら我慢しろよ変態!」
さらに力を入れて尻を叩くと、兄貴の大きなケツは赤く変色した。
このまま掘り続けると俺自身も持たないので一旦引き抜く。
窓を見るとすでに日が暮れていた。
俺は立ち上がり、服を着て出かける準備を始める。
クローゼットからポンチョを取り出し兄貴に投げる。
「着ろ。出かけるぞ」
「え・・・どこへ・・・?」
「黙って付いてくりゃいいんだよ。それ以外は何も着るなよ?」
「うぅぅ・・はい」
兄貴は全裸のままポンチョに袖を通し、前のボタンを止める。
「隠していいなんて言ってねえだろ」
俺は乱暴にボタンを外す。
「やっ!」
ポンチョを着たまま前が丸出しになった状態で玄関へと連れていく。
エレベーターを降り、エントランスを出ててもそのままの格好で歩かせる。
「チンポ勃ってんぞ変態」と罵りながら乳首を摘む。
「あぁぁぁ・・・!」
「散歩するぞ」
「はい…」
俺は商店街のほうへ向かって歩く。
流石にこのままだと捕まるので前のボタンを留めることは許可した。
駅周辺は人通りが多かったが、一見すると普通の格好に見える兄貴を不審な目で見る人はいなかった。
「ここでボタン外したらどうなる?」
「あぁぁ…許してください!」
俺もそれ以上はやるつもりがなく、そのまま商店街を歩く。
コーヒーショップの前に来たタイミングで財布から千円札を出し兄貴に渡す。
「いまからコーヒー買ってこいよ」
「えっ?」
「ちゃんと買えるか外から見ててやるよ」
「はい…」
兄貴は1人で店に入り、カウンターで注文をしている。俺はその様子を見ながら兄貴へ電話をかける。
兄貴はポケットからスマホを取り出し、発信元を確認すると、すぐにこちらに顔を向けて電話に出る。
「もしもし…」
「店員には見えないようにチンポ見せてみろ」
「えっ!!」
兄貴は周囲を確認しながらポンチョの下のほうのボタンをいくつか外し、こちらに向かって股間を晒す。
離れたところからでも勃起しているのが分かった。
「よし」
フー、フー、と鼻息が荒くなっているのを聞きながら俺は電話を切った。
両手にコーヒーを持った兄貴を連れて自宅近くの公園まで戻ってくる。
隅に設置されたベンチに並んで座り、コーヒーを飲む。
「店でもチンポビンビンだったな。興奮したか?」
「はい…」
「ここでシゴいてみろ」
「うぅ・・」
公園にはまだキャッチボールをしている若者達がいたが、距離的にはかなり離れているためこちらは見えないだろう。
「モタモタすんなよ」
俺はポンチョのボタンをひとつずつ外していく。
「あぁぁ・・・!」
前がはだけて丸出しとなった状態で兄貴はチンポを扱き始める。
「あぁん、もう・・すぐに出ちゃいそうです!」
「イキそうになったら寸止めしろよ」
「あぁぁぁ!」
シゴいては手を止め、またシゴいて手を止める動作を繰り返す。次第にその間隔は短くなり、触れただけで漏らしそうな状態になっていた。
「イキたいか?」
「あぁぁっ!はいっ!」
「そこに立って素っ裸になって出してみろ」
「えっ、でも、人が・・」
兄貴は向こうにいるキャッチボール集団を気にしている。
「奴らに気付かれる前に出すか、1週間オナ禁か選べ」
「やっ、、!出したいです!」
兄貴はポンチョを脱ぎ、大きく足を広げてチンポを扱く。
「あぁぁぁん、気持ちいぃ!」
「こんなところで発情しやがって。変態が!」
「あひぃ!ダメ、いっちゃう、いっちゃいます!!あぁぁ!」
兄貴の亀頭の先から何発もの白濁液が放物線を描いて発射される。
「次はお待ちかねのマンコだ」
俺は兄貴にポンチョを被せ、公園の角にある建物の裏に移動する。
