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第十三章 代表戦
次鋒戦 Ⅱ
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水は爆発の衝撃を緩和するだろうか。否、水は空気よりも遥かに爆発の衝撃を伝えやすい。
水中に浮遊する球を見たカレンは、咄嗟にハイパー化を行った。事前にロジーナ姫から水中における爆発の恐ろしさと、魚雷や機雷の有用性を叩き込まれていたためである。実際、ゴーレム鮫にも爆裂魔法を使用した魚雷と機雷が内蔵されていた。
水中においては衝撃波も秒速1500メートル前後で伝わる。カレンのハイパー化はゴーレム鮫をも包んで展開したが、爆発までに展開できたのは、体表からほんの十数センチメートルまでであった。
空気中で受けるよりも遥かに大きな衝撃に、ハイパー化で構築した外殻は耐えきれず崩壊する。外殻で多少減衰したとはいえ、複数の機雷による衝撃波は、カレンとゴーレム鮫に致命的なダメージを与えた。
水中での爆発は、撮影をしていた小型ゴーレムをも巻き込んで破壊していた。闘技場上空に映し出されていた水中の映像が消え、観客たちは固唾をのんで水面を見守る。
爆発を避けるためにジャンプしていた鯱が着水し、ゼージュンゲルは水中に目を凝らす。爆発により巻き上げられた泥が沈んでゆくと同時に、力なく仰向けになった鎧下姿のカレンが浮上してきた。見開かれた目と、鼻、耳、口から流れる血が水面へと広がる。
カレンは衝撃に備えてあらかじめ『再生』を祈念していたが、内蔵をも損傷させる衝撃により意識を失っていた。全身鎧も損傷により浸水していたため、ゴーレム鮫がサブアームを使い、鎧を緊急排除したのだ。そのゴーレム鮫自体も駆動系に深刻な損傷を受けており、そのまま水底へと沈んでゆく。
「ああーッ! 爆発の直撃を受けたか、カレン卿のダメージは深そうだ! これは試合続行可能なのかーッ!?」
マクシミリアンの実況が響く中、東西の入場口から撮影用小型ゴーレムが数機投入される。その間、ゼージュンゲルは逡巡していた。
カレンが失神しているならば、そのまま近づいて首を落とすか、その前にイーダスハイム側から降参の合図が上がるだろう。しかしこれが油断を誘うための演技でないとも言い切れない。
「ええい、ままよ!」
ゼージュンゲルは意を決して鯱を進ませた。
その時、水面下で動きが起きる。水底に横たわるゴーレム鮫から、4本の魚雷と十数個の機雷が放出されたのだ。
同時に、ゴーレム鮫の装甲を突き破って、全長2メートル程の魚影が飛び出す。魚影は真っすぐにカレンを目指して泳いでゆく。
ゼージュンゲルは追尾してくる4本の魚雷の処理に手間取ってしまう。破壊する事は造作もないが、あまりに近くで起爆されては衝撃を避け切れない。
その隙に、水中の魚影はカレンを咥えて空中へと飛び上がった。そしてカレンを包み込む様に、新たな全身鎧へと変形する。白銀に光る鎧の胸部には、凶悪な鮫の頭。鋭い牙の並ぶ口が、威嚇するかのようににやりと笑う。
損傷した脳の再生が終わったカレンは、鎧の装着による衝撃で意識を取り戻した。『再生』の祈念がもう少し遅ければ死んでいただろう。『再生』が使えるのは月にいちど、さらに鮫鎧の出番となればもう後がない。
カレンは、鮫鎧の余剰パーツで構成された推進器付きのサーフボードを巧みに操り着水する。それに合わせてゴーレム鮫の残骸から、ランスが射出された。ランスは水面近くでふたつに割れ、中から3メートルの槍が飛び出す。
水上へと飛び出した槍を掴むと、カレンはゼージュンゲルの操る鯱へとボードを向けた。水中に散布した機雷により、ゼージュンゲルもそう簡単には水中戦を選べまい。
向かい合った両者は、共に突進しながら、すれ違いざまに数合斬り結ぶ。互いの技量は甲乙つけがたく、どちらも致命的な一撃は入れられない。
カレンはボードをくるりと旋回させ、鯱の後方から追いすがる。旋回能力に関しては、巨大な鯱よりもカレンの操るサーフボードの方に分があった。
後方からの攻撃に、鯱はまたもや体軸を中心に回転してゼージュンゲルを水中へと逃がす。回転モーメントを利用したゼージュンゲルの突きを、カレンはボードの推進力を利用した宙返りでかわした。
