若妻のえっちな日常

はぴろっく

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読書と自慰

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「行ってきま~す」
「いってらっしゃ~い」 

私はいつもより早く朝起きして、仕事に向かう旦那様を見送った。

なぜ、いつもより朝起きが早いかと言うと、今日は私の休日で、いつも朝ベッドで旦那様を見送っていたから、休みの日くらいは、きちんと起きて旦那様を見送って挙げたいと思ったから。
休日は早く起きても、眠くなったらまた眠れば良いと思ったのだ。

旦那様は今仕事に行ったけど、昨夜、今日は私と一緒に買い物に行くことを決め、早めに帰ってくることを告げていたので、あと八、九時間で帰ってくる。

私の方は旦那様が帰って来るまで、何もしない外出もしない、ゴロゴロしていようと決めた、ひきこもりの休日だ。

早速、少し眠気が出てきたので、まだお昼寝と言うには早い時間だけど、眠ろうとしてベッドに潜り目を閉じた。しかし、何だか目が醒めてしまい眠れなくて、目を閉じてモソモソしていても眠ることができなかった。

眠ることは諦め、山積みになっている趣味の小説を崩すために読むことにした。

小説のページをめくり読み進んでいるものの、寝起き、しかもいつもならまだ眠っている時間だ。趣味の小説を楽しみながらページを進めて行くうちに、睡魔が襲ってきた。
ページを進めて、この先の展開を早く読みたいという気持ちを睡魔が邪魔する。

仕方がない。シャワーを浴びることにした。

朝のシャワーは、夜のシャワーとは違うさっぱりした気持ち良さがあるので、目が覚める。

シャワーを浴び目が覚めて、充分にさっぱりした気分になってから浴室を出た。
浴室を出たら、時間がたっぷりある今、普段はじっくり自分の身体をチェック出来ないので、縦長の大きな鏡の前で全身を映した。その姿は、朝の陽で普段見ている肌色と違った風に見えた。

朝日で、はっきりと見える色白の肌を確認しながらボディーチェックをする。
まずは、身体の中心お腹だ。
お腹に手の平を乗せて上下に揺さぶり、しっかり引き締まってはいないけど、弛んでもいないお肉のプニプニした感触を確かめながら、お腹が出ていないかチェック。その後に脇腹を掴み、ウエストをチェック。

『うん! お腹出てないし、ウエストもお肉が付いていない。よし! 変わっていなからよし!』

次はお尻。
鏡から後ろ向きになって首だけを振り返して見ながら、プルンっとした柔らかいお尻のお肉を手の平で持ち上げ、プルンプルンと揺らし、丸いお肉を摘まむ。

『お尻のお肉もハリがあってよし! プニプニしてお肉も弛んでいない! よし!』

また、正面を向いて、胸をチェック。
デコルテを目視で確認。大きい胸が垂れていないか乳房の形、乳首の位置を目視で確認。
指先でデコルテのハリをチェック。丸い形したおわん型の乳房を手の平に乗せ、持ち上げてプルンプルンして乳房をハリをチェック。
最後に胸を寄せて、横に流れていないかチェック。

『よしよし! 今日もおっぱいのお肌にハリがあって柔らかくて、キレイな形している。よしよし!』

胸のチェックも終わり、最後にもう一度、クルリと回りながら身体全体をチェックして見る。
そして、体型は変っていないものの、不自然で気になって仕方がない所をジッと見つめた。

以前までは、恥丘に毛が生えていた部分だ。

旅行から帰って来た日から、旦那様が喜んでくれて、私も剃った方が蒸れないし、さっぱりするので恥丘の毛を脱毛するようにしている。
毎日ケアをしていても裸の身体全体を見ると、少し違和感があり気になってしまい、ついジッと見てしまう。