ここは背の高い生垣に囲まれているものの外側は道路になっており、それなりに人や車の往来がある場所だ。
兄貴の身体を前屈させ、裾を捲ってケツだけを晒した状態で穴に舌先を突っ込む。
「んんーっ!」
乳首を弄ると身体を仰け反らせて震えている。
「声出すんじゃねえぞ」
ケツ穴が柔らかくなったことを確認し、一気にチンポを突っ込む。
「んっ!んー!!!」
暖かい腸壁が絡み付いてくる感覚を味わいながら、次第に速度を早めて竿を出し入れする。
「あぁぁっ!」
生垣のすぐ向こう側では男女が会話をしながら通り過ぎて行く。
「気持ちいいか?変態!」
「あぁぁぁ!」
「どうされたいか言ってみろ」
「あぁっ!このまま、めちゃくちゃにして!マンコ突いてぇぇ!」
片手で乳首を弄りながら、もう片方の手の指を口に突っ込みしゃぶらせる。
「んばぁ!んっ!んぐぅぅぅ!」
「そろそろイクぞ?お前も汁出しちまえよ」
兄貴は自分で竿を扱き始める。
「あぁん、ダメえ!もう、もうイキます!」
「俺も出すぞ、あー、イクイク!」
「あっ、あっ!ひぃぃぃぃ!」
2人はほぼ同時に射精をした。
「気持ちよかったですか?」
俺が敬語に戻すタイミングがプレイの終わりを意味することは2人の間で暗黙の了解になっていた。
「今日はかなりハードだったよ…」
「そうですか?結構ノリノリだったじゃないですか」
「店の中で出せとか・・・あれはヤバかった」
「Xに載せた写真もめっちゃいいね付いてますよ。やってる最中に通知がブーブー鳴ってました笑。またエロい写真撮りましょうね」
「そんな・・・。恥ずかしい…」
「あれ?またムラついて来ました?じゃあ続きは家で!」
俺たちは足早に家へと向かったのだった…
鳴っていたのは兄貴のスマホだった。
時計を見ると7時が過ぎていた。
昨晩は公園で知り合ったマサトという若者と遅くまで遊んだ。そのせいで2人とも熟睡していたようだ。
「もしもし?どうした?」
『あ、兄ちゃん寝てた?』
スピーカーから大きな声が漏れてくる。
「いま起きた」
『ごめんごめん。シュウも一緒?』
「一緒だよ」
電話の相手は会社の同期で兄貴の弟の田中健二のようだ。
『いまから行っていい?』
「いいけど、お前にしてはずいぶん早いな」
『出張のお土産があるから朝ごはん作っといて!』
兄貴が返事をする前に電話は切れた。
「健二がいまから出張の土産を持って来るって」
「声がデカいから全部聞こえてましたよ笑」
たしかに先週の後半、田中は出張で会社にいなかった。
「来る前にメシ作らないと」
兄貴は起き上がり、俺にキスをしてからキッチンへ消えて行った。
服を着替え、髪の毛を整えているとインターホンが鳴る音がした。
朝食の支度で手が離せない兄貴の代わりにエントランスの開扉ボタンを押す。
しばらくすると玄関のチャイムが鳴り、紙袋を持った田中が入ってきた。
「おはようございます!お兄さん!」
「おはよ。なんだよその呼び方は」
「だって兄ちゃんのパートナーだから俺の義理のお兄さんじゃん?お邪魔します!お兄さん!」
「気持ち悪いからやめろ」
今朝の献立は味噌汁に鯵の干物と納豆とサラダだった。
「お!やっぱ和食だった。これお土産」
そう言うと田中は紙袋の中から箱を取り出し、包装紙を破いて佃煮の瓶を置いた。
「ご飯のおかずにちょうどいいと思って」
と言いながら蓋を開けて白米の上に乗せている。
「お土産なのに自分が最初に食うのかよ?」
呆れた俺が言うと
「いいじゃん、家族なんだから気にしない気にしない!」
家族か…。田中が俺も含めて「家族」と言ったことに少しジンとする。
