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第3章
第304話 にぎやかに彩られた僕の青春
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実奈さんの家に行ってから、早くも数日が経ち……今日はもう、文化祭の前日となってしまった。
さすがに前日となれば、学校の中がほとんどお祭りムード。
まぁ、文化祭の準備の関係で、授業がなくなってるっていうのも原因なんだろうけどさ。
「でも、すごいね。かなり完成が見えてきた気がする」
「ん」
「でっしょー! みんな頑張ってたもんねー」
「花奈さんも、結構走り回ってたみたいだし、お疲れさま」
「うんうん。ほんと、ずーっと走ってたからね!」
すごく仕事したぞー! って感じに胸を張る花奈さんに、僕は苦笑混じりの顔を見せることしかできなかった。
だって、彼女が走り回ってた理由が……教室にいると、セットが危険っていう理由だし。
ほんと、委員長さんはお疲れさまって感じです。
「でも、アキちゃん達もここにいるってことは準備万端なんでしょ?」
「あ、うん。というか、実奈さんが衣装合わせをするからって、呼ばれたみたいで……通訳として僕も追い出されたんだよね」
「むぅ……」
「あははっ! でも、実奈って分かりやすいと思うけどなー」
「僕もそう思う。結構感情豊かだしね」
周囲から“そんなわけねぇよ”って呟きが聞こえた気がしたけど、きっと気のせいだろう。
それよりも、実奈さんの衣装合わせはまだなんだろうか?
僕がそう思って確認しようとした矢先に、「ご、ごめん! お待たせしました!」と女の子が教室へと飛び込んできた。
「およ、たかちー。そういえば衣装チームだったっけ!」
「あ、花奈もいるならちょうどいいから、いっしょに来て! 2人まとめて合わせちゃう」
「ん」
「はーい!」
“たかちー”という彼女に呼ばれ、実奈さんも花奈さんも教室を出ていった。
というか、花奈さんが一緒についていくなら、僕はいる必要がないんじゃないだろうか……?
ほら、通訳だったわけだし。
しかし、そうは問屋が卸さないらしい。
僕には僕の、いや、男には男の話がある……と言わんばかりに、僕の肩へと腕が回される。
誰かなんて確認するまでもない。
そう、田淵君だ。
「くぅ……! あの2人が着飾ったところを見られるなんて、地球にうまれてよかった……!」
「そ、そう」
「余裕ぶりやがって、このヤロウ。お前はいいよなぁ……実奈ちゃんに懐かれててよぉ」
「あ、あはは……」
恨みがましさを滲ませながら、田淵君は僕へとしなだれかかってくる。
何を答えても意味がなさそうだなぁ……と思った僕は、とりあえず笑って誤魔化しつつ、実奈さんたちの帰りを待っていた。
「……アキ」
カタッと小さな音が鳴り、少しだけ開いた扉の隙間から、実奈さんが顔を覗かせる。
いつもの無表情に見えるけれど、よくよく注意して見ると……少しだけ頬が赤い?
あと、なんで教室に入ってこないんだろう?
「実奈さん? そんなところでどうしたの?」
「ん……」
「あ、もしかして恥ずかしい?」
「……そう」
「そ、そっか」
恥ずかしそうに小さな声で会話する実奈さんに、僕もどうしようかと動けなくなってしまう。
そんなとき、バァン!と扉が開かれた。
「アキちゃーん! どう、どう? 似合う?」
教室に飛び込んできた花奈さんが、僕の前でくるりと一回転する。
勢いのまま聞かれた質問に、気圧されたまま答えようとした僕の耳が、小さく「……だめ」と呟いた声を拾った。
「あっ、実奈さん大丈夫?」
「大丈夫。ちょっと驚いただけ」
「そっか、それならよかった」
「ん」
扉という支えがなくなって、床にぺたりと座り込んでいた実奈さんの腕を取って立ち上がらせる。
すると、ふわりとスカートの裾がはためいて、僕の前に着飾られた彼女の姿が露わになった。
「……ん」
照れるように身をよじる実奈さんに、僕は顔を逸らすことが出来なくなってしまった。
紫と白の矢絣模様で彩られた和服に、紺のロングスカート。
そして、白のエプロンと、まさに大正浪漫メイドって感じの実奈さん……。
「えっと、その……可愛いよ。似合ってる」
「……そう」
「うん、そう」
「ん」
照れたみたいに顔を隠した実奈さんに笑いつつ、僕は教室へ彼女を連れて入ろうとして……僕らの方を見ている、なんとも言えない視線に気付いた。
花奈さんも含む、女子の方からはニヤニヤとした感じの視線を。
そして、田淵君を含む男子からは、感情の消えた、名状しがたい視線を。
「うんうん、アキちゃんさすがだね! 私を無視して、実奈を助けに行くなんて、うんうん!」
「いや、それはなんていうか……声が聞こえたし……」
「いやいや、いいんだよー! お姉ちゃんとしてはとても嬉しいから!」
うんうん、と本当に嬉しそうに頷く花奈さんに、僕はなんとも言えない気持ちになる。
だって、実奈さんが床に座り込む原因になったのって、花奈さんがいきなり扉を開いたからだし……。
まあでも、そんなことは完全に忘れてるんだろうなぁ……。
「あれ? そういえば、花奈さんの服って実奈さんと形が違うんだね?」
「うん! 実奈のは大人しいロングスカートで、私のは動きやすいミニスカートだよ!」
「へー。でも、動きやすいからって足を上げたりしないようにね?」
「大丈夫! ほらほらー、中にちゃんとドロワーズ穿いてるんだー!」
「見せなくていいから!」
ガバッと足を上げて中を見せてくる花奈さんに、僕は大慌てで足を押さえて隠す。
確かに下を履いてたみたいだけど、見せる必要はないでしょ!?