『しっかり大人の割れ目になっているけど…私がまだピチピチの中学生だった頃のような…子供の頃のような…』

旦那様が毛を剃ってから『かわいい、かわいい』と言っていたけど、旦那様も同じように見えているのだろうか…。

脚を少し開いて、お肉の谷間でくっきり見える割れ目を広げて見てみる。
包皮に包まれたクリが隠れている。

『でも、やっぱり大人だな…部分的に見ると、子供の頃に戻ったような…うん~なんだろう…この違和感…』

だた、はっきり言えるのは、自分で見てもあそこが丸見えで、エロく見えるということ。
そして、旦那様が喜んでクンニをペロペロしてくれるということだ。

それから、毛が無いあそこを見つめたまま、旦那様が優しくクンニしてくれている想像をした。
唇の触感、舌肉の触感、甘く吸い上げられる触感が脳裏をよぎり、ついクリを触りたくなって触ってしまった。

『うふふ…きもちいい…』

『あと、数時間で旦那様が帰ってくるのだから、ここは我慢。うん。がまん』

まだ少しムラムラした気分が残っていたけど、裸のままタオルを巻き、小説の続きをソファに座り読み始めた。



小説のストーリーをドキドキワクワクしながら、ページをめくり展開を読み進めて行く。
小説の内容は、ざっくり言うと恋愛ファンタジーだ。

読み進めていると、その世界観でよくある恋が結ばれるシーンになり、やがて主人公とヒロインのラブストーリーになっていく。

そのラブストーリーが野外だったために、私が旅行で経験したリアルなえっちと、連想しながら興奮してきた。

じっくり読み進め、野外の濃厚なラブシーンに感化している。

小説を読みながら、旅行中で見た今でも印象に残っているキレイな風景の湖で、胸を思いっきり露出して、胸の肌に冷たい風がそっと撫でるように吹き付け、乳首がつぼみ硬く立ってしまった事を思い出し、手の平で胸を包み、外側から内側に揉んでいた。

ソファでタオルを巻いたまま読んでいたけれど、小説をもっと集中して読みたいためベッドに移った。

「やっぱりベッドの中は裸が良いなぁ… ヌクヌク、ヌクヌク… う~ん、きもちいい…」

気持ちを入れ替えて、続きを読む



【四季彩の花々が咲いて花畑、空気が冷たく澄んでいる辺り一面。天を貫きそうな山頂には雪が積もり、山谷の間からキラキラ輝く星空が覗いていた――。
―――豊かな自然の中で、二人は寄り添い、抱きしめ合いキスをする…
―――二人の愛の形が盛り上がり、肌の温もりを求め、一枚一枚服を脱がせて…】

『あの絶景が見える風景の中で、肌を露出した時の開放感は、うん、すごく良かった』

ストーリーと、リアルに外でえっちをした思い出が重なり、自然と胸を揉み、乳輪を指でクルクルそっと這わせて、乳首をいじくるように硬くしていた。

【―――山頂から冷たい風が吹き付け、裸になっている肌の温度を奪う…
身体が凍えないように、ぴったり肌と肌を重ね―――】

『あ~あの感じかな…旦那様の肌の温もりが、硬く立った乳首にまで伝わってきて、すごく気持ち良かった』

ページを進めながら、乳首を指でコリコリ摘まんでみたり、コロコロ転がしたり、軽めに甘く引っ張ったり、乳首をツンツンと押してみたりと、乳首を弄りながら胸を揉んで読んでいた。

ストーリーで頭の中がドパドパ興奮してきて、胸を弄って甘い快感を感じながら、さらに読み進める。

【―――愛液があふれ、あふれた部分に冷たい空気が接吻する―――】

『うんうん、身体の奥からゾクゾクした感じになるんだよね』

乳首をなぞっていた指が、クリに移り優しくそっと触れていた。クリの硬さを確かめるように、ツンツン優しく押し揉んでいる。

【―――激しく息が乱れ、股間から伸びている金棒が、パックリ開いた穴に、ヌルリと裂くように挿入していく―――】

『開放感で興奮しているところに、姫筒に肉サオが入ってくると、ズッキーンって刺激されて気持ち良いんだよね』

ストーリーと同調したかのように、息が荒くなり、クリを優しく円を描くように、撫でていた。

【―――男は女に隠し抱いていた愛を表現するように、手に余るほど大きな乳房を、掴み揉んで揺らす…
―――吸いつく秘穴に、金棒を奥まで押し込み―――
―――愛液が下まで滴り落ち、地面を愛液の沼に変え―――】

