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第四章 アンガス海の運び屋と元海賊の古傷
41 運び屋との契約
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走るメレを追いかけて、豪奢な御屋敷が建ち並ぶ一角から脱出する。
人通りのあるところまで来るとクロノスは俺を下ろし、何食わぬ顔で通りを歩いた。
「メレ、これからどこに行くの?」
迷いのない足取りのメレに疑問を投げかけると、メレは俺にチラリと視線を寄越した。
少し緊張してるっぽいし、まだ安心できる状況じゃないみたい。
「表の港は姉さんが押さえるでしょうから使えないの、だから裏から行くわ。ヘル、バッチリ手配してくれたのよね?」
「当たり前だろ。来い、こっちだ」
どうやら正規の旅行船ではなく、裏稼業をしている船に乗り込むらしい。それって危なくないのかな?
「クロノス、大丈夫かな?」
「裏の人間の方が、報酬次第で堅実な働きをしてくれることもありますからね。裏の世界に詳しそうなヘルムートが取り付けた契約なら、恐らく問題ないでしょう」
「ちゃんと考えてるに決まってるだろ、スバルに危ない道は渡らせねえ」
信頼できる相手に話を通してもらえたようだ。
どんどん入り組んだ道に潜っていくヘルを追いかけ、やがて寂れた入江にたどり着いた。
岩が岸を囲み洞窟のようになっている足場を、最近普及し始めたという魔導灯を片手に持ったヘルが、頼りなく足元を照らす。
転けないように注意しながら先へ進むと、大型の船が窮屈そうに岸壁に接舷しているのが見てとれた。
船の乗り込み口には背の高い痩せた男性が、俺達を待っていた。
目つきが鋭く高い鼻を持ち、唇は薄い。近づき難いオーラのある美形だ。
「来たな」
「おう」
「乗れ」
最低限の会話だけ交わして船に乗りこむ男。ヘルが返事をして、俺達も後ろをついていく。
船の中は意外と綺麗だった。
裏稼業とかいうから、荒くれ者の海賊が使っていそうなイメージだったんだけど、木造の床は毎日掃除されているようで、チリ一つない。
グラリ、と船の揺れが大きくなる。どうやら今出港したみたいだ。
汽笛とか出発のかけ声とかないんだね、いかにも裏稼業の船っぽい。
彼は廊下を通って、テーブルがいくつか置いてある広い船室に案内すると、腕を組みながら俺達の方を振り向いた。
「ここは食堂だ、所定の時間に来れば飯が出てくる。お前達は第三デッキの部屋を使え。部屋と甲板、それと食堂以外へはむやみに立ち入るな。詳しくはそこの海賊に聞け」
彼は海賊、のくだりでヘルを顎で示す。ヘルはジロリと背の高さが同じくらいの男を睨みつけた。
「ランス。俺はもう海賊じゃねぇ」
「生まれた頃から海賊船に乗り、海と共に育ったお前が何を言う。海の死神が起こした惨劇は、まだ皆の記憶に新しい」
「余計な口をきくんじゃねぇよ。テメェも海の底に沈めてやろうか?」
ヘルが凄むと、ランスと呼ばれた男もスッと目を細めた。
「客人は客人らしく大人しくしていろ。大人しくできないならここで降りてもらうことになる」
「……チッ」
ヘルは握った拳を元に戻す。ランスは興味なさそうに俺達を一瞥すると、背を向けた。
「契約だからな、大人しくしているならイエルトに送り届けてやる」
「へっ、精々背後に注意しろよ」
「お前もな」
ヘルの挑発に乗ることなく、ランスの姿は食堂から消えた。
俺は知らないうちに張り詰めていた息を、ほうと一つつく。
「なんか、おっかない人だったね」
「敵に回すと厄介なヤツだ。今は味方だからいいけどよ……とっとと部屋に引っ込もうぜ」
硬い表情のヘルにコクコクと頷いて、第三デッキ内の部屋を探しはじめる。
客人は俺達以外にいないみたいだったので、隣り合う部屋を選んで一つづつ使うことになった。
俺の部屋はクロノスとメレの間、目の前がヘルの部屋だ。
部屋に荷物を置いて、マントを外して寛いでいると、誰かが戸を叩く音がした。迂闊に開けたりしないで警戒していると、よく知った声が扉越しに響く。
