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翔也はアナルセックスの経験もあったようで、丁寧にお尻を解して前立腺を探りあて、俺がひゃあとか、わぁとか驚いているうちに穴を広げられていた。
「千草、もうこれで俺のだ、絶対誰にもやらない……っ」
「ん、ふぁ!?」
ごちゅん! と一際奥を突かれて息をのんだ。
「ん、痛かったか? ごめんな。優しくするから……」
「あ、あ……しょ、ま、いつ、から」
「ああ、俺が千草を好きになったのが? 入学式で初めて会った時だよ」
「んな、こと……一言も……っ!」
「だって、千草はその頃から神崎ちゃん好きだったじゃん。フラれたんだったらもう俺のモノにしてもいいよなって、我慢できなくなった」
そんなこと、匂わされすらしなかったから気づかなかった……グリグリと前立腺を刺激されて、喘ぎばかりが口の端からこぼれていく。
「あ、あぅんっ」
「千草があの子を抱くのかと思ったら、俺もういっそのことって、思い詰めてたから……千草には悪いけど、フラれてくれてよかったよ」
いっそのこと、なんなんだ!? 話す余裕のない俺に返答は求めていないようで、翔也は額に汗を垂らし頬を染めながら内心を吐露した。
「今までは告白される度につきあってたけど、これからは千草一筋だから。童貞卒業は悪いけど諦めて? その分俺がいっぱい気持ちよくするっ」
話しながら遠慮なくどちゅどちゅ抽送を続けられて、その速度がだんだん早くなる。
「あっ、あ、や、やぁ!」
「気持ちいいね……そろそろ俺イキそう。千草も一緒に……!」
「あっ!? ああっ、んぁ、あっ!!」
前を握りこまれて上下に擦られ、ひとたまりもなかった。あっという間に上り詰めた俺は、チカチカと目を瞬かせる。
勝手に後ろがキュウっと収縮して、中にいる翔也を絞りあげた。
翔也もその刺激で達したらしく、タラリと中から液体がお尻に垂れていく感触がする。
「は、はあ、はぁ……」
翔也は息を弾ませる俺の頭を両手で閉じこめ、チュッと音を立てて唇にキスをした。
「ごめん、中出ししちゃった……後で一緒にお風呂に入って掻きだそうな」
まだ硬さの残る芯で、俺の胎内に塗りこめるようにマーキングをされる。
十回ほど執拗に往復された後、やっと雄が中から抜けだしていった。
「千草、千草、好きだ。愛してる」
ちゅ、ちゅと顔中にキスの雨を降らせる翔也から、くすぐったくて顔を背けると両手で固定され、口に熱烈なキスを受ける。
「うっ、ふぅんんー!」
「っは、なあ、なんで逃げなかったんだ? 千草も実は神崎ちゃんが好きなフリして、俺のことが好きだった?」
「そういう、わけじゃ……はあ、ないけど」
「ないんだ……」
「でも、翔也ともう一緒に遊べなかったり、無視されたり、とかは……嫌だって、そう思って」
「愛されてるじゃん俺」
「そうかな?」
ものすごくポジティブな解釈をされて、ギュッと抱きしめられる。
「絶対そうじゃん。今に見てて、神崎ちゃんのことなんて、綺麗さっぱり忘れさせてやるから」
「衝撃が大きすぎて、もう半分忘れはじめつつあるよ……」
「本当か!? じゃあもっとしよう!」
「むっ、無理だから!!」
その後向かった風呂場でも美味しくいただかれてしまった俺は、当分の間翔也の家に行かないと心に誓った。
「千草、もうこれで俺のだ、絶対誰にもやらない……っ」
「ん、ふぁ!?」
ごちゅん! と一際奥を突かれて息をのんだ。
「ん、痛かったか? ごめんな。優しくするから……」
「あ、あ……しょ、ま、いつ、から」
「ああ、俺が千草を好きになったのが? 入学式で初めて会った時だよ」
「んな、こと……一言も……っ!」
「だって、千草はその頃から神崎ちゃん好きだったじゃん。フラれたんだったらもう俺のモノにしてもいいよなって、我慢できなくなった」
そんなこと、匂わされすらしなかったから気づかなかった……グリグリと前立腺を刺激されて、喘ぎばかりが口の端からこぼれていく。
「あ、あぅんっ」