『うんうん。感情が感極まって、つい野外でも他の事がどうでも良くなって、堪らなく欲しくなっちゃう』

外でえっちした時に感じた、忘れられない興奮や快感が甦って、クリを強く擦って刺激した。

クリを擦るたびに、頭の中がズキズキした快感でいっぱいになる。その快感にいたたまれなくなり、ストーリーのラブシーンが、まだ続いているけど、もう小説を読んで要られない。

『また、あの時のようにお外で、すごい興奮してすごく感じたくなっちゃったな…ぁあ…きもちいい…』

ついに、我慢出来なくなり小説を横に置いた。
小説を持っていた手で胸を包み込み、指で乳首を甘く抓りながら、もう片方の手の指で、クリを円を描くように触る。

『森の中…公園…外ならどこでも…胸をさらけ出し、胸が、乳首が、スースーするあの開放感…』

乳首を指で転がし甘く抓り引っ張る。乳首の快感がソワソワビキビキして気持ちいい。

『脚を広げて、あそこを空気にさらけ出して、スースーする開放感…』

ヌルヌルに濡れている姫穴を、指で撫で上げ、指に蜜液を絡め、姫穴に指を入れる。
姫穴からズキズキする快感が奔って、頭の中を刺激する。

『スースーして感じて、開放感で感じて…旦那様が喜んでいる顔して、私を見ている…もっとみて…』

姫穴の快感が溜まらなくて、指をもう一本追加して姫穴に指を入れる。

『旦那様がニコニコしながら、無毛になったあそこを、パクっと咥えて、クリを舐めて…』

乳首を抓っていた指を下に移し、クリに当て左右に上下に擦る。クリから姫穴からビクビクする快感が、全身を駆け巡る。

『お外で、旦那様が姫穴に舌を入れて…姫筒を掻き回して…舌の柔らかい触感が…』

「あぁん…きもちいい…ぃぃ…あんっ…ぅんっ…ぅんっ…」

クリを触っていた指を乳首に戻して、チクチク抓り引っ張り、私が一番感じるクリに指を押し当て、グリグリ大きく円を描くように強く擦り刺激する。
ビクビク、ズキズキする快感がクリから頭の中まで広がり、快感の頂点に昇って私の感度が最高潮に達してきた。

『もう、だめ…そんなに…姫筒を舌肉でかき回さないで…声…人に聞かれちゃったら…恥ずかしいよ…』

「はぁん…はぁん…はぁん…ぅうんっ…ぅうんっ…」

『ああん…きもちいいよ…もっといっぱい吸って…なかも、もっと吸い上げて…きもちいいよ…』

「ぅうんっ…はぁん…あぁんっ…いくいく…いっちゃうよ…いっちゃうよ…っあ…っあ…」

乳首を引っ張り上げ、クリに指を押あて、ピクピク身体を震わせて快感の絶頂に達した。

『―――。 ぁ~あっ。 …旦那様が帰って来るまで、我慢しようと思っていたのに…ラブシーンで興奮しちゃって、つい自慰しちゃって…いっちゃった…てへ…まぁ、いっか…』

自慰で乱れたお布団を直して、再び小説を読み始める。しかし、続きは、ラブシーンのページでしおりを挟んだのだから、また続きが続く。
また興奮して自慰をしないように、ストーリーに感情移入しないように流し読みをして読み進めた。
ラブシーンのクライマックスを迎えてからは、よくある二人で困難を乗り越えていく内容だった。

ストーリーの刺激が物足りなくなると、ページをめくるたびに瞼が重くなり始め、何時しか瞼を閉じたら、いつの間にか本気で眠ってしまった。
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