「スバル、俺だ。開けてくれ」
ヘルの声だ。俺は立ち上がって扉を開いた。
「部屋に入ってもいいか」
真剣な表情で尋ねてくるので、俺もつられて真面目な顔になりながら、扉を大きく開く。
ああ……ものすごい急展開だったからすっかり失念してたけど、元々は俺、メレとヘルから逃げ出したんだった。きっとその話を聞きにきたんだね。
理由を話さないわけには……いかないよね、うん。逃げだした俺達を助けにきてくれたのに、そんな不誠実なマネできないよ。
思考は定まったものの、どう話せばいいのか考えているうちにヘルが部屋に入ってくる。
部屋の中にはベッドが一つと収納棚、小さな丸テーブルと椅子が一脚あった。
ヘルに椅子を勧めようと口を開きかけたけれど、それより先にヘルは俺の手を取った。
「スバル、聞かせてくれ。お前はクロノスを選んだのか?」
ヘルは痛みを堪えるかのように眉根を寄せ、俺を掴む手にギュッと力を込める。切ない表情とまっすぐな瞳に、俺の胸はどきりと音を立てた。
「え、選んだって、どういうこと?」
「だから……クロノスの野郎が好きになっちまったってことなのかよ。お前の口からハッキリ聞くまでは、俺から逃げるなんて許さねえ。地の果てまでだって追いかけていってやる」
そ、そういう風に考えられちゃったんだ。
どこから説明すればいいのか、考えをまとめたくて顔を伏せたけれど、ヘルは俺の顎を掴んで上げさせた。本当に、逃がすつもりはないみたいだ。
「えっと、その……」
「嘘をつくなよ。ヘタに誤魔化して逃げようとするなら、ここで襲っちまうぞ」
「な、ええっ!?」
ヘルは俺の腰を引き寄せて、ベッドの上に押し倒す。俺が焦ってばたつかせた足が椅子に当たり、ガッと音を立てて倒れた。
俺に覆い被さったヘルはニコリともせずに、じっと俺の顔を凝視する。
「ああ……でも、それもいいかもな。クロノスとはもう寝たのか?」
「ね、寝た? 寝たのは別々のベッドだったよ!」
「じゃあどういう理由で逃げ出したんだよ」
オーシャンブルーの美しい瞳が、まっすぐ俺に迫る。蛇に睨まれたカエルのように固まっていると、開けっ放しの扉の外からバタバタと足音が聞こえた。
「スバル! 大きな音がしましたが何が……」
「ちょっと、何? あら、ヘル!? アンタ、スバルちゃんに何してんのよ!」
現れたクロノスとメレを視認して、ヘルは嫌そうに顔をしかめた。
「んだよ、テメェら邪魔すんな」
「邪魔するに決まってるわよ、今すぐどきなさい! どかないと、どうなるかわかってんだろうな!?」
迫真の迫力で迫るメレの勢いに、ヘルは舌打ちしながら身を起こした。
「なんもしてねえよ、まだ」
「まだ、とは……? 一体何をするつもりだったんでしょうか?」
「ごちゃごちゃうるせぇな陰険眼鏡野郎! 俺はただ、スバルに話を聞きたかっただけだ!! テメェこそ勝手に俺の前からスバルを連れて消えてんじゃねえよ!」
何の音沙汰もなく突然去られたことが、かなり腹に据えかねていたらしく、ヘルはクロノスの襟首を掴んでガンつける。
クロノスは涼しい顔でヘルの手を掴むと、淡々とした様子で告げた。
「私はただ、スバルを煩わせるありとあらゆるものから、我が君を遠ざけるために動いたまで」
「それってアタシ達がスバルちゃんを煩わせてしまったって、そう言いたいのかしら。ねえスバルちゃん。そんなにアタシのこと気持ち悪かった?」
メレが上半身を起こした俺に屈み込みながら、苦悩の表情でそう問うので、俺は慌てて首を振った。
「違うよ! メレが気持ち悪いとかそんなんじゃなくて、ただ俺が、気持ちに応えられないのが申し訳なくて……」
ぐるぐる回る頭の中を必死に整えながら、俺は言葉を探す。
「俺は今、誰の気持ちにも応えられないんだ。好きって言ってもらっても、だから困っちゃって、それには理由があるんだけど……みんな、聞いてくれる?」
俺は三人の顔を見渡した。もういっそのこと、隠してこじれるくらいだったら、全部話して納得してもらえるまで話し合った方がいいよね!