並走したまま切り結ぶこと数合、両者はプールの端で左右に分かれて大きく旋回する。再び向き合った両者は、互いに必殺の技を繰り出すべく魔力を体に巡らせてゆく。
カレンは、鎧に装備された内部拡張収納袋へ槍をしまうと、両拳を前へ突き出した。すると鎧の胸部を構成する鮫の口が変形しながら離脱し、前腕の籠手へと移動する。これによって、カレンの両手が鮫の顎を形成した。
いっぽうのゼージュンゲルは、海王神に『怒涛』を祈念する。ゼージュンゲルの目前で大量の水が盛り上がり、大波となってカレンを襲う。さらにゼージュンゲルは、槍を高速回転させつつ、鯱の背中から跳躍して波の中へと飛び込んだ。
ゼージュンゲルの槍の回転が、大波そのものを大渦巻へと変化させる。これぞ水神流殺法『大渦磔刑突き』、大渦により四肢の自由を奪い、磔刑のごとく敵を貫く必殺の技であった。
「超転身スピン!」
カレンは迫りくる大渦に対し、自身も回転しながら突っ込んだ。両手で形成された鮫の顎を中心に、魔力による力場が形成される。両者の技が闘技場の中心で激突した。
カレンの回転が、襲い来る大渦をものともせず弾き飛ばしてゆく。しかし、これはゼージュンゲルの思惑通りであった。
先に水中でカレンの超転身スピンを見ていたゼージュンゲルは、その回転方向と逆回転になるよう大渦を作り出した。この『大渦磔刑突き』を攻略するために、おそらく何らかの回転技を出してくると予想したのである。回転方向の癖は、達人といえどそうそう変わるものではない。
ゼージュンゲルの目論見通り、大渦の回転モーメントがカレンの回転モーメントを徐々に相殺してゆく。こうなってしまえば、もはや相手は止まった的に等しい。
「もらった!」
ゼージュンゲルの鋭い突きが、カレンを一直線に狙う。
「させるか!」
唸りを上げる三叉の槍の穂先を、鮫の顎が噛み砕く。鮫の顎はそのまま高速開閉を繰り返し、槍の柄を噛み砕きながらゼージュンゲルへと迫る。そしてついにゼージュンゲルの胴をその顎へと捉えた。
「義経八艘飛び!」
カレンはゼージュンゲルを捉えたまま、水面に浮かぶ槍や撮影用ゴーレムの破片を足場に、主を失った鯱へと飛び移る。さらに、暴れる鯱を足場にして、再び必殺の技を繰り出した。
「超転身! トルネードスピィィンッ!」
高速回転による遠心力により、ゼージュンゲルは攻撃も防御もままならない。まさに自身の『大渦磔刑突き』で狙う、磔刑のような状態である。カレンはそのまま空中を突き進み、プールを囲む壁へと激突した。
防御壁に守られた闘技場全体を揺るがすような衝撃と共に、ゼージュンゲルがプールの壁に深々とめり込んだ。プールの壁が陥没し、無数の亀裂が走る。
一瞬の静寂。カレンはプールの壁を蹴り、ゼージュンゲルを捉えたまま跳躍、水面に浮かぶサーフボードへと降り立つ。
そして鮫の顎に咥えたままのゼージュンゲルを、高々と頭上に掲げた。意識を失ったゼージュンゲルの四肢は力なく垂れさがっている。このまま鮫の顎を完全に閉じれば、ゼージュンゲルの胴は真っぷたつにちぎれるだろう。
ここに至り、ルビオナ王国から降伏の信号弾が上がった。
「決着! 決着だァーッ! 不利かと思われた水中決戦を、カレン卿が制したーッ!」
闘技場が歓声に沸き返る中、審判団から正式な裁定が下される。
「勝者、イーダスハイム龍王国次鋒、カレン・フォン・シュヴェールト!」
「イーダスハイム龍王国、まさかの2連勝だァーッ! これはルビオナ王国、後がなくなった! はたしてここから巻き返せるのか、中堅戦への期待が高まるぞーッ!」
マクシミリアンの実況に、闘技場の盛り上がりも最高潮に達した。ただでさえ副将戦と大将戦はイーダスハイム側有利とみなされていた所に、序盤の2連勝である。いよいよもってルビオナ王国は苦しい戦いを強いられる事になるだろう。
いっぽうプールでは、主を奪われた鯱が、ゼージュンゲルを横抱きにしているカレンのもとへと静かに泳ぎ寄って来た。カレンの腕に付いていた鮫の頭は、すでに胸部装甲へと戻っている。
巨体に似合わぬ悲し気な鳴き声を上げる鯱の背に、カレンはゼージュンゲルをそっと乗せてやった。鯱は大きくひと鳴きすると、主を落とさぬようゆっくりと入場口へ向かって泳ぎ出す。
