4 / 111
第一章『広がる世界』
蛙は二足歩行に進化した!
しおりを挟む
side.ケート
「セツナ! 極力通さないで!」
「がんばる! でも、そうすると奥のに手が出せなくなるから!」
「そっちは任せて!」
あのあと、雑木林に近づいた私達を待っていたのは……二足歩行する蛙だった。
ゲコゲコしか言わないながらも、ボロボロの剣や弓を持っていて、最低3体、多いと6体で動いていた。
そして今は、5体を相手している。
剣、槍、斧と、弓2つの編成だった。
「『ロックショット』!」
「ゲコォ!?」
「まずは片方に集中するよー! 『ウォーターボール』!」
視界の端で、3体を相手するセツナはほぼ同時に繰り出される攻撃を、いとも容易く避けては、返し、斬り倒していた。
そんな相棒の姿に半ばあきれつつも、私は木に隠れ、時に前衛蛙で射線を塞ぎと、2体の弓蛙を相手に戦っていた。
「……んー、二属性同時に発動できないのかな? たしか思念発動っていうのがあったはずだし」
「ゲコ?」
「よし、やってみよう! とりあえず片方はこれで終わりだー! 『ロックショット』!」
「ゲコォォ……」
放った石が、弓蛙の片方を貫き、光に変えていく。
そして一対一になったところで、私はさっき考えていた、二属性同時発動を試してみることにした。
……まず杖はしまおう、邪魔だし。
「ゲコッ」
「おっとっと、当たらないよーだ」
「ゲコォ!」
弓に矢をつがえたところで、ささっと木の裏に隠れて矢を避ける。
そして、私は両手を開き、右手に石、左手に水を思い浮かべた。
「……ッ!」
一瞬、胃が回るような気持ち悪さを感じたけれど、その気持ち悪さはすぐに消え、手のひらの上には魔方陣が2つ発現していた。
ありゃ、一回で成功しちゃった?
「んー、やっぱり私って天才なのかなー。天才魔法使いケートちゃん、ってね!」
「ゲコッ?」
「というわけで、『ロックショット』あんど『ウォーターボール』!」
「ゲコッ!?」
片方を撃ったあと、もう片方を撃ちながら、空いた方の手でまた発動。
それを繰り返し、都合三回で弓蛙の2体目も光になっていった。
んー、やっぱり杖がないとダメージが大きく下がっちゃうなー。
さてはて、セツナの方はっと……。
□□□
side.セツナ
「セツナ! 極力通さないで!」
「がんばる! でも、そうすると奥のに手が出せなくなるから!」
「そっちは任せて!」
弓蛙をケートに任せて、私は3体の蛙と向き合っていた。
剣と槍に斧の3体で、厄介なのは槍かな?
剣と斧の隙間から突いてくることがあるから、怖いんだよね。
「だから、最初は槍蛙さん」
「ゲコッ!?」
剣と斧を避けたところに突き出される槍を、抜刀した刀で弾き、返す刀で一刀両断。
ただ、この二足歩行蛙はさっきまでの蛙と違い、一撃じゃ倒せない。
だから私はすぐ振り返り、後ろへと飛ぶ。
すると先程までいたところに、斧の力強い一撃が叩き込まれた。
「ゲコォ!」
「あぶないあぶない。そんなの当たったら死んじゃいそう」
「ゲコッ、ゲコッ!」
「蛙さんなのに、ちゃんと足並み揃えてくるの、すごいなぁ……。攻めてくるタイミングもバッチリだし、練習したのかな?」
そんなことを呟きつつも、剣を避け、斧を避け、間に差し込まれた槍を弾こうとして、横から入ってきた剣に退がる。
一回の立ち会いで対応してくるなんて、本当にすごい!
なんて、驚きつつ感動していた私の耳に、「ゲコォォ……」という、弓蛙の鳴き声が届いた。
「よし、ケートも頑張ってるし、がんばらないと!」
「ゲコッ!」
「少しだけ本気だからね!」
「ゲコッ!?」
ドンッと踏み込んで、一気に槍蛙の懐まで入り込み、驚いている蛙を一閃。
「ゲコォ……」と鳴きながら消えていった槍蛙には見向きもせず、私はすぐさま剣蛙へ迫り、すり抜け抜刀。
「ゲコォ!?」
「かーらーのー、振り返り斬りっ」
「ゲコオォォォォ!」
スパンスパンと連続で居合いを繰り返し、残る斧蛙を前に一瞬の休憩。
瞬く間に消えていった仲間達に驚く斧蛙へゆっくりと近づいて……その手に握っていた斧の柄ごと、斧蛙を切り裂いた。
「ゲコ……」
「もう一発……あれ?」
二閃目をいれよう振り返った時には、すでに斧蛙は光になっていた。
……なんで?