人通りのあるところまで来るとクロノスは俺を下ろし、何食わぬ顔で通りを歩いた。
「メレ、これからどこに行くの?」
迷いのない足取りのメレに疑問を投げかけると、メレは俺にチラリと視線を寄越した。
少し緊張してるっぽいし、まだ安心できる状況じゃないみたい。
「表の港は姉さんが押さえるでしょうから使えないの、だから裏から行くわ。ヘル、バッチリ手配してくれたのよね?」
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どんどん入り組んだ道に潜っていくヘルを追いかけ、やがて寂れた入江にたどり着いた。
岩が岸を囲み洞窟のようになっている足場を、最近普及し始めたという魔導灯を片手に持ったヘルが、頼りなく足元を照らす。
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船の乗り込み口には背の高い痩せた男性が、俺達を待っていた。
目つきが鋭く高い鼻を持ち、唇は薄い。近づき難いオーラのある美形だ。
「来たな」
「おう」
「乗れ」
最低限の会話だけ交わして船に乗りこむ男。ヘルが返事をして、俺達も後ろをついていく。
船の中は意外と綺麗だった。
裏稼業とかいうから、荒くれ者の海賊が使っていそうなイメージだったんだけど、木造の床は毎日掃除されているようで、チリ一つない。
グラリ、と船の揺れが大きくなる。どうやら今出港したみたいだ。
汽笛とか出発のかけ声とかないんだね、いかにも裏稼業の船っぽい。
彼は廊下を通って、テーブルがいくつか置いてある広い船室に案内すると、腕を組みながら俺達の方を振り向いた。
「ここは食堂だ、所定の時間に来れば飯が出てくる。お前達は第三デッキの部屋を使え。部屋と甲板、それと食堂以外へはむやみに立ち入るな。詳しくはそこの海賊に聞け」
彼は海賊、のくだりでヘルを顎で示す。ヘルはジロリと背の高さが同じくらいの男を睨みつけた。
「ランス。俺はもう海賊じゃねぇ」
「生まれた頃から海賊船に乗り、海と共に育ったお前が何を言う。海の死神が起こした惨劇は、まだ皆の記憶に新しい」
「余計な口をきくんじゃねぇよ。テメェも海の底に沈めてやろうか?」
ヘルが凄むと、ランスと呼ばれた男もスッと目を細めた。
「客人は客人らしく大人しくしていろ。大人しくできないならここで降りてもらうことになる」
「……チッ」
ヘルは握った拳を元に戻す。ランスは興味なさそうに俺達を一瞥すると、背を向けた。
「契約だからな、大人しくしているならイエルトに送り届けてやる」
「へっ、精々背後に注意しろよ」
「お前もな」
ヘルの挑発に乗ることなく、ランスの姿は食堂から消えた。
俺は知らないうちに張り詰めていた息を、ほうと一つつく。
「なんか、おっかない人だったね」
「敵に回すと厄介なヤツだ。今は味方だからいいけどよ……とっとと部屋に引っ込もうぜ」
硬い表情のヘルにコクコクと頷いて、第三デッキ内の部屋を探しはじめる。
客人は俺達以外にいないみたいだったので、隣り合う部屋を選んで一つづつ使うことになった。
俺の部屋はクロノスとメレの間、目の前がヘルの部屋だ。
部屋に荷物を置いて、マントを外して寛いでいると、誰かが戸を叩く音がした。迂闊に開けたりしないで警戒していると、よく知った声が扉越しに響く。
「スバル、俺だ。開けてくれ」
ヘルの声だ。俺は立ち上がって扉を開いた。
「部屋に入ってもいいか」
真剣な表情で尋ねてくるので、俺もつられて真面目な顔になりながら、扉を大きく開く。
ああ……ものすごい急展開だったからすっかり失念してたけど、元々は俺、メレとヘルから逃げ出したんだった。きっとその話を聞きにきたんだね。
