88 / 91
第十三章 代表戦
次鋒戦 Ⅰ
しおりを挟む
先鋒戦から3時間後、闘技場のグラウンドは土魔法により造成された巨大なプールと化していた。
並々と湛えられた水は近くの川から引き込まれており、その水量は実に9万立方メートル、水深は15メートルにも及ぶ。休憩から帰って来た観客たちも、この大仕掛けに大興奮であった。
「さあ、いよいよ次鋒戦の開始時刻となりました。どうやら次鋒戦は海戦を模した戦いになるようですね。これは相当ルビオナ王国に有利なのでは? 解説の獣兵衛さん、どう思われますか」
闘技場にマクシミリアンの実況が響く。
「こりゃあイーダスハイム側も思い切ったな。まあ先鋒戦のあれこれを通すためにこっちを譲歩したのかもしれねえが、半魚人の手練れ相手に水中戦たあ恐れ入るぜ」
「なるほど、舞台設定も駆け引きのうちという事ですか。なお、現時点での賭け率はゼージュンゲル1.4倍対カレン卿2.6倍となっております。先鋒戦の結果から、少し穴狙いが増えたという所でしょうか。条件の不利ほどは賭け率の開きが無いようにも思われます」
賭け率の話を聞いたマイスラが、にやりと笑みを浮かべる。
「まあカレンの装備を見たら、賭け率はもっと動くかもよ」
「おっと、解説のマイスラさんからまたもや新情報が! さあ、両陣営の入場です。最初に姿を現したのはルビオナ王国次鋒、水神流殺法の使い手、魔王七本槍の伍の槍、怒涛ゼージュンゲルだーッ!」
西側の入場口から泳ぎ出たのは、体長7メートルの鯱に酷似した海獣の背に乗ったゼージュンゲルであった。
ゼージュンゲルは、装飾の施された鞍上で、三叉の槍を大きく振り回して見せる。紺碧の鱗と青い部分鎧が陽光を反射して煌めく様は、亜人に分類される半魚人でありながら、観客たちに畏敬の念を抱かせる美しさがあった。
「なんとゼージュンゲル、鯱に乗って登場だーッ! 冥府の魔物とも言われる海獣を、軍馬のごとく乗りこなしているぞーッ!」
続いて東側の入場口が開くと、こちらからも巨大な魚影が泳ぎ出る。
「おおーっと! カレン卿、巨大な鮫に乗って登場ッ! これはまさかゴーレムなのか!? ゼージュンゲルの鯱に勝るとも劣らぬ巨体だーッ!」
純白の全身鎧に身を包んだカレンが騎乗するのは、こちらも純白の装甲で覆われた全長7メートル半の鮫に酷似したゴーレムであった。カレンの全身鎧は密閉式の防水鎧となっており、魔法陣による循環呼吸が可能である。これにより、長時間の水中戦にも耐えうるのだ。
カレンは、鮫から伸びるサブアームに取り付けられた、長さ3メートルを超える長大なランスと、騎乗用のヒーター・シールドを構える。対するゼージュンゲルは、三叉の槍を両手で構え、試合開始の合図を待つ。
「水中戦という事で圧倒的にゼージュンゲル有利かと思われた次鋒戦、なんと互いに騎乗しての入場だ! これは勝敗の行方も分からなくなって来た! 賭け率も1.7倍対1.9倍と接戦だ! さあ、開始の合図だ!」
マクシミリアンの実況に続き、試合開始のラッパが響き渡る。
「いざ! 水神流殺法、アクアカッター!」
先手を取ったのはゼージュンゲルであった。槍の穂先を水中にくぐらせながら鋭く振り抜くと、巻き上げられた水が鋭い刃と化してカレンを襲う。
並の鉄なら切断するほどの切れ味を誇るアクアカッターを、カレンは意に介さず突撃を仕掛ける。ゴーレム鮫の流線形ボディに対し、入射角の浅いアクアカッターは弾かれてしまう。
鮫のボディで止まらなかった分は盾で受け流しつつ、カレンはゼージュンゲルへ長大なランスを突き入れた。しかしゼージュンゲルを乗せた鯱が、体軸を中心にくるりと回転し、騎手を水中へと逃す。
鯱がそのまま1回転するのに合わせて、ゼージュンゲルは水中からゴーレム鮫の腹へと攻撃を仕掛ける。体重7トンを超える鯱の回転モーメントと、ゼージュンゲルの技量が合わさった刺突がゴーレム鮫を襲う。
これに対し、カレンは魔力による武器強化で、ゴーレム鮫の耐久力を大幅に引き上げて対抗する。さらにゴーレム鮫が体をひねって刺突を逸らす事により、ゼージュンゲルの攻撃は装甲を削るに止まった。
すれ違った両者は大きく旋回し、闘技場の両端から再び突撃を開始する。
