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与えられる快楽と、泣きたいくらいの羞恥で再び涙がポロッと溢れた。それを見るなり、獰猛に笑うエイダン。
「本当にかわいい……っ、食べちゃいたいくらいに」
「いにゃあっ! や!」
「大丈夫、食べないよ。僕はセルジュがいなくなったら、王都に帰ってくる意味がなくなっちゃうから」
「行かないでっ、ふうぅっ!」
僕がいなきゃ帰ってくるつもりがないとか、そんな怖いことを仄めかさないでほしい。
別の意味でも泣けてきて、涙と鼻水まで出てきた僕の顔を、エイダンはそれはそれは愛し気に撫でた。
「はあ、とんでもなく、かわいいなあ……もうそろそろ僕もイきそうだよ……一緒にいこう……!」
エイダンは激しくピストンし、思いきり雄を奥に捻じこんだ。脳内回路がスパークする。無意識のうちにキュッと雄を締めつけた。
腹の奥に広がる熱を感じる。達した衝撃でガクガク震える体を、痛いくらいに抱きしめられた。
「……っ、……っ!」
声にならないほどの絶頂に息をつめて、達したまま戻ってこれない私の猫耳に、エイダンは息を吹きこむ。
「ふぅ、すごくよかった、セルジュ……とってもえっちでかわいかった」
耳をぺろぺろと舐められて、尻尾の毛がぶわりと空気を含む。お願いだから、これ以上しないで……っ
「こんなにかわいい君が、攫われちゃわないか心配だな……絶対によその男についていったら駄目だよ。次回の探索中も僕が帰ってくるまで、待っててくれる?」
「……ん、にゃ……っ」
「セルジュ? 聞こえてる?」
かぷ、と耳を甘噛みされた。背筋に電流が駆けぬけ、もう無理と泣き言を漏らした。
「ふにゃあ、わかってる、わかってるからぁ……っ、ちゃんと、待ってるじゃないですか、いつも」
「そうだよね、わかってるんだけど。セルジュがあんまりに迂闊でかわいいから、不安になっちゃった」
「迂闊とは……なんですか、私は、貴方よりよほど、しっかりしてますよ……んっ」
ずるっと屹立が抜けていく。激しすぎる快感からやっと解放されて、身体中の力を抜く。
ペニスが抜ける時、中からこぽりと精液も一緒に溢れでた。濡れた感覚が煩わしいが、指一本を動かすのすら億劫だ。
「僕が後片づけしてあげるね。新しいシーツと拭くものを持ってくるから、セルジュはここで待ってて」
上機嫌で足取り軽く部屋を出ていくエイダンは、確かに部屋の中が見えているようで、足運びに迷いがない。
どうして今まで気づかなかったのか。思いこみとはとても恐ろしいものだ……
「ああぁ……私の馬鹿……」
泣いてぐちゃぐちゃになった顔も、愉悦に染まりきった様子も、あられもない体勢まで全て見られていたなんて……!
顔が発火してしまいそうなほどに熱い。
腕で顔を隠して背中を丸める。エイダンが戻ってきたら、なんで今まで見えることを隠していたんだと、盛大に文句を言ってやる。
私は彼の帰りを、今か今かと待ちわびた。
「本当にかわいい……っ、食べちゃいたいくらいに」
「いにゃあっ! や!」
「大丈夫、食べないよ。僕はセルジュがいなくなったら、王都に帰ってくる意味がなくなっちゃうから」
「行かないでっ、ふうぅっ!」
僕がいなきゃ帰ってくるつもりがないとか、そんな怖いことを仄めかさないでほしい。
別の意味でも泣けてきて、涙と鼻水まで出てきた僕の顔を、エイダンはそれはそれは愛し気に撫でた。
「はあ、とんでもなく、かわいいなあ……もうそろそろ僕もイきそうだよ……一緒にいこう……!」
エイダンは激しくピストンし、思いきり雄を奥に捻じこんだ。脳内回路がスパークする。無意識のうちにキュッと雄を締めつけた。
腹の奥に広がる熱を感じる。達した衝撃でガクガク震える体を、痛いくらいに抱きしめられた。
「……っ、……っ!」
声にならないほどの絶頂に息をつめて、達したまま戻ってこれない私の猫耳に、エイダンは息を吹きこむ。
「ふぅ、すごくよかった、セルジュ……とってもえっちでかわいかった」
耳をぺろぺろと舐められて、尻尾の毛がぶわりと空気を含む。お願いだから、これ以上しないで……っ
「こんなにかわいい君が、攫われちゃわないか心配だな……絶対によその男についていったら駄目だよ。次回の探索中も僕が帰ってくるまで、待っててくれる?」
「……ん、にゃ……っ」
「セルジュ? 聞こえてる?」
かぷ、と耳を甘噛みされた。背筋に電流が駆けぬけ、もう無理と泣き言を漏らした。
「ふにゃあ、わかってる、わかってるからぁ……っ、ちゃんと、待ってるじゃないですか、いつも」
「そうだよね、わかってるんだけど。セルジュがあんまりに迂闊でかわいいから、不安になっちゃった」
「迂闊とは……なんですか、私は、貴方よりよほど、しっかりしてますよ……んっ」
ずるっと屹立が抜けていく。激しすぎる快感からやっと解放されて、身体中の力を抜く。
ペニスが抜ける時、中からこぽりと精液も一緒に溢れでた。濡れた感覚が煩わしいが、指一本を動かすのすら億劫だ。
「僕が後片づけしてあげるね。新しいシーツと拭くものを持ってくるから、セルジュはここで待ってて」
上機嫌で足取り軽く部屋を出ていくエイダンは、確かに部屋の中が見えているようで、足運びに迷いがない。
どうして今まで気づかなかったのか。思いこみとはとても恐ろしいものだ……
「ああぁ……私の馬鹿……」
泣いてぐちゃぐちゃになった顔も、愉悦に染まりきった様子も、あられもない体勢まで全て見られていたなんて……!
顔が発火してしまいそうなほどに熱い。
腕で顔を隠して背中を丸める。エイダンが戻ってきたら、なんで今まで見えることを隠していたんだと、盛大に文句を言ってやる。
私は彼の帰りを、今か今かと待ちわびた。
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