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116力をあわせて鬼を懲らしめる話
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うっかり人間界に迷い込んでしまった小鬼くん。
「やべえ、極悪桃太郎に出会う前にずらからねえと」
道を歩いていると猿獣人に出くわした。
「あ、お前は桃太郎の家来!」
「小鬼じゃん。今日も生意気そうな顔して、いじめてほしいのか? ん?」
「やめろ! ツノをなでなでするな!」
猿獣人は好き勝手に、小鬼を愛でたり虐めたり散々に弄んで、腰が立たなくなりそうなくらいにやっつけました。
「今日はこのくらいで勘弁してやるよ」
「く、そぉ……はぅん」
腹の奥を疼かせながらも、懸命に鬼ヶ島に戻ろうとする小鬼くん。
そんな彼の前に、犬獣人が立ちはだかった!
「お、小鬼じゃないか。相変わらず虐めてほしそうな腰つきをしているなあ」
「そんなわけないだろ! あ、虎さんパンツが!」
犬獣人は小鬼の腰のツノを撫でさすって、泣くまで虐めてやりました。
「これに懲りたら、無防備にほっつきまわるんじゃないぞ」
「ふえーん……早く、帰らないと」
ほうほうの体でよたよた歩いていると、キジ獣人に見つかってしまう。
「わー可愛い小鬼だ以下略」
「ぎゃーやめろ以下略」
キジ獣人も存分に小鬼の奥をガン突き……虐めてやりました。
「おや、立てなくなってしまったのか。桃太郎様にトドメを刺してもらおう」
「いやあー!」
腰の抜けた小鬼はキジ獣人に連れ去られ、桃太郎の元へと運ばれる。
「桃太郎様、小鬼を連れてまいりました!」
「なにっ、成敗せねば!」
お腰に立派なキビ団子を装備し、剣を天に掲げた桃太郎によって、小鬼は完膚なきまでに叩きのめされてしまいます。
「桃太郎さま、キジも手伝います!」
「犬も桃太郎様の力になりたいです!」
「猿のことも忘れないでください、桃太郎様!」
桃太郎達は力をあわせて、小鬼をこらしめました。
「ひぃん、もう、お許しくださいぃ!」
「わかったなら、もう二度とそんな卑猥な格好で外を歩くんじゃないぞ」
「わかりましたぁ、わかりましたからそこやめっ、んああ!」
なんとか鬼ヶ島に帰った小鬼は、腰巻きパンツスタイルがいかに危険かを、仲間達に語って聞かせました。
こうして桃太郎の活躍により、鬼達は露出が激しい虎柄腰巻きではなく、文明人らしい服を着るようになったんだとさ。
めでたしめでたし。
「やべえ、極悪桃太郎に出会う前にずらからねえと」
道を歩いていると猿獣人に出くわした。
「あ、お前は桃太郎の家来!」
「小鬼じゃん。今日も生意気そうな顔して、いじめてほしいのか? ん?」
「やめろ! ツノをなでなでするな!」
猿獣人は好き勝手に、小鬼を愛でたり虐めたり散々に弄んで、腰が立たなくなりそうなくらいにやっつけました。
「今日はこのくらいで勘弁してやるよ」
「く、そぉ……はぅん」
腹の奥を疼かせながらも、懸命に鬼ヶ島に戻ろうとする小鬼くん。
そんな彼の前に、犬獣人が立ちはだかった!
「お、小鬼じゃないか。相変わらず虐めてほしそうな腰つきをしているなあ」
「そんなわけないだろ! あ、虎さんパンツが!」
犬獣人は小鬼の腰のツノを撫でさすって、泣くまで虐めてやりました。
「これに懲りたら、無防備にほっつきまわるんじゃないぞ」
「ふえーん……早く、帰らないと」
ほうほうの体でよたよた歩いていると、キジ獣人に見つかってしまう。
「わー可愛い小鬼だ以下略」
「ぎゃーやめろ以下略」
キジ獣人も存分に小鬼の奥をガン突き……虐めてやりました。
「おや、立てなくなってしまったのか。桃太郎様にトドメを刺してもらおう」
「いやあー!」
腰の抜けた小鬼はキジ獣人に連れ去られ、桃太郎の元へと運ばれる。
「桃太郎様、小鬼を連れてまいりました!」
「なにっ、成敗せねば!」
お腰に立派なキビ団子を装備し、剣を天に掲げた桃太郎によって、小鬼は完膚なきまでに叩きのめされてしまいます。
「桃太郎さま、キジも手伝います!」
「犬も桃太郎様の力になりたいです!」
「猿のことも忘れないでください、桃太郎様!」
桃太郎達は力をあわせて、小鬼をこらしめました。
「ひぃん、もう、お許しくださいぃ!」
「わかったなら、もう二度とそんな卑猥な格好で外を歩くんじゃないぞ」
「わかりましたぁ、わかりましたからそこやめっ、んああ!」
なんとか鬼ヶ島に帰った小鬼は、腰巻きパンツスタイルがいかに危険かを、仲間達に語って聞かせました。
こうして桃太郎の活躍により、鬼達は露出が激しい虎柄腰巻きではなく、文明人らしい服を着るようになったんだとさ。
めでたしめでたし。
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