突進する鯱の背中から、ゼージュンゲルが大きく跳躍した。鯱の体当たりで体勢が崩れた所を上空から狙う作戦である。そうはさせじとカレンもゴーレム鮫から跳躍し、ゼージュンゲルを空中で迎え撃つ。
ランスをゴーレム鮫のサブアームに残したまま跳躍したカレンは、腰から片手剣を抜き、ゼージュンゲルの三叉槍と渡り合う。達人同士の苛烈な技の応酬が空中で繰り広げられる。
いっぽう、水中では鯱とゴーレム鮫の巨体が激しくぶつかり合っていた。ゴーレム鮫も水に浮くという条件を満たすために、総重量は生身の鮫とそこまで違いはない。そのため、巨体同士の激突はほぼ互角の状況であった。
装甲の硬さでゴーレム鮫に分があるかといえば、鯱の魔力で強化された牙は、その装甲をも容易に貫く威力を備えている。かたやゴーレム鮫はGFネットワークにより、ゴーレム脳の支援を受けており、その戦闘能力はただの鮫を遥かに凌駕していた。
空中での攻防が終わり、両者が距離を取ると、それぞれの騎獣も主人を乗せるため落下地点へと急ぐ。ゴーレム鮫も鯱も致命傷は無いものの、体表は傷だらけであった。
痛みを感じぬゴーレム鮫はともかく、鯱はそこそこ深い傷から幾筋も血を流しており、このままでは失血による戦力低下も免れない。
カレンたちから距離を取って泳ぎながら、ゼージュンゲルは海王神に『生命の水』を祈念した。これは生命の起源たる海を司る海王神の権能により、周囲の水に回復作用を付与する奇蹟である。『生命の水』の作用により、鯱の傷はみるみるうちに塞がってゆく。同時にゼージュンゲルの傷もまた、振りかかる水しぶきによって癒される。
水上戦では互角と見たゼージュンゲルは、鯱を操り水中へと潜った。カレンも即座に応じ、戦いは水中へと移行する。ゴーレム鮫の装甲は傷だらけだが、浸水による影響は感じられない。
ゼージュンゲルの騎乗する鯱が、カレンに向けて超音波を放つ。水中における音速は空気中の速度の4倍を超える。大型の魚ですら昏倒させる音の衝撃がカレンを襲う。
しかしイーダスハイム側も、想定される攻撃は既に対策済みであった。鎧下の緩衝材と身体強化により、超音波攻撃を無効化すると、お返しとばかりにゴーレム鮫も超音波を行う。
とはいえゼージュンゲルと鯱にしてみれば、慣れた攻撃である。身体強化により軽く受け流すと、ゴーレム鮫のさらに下へと潜り込む。
深さ15メートルのプールの底すれすれまで潜ったゼージュンゲルは、斜め下からゴーレム鮫を狙って突撃する。これに対し、カレンもゴーレム鮫の鼻先を斜め下へと向けた。
鯱の突進と同時に、ゼージュンゲルが三叉槍をひねりながら前方へ突き出す。すると鯱の前方へ渦巻く水流が形成された。水神流殺法・渦潮崩し。水流に巻き込まれて行動不能に陥った敵を、すれ違いざまに貫く技である。
いっぽうのゴーレム鮫も、鼻先が変形しドリルを形成すると、全身で水流とは逆方向に回転運動を始めた。同時に魔力による力場が形成され、迫る水流と激しく激突する。超転身スピン・カヴァレリであった。
ゴーレム鮫に内蔵された、拠点防衛用の巨大な魔晶石から引き出された魔力によるスピンは、渦潮崩しの威力を遥かに上回る。ゼージュンゲルは咄嗟に鯱の進行方向を上方に修正するが、ゴーレム鮫のスピンによる攻撃範囲の広さにより完全には避け切れない。
鯱の腹部が大きく抉られるが、傷はぎりぎり内臓までは至らなかった。ゼージュンゲルは『生命の水』を祈念しつつ、鯱を水面へと泳がせる。
プールの底を抉りつつスピンを終えたゴーレム鮫。その鞍上から鯱を見上げるカレンであったが、周囲は巻き上げられた泥により視界が遮られていた。
このままではまずいと、鯱を追って水面へゴーレム鮫を急がせるカレン。泥から抜け出したカレンの視界に飛び込んできたのは、水中から空中へと大きくジャンプする鯱と、水中に漂う数個の球であった。
次の瞬間、その球は爆裂魔法により次々と爆発し、闘技場に大きな水柱が何本もそびえ立った。
並々と湛えられた水は近くの川から引き込まれており、その水量は実に9万立方メートル、水深は15メートルにも及ぶ。休憩から帰って来た観客たちも、この大仕掛けに大興奮であった。
「さあ、いよいよ次鋒戦の開始時刻