「起きたら冷蔵庫に何も無くて餓死するかと思ったよー」
田中は早くも佃煮で2杯目の白米を食べながら愚痴を言う。
「親父とお袋はどこへ行った?」
「んー、わかんない。たぶん旅行じゃね?」
「美紀は?」
「土曜の朝に姉ちゃんが起きてるはずないじゃん!」
そんな兄弟の会話を聞きながら箸を進める。
「ところでお2人さん、今日の予定は?」
兄貴と食べるつもりで買っておいたハーゲンダッツを勝手に食い始めた田中が聞いてくる。
「とりあえずジムかな」
「うわー、脳筋ゴリラは休みの日まで筋トレかよ」とウンザリした顔をする。
「あ!そうだ、お前も陶芸教室行かない?」
俺は智也に誘われた体験教室のことを思い出した。
「陶芸?いきなりどしたのシュウちゃん?」
「友達から来てくれって頼まれててさ。午後から聡さんと行こうと思ってて」
「楽しそうじゃん。行く行く!カワイイ陶芸女子とかいるかな?『俺のろくろも回してみない?』とか言っちゃって!」
田中に留守番を任せて兄貴とジムに行く。
1時間半ほどでトレーニングを終えて家に戻ると、奴はソファに寝転びテレビを観ていた。
「サンドウィッチ買って来たぞ」
「お!気が効くねえ!」
3人で軽いランチを済ませ、智也の陶芸教室へ向かう。
教室に着くと、すでに男女10人ほどの参加者が並んでいた。
客が来なかったらどうしよう?と心配していた智也もホッとしているはずだ。
受付で名前を記入していると奥から作業着を着た智也が出てきた。
「おつかれー。ありがとね!あら、お2人もご一緒?」と兄貴と田中の顔を見る。
「こっちが聡さん、こっちは聡さんの弟で健二」
「えっ!?弟さん?」智也は急に声色をオネエから男に変える。
「あ、大丈夫だよ。弟もワケ知りだし。俺の会社の同僚だから」
「なんだ、早く言ってよ!ていうか彼氏の弟さんてアンタと同じ会社だったの?」
「うん。ほんと偶然なんだけど」
「すごいわね!あ、吉田智也です。今日はよろしくお願いします~」と2人に向かって深々と頭を下げる。
「お兄さんは噂通りのイケメンだけど、弟さんもめっちゃ可愛いわね。彼氏はいるのかしら?」と俺の耳元で囁く。
「こいつはノンケだから!」
「あらまあ残念!タイプだったのに!」
智也の強烈なオネエキャラに2人は苦笑いしている。
体験教室は2時間半ほどで終了した。
各自で作った作品を智也に預け、1週間後に焼き上がったものを受け取るというスケジュールになっていた。
田中は「たぶん俺のが1番上手く出来たはず!」 とはしゃいでいる。
「どうでした?」
教室からの帰り道、3人で歩きながら兄貴に聞いてみる。
「すごい楽しかったよ。家からも近いし、来月から入会しようかな」
「いいね!兄ちゃんには合ってると思うよ。こうゆう黙々とやる感じのやつ」
「お前は智也と話してばかりで全然集中してなかったよな笑」
「シュウだってすげえガタガタになってたじゃん!あれ焼いたらヤバいよ」
「ちょっと部屋に寄ってから帰りますね」
俺はベランダの植木に水をやっていなかったことを思い出し、2人に別れを告げる。
最近は兄貴の部屋で過ごす時間が長く、家に帰ることがほとんど無くなっていた。
気になっていたベランダの植木は、やはりグッタリとしおれていた。
「あちゃー…」
俺はため息を吐きながら、まだ復活するかも?という願いを込めて水を遣る。
ついでに下着や靴下を洗濯機に放り込み、クリーニングに出すスーツやワイシャツを袋に詰めて部屋を出た。
兄貴の部屋に戻ると、2人は神妙な顔で俺を迎えた。
「シュウくん、話があるんだけど」
「どうしたんですか?」