理由を話さないわけには……いかないよね、うん。逃げだした俺達を助けにきてくれたのに、そんな不誠実なマネできないよ。
思考は定まったものの、どう話せばいいのか考えているうちにヘルが部屋に入ってくる。
部屋の中にはベッドが一つと収納棚、小さな丸テーブルと椅子が一脚あった。
ヘルに椅子を勧めようと口を開きかけたけれど、それより先にヘルは俺の手を取った。
「スバル、聞かせてくれ。お前はクロノスを選んだのか?」
ヘルは痛みを堪えるかのように眉根を寄せ、俺を掴む手にギュッと力を込める。切ない表情とまっすぐな瞳に、俺の胸はどきりと音を立てた。
「え、選んだって、どういうこと?」
「だから……クロノスの野郎が好きになっちまったってことなのかよ。お前の口からハッキリ聞くまでは、俺から逃げるなんて許さねえ。地の果てまでだって追いかけていってやる」
そ、そういう風に考えられちゃったんだ。
どこから説明すればいいのか、考えをまとめたくて顔を伏せたけれど、ヘルは俺の顎を掴んで上げさせた。本当に、逃がすつもりはないみたいだ。
「えっと、その……」
「嘘をつくなよ。ヘタに誤魔化して逃げようとするなら、ここで襲っちまうぞ」
「な、ええっ!?」
ヘルは俺の腰を引き寄せて、ベッドの上に押し倒す。俺が焦ってばたつかせた足が椅子に当たり、ガッと音を立てて倒れた。
俺に覆い被さったヘルはニコリともせずに、じっと俺の顔を凝視する。
「ああ……でも、それもいいかもな。クロノスとはもう寝たのか?」
「ね、寝た? 寝たのは別々のベッドだったよ!」
「じゃあどういう理由で逃げ出したんだよ」
オーシャンブルーの美しい瞳が、まっすぐ俺に迫る。蛇に睨まれたカエルのように固まっていると、開けっ放しの扉の外からバタバタと足音が聞こえた。
「スバル! 大きな音がしましたが何が……」
「ちょっと、何? あら、ヘル!? アンタ、スバルちゃんに何してんのよ!」
現れたクロノスとメレを視認して、ヘルは嫌そうに顔をしかめた。
「んだよ、テメェら邪魔すんな」
「邪魔するに決まってるわよ、今すぐどきなさい! どかないと、どうなるかわかってんだろうな!?」
迫真の迫力で迫るメレの勢いに、ヘルは舌打ちしながら身を起こした。
「なんもしてねえよ、まだ」
「まだ、とは……? 一体何をするつもりだったんでしょうか?」
「ごちゃごちゃうるせぇな陰険眼鏡野郎! 俺はただ、スバルに話を聞きたかっただけだ!! テメェこそ勝手に俺の前からスバルを連れて消えてんじゃねえよ!」
何の音沙汰もなく突然去られたことが、かなり腹に据えかねていたらしく、ヘルはクロノスの襟首を掴んでガンつける。
クロノスは涼しい顔でヘルの手を掴むと、淡々とした様子で告げた。
「私はただ、スバルを煩わせるありとあらゆるものから、我が君を遠ざけるために動いたまで」
「それってアタシ達がスバルちゃんを煩わせてしまったって、そう言いたいのかしら。ねえスバルちゃん。そんなにアタシのこと気持ち悪かった?」
メレが上半身を起こした俺に屈み込みながら、苦悩の表情でそう問うので、俺は慌てて首を振った。
「違うよ! メレが気持ち悪いとかそんなんじゃなくて、ただ俺が、気持ちに応えられないのが申し訳なくて……」
ぐるぐる回る頭の中を必死に整えながら、俺は言葉を探す。
「俺は今、誰の気持ちにも応えられないんだ。好きって言ってもらっても、だから困っちゃって、それには理由があるんだけど……みんな、聞いてくれる?」
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