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24.〇〇しないと出られない部屋系は、開いても出ていかない方が好き♡

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受けは大学で同じ授業を専攻している、話をしたこともないチャラ男と一緒に部屋に閉じ込められていた。

寝て起きたら見知らぬ部屋の中。ベッド、そして紙切れが一つ。

「セックスしないと出られない部屋」と書いてある。

えーどうするよ……と固まっていると、紙を一目見たチャラ男が受けをジロジロ見回す。

「うーん、いけっかな」
「なにを?」
「真面目クン、アンタ十分オレの守備範囲内だから抱けるわ。ほらベッドに転がって。ヤるよー」

ノリが軽いチャラ男にぽーんとベッドに転がされて、慌てて起きる。

そんなんで掘られてたまるか!
ここに仁義なき男と男の闘いの火蓋が、切って落とされた。ファイッ!

受けはちょこまか動いて攻めの手から逃げるが、体の敏感さが優っていたので不覚をとってしまう。

首筋を後ろから撫でられて、ゾワっと反応しちゃう。もう悲しいくらいにあっけなく、速攻で取り押さえられる。

「首弱いんだ、耳は?」
「あ、コラやめろ、っ!」

ベッドに押さえつけられてレロっと舐められる。

「いやああ気持ち悪いー!」
「アンタの悲鳴って興奮するわ」
「うわああ変態ーっ!」

抱かれる才能があったらしい真面目くん、チャラ男にローション塗れにされて指を突っ込まれて、ぐずぐずに喘いじゃう。

「ひ、ぃ♡  お前、なんかぁ♡ 」
「すげーかわいい反応するなあ。それにアンタの中、めちゃくちゃあったかくて気持ちいいわ。もう挿れるね」
「や、やめっ♡ あぁあっ♡ 」

挿れられた瞬間に扉が開く。二人は無言で扉を見るが、先に状況を理解したチャラ男は、ガンガン真面目くんを突く。

「やだっ♡  もう、する必要っ、ないぃ♡ 」
「つれないこと言わないで、最後までつきあって、よっ!」
「いひゃんっ♡ 」

扉が開いてもしつこく抱かれ続ける。

やっと逃げ出すも現実世界でも付きまとわれて、アンアン言わされちゃうお話。

「アンタのこと気に入ったんだよね、つきあってくんない? いい思いさせてやるからさ」
「お断りしますー!!」

結局逃げられなくて本気で惚れられて、色んな意味で幸せにされちゃうといいな。
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