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☆たくさん舐められる
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慌てて止めようと手を口から退かしたところで、彼の舌先が胸の先に触れた。ざりざりした舌全体で包むように舐められて、たまらず嬌声がほとばしる。
「ぃやあっ……!」
「はぁ、かわいいシズキ……もっと聞かせて」
「んっ、ぅあん、ぁ」
彼の舌を止めようと、頭に手を置いて押してみてもびくともしない。
いやらしく響く声に戸惑いはあっても悲痛さがないからだろう、静樹が悦んでいると思ったタオは執拗に胸を舐めた。
「あっ、や……」
中途半端に脱がされていた下衣の中へと、大きな手が侵入してくる。兆しはじめたモノを探り当てられて、ヒュッと喉が鳴った。
「ちょっと固くなってる……? 人間ってどうすれば感じるんだろう、獣人と一緒なのかな」
シズキの顔を見つめながら反応を探られて、頬が真っ赤になる。平均的な大きさであるはずなのに、タオの手にかかると簡単に全体を包まれてしまった。
タオはしばらくの間布の下で静樹の陰茎を摩っていたが、まどろっこしいとでも言いたげに、下履きごと服を足首まで引きずり下ろした。
「これでしっかり触ってあげられる。あれ、ここだけ毛が生えてるの? なんかエッチだね……」
「あ、んぁっ、タオ……!」
揉みほぐすように触られた後、意図をもって上下に擦られるとたまらなく気持ちがよかった。腰全体がバカになったみたいに痺れて、自然と足が開いていく。
「シズキ、目が潤んできた……気持ちいい?」
「……ん、うん……っあ」
「はあ、シズキが色っぽすぎて、見てるだけでイキそう……っ」
タオは耐えるようにグルルと唸りながら、静樹の雄を擦り上げた。肉球でカリの下を押さえながら扱かれると、もうたまらなかった。
「やっ⁉︎ イっ、イく……っ」
「うん、いいよ。イクとこ見せて」
情欲に塗れた声を耳に吹き込まれるのと同時に、静樹の欲望が弾けた。腹へと落ちた精液は、タオの手の甲を覆う毛皮も濡らす。
「あ、は……っ」
「ああもう、かわいい、すごく素敵だよシズキ……っ、たまんないな、ちゅうしていい? するね」
「え? はぅんっ、んんっ!」
止める間もなく口が近づいてきて、唇を貪られる。タオは牙を当てないように、舌だけを静樹の口の中へと潜り込ませた。
長くザラザラした舌が、静樹の口蓋を舐めていく。少しチクチクするけれど、敏感な粘膜を舌先でつつかれるとくすぐったさ以上に快感が走り抜け、背筋へと伝っていった。
「んぅ……っ」
「っはあ、シズキ……」
タオは性急な動きで、自身の服を毟り取るようにして脱いだ。雪色の毛皮に包まれた身体に覆い被されると、全身にふわふわした毛先が触れて気持ちがよかった。
彼の股間のモノは限界まで固くなっていて、静樹の腰に当たっている。突起のようなゴツゴツとした感覚がして、人間のモノとは違う様子に身体が強張る。
タオは興奮しきって喉をゴロゴロ鳴らしながら、静樹に妖しく囁いた。
「シズキの中に入りたいな……お尻見せて」
「え……っわ」
くるりと身体をひっくり返されて、寝台の上に膝をついた。尾てい骨の辺りをくすぐるような弱い動きで触られて、肩を竦める。
「尻尾がないんだね」
不思議そうに骨を撫でた指先は、そのまま腰の下へと動いていく。両手を臀部に添えられてお尻の穴が見えるように、指で尻たぶを割り開かれた。
「ひっ、や、やだ……」
今朝タライにお湯を張って身体を洗った時に綺麗にしたけれど、室内は薄暗いとはいえこんな昼間の光があるうちに見られて、気が気ではない。
「やめて、見ないで……」
「見ないと傷をつけちゃうかもしれないじゃないか。ちっちゃい穴だね、よく広げないと」
臀部に吐息がかかり、まさかと思い振り向くと、タオがお尻の間に顔を埋めていた。
「あ、えぁ……っ! やだ、あぁっ!」
