専属奴隷として生きる

佐藤クッタ

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堕ちていく奴隷

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翌朝、珈琲をたてます
京子女王様は濃い目がお好きとの事で
ちゃんと食事や飲み物など私の好みも覚えなさい
と言われます。
御主人様は今週いっぱい出張との事で
ゆったりとされています。
「おはよう。クッタ。良く眠れたの?」
「はい京子女王様 お陰様で良く眠れました」
「そう、良かったわね」
全裸で首輪をつけていますが何故か朝から幸せです。
チャイムが鳴ります。
「クッタはそこで良いわよ。私が行くから」
玄関に京子女王様が向かわれます
無言で足音が響き
突然リビングのドアが開き
全裸の私を見た恵美子女王様が甲高い声で
「なにやってるのよ。お前は」
「申し訳ございません。恵美子女王様」
ビックリする間もなく咄嗟に土下座します
頭を御美脚で強く踏みつけられます
「私の専属奴隷になりたい。と言うから結婚までしたのに」
「申し訳ございません。恵美子女王様」
「本当に、はしたない奴隷ね。今日で離婚よ」
「お許し下さい。恵美子女王様離婚だけはお許し下さい。恵美子女王様なしでは生きていけません」
と顔を上げて恵美子女王様も見上げます。
恵美子女王様は奴隷の髪の毛を
思いきり引っ張って
顔面に御唾をペッと吐きかけられ往復ビンタ
数回、力強いビンタをされて意識が遠のきます
「お尻出しなさい。はしたない淫乱奴隷にお仕置きよ」
「まあ背中も鞭の跡だらけ、私以外の鞭はさぞ気持ち良かったのでしょうね?」
「この淫乱うそつき奴隷」
私は無言でお尻を恵美子女王様に向けます
ヒュンと乗馬鞭が空をきります
激痛が背中を走ります
「この淫乱奴隷。私は馬鹿は嫌いって言ったでしょ」
鞭が続きます
お尻から背中まで何度も繰り返し鞭打たれます
「申し訳ございません 恵美子女王様。離婚だけはお許し下さい」
「こっちを見なさい」
私は前を向いて顔を上げます
「いえ 許しません 奴隷誓約で私の為に死ねるって言ったわね」
「はい恵美子女王様」
「あれは嘘だったの?私の事を愛してるって言ったのは?」
「いえ本当です。恵美子女王様。信じて下さい」
往復ビンタが続きます
恵美子女王様の自慢の奇麗なロングヘアが乱れるほどビンタされます
部屋中のバシッという音が響き渡ります
ぶたれながら涙が出てきて、なんてことをしてしまったのかと反省します

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