「おっつかれー、セツナー!」
「あ、ケート。お疲れさま」
「最後の斧蛙はクリティカルヒットっぽかったね。武器ごとまっぷたつになってたよ!」
「くりてぃかるひっと?」
どうやら、モンスターごとに弱点があるらしく、最後の斧蛙はその弱点にダメージが入ったんじゃないかーってことだった。
そういえば、今まではお腹とかばっかり斬ってたけど、最後の斧蛙はいつもより場所が高かったかも。
武器を切るつもりだったから……顔かな?
「うんうん! 動物系モンスターは顔弱点っぽいよねー。その方がリアリティあるし」
「そういわれてみればそうかも」
「にっひっひ、それよりもお嬢さん、聞いてくださいよ。なんと私……天才だったのです!」
「なに、いきなり」
気色悪い笑みを見せるケートから、少しだけ離れた私に、ケートは「まぁまぁ見ててくださいよ」と、二属性同時発動を見せてきた。
「えっと?」
「どうだー、すごいだろー! ははははー!」
「す、すごいすごいー?」
「……馬鹿にしてる?」
してないよ!でも、どうすごいのか分からないよ!
と、伝えると、ケートはちょっとしょんぼりした顔を見せたあと「そうか、そうだったね……」と地面にのの字を書いていた。
なんか、ごめんね?
□
あの後も数戦ほどこなし、数の多い二足歩行蛙に慣れてきたところで、ケートが「よし!」と満足したような顔で私へと振りかえった。
「セツナ、そろそろ一度帰ろっか。アイテムも貯まってきたし」
「ん? うん」
「プレイヤースキルっていう、プレイヤー自身の技術でも、ある程度強い相手とは戦えるけど……やっぱり、装備とか整えないと、効率悪いしさ。いつまでも初期装備っていうのも嫌でしょ?」
たしかに。
というか、今来てる服って、防具っていうか……ただの服だし。
「防具も必要だし、武器も変えないとね。まあ、まだ始まったばっかりだから、生産プレイヤーも全然なんだろうけど」
「生産プレイヤー? なにか生むの?」
「ああ、えっとね、生産プレイヤーっていうのは、生産系スキル……例えば、【鍛冶】とか【木工】とかのスキルをメインにしてプレイしてる人達のことだよ。私達みたいな戦闘メインのプレイヤーから素材とかを買って武器や防具を作ったりしてるの」
「へー。いろんな人がいるんだねぇ」
でも、今はまだゲームが始まったばかりだから、生産メインの人はあんまりいないかもってことらしい。
少ししたら増えてくるのかな?