ぬるりと舌が体内に潜りこんでくる。前に逃げようとした腰を捉えられて、身動きがとれない状態で肉壁の内側をなぶられた。
「ぃやあっ……!」
「はぁ、かわいいシズキ……もっと聞かせて」
「んっ、ぅあん、ぁ」
彼の舌を止めようと、頭に手を置いて押してみてもびくともしない。
いやらしく響く声に戸惑いはあっても悲痛さがないからだろう、静樹が悦んでいると思ったタオは執拗に胸を舐めた。
「あっ、や……」
中途半端に脱がされていた下衣の中へと、大きな手が侵入してくる。兆しはじめたモノを探り当てられて、ヒュッと喉が鳴った。
「ちょっと固くなってる……? 人間ってどうすれば感じるんだろう、獣人と一緒なのかな」
シズキの顔を見つめながら反応を探られて、頬が真っ赤になる。平均的な大きさであるはずなのに、タオの手にかかると簡単に全体を包まれてしまった。
タオはしばらくの間布の下で静樹の陰茎を摩っていたが、まどろっこしいとでも言いたげに、下履きごと服を足首まで引きずり下ろした。
「これでしっかり触ってあげられる。あれ、ここだけ毛が生えてるの? なんかエッチだね……」
「あ、んぁっ、タオ……!」
揉みほぐすように触られた後、意図をもって上下に擦られるとたまらなく気持ちがよかった。腰全体がバカになったみたいに痺れて、自然と足が開いていく。
「シズキ、目が潤んできた……気持ちいい?」
「……ん、うん……っあ」
「はあ、シズキが色っぽすぎて、見てるだけでイキそう……っ」
タオは耐えるようにグルルと唸りながら、静樹の雄を擦り上げた。肉球でカリの下を押さえながら扱かれると、もうたまらなかった。
「やっ⁉︎ イっ、イく……っ」
「うん、いいよ。イクとこ見せて」
情欲に塗れた声を耳に吹き込まれるのと同時に、静樹の欲望が弾けた。腹へと落ちた精液は、タオの手の甲を覆う毛皮も濡らす。
「あ、は……っ」
「ああもう、かわいい、すごく素敵だよシズキ……っ、たまんないな、ちゅうしていい? するね」
「え? はぅんっ、んんっ!」
止める間もなく口が近づいてきて、唇を貪られる。タオは牙を当てないように、舌だけを静樹の口の中へと潜り込ませた。
長くザラザラした舌が、静樹の口蓋を舐めていく。少しチクチクするけれど、敏感な粘膜を舌先でつつかれるとくすぐったさ以上に快感が走り抜け、背筋へと伝っていった。
「んぅ……っ」
「っはあ、シズキ……」
タオは性急な動きで、自身の服を毟り取るようにして脱いだ。雪色の毛皮に包まれた身体に覆い被されると、全身にふわふわした毛先が触れて気持ちがよかった。
彼の股間のモノは限界まで固くなっていて、静樹の腰に当たっている。突起のようなゴツゴツとした感覚がして、人間のモノとは違う様子に身体が強張る。
タオは興奮しきって喉をゴロゴロ鳴らしながら、静樹に妖しく囁いた。
「シズキの中に入りたいな……お尻見せて」
「え……っわ」
くるりと身体をひっくり返されて、寝台の上に膝をついた。尾てい骨の辺りをくすぐるような弱い動きで触られて、肩を竦める。
「尻尾がないんだね」
不思議そうに骨を撫でた指先は、そのまま腰の下へと動いていく。両手を臀部に添えられてお尻の穴が見えるように、指で尻たぶを割り開かれた。
「ひっ、や、やだ……」
今朝タライにお湯を張って身体を洗った時に綺麗にしたけれど、室内は薄暗いとはいえこんな昼間の光があるうちに見られて、気が気ではない。
「やめて、見ないで……」
「見ないと傷をつけちゃうかもしれないじゃないか。ちっちゃい穴だね、よく広げないと」
臀部に吐息がかかり、まさかと思い振り向くと、タオがお尻の間に顔を埋めていた。
「あ、えぁ……っ! やだ、あぁっ!」
ぬるりと舌が体内に潜りこんでくる。前に逃げようとした腰を捉えられて、身動きがとれない状態で肉壁の内側をなぶられた。
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