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97.10年後にほんとに迎えにきた男♡
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「10年後に迎えにくるから。僕と結婚しようね、約束だよ!」
明日は約束の日だ。10年前、大の仲良しだったクラスメイトの彼は、どうして男の俺と結婚しようと思ったんだろう。
本当に来るつもりだろうか……今の自分はかつてのような美少年ではなく、背も高いしガタイもいい。
顔は整っているが強面で怖いと言われる。
引っ越していった彼とは違い住所は変わっていないから、本当に来る可能性は大いにある。
実際会ってみたら「うっわ、こんなはずじゃなかった」ってがっかりされそうだな。
来なければいいのにと願いながら、当日を迎えた。
夕方になっても何も起こらず、なんだ気にし過ぎかと安堵の息を吐いて家に帰ると、いた。
成長した彼は細身だが筋肉質で、俺より小さいものの十分立派に育っている。
癖毛はあの頃のまま、ちゅるんと巻いていた。
彼はリビングで母親と楽しげに話をしながら、夕飯を食べている。
「あ、おかえりー」
「おまっ、なんでいる!?」
「え、だって約束したでしょう? 十年後に君のことを迎えに……」
「待て、続きは部屋で話そう」
「早速お部屋に連れ込んでくれるの? いやん積極的♡ 」
「だっ……!? とにかく、早く来い!」
母親の「仲がいいわねえ」と言いたげな視線を振り切って、彼を部屋に連行する。
「どういうつもりだ」
「約束どおり迎えにきたんだけど?」
「あ……あんなのはもう、無効だろ」
「なんで? 僕はずっと君と一緒になれるのを、楽しみに待っていたのに……約束を破るなんて許さないよ」
俺より小さいのに迫力のある彼は、ちょっと足を払うだけで簡単に俺をベッドに縫いつけた。
「ちょ、なにする……ひっ!?」
「イイコト。色々勉強したけど、実践するのは今日が初めてだから、お手柔らかにねえ」
「ま、まてっ、触るなそこ、やぁ!」
背の低い彼に押さえつけられて、全然動けないことに困惑しながら、快楽を教え込まれる。
大きな声や物音を立てられないと、控えめに抵抗していたが色々と流されて、気がつけば合体していた。
ひんひん言わされて、嫌と言うほど気持ちを思い知らされる。
「これでっ、わかってくれたっ? 僕が本気で、君が好きってこと!」
「わ、わかったっ、んっ♡ もう十分だから、止めてくんんっひい♡ 」
「全然足りないよ! 大好きだから、もっともっと一つになりたい」
身体中がべたべたになるまで抱かれて、愛の告白をされまくっているうちに、こんなに必死で求めてくれて嬉しいなって思いはじめて。
帰る頃にはすっかり絆されて、次に会う日を心待ちにしている俺だった。
明日は約束の日だ。10年前、大の仲良しだったクラスメイトの彼は、どうして男の俺と結婚しようと思ったんだろう。
本当に来るつもりだろうか……今の自分はかつてのような美少年ではなく、背も高いしガタイもいい。
顔は整っているが強面で怖いと言われる。
引っ越していった彼とは違い住所は変わっていないから、本当に来る可能性は大いにある。
実際会ってみたら「うっわ、こんなはずじゃなかった」ってがっかりされそうだな。
来なければいいのにと願いながら、当日を迎えた。
夕方になっても何も起こらず、なんだ気にし過ぎかと安堵の息を吐いて家に帰ると、いた。
成長した彼は細身だが筋肉質で、俺より小さいものの十分立派に育っている。
癖毛はあの頃のまま、ちゅるんと巻いていた。
彼はリビングで母親と楽しげに話をしながら、夕飯を食べている。
「あ、おかえりー」
「おまっ、なんでいる!?」
「え、だって約束したでしょう? 十年後に君のことを迎えに……」
「待て、続きは部屋で話そう」
「早速お部屋に連れ込んでくれるの? いやん積極的♡ 」
「だっ……!? とにかく、早く来い!」
母親の「仲がいいわねえ」と言いたげな視線を振り切って、彼を部屋に連行する。
「どういうつもりだ」
「約束どおり迎えにきたんだけど?」
「あ……あんなのはもう、無効だろ」
「なんで? 僕はずっと君と一緒になれるのを、楽しみに待っていたのに……約束を破るなんて許さないよ」
俺より小さいのに迫力のある彼は、ちょっと足を払うだけで簡単に俺をベッドに縫いつけた。
「ちょ、なにする……ひっ!?」
「イイコト。色々勉強したけど、実践するのは今日が初めてだから、お手柔らかにねえ」
「ま、まてっ、触るなそこ、やぁ!」
背の低い彼に押さえつけられて、全然動けないことに困惑しながら、快楽を教え込まれる。
大きな声や物音を立てられないと、控えめに抵抗していたが色々と流されて、気がつけば合体していた。
ひんひん言わされて、嫌と言うほど気持ちを思い知らされる。
「これでっ、わかってくれたっ? 僕が本気で、君が好きってこと!」
「わ、わかったっ、んっ♡ もう十分だから、止めてくんんっひい♡ 」
「全然足りないよ! 大好きだから、もっともっと一つになりたい」
身体中がべたべたになるまで抱かれて、愛の告白をされまくっているうちに、こんなに必死で求めてくれて嬉しいなって思いはじめて。
帰る頃にはすっかり絆されて、次に会う日を心待ちにしている俺だった。
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