「だから今は、ひとまず素材を売って、NPCのお店で武器とか防具を買う感じになるかな。私は防具、セツナは武器ね」
「ん? 私も防具じゃないの?」
「だってセツナ、全部避けちゃうじゃん。それだったら防具より武器を買って、ダメージ増やしたほうがいいでしょ?」
「……むぅ」
つまり、私は当面初期装備のままということらしい。
着替えたいなー。
そんなことを考えながら歩いていると、ケートが急に立ち止まり、私の手を引いた。
「ケート?」
「セツナ、あれ……」
ケートが指を指した先、そこには緑色の巨体。
そして、頭上に輝く光があった。
つまり――。
「……蛙の、王様?」
そう、王冠を被った巨大な蛙がいた。
-----
名前:セツナ
所持金:1,000リブラ
武器:初心者の刀
所持スキル:【見切りLv.1】【抜刀術Lv.4】【幻燈蝶Lv.1】
「セツナ! 極力通さないで!」
「がんばる! でも、そうすると奥のに手が出せなくなるから!」
「そっちは任せて!」
あのあと、雑木林に近づいた私達を待っていたのは……二足歩行する蛙だった。
ゲコゲコしか言わないながらも、ボロボロの剣や弓を持っていて、最低3体、多いと6体で動いていた。
そして今は、5体を相手している。
剣、槍、斧と、弓2つの編成だった。
「『ロックショット』!」
「ゲコォ!?」
「まずは片方に集中するよー! 『ウォーターボール』!」
視界の端で、3体を相手するセツナはほぼ同時に繰り出される攻撃を、いとも容易く避けては、返し、斬り倒していた。
そんな相棒の姿に半ばあきれつつも、私は木に隠れ、時に前衛蛙で射線を塞ぎと、2体の弓蛙を相手に戦っていた。
「……んー、二属性同時に発動できないのかな? たしか思念発動っていうのがあったはずだし」
「ゲコ?」
「よし、やってみよう! とりあえず片方はこれで終わりだー! 『ロックショット』!」
「ゲコォォ……」
放った石が、弓蛙の片方を貫き、光に変えていく。
そして一対一になったところで、私はさっき考えていた、二属性同時発動を試してみることにした。
……まず杖はしまおう、邪魔だし。
「ゲコッ」
「おっとっと、当たらないよーだ」
「ゲコォ!」
弓に矢をつがえたところで、ささっと木の裏に隠れて矢を避ける。
そして、私は両手を開き、右手に石、左手に水を思い浮かべた。
「……ッ!」
一瞬、胃が回るような気持ち悪さを感じたけれど、その気持ち悪さはすぐに消え、手のひらの上には魔方陣が2つ発現していた。
ありゃ、一回で成功しちゃった?
「んー、やっぱり私って天才なのかなー。天才魔法使いケートちゃん、ってね!」
「ゲコッ?」
「というわけで、『ロックショット』あんど『ウォーターボール』!」
「ゲコッ!?」
片方を撃ったあと、もう片方を撃ちながら、空いた方の手でまた発動。
それを繰り返し、都合三回で弓蛙の2体目も光になっていった。
んー、やっぱり杖がないとダメージが大きく下がっちゃうなー。
さてはて、セツナの方はっと……。
□□□
side.セツナ
「セツナ! 極力通さないで!」
「がんばる! でも、そうすると奥のに手が出せなくなるから!」
「そっちは任せて!」
弓蛙をケートに任せて、私は3体の蛙と向き合っていた。
剣と槍に斧の3体で、厄介なのは槍かな?
剣と斧の隙間から突いてくることがあるから、怖いんだよね。
「だから、最初は槍蛙さん」
「ゲコッ!?」
剣と斧を避けたところに突き出される槍を、抜刀した刀で弾き、返す刀で一刀両断。
ただ、この二足歩行蛙はさっきまでの蛙と違い、一撃じゃ倒せない。
だから私はすぐ振り返り、後ろへと飛ぶ。
すると先程までいたところに、斧の力強い一撃が叩き込まれた。
「ゲコォ!」
「あぶないあぶない。そんなの当たったら死んじゃいそう」
「ゲコッ、ゲコッ!」
「蛙さんなのに、ちゃんと足並み揃えてくるの、すごいなぁ……。攻めてくるタイミングもバッチリだし、練習したのかな?」
そんなことを呟きつつも、剣を避け、斧を避け、間に差し込まれた槍を弾こうとして、横から入ってきた剣に退がる。
一回の立ち会いで対応してくるなんて、本当にすごい!
なんて、驚きつつ感動していた私の耳に、「ゲコォォ……」という、弓蛙の鳴き声が届いた。
「よし、ケートも頑張ってるし、がんばらないと!」
「ゲコッ!」
「少しだけ本気だからね!」
「ゲコッ!?」
ドンッと踏み込んで、一気に槍蛙の懐まで入り込み、驚いている蛙を一閃。
「ゲコォ……」と鳴きながら消えていった槍蛙には見向きもせず、私はすぐさま剣蛙へ迫り、すり抜け抜刀。
「ゲコォ!?」
「かーらーのー、振り返り斬りっ」
「ゲコオォォォォ!」
スパンスパンと連続で居合いを繰り返し、残る斧蛙を前に一瞬の休憩。
瞬く間に消えていった仲間達に驚く斧蛙へゆっくりと近づいて……その手に握っていた斧の柄ごと、斧蛙を切り裂いた。
「ゲコ……」
「もう一発……あれ?」
二閃目をいれよう振り返った時には、すでに斧蛙は光になっていた。
……なんで?