「千草があの子を抱くのかと思ったら、俺もういっそのことって、思い詰めてたから……千草には悪いけど、フラれてくれてよかったよ」
いっそのこと、なんなんだ!? 話す余裕のない俺に返答は求めていないようで、翔也は額に汗を垂らし頬を染めながら内心を吐露した。
「今までは告白される度につきあってたけど、これからは千草一筋だから。童貞卒業は悪いけど諦めて? その分俺がいっぱい気持ちよくするっ」
話しながら遠慮なくどちゅどちゅ抽送を続けられて、その速度がだんだん早くなる。
「あっ、あ、や、やぁ!」
「気持ちいいね……そろそろ俺イキそう。千草も一緒に……!」
「あっ!? ああっ、んぁ、あっ!!」
前を握りこまれて上下に擦られ、ひとたまりもなかった。あっという間に上り詰めた俺は、チカチカと目を瞬かせる。
勝手に後ろがキュウっと収縮して、中にいる翔也を絞りあげた。
翔也もその刺激で達したらしく、タラリと中から液体がお尻に垂れていく感触がする。
「は、はあ、はぁ……」
翔也は息を弾ませる俺の頭を両手で閉じこめ、チュッと音を立てて唇にキスをした。
「ごめん、中出ししちゃった……後で一緒にお風呂に入って掻きだそうな」
まだ硬さの残る芯で、俺の胎内に塗りこめるようにマーキングをされる。
十回ほど執拗に往復された後、やっと雄が中から抜けだしていった。
「千草、千草、好きだ。愛してる」
ちゅ、ちゅと顔中にキスの雨を降らせる翔也から、くすぐったくて顔を背けると両手で固定され、口に熱烈なキスを受ける。
「うっ、ふぅんんー!」
「っは、なあ、なんで逃げなかったんだ? 千草も実は神崎ちゃんが好きなフリして、俺のことが好きだった?」
「そういう、わけじゃ……はあ、ないけど」
「ないんだ……」
「でも、翔也ともう一緒に遊べなかったり、無視されたり、とかは……嫌だって、そう思って」
「愛されてるじゃん俺」
「そうかな?」
ものすごくポジティブな解釈をされて、ギュッと抱きしめられる。
「絶対そうじゃん。今に見てて、神崎ちゃんのことなんて、綺麗さっぱり忘れさせてやるから」
「衝撃が大きすぎて、もう半分忘れはじめつつあるよ……」
「本当か!? じゃあもっとしよう!」
「むっ、無理だから!!」
その後向かった風呂場でも美味しくいただかれてしまった俺は、当分の間翔也の家に行かないと心に誓った。
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凄く良かったです!
続きが気になっちゃいました笑
これからも頑張って下さい!🥰
花緑青の灯さん、感想ありがとうございます〜(*^^*)
すごくよかったと言っていただけて嬉しいです^ ^
長編連載中なので、がんばって書きます〜(*´ω`*)
5ページ目まで読みました。
めちゃめちゃえちで、キャー♥️ってなりました。
翔也くんの千草くんに対する溢れるばかりの愛に萌えました~。
翔也くんみたいなキャラかなり好きです(o^-')b !
5ページ最後のわちゃわちゃな展開もいいです。
楽しく読ませて頂きました。ありがとうございます(^人^)
さくら乃さん読了ありがとうございます〜(*´∀`*)
えちえちに仕上がりました!笑
翔也くん気に入ってもらえて嬉しいです♪
確かな行動力と溢れんばかりの愛で、千草くんを振り回しながらも決して離さないと思います(*´ω`*)
こちらこそおつきあいいただき、感想までいただいて、本当にありがとうございました(*^^*)
2ページ目まで読みました。ドキドキしちゃいました❤
高校生なのがすごく新鮮。( 兎騎さんの作品はまだ全部読んでないので、もしかしたら他にもあるのかな )
続き楽しみです(*^^*)💕
さくら乃さん〜! 感想ありがとうございます♡
高校生は一番最初に書いた処女作(不評だったのでアルファポリスではupせず)と、
出版した二作品目が高校生主人公だった気がしますね……
すぐ異世界トリップさせちゃいましたが笑
すぐ終わる予定ですが、よろしければおつきあいくださいませ(*´ω`*)