その姿を見送りながら、カレンは大役を果たした安堵にふっと微笑んだ。それに合わせるかのように、胸の鮫がギラリと歯を剥いて笑った。
水中に浮遊する球を見たカレンは、咄嗟にハイパー化を行った。事前にロジーナ姫から水中における爆発の恐ろしさと、魚雷や機雷の有用性を叩き込まれていたためである。実際、ゴーレム鮫にも爆裂魔法を使用した魚雷と機雷が内蔵されていた。
水中においては衝撃波も秒速1500メートル前後で伝わる。カレンのハイパー化はゴーレム鮫をも包んで展開したが、爆発までに展開できたのは、体表からほんの十数センチメートルまでであった。
空気中で受けるよりも遥かに大きな衝撃に、ハイパー化で構築した外殻は耐えきれず崩壊する。外殻で多少減衰したとはいえ、複数の機雷による衝撃波は、カレンとゴーレム鮫に致命的なダメージを与えた。
水中での爆発は、撮影をしていた小型ゴーレムをも巻き込んで破壊していた。闘技場上空に映し出されていた水中の映像が消え、観客たちは固唾をのんで水面を見守る。
爆発を避けるためにジャンプしていた鯱が着水し、ゼージュンゲルは水中に目を凝らす。爆発により巻き上げられた泥が沈んでゆくと同時に、力なく仰向けになった鎧下姿のカレンが浮上してきた。見開かれた目と、鼻、耳、口から流れる血が水面へと広がる。
カレンは衝撃に備えてあらかじめ『再生』を祈念していたが、内蔵をも損傷させる衝撃により意識を失っていた。全身鎧も損傷により浸水していたため、ゴーレム鮫がサブアームを使い、鎧を緊急排除したのだ。そのゴーレム鮫自体も駆動系に深刻な損傷を受けており、そのまま水底へと沈んでゆく。
「ああーッ! 爆発の直撃を受けたか、カレン卿のダメージは深そうだ! これは試合続行可能なのかーッ!?」
マクシミリアンの実況が響く中、東西の入場口から撮影用小型ゴーレムが数機投入される。その間、ゼージュンゲルは逡巡していた。
カレンが失神しているならば、そのまま近づいて首を落とすか、その前にイーダスハイム側から降参の合図が上がるだろう。しかしこれが油断を誘うための演技でないとも言い切れない。
「ええい、ままよ!」
ゼージュンゲルは意を決して鯱を進ませた。
その時、水面下で動きが起きる。水底に横たわるゴーレム鮫から、4本の魚雷と十数個の機雷が放出されたのだ。
同時に、ゴーレム鮫の装甲を突き破って、全長2メートル程の魚影が飛び出す。魚影は真っすぐにカレンを目指して泳いでゆく。
ゼージュンゲルは追尾してくる4本の魚雷の処理に手間取ってしまう。破壊する事は造作もないが、あまりに近くで起爆されては衝撃を避け切れない。
その隙に、水中の魚影はカレンを咥えて空中へと飛び上がった。そしてカレンを包み込む様に、新たな全身鎧へと変形する。白銀に光る鎧の胸部には、凶悪な鮫の頭。鋭い牙の並ぶ口が、威嚇するかのようににやりと笑う。
損傷した脳の再生が終わったカレンは、鎧の装着による衝撃で意識を取り戻した。『再生』の祈念がもう少し遅ければ死んでいただろう。『再生』が使えるのは月にいちど、さらに鮫鎧の出番となればもう後がない。
カレンは、鮫鎧の余剰パーツで構成された推進器付きのサーフボードを巧みに操り着水する。それに合わせてゴーレム鮫の残骸から、ランスが射出された。ランスは水面近くでふたつに割れ、中から3メートルの槍が飛び出す。
水上へと飛び出した槍を掴むと、カレンはゼージュンゲルの操る鯱へとボードを向けた。水中に散布した機雷により、ゼージュンゲルもそう簡単には水中戦を選べまい。
向かい合った両者は、共に突進しながら、すれ違いざまに数合斬り結ぶ。互いの技量は甲乙つけがたく、どちらも致命的な一撃は入れられない。
カレンはボードをくるりと旋回させ、鯱の後方から追いすがる。旋回能力に関しては、巨大な鯱よりもカレンの操るサーフボードの方に分があった。
後方からの攻撃に、鯱はまたもや体軸を中心に回転してゼージュンゲルを水中へと逃がす。回転モーメントを利用したゼージュンゲルの突きを、カレンはボードの推進力を利用した宙返りでかわした。
並走したまま切り結ぶこと数合、両者はプールの端で左右に分かれて大きく旋回する。再び向き合った両者は、互いに必殺の技を繰り出すべく魔力を体に巡らせてゆく。