あと、田淵君達……「おぉー!」とか言ってないで、せめて見てないフリくらいはしなよ。
「我がクラスには可愛い双子がいるからね……! その魅力を前面に押し出すのは自明の理!」
「さすがだぜ高道! お前に衣装を任せて正解だったぜ」
「ふっ、何を言ってるんだ田淵。可愛い女子の為ならば当たり前だろう?」
ガシッと手を取り合う2人に、僕は深く溜息を吐くことしかできなかった。
というか、たかちーもとい、高道さん……。
君ってそんな性格だったのか……。
「はい、そこ。試着が終わったならさっさと片付ける。あんまり時間ないんだから」
収拾の付けようがないほどに、カオスな状況になっていた僕らを、委員長がビシッと注意してくれる。
そのおかげか、盛り上がっていた田淵君と高道さんは渋々と動き出し、制服に着替えるために、実奈さんたちも教室から出て行った。
「しっかし、明日でこのお祭り気分ともおさらばだってのは、ちょっと寂しいもんだなー」
「そうだね。みんなでいろいろ考えながら、内装とかメニューとか考えてたのは、すごい楽しかったから」
「ま、それはそれで、明日は楽しまねぇとな!」
「そんじゃ俺は自分の持ち場に戻るわ」、と田淵君は僕へと笑いかけ、教室の片隅へと歩いて行く。
そんな彼の後ろ姿を見送りつつ、僕も自分の持ち場に戻ろうとして……実奈さんのことを思い出した。
……さすがに待ってないとダメだよねぇ。
「あ、そうそう宮古君。明日のことなんだけど」
「ん? 何かありました?」
みんなが作業しているのをぼーっと眺めながら待っていた僕に、委員長が話しかけてきた。
明日のってことは、僕の仕事時間とかのことだろうか?
「明日は調理よりも接客や客引きをお願いしてもいいかな?」
「接客や客引き? それだったら女子に任せた方がいいんじゃない?」
「それもそうなんだけど、その辺はまぁ任せて!」
「……なんか嫌な予感がするんだけど」
「大丈夫、悪いようにはしないわ……」と言いながら黒い笑みをみせる委員長に、僕は明日本当に大丈夫なのかがとても心配になった。
まぁ、何をされるのかはわからないけど、こうやって人に頼りにされるのは悪い気分じゃないし、良いんだけどね。
「アキ、おまたせ」
「アキちゃーん!」
「2人ともおかえり。それじゃ委員長、後でタイムスケジュールだけ教えて」
「はい。調理チームの方、よろしくお願いします。あと、花奈は私と一緒に来て」
「はーい!」と元気よく委員長のそばに行く花奈さんに笑いつつ、僕は実奈さんと一緒に教室から調理チームのいる家庭科室へと向かうことにした。
「明日、楽しみ」
「そうだね。僕も、どんどんお祭りって感じになってきたかも」
「ん」
廊下をあるくだけで、近くの教室から準備をしている声や、材料の動く音やトンカチの音が聞こえてくる。
その音どれもが楽しそうな音で、騒がしいのにどこか心地良い気持ちになってしまうのだ。
「もし時間が合えば、一緒に回ってみよっか」
「ん……うん」
「食べ物屋さんも多いみたいだし、お化け屋敷とかもあるみたいだよ」
「どこでもいい」
「それじゃ、色々見てみないとね」
嬉しそうに頷く実奈さんに、僕はちょっと照れてしまう。
実奈さんが“そういった想いを僕に持っている”ってことは、僕はもう知ってる。
僕に“そういった想い”が無いなら、こうやって誘うことも本当はダメなことなんだろう。
でも、僕にもまだ分からないんだ。
ただ、実奈さんが喜ぶと、僕も嬉しいのは……確かなんだ。
そんなことを考えながら、僕ら2人並んだまま廊下を進んでいったのだった。
さすがに前日となれば、学校の中がほとんどお祭りムード。
まぁ、文化祭の準備の関係で、授業がなくなってるっていうのも原因なんだろうけどさ。
「でも、すごいね。かなり完成が見えてきた気がする」
「ん」
「でっしょー! みんな頑張ってたもんねー」
「花奈さんも、結構走り回ってたみたいだし、お疲れさま」
「うんうん。ほんと、ずーっと走ってたからね!」
すごく仕事したぞー! って感じに胸を張る花奈さんに、僕は苦笑混じりの顔を見せることしかできなかった。
だって、彼女が走り回ってた理由が……教室にいると、セットが危険っていう理由だし。
ほんと、委員長さんはお疲れさまって感じです。
「でも、アキちゃん達もここにいるってことは準備万端なんでしょ?」
「あ、うん。というか、実奈さんが衣装合わせをするからって、呼ばれたみたいで……通訳として僕も追い出されたんだよね」
「むぅ……」
「あははっ! でも、実奈って分かりやすいと思うけどなー」
「僕もそう思う。結構感情豊かだしね」
周囲から“そんなわけねぇよ”って呟きが聞こえた気がしたけど、きっと気のせいだろう。
それよりも、実奈さんの衣装合わせはまだなんだろうか?
僕がそう思って確認しようとした矢先に、「ご、ごめん! お待たせしました!」と女の子が教室へと飛び込んできた。
「およ、たかちー。そういえば衣装チームだったっけ!」
「あ、花奈もいるならちょうどいいから、いっしょに来て! 2人まとめて合わせちゃう」
「ん」
「はーい!」
“たかちー”という彼女に呼ばれ、実奈さんも花奈さんも教室を出ていった。
というか、花奈さんが一緒についていくなら、僕はいる必要がないんじゃないだろうか……?
ほら、通訳だったわけだし。
しかし、そうは問屋が卸さないらしい。
僕には僕の、いや、男には男の話がある……と言わんばかりに、僕の肩へと腕が回される。
誰かなんて確認するまでもない。
そう、田淵君だ。
「くぅ……! あの2人が着飾ったところを見られるなんて、地球にうまれてよかった……!」
「そ、そう」
「余裕ぶりやがって、このヤロウ。お前はいいよなぁ……実奈ちゃんに懐かれててよぉ」
「あ、あはは……」
恨みがましさを滲ませながら、田淵君は僕へとしなだれかかってくる。
何を答えても意味がなさそうだなぁ……と思った僕は、とりあえず笑って誤魔化しつつ、実奈さんたちの帰りを待っていた。
「……アキ」
カタッと小さな音が鳴り、少しだけ開いた扉の隙間から、実奈さんが顔を覗かせる。
いつもの無表情に見えるけれど、よくよく注意して見ると……少しだけ頬が赤い?
あと、なんで教室に入ってこないんだろう?
「実奈さん? そんなところでどうしたの?」
「ん……」
「あ、もしかして恥ずかしい?」
「……そう」
「そ、そっか」
恥ずかしそうに小さな声で会話する実奈さんに、僕もどうしようかと動けなくなってしまう。
そんなとき、バァン!と扉が開かれた。
「アキちゃーん! どう、どう? 似合う?」
教室に飛び込んできた花奈さんが、僕の前でくるりと一回転する。
勢いのまま聞かれた質問に、気圧されたまま答えようとした僕の耳が、小さく「……だめ」と呟いた声を拾った。
「あっ、実奈さん大丈夫?」
「大丈夫。ちょっと驚いただけ」
「そっか、それならよかった」
「ん」
扉という支えがなくなって、床にぺたりと座り込んでいた実奈さんの腕を取って立ち上がらせる。
すると、ふわりとスカートの裾がはためいて、僕の前に着飾られた彼女の姿が露わになった。
「……ん」
照れるように身をよじる実奈さんに、僕は顔を逸らすことが出来なくなってしまった。
紫と白の矢絣模様で彩られた和服に、紺のロングスカート。
そして、白のエプロンと、まさに大正浪漫メイドって感じの実奈さん……。
「えっと、その……可愛いよ。似合ってる」
「……そう」
「うん、そう」
「ん」
照れたみたいに顔を隠した実奈さんに笑いつつ、僕は教室へ彼女を連れて入ろうとして……僕らの方を見ている、なんとも言えない視線に気付いた。
花奈さんも含む、女子の方からはニヤニヤとした感じの視線を。
そして、田淵君を含む男子からは、感情の消えた、名状しがたい視線を。
「うんうん、アキちゃんさすがだね! 私を無視して、実奈を助けに行くなんて、うんうん!」
「いや、それはなんていうか……声が聞こえたし……」
「いやいや、いいんだよー! お姉ちゃんとしてはとても嬉しいから!」
うんうん、と本当に嬉しそうに頷く花奈さんに、僕はなんとも言えない気持ちになる。
だって、実奈さんが床に座り込む原因になったのって、花奈さんがいきなり扉を開いたからだし……。
まあでも、そんなことは完全に忘れてるんだろうなぁ……。
「あれ? そういえば、花奈さんの服って実奈さんと形が違うんだね?」
「うん! 実奈のは大人しいロングスカートで、私のは動きやすいミニスカートだよ!」
「へー。でも、動きやすいからって足を上げたりしないようにね?」
「大丈夫! ほらほらー、中にちゃんとドロワーズ穿いてるんだー!」
「見せなくていいから!」
ガバッと足を上げて中を見せてくる花奈さんに、僕は大慌てで足を押さえて隠す。
確かに下を履いてたみたいだけど、見せる必要はないでしょ!?
あと、田淵君達……「おぉー!」とか言ってないで、せめて見てないフリくらいはしなよ。
「我がクラスには可愛い双子がいるからね……! その魅力を前面に押し出すのは自明の理!」
「さすがだぜ高道! お前に衣装を任せて正解だったぜ」
「ふっ、何を言ってるんだ田淵。可愛い女子の為ならば当たり前だろう?」
ガシッと手を取り合う2人に、僕は深く溜息を吐くことしかできなかった。
というか、たかちーもとい、高道さん……。
君ってそんな性格だったのか……。
「はい、そこ。試着が終わったならさっさと片付ける。あんまり時間ないんだから」
収拾の付けようがないほどに、カオスな状況になっていた僕らを、委員長がビシッと注意してくれる。
そのおかげか、盛り上がっていた田淵君と高道さんは渋々と動き出し、制服に着替えるために、実奈さんたちも教室から出て行った。
「しっかし、明日でこのお祭り気分ともおさらばだってのは、ちょっと寂しいもんだなー」
「そうだね。みんなでいろいろ考えながら、内装とかメニューとか考えてたのは、すごい楽しかったから」
「ま、それはそれで、明日は楽しまねぇとな!」
「そんじゃ俺は自分の持ち場に戻るわ」、と田淵君は僕へと笑いかけ、教室の片隅へと歩いて行く。
そんな彼の後ろ姿を見送りつつ、僕も自分の持ち場に戻ろうとして……実奈さんのことを思い出した。
……さすがに待ってないとダメだよねぇ。
「あ、そうそう宮古君。明日のことなんだけど」
「ん? 何かありました?」
みんなが作業しているのをぼーっと眺めながら待っていた僕に、委員長が話しかけてきた。
明日のってことは、僕の仕事時間とかのことだろうか?
「明日は調理よりも接客や客引きをお願いしてもいいかな?」
「接客や客引き? それだったら女子に任せた方がいいんじゃない?」
「それもそうなんだけど、その辺はまぁ任せて!」
「……なんか嫌な予感がするんだけど」
「大丈夫、悪いようにはしないわ……」と言いながら黒い笑みをみせる委員長に、僕は明日本当に大丈夫なのかがとても心配になった。
まぁ、何をされるのかはわからないけど、こうやって人に頼りにされるのは悪い気分じゃないし、良いんだけどね。
「アキ、おまたせ」
「アキちゃーん!」
「2人ともおかえり。それじゃ委員長、後でタイムスケジュールだけ教えて」
「はい。調理チームの方、よろしくお願いします。あと、花奈は私と一緒に来て」
「はーい!」と元気よく委員長のそばに行く花奈さんに笑いつつ、僕は実奈さんと一緒に教室から調理チームのいる家庭科室へと向かうことにした。
「明日、楽しみ」
「そうだね。僕も、どんどんお祭りって感じになってきたかも」
「ん」
廊下をあるくだけで、近くの教室から準備をしている声や、材料の動く音やトンカチの音が聞こえてくる。
その音どれもが楽しそうな音で、騒がしいのにどこか心地良い気持ちになってしまうのだ。
「もし時間が合えば、一緒に回ってみよっか」
「ん……うん」
「食べ物屋さんも多いみたいだし、お化け屋敷とかもあるみたいだよ」
「どこでもいい」
「それじゃ、色々見てみないとね」
嬉しそうに頷く実奈さんに、僕はちょっと照れてしまう。
実奈さんが“そういった想いを僕に持っている”ってことは、僕はもう知ってる。
僕に“そういった想い”が無いなら、こうやって誘うことも本当はダメなことなんだろう。
でも、僕にもまだ分からないんだ。
ただ、実奈さんが喜ぶと、僕も嬉しいのは……確かなんだ。
そんなことを考えながら、僕ら2人並んだまま廊下を進んでいったのだった。
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