「おっつかれー、セツナー!」
「あ、ケート。お疲れさま」
「最後の斧蛙はクリティカルヒットっぽかったね。武器ごとまっぷたつになってたよ!」
「くりてぃかるひっと?」
どうやら、モンスターごとに弱点があるらしく、最後の斧蛙はその弱点にダメージが入ったんじゃないかーってことだった。
そういえば、今まではお腹とかばっかり斬ってたけど、最後の斧蛙はいつもより場所が高かったかも。
武器を切るつもりだったから……顔かな?
「うんうん! 動物系モンスターは顔弱点っぽいよねー。その方がリアリティあるし」
「そういわれてみればそうかも」
「にっひっひ、それよりもお嬢さん、聞いてくださいよ。なんと私……天才だったのです!」
「なに、いきなり」
気色悪い笑みを見せるケートから、少しだけ離れた私に、ケートは「まぁまぁ見ててくださいよ」と、二属性同時発動を見せてきた。
「えっと?」
「どうだー、すごいだろー! ははははー!」
「す、すごいすごいー?」
「……馬鹿にしてる?」
してないよ!でも、どうすごいのか分からないよ!
と、伝えると、ケートはちょっとしょんぼりした顔を見せたあと「そうか、そうだったね……」と地面にのの字を書いていた。
なんか、ごめんね?
□
あの後も数戦ほどこなし、数の多い二足歩行蛙に慣れてきたところで、ケートが「よし!」と満足したような顔で私へと振りかえった。
「セツナ、そろそろ一度帰ろっか。アイテムも貯まってきたし」
「ん? うん」
「プレイヤースキルっていう、プレイヤー自身の技術でも、ある程度強い相手とは戦えるけど……やっぱり、装備とか整えないと、効率悪いしさ。いつまでも初期装備っていうのも嫌でしょ?」
たしかに。
というか、今来てる服って、防具っていうか……ただの服だし。
「防具も必要だし、武器も変えないとね。まあ、まだ始まったばっかりだから、生産プレイヤーも全然なんだろうけど」
「生産プレイヤー? なにか生むの?」
「ああ、えっとね、生産プレイヤーっていうのは、生産系スキル……例えば、【鍛冶】とか【木工】とかのスキルをメインにしてプレイしてる人達のことだよ。私達みたいな戦闘メインのプレイヤーから素材とかを買って武器や防具を作ったりしてるの」
「へー。いろんな人がいるんだねぇ」
でも、今はまだゲームが始まったばかりだから、生産メインの人はあんまりいないかもってことらしい。
少ししたら増えてくるのかな?
「だから今は、ひとまず素材を売って、NPCのお店で武器とか防具を買う感じになるかな。私は防具、セツナは武器ね」
「ん? 私も防具じゃないの?」
「だってセツナ、全部避けちゃうじゃん。それだったら防具より武器を買って、ダメージ増やしたほうがいいでしょ?」
「……むぅ」
つまり、私は当面初期装備のままということらしい。
着替えたいなー。
そんなことを考えながら歩いていると、ケートが急に立ち止まり、私の手を引いた。
「ケート?」
「セツナ、あれ……」
ケートが指を指した先、そこには緑色の巨体。
そして、頭上に輝く光があった。
つまり――。
「……蛙の、王様?」
そう、王冠を被った巨大な蛙がいた。
-----
名前:セツナ
所持金:1,000リブラ
武器:初心者の刀
所持スキル:【見切りLv.1】【抜刀術Lv.4】【幻燈蝶Lv.1】
8
お気に入りに追加
184
あなたにおすすめの小説

Free Emblem On-line
ユキさん
ファンタジー
今の世の中、ゲームと言えばVRゲームが主流であり人々は数多のVRゲームに魅了されていく。そんなVRゲームの中で待望されていたタイトルがβテストを経て、ついに発売されたのだった。
VRMMO『Free Emblem Online』
通称『F.E.O』
自由過ぎることが売りのこのゲームを、「あんちゃんも気に入ると思うよ~。だから…ね? 一緒にやろうぜぃ♪」とのことで、βテスターの妹より一式を渡される。妹より渡された『F.E.O』、仕事もあるが…、「折角だし、やってみるとしようか。」圧倒的な世界に驚きながらも、MMO初心者である男が自由気ままに『F.E.O』を楽しむ。
ソロでユニークモンスターを討伐、武器防具やアイテムも他の追随を許さない、それでいてPCよりもNPCと仲が良い変わり者。
そんな強面悪党顔の初心者が冒険や生産においてその名を轟かし、本人の知らぬ間に世界を引っ張る存在となっていく。
なろうにも投稿してあります。だいぶ前の未完ですがね。

ユニーク職業最弱だと思われてたテイマーが最強だったと知れ渡ってしまったので、多くの人に注目&推しにされるのなぜ?