カレンは、鎧に装備された内部拡張収納袋へ槍をしまうと、両拳を前へ突き出した。すると鎧の胸部を構成する鮫の口が変形しながら離脱し、前腕の籠手へと移動する。これによって、カレンの両手が鮫の顎を形成した。
いっぽうのゼージュンゲルは、海王神に『怒涛』を祈念する。ゼージュンゲルの目前で大量の水が盛り上がり、大波となってカレンを襲う。さらにゼージュンゲルは、槍を高速回転させつつ、鯱の背中から跳躍して波の中へと飛び込んだ。
ゼージュンゲルの槍の回転が、大波そのものを大渦巻へと変化させる。これぞ水神流殺法『大渦磔刑突き』、大渦により四肢の自由を奪い、磔刑のごとく敵を貫く必殺の技であった。
「超転身スピン!」
カレンは迫りくる大渦に対し、自身も回転しながら突っ込んだ。両手で形成された鮫の顎を中心に、魔力による力場が形成される。両者の技が闘技場の中心で激突した。
カレンの回転が、襲い来る大渦をものともせず弾き飛ばしてゆく。しかし、これはゼージュンゲルの思惑通りであった。
先に水中でカレンの超転身スピンを見ていたゼージュンゲルは、その回転方向と逆回転になるよう大渦を作り出した。この『大渦磔刑突き』を攻略するために、おそらく何らかの回転技を出してくると予想したのである。回転方向の癖は、達人といえどそうそう変わるものではない。
ゼージュンゲルの目論見通り、大渦の回転モーメントがカレンの回転モーメントを徐々に相殺してゆく。こうなってしまえば、もはや相手は止まった的に等しい。
「もらった!」
ゼージュンゲルの鋭い突きが、カレンを一直線に狙う。
「させるか!」
唸りを上げる三叉の槍の穂先を、鮫の顎が噛み砕く。鮫の顎はそのまま高速開閉を繰り返し、槍の柄を噛み砕きながらゼージュンゲルへと迫る。そしてついにゼージュンゲルの胴をその顎へと捉えた。
「義経八艘飛び!」
カレンはゼージュンゲルを捉えたまま、水面に浮かぶ槍や撮影用ゴーレムの破片を足場に、主を失った鯱へと飛び移る。さらに、暴れる鯱を足場にして、再び必殺の技を繰り出した。
「超転身! トルネードスピィィンッ!」
高速回転による遠心力により、ゼージュンゲルは攻撃も防御もままならない。まさに自身の『大渦磔刑突き』で狙う、磔刑のような状態である。カレンはそのまま空中を突き進み、プールを囲む壁へと激突した。
防御壁に守られた闘技場全体を揺るがすような衝撃と共に、ゼージュンゲルがプールの壁に深々とめり込んだ。プールの壁が陥没し、無数の亀裂が走る。
一瞬の静寂。カレンはプールの壁を蹴り、ゼージュンゲルを捉えたまま跳躍、水面に浮かぶサーフボードへと降り立つ。
そして鮫の顎に咥えたままのゼージュンゲルを、高々と頭上に掲げた。意識を失ったゼージュンゲルの四肢は力なく垂れさがっている。このまま鮫の顎を完全に閉じれば、ゼージュンゲルの胴は真っぷたつにちぎれるだろう。
ここに至り、ルビオナ王国から降伏の信号弾が上がった。
「決着! 決着だァーッ! 不利かと思われた水中決戦を、カレン卿が制したーッ!」
闘技場が歓声に沸き返る中、審判団から正式な裁定が下される。
「勝者、イーダスハイム龍王国次鋒、カレン・フォン・シュヴェールト!」
「イーダスハイム龍王国、まさかの2連勝だァーッ! これはルビオナ王国、後がなくなった! はたしてここから巻き返せるのか、中堅戦への期待が高まるぞーッ!」
マクシミリアンの実況に、闘技場の盛り上がりも最高潮に達した。ただでさえ副将戦と大将戦はイーダスハイム側有利とみなされていた所に、序盤の2連勝である。いよいよもってルビオナ王国は苦しい戦いを強いられる事になるだろう。
いっぽうプールでは、主を奪われた鯱が、ゼージュンゲルを横抱きにしているカレンのもとへと静かに泳ぎ寄って来た。カレンの腕に付いていた鮫の頭は、すでに胸部装甲へと戻っている。
巨体に似合わぬ悲し気な鳴き声を上げる鯱の背に、カレンはゼージュンゲルをそっと乗せてやった。鯱は大きくひと鳴きすると、主を落とさぬようゆっくりと入場口へ向かって泳ぎ出す。
その姿を見送りながら、カレンは大役を果たした安堵にふっと微笑んだ。それに合わせるかのように、胸の鮫がギラリと歯を剥いて笑った。
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