俺は何か嫌な予感がして身構える。
「よければここで一緒に住まない?」
「・・・ふぇ?」
想定外の言葉に変な声が出てしまった。
「そろそろ一緒に住みたいなと思ってて。近所とはいえ別々に住むのも効率が悪いし部屋も余ってるから・・・どうかな?」
「え、でも…」
と言いかける俺を田中が遮る。
「迷惑だからとか悪いからとか、考えなくていいんじゃね?俺は大賛成!」
「・・・。」
言うことが無くなった俺は黙ってしまった。
兄貴と一緒に住む・・・それは俺も望んでいたことだった。でも一方で過去の恋愛経験から、相手に依存し過ぎたり転がり込むようなマネはしたくないと思っていた。
「もちろんすぐにとは言わないから前向きに考えてみて」
「はい。ありがとうございます」
「家賃はかからないしメシは食えるしラッキーじゃん!」と田中は笑う。
「アホ!もしそうなったら家賃も光熱費も食費も払うに決まってるだろうが」
「シュウは真面目だなあ~。俺なら明日にでも引っ越してくるのに・・・あ!この際だから3人で住む?」
「ムリムリムリ!」
「それだけはやめてくれ」
俺と兄貴は口を揃えて反対した。
「そろそろ帰る!夜からデートだから」と田中が身支度を始める。
「いまの彼女にまだ会ってないから今度紹介しろよ」
「あー、紹介するまで付き合ってたらね笑」
入社以来、10人くらいの彼女を紹介されたが、半年以上続いた相手は見たことがない。
「じゃ、また来週!ご馳走様!」
田中は慌ただしく出て行った。
「同居の件、もしかして田中にけしかけられたんですか?」
静かになったリビングで俺は兄貴に訊ねる。
「そんなことないよ。むしろ俺が健二に相談したんだよ」
「そうなんですか」
「シュウくんは超優良物件だから絶対に手放すなって言われたよ笑」
返事の代わりにキスをする。
朝から田中がいてイチャつくことが出来なかったムラムラと、一緒に住もうと言ってくれた感謝の気持ちが入り混じり、兄貴を床に押し倒す。
「ちょっ、シュウくん、いきなり・・」
Tシャツを乱暴に捲り、左右の乳首を鷲掴みにしながら乳首を交互に吸う。
「あぁぁ!ダメ、やっ!」
兄貴のパンツに手を突っ込むと既にチンポは固く脈打っていた。
「ココはダメじゃないみたいだぜ?」
さらに手を伸ばしてケツの穴を触ろうとすると
「やっ、ソコは・・・まだ準備が…」
と手首を掴まれ拒否された。
「浣腸あるよな?持って来いよ」
「えっ?・・・はい」
俺の意図を察した兄貴は洗面所の棚から箱を持って戻ってくる。
服を脱がせて四つん這いにしてから、琵琶の形をしたピンクの浣腸液をケツ穴に挿入する。
「あぁぁ…」
「1個じゃ足んねえよな?」
俺は立て続けに2個目3個目も流し込む。
しばらくすると兄貴の様子に変化が生じてきた。
「あ、あ、あ、腹が…」
「ん?どうした?」
「トイレ…」
「トイレがどうした?」
「あ、ぁぁぁ、出ちゃいます…」
「何が?」
「あぁん!う、ウンコが…」
「ウンコ出したいのか?」
「はいっ!あぁ、漏れちゃいます!」
「じゃあチンポ舐めて我慢しろ」
「あひぃ!んぐっ!んぼっ!」
額に油汗を浮かべながら必死で尺奉仕を始める兄貴。
しばらく生暖かい口の感覚を愉しんでいると、兄貴は内股になり腰をくねらせながら
「あぁっ!もう、ほんとに、ほんとに出ちゃいます!」
と訴えてきた。
「よし、行って来い」
「はひぃ!」
兄貴はケツを手で押さえながら小走りでトイレへ駆け込む。
俺は兄貴の後を追い、便座に座るであろうタイミングを見計らってトイレのドアを開ける。
「えっ!?ダメ!!見ないでぇぇ!」
こちらを向いているのでよく見えないが、既に脱糞が始まっているようだった。
途中で止めることも出来ず、兄貴は顔を紅潮させ狼狽している。
「あーあ、ウンコ漏らしてるとこ見られちゃったなぁ?」
「やだぁぁ!見ないで、見ないでくださいぃぃ!」
その間も激しい排泄は止まらず、ブヒッ!ブヒッ!という音も聞こえてきた。
「おいおい、音まで聞こえてるぞ?」
「うっ、ぐすっ、ううっ…」
股の辺りを必死に隠している兄貴の目から大粒の涙がこぼれ落ちる。
しかしこの状況でも股間はガチガチに勃ったままだ。
「恥ずかしいとこ見られてんのに興奮してんのかよ?」
「あぁぁ、うっ、うっ…」
「ちゃんと全部出して来いよ?」
そう言って俺は扉を閉めた。
兄貴がトイレから出てくると、俺は服を脱いで浴室に向かった。
「一緒に入るぞ」
「・・・はい」
排泄まで見られてしまったことで兄貴は従順な奴隷になっていた。
無言のままボディソープを泡立て、俺の身体を洗い始める。
普段ならこの後は自分で頭を洗って先に浴室を出るのだが、今日は俺が兄貴の身体を洗ってやることにした。
はじめに首、背中、脇、腕を洗い、そのままケツと太腿、足を洗ってからこちらを向かせる。
胸を洗う際、乳首を触ると「あっ」と小さく声を上げる。
泡立てた手でチンポを握り、軽く扱くとすぐによがり始める。
「あんっ・・・」
ヌルヌルの指をケツ穴に入れると声はさらに大きくなった。
「あぁぁ、欲しくなっちゃいます…」
兄貴は風呂椅子に座り、俺のチンポをしゃぶり始める。
「今日はどこで掘られたいんだ?」
「ここで!このままください!」
チンポから口を離した兄貴は浴槽に手を付き、尻をこちらに向ける。
「しょうがねえなぁ」
ボディソープをローション代わりにして、いきり勃ったチンポをズブズブと穴に埋めていく。
「あっ、あぁぁぁぁ!」
根元までしっかりと埋まった状態で俺は動きを止める。
「入れてやったぞ。このあとはどうされたい?」
「あぁぁ!動いてください!」
「動く?」
俺はあえてチンコだけをビクビクと動かす。
「あっ、あっ!腰も・・・突いて・・」
「ちゃんと言えよ」
「あぁぁぁ、腰を動かして、あっ、マンコを突いてくださいぃ!」
「こうか?」
俺はチンポを半分くらいまで引き抜き、再びゆっくりと挿入する。
「あっ、もっと、もっと速く…!」
「肉便器のくせに指図してんじゃねえよ。こうだろ?」
俺は勢いを付けて激しく腰を振る。
「あひぃぃ!あっ、いいっ、あっ!」
浴室に兄貴のよがり声が響き渡る。
しばらく腰を振り続け、俺はチンポを引き抜く。
兄貴はぶっかけられると思ったのか、こちらを向き舌を出して待機するが、俺は泡まみれの身体をシャワーで流して浴室を出る。
「続きは外だ」
俺は全裸のままリビングのソファに脚を大きく開いて座る。
兄貴は足元の床に正座し、こちらを見上げている。
「食え」
その合図で俺のチンポを貪るように舐め始める。
「今日は時間をかけてゆっくり調教してやるからな」
「ふぁひ!」
「気が向いたときだけしゃぶらせてやる。ケツも同じだ。それまでお前はずっと待機だ。もちろん俺が許可したときしか射精も許さない」
喉奥に刺さったチンポのせいで返事ができない兄貴は鼻息を荒くしながら俺の目を見て頭をコクリと動かす。
兄貴に尺奉仕をさせたまま俺はスマホを手に取る。
智也から体験会のお礼LINEが届いていたので返信し、SNSのタイムラインを流し読みしながら「いいね」を押す。
兄貴は休みなく口を動かしているせいで額に汗が浮かんでいる。
「こっち見ろ」
チンポをしゃぶっている兄貴の顔をカメラで撮影する。
写真フォルダを見ると、兄貴の痴態で埋め尽くされていた。
チンポをしゃぶっている写真はもちろん、ケツを掘られている動画やベランダでのオナニー動画もある。
俺はアプリを使い、それらの素材にボカシ加工を施した。
Xにログインし「ただいま調教中」という文章と共にそのうちの1枚をアップする。
選んだのは兄貴のマッチョ具合がよく分かるような、身体全体が写っているオナニー写真だ。
このアカウントは以前からトレーニング後の自分の身体をアップしている裏垢(もちろん顔も名前も隠している)で、3,000人ほどのフォロワーがいた。
しばらくすると通知音と共に数十件のいいねが届いた。
コメントには「すげえマッチョ」「俺にもやらせて!」「モザイクなし希望」などの言葉が並んでいた。
「恥ずかしいとこ、みんなに見せてやったぞ?」
尺奉仕中の兄貴にもアップした写真とコメントを見せると「んんー!」と呻きながら興奮しているようだった。
長時間の奉仕で口の端からはヨダレが垂れ、チンポの先からは透明な液が床に向かって糸を引いている。
「そろそろケツだ」
俺は口からチンポを引き抜き、ソファに浅く腰をかける。
兄貴は両手でケツを開き、自ら後退しながらケツ穴でチンポを飲み込んでいく。
「はぁん!あっ、うっ!」
「気持ち良くなりたいなら勝手に動け」
俺が吐き捨てるように言うと、兄貴は腰を前後に動かした。
「あぁぁん!気持ちいぃです!」
「ガバガバじゃねえかよ。もっと締めろ!」
俺は強めに何回もケツを叩く。
「ひんっ、あっ!ダメ、叩かれると、出ちゃいます!」
「勝手に漏らしたらまた浣腸だぞ?」
「あぁぁぁ、やっ!それだけは勘弁してください!」
「だったら我慢しろよ変態!」
さらに力を入れて尻を叩くと、兄貴の大きなケツは赤く変色した。
このまま掘り続けると俺自身も持たないので一旦引き抜く。
窓を見るとすでに日が暮れていた。
俺は立ち上がり、服を着て出かける準備を始める。
クローゼットからポンチョを取り出し兄貴に投げる。
「着ろ。出かけるぞ」
「え・・・どこへ・・・?」
「黙って付いてくりゃいいんだよ。それ以外は何も着るなよ?」
「うぅぅ・・はい」
兄貴は全裸のままポンチョに袖を通し、前のボタンを止める。
「隠していいなんて言ってねえだろ」
俺は乱暴にボタンを外す。
「やっ!」
ポンチョを着たまま前が丸出しになった状態で玄関へと連れていく。
エレベーターを降り、エントランスを出ててもそのままの格好で歩かせる。
「チンポ勃ってんぞ変態」と罵りながら乳首を摘む。
「あぁぁぁ・・・!」
「散歩するぞ」
「はい…」
俺は商店街のほうへ向かって歩く。
流石にこのままだと捕まるので前のボタンを留めることは許可した。
駅周辺は人通りが多かったが、一見すると普通の格好に見える兄貴を不審な目で見る人はいなかった。
「ここでボタン外したらどうなる?」
「あぁぁ…許してください!」
俺もそれ以上はやるつもりがなく、そのまま商店街を歩く。
コーヒーショップの前に来たタイミングで財布から千円札を出し兄貴に渡す。
「いまからコーヒー買ってこいよ」
「えっ?」
「ちゃんと買えるか外から見ててやるよ」
「はい…」
兄貴は1人で店に入り、カウンターで注文をしている。俺はその様子を見ながら兄貴へ電話をかける。
兄貴はポケットからスマホを取り出し、発信元を確認すると、すぐにこちらに顔を向けて電話に出る。
「もしもし…」
「店員には見えないようにチンポ見せてみろ」
「えっ!!」
兄貴は周囲を確認しながらポンチョの下のほうのボタンをいくつか外し、こちらに向かって股間を晒す。
離れたところからでも勃起しているのが分かった。
「よし」
フー、フー、と鼻息が荒くなっているのを聞きながら俺は電話を切った。
両手にコーヒーを持った兄貴を連れて自宅近くの公園まで戻ってくる。
隅に設置されたベンチに並んで座り、コーヒーを飲む。
「店でもチンポビンビンだったな。興奮したか?」
「はい…」
「ここでシゴいてみろ」
「うぅ・・」
公園にはまだキャッチボールをしている若者達がいたが、距離的にはかなり離れているためこちらは見えないだろう。
「モタモタすんなよ」
俺はポンチョのボタンをひとつずつ外していく。
「あぁぁ・・・!」
前がはだけて丸出しとなった状態で兄貴はチンポを扱き始める。
「あぁん、もう・・すぐに出ちゃいそうです!」
「イキそうになったら寸止めしろよ」
「あぁぁぁ!」
シゴいては手を止め、またシゴいて手を止める動作を繰り返す。次第にその間隔は短くなり、触れただけで漏らしそうな状態になっていた。
「イキたいか?」
「あぁぁっ!はいっ!」
「そこに立って素っ裸になって出してみろ」
「えっ、でも、人が・・」
兄貴は向こうにいるキャッチボール集団を気にしている。
「奴らに気付かれる前に出すか、1週間オナ禁か選べ」
「やっ、、!出したいです!」
兄貴はポンチョを脱ぎ、大きく足を広げてチンポを扱く。
「あぁぁぁん、気持ちいぃ!」
「こんなところで発情しやがって。変態が!」
「あひぃ!ダメ、いっちゃう、いっちゃいます!!あぁぁ!」
兄貴の亀頭の先から何発もの白濁液が放物線を描いて発射される。
「次はお待ちかねのマンコだ」
俺は兄貴にポンチョを被せ、公園の角にある建物の裏に移動する。
ここは背の高い生垣に囲まれているものの外側は道路になっており、それなりに人や車の往来がある場所だ。
兄貴の身体を前屈させ、裾を捲ってケツだけを晒した状態で穴に舌先を突っ込む。
「んんーっ!」
乳首を弄ると身体を仰け反らせて震えている。
「声出すんじゃねえぞ」
ケツ穴が柔らかくなったことを確認し、一気にチンポを突っ込む。
「んっ!んー!!!」
暖かい腸壁が絡み付いてくる感覚を味わいながら、次第に速度を早めて竿を出し入れする。
「あぁぁっ!」
生垣のすぐ向こう側では男女が会話をしながら通り過ぎて行く。
「気持ちいいか?変態!」
「あぁぁぁ!」
「どうされたいか言ってみろ」
「あぁっ!このまま、めちゃくちゃにして!マンコ突いてぇぇ!」
片手で乳首を弄りながら、もう片方の手の指を口に突っ込みしゃぶらせる。
「んばぁ!んっ!んぐぅぅぅ!」
「そろそろイクぞ?お前も汁出しちまえよ」
兄貴は自分で竿を扱き始める。
「あぁん、ダメえ!もう、もうイキます!」
「俺も出すぞ、あー、イクイク!」
「あっ、あっ!ひぃぃぃぃ!」
2人はほぼ同時に射精をした。
「気持ちよかったですか?」
俺が敬語に戻すタイミングがプレイの終わりを意味することは2人の間で暗黙の了解になっていた。
「今日はかなりハードだったよ…」
「そうですか?結構ノリノリだったじゃないですか」
「店の中で出せとか・・・あれはヤバかった」
「Xに載せた写真もめっちゃいいね付いてますよ。やってる最中に通知がブーブー鳴ってました笑。またエロい写真撮りましょうね」
「そんな・・・。恥ずかしい…」
「あれ?またムラついて来ました?じゃあ続きは家で!」
俺たちは足早に家へと向かったのだった…
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