水まんじゅう
SF
懸賞で、たまたま当たったゲーム「君と紡ぐ世界」でユニーク職業を引き当ててしまった、和泉吉江。 そしてゲームをプイイし、決まった職業がユニーク職業最弱のテイマーという職業だ。ユニーク最弱と罵られながらも、仲間とテイムした魔物たちと強くなっていき罵ったやつらを見返していく物語

最悪のゴミスキルと断言されたジョブとスキルばかり山盛りから始めるVRMMO
無謀突撃娘
ファンタジー
始めまして、僕は西園寺薫。
名前は凄く女の子なんだけど男です。とある私立の学校に通っています。容姿や行動がすごく女の子でよく間違えられるんだけどさほど気にしてないかな。
小説を読むことと手芸が得意です。あとは料理を少々出来るぐらい。
特徴?う~ん、生まれた日にちがものすごい運気の良い星ってぐらいかな。
姉二人が最新のVRMMOとか言うのを話題に出してきたんだ。
ゲームなんてしたこともなく説明書もチンプンカンプンで何も分からなかったけど「何でも出来る、何でもなれる」という宣伝文句とゲーム実況を見て始めることにしたんだ。
スキルなどはβ版の時に最悪スキルゴミスキルと認知されているスキルばかりです、今のゲームでは普通ぐらいの認知はされていると思いますがこの小説の中ではゴミにしかならない無用スキルとして認知されいます。
そのあたりのことを理解して読んでいただけると幸いです。

VRMMO~鍛治師で最強になってみた!?
ナイム
ファンタジー
ある日、友人から進められ最新フルダイブゲーム『アンリミテッド・ワールド』を始めた進藤 渚
そんな彼が友人たちや、ゲーム内で知り合った人たちと協力しながら自由気ままに過ごしていると…気がつくと最強と呼ばれるうちの一人になっていた!?

【完結】VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました
鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。
だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。
チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。
2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。
そこから怒涛の快進撃で最強になりました。
鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。
※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。
その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。

動物大好きな子が動物と遊んでいたらいつの間にか最強に!!!!
常光 なる
ファンタジー
これは生き物大好きの一ノ瀬夜月(いちのせ ないと)が有名なVRMMOゲーム
Shine stay Onlineというゲームで
色々な生き物と触れて和気あいあいとする
ほのぼの系ストーリー
のはずが夜月はいつの間にか有名なプレーヤーになっていく…………

『王家の面汚し』と呼ばれ帝国へ売られた王女ですが、普通に歓迎されました……
Ryo-k
ファンタジー
王宮で開かれた側妃主催のパーティーで婚約破棄を告げられたのは、アシュリー・クローネ第一王女。
優秀と言われているラビニア・クローネ第二王女と常に比較され続け、彼女は貴族たちからは『王家の面汚し』と呼ばれ疎まれていた。
そんな彼女は、帝国との交易の条件として、帝国に送られることになる。
しかしこの時は誰も予想していなかった。
この出来事が、王国の滅亡へのカウントダウンの始まりであることを……
アシュリーが帝国で、秘められていた才能を開花するのを……
※この作品は「小説家になろう」でも掲載しています。
VRゲームでも身体は動かしたくない。
姫野 佑
SF
多種多様な武器やスキル、様々な【称号】が存在するが職業という概念が存在しない<Imperial Of Egg>。
古き良きPCゲームとして稼働していた<Imperial Of Egg>もいよいよ完全没入型VRMMO化されることになった。
身体をなるべく動かしたくないと考えている岡田智恵理は<Imperial Of Egg>がVRゲームになるという発表を聞いて気落ちしていた。
しかしゲーム内の親友との会話で落ち着きを取り戻し、<Imperial Of Egg>にログインする。
当作品は小説家になろう様で連載しております。
章が完結次第、一日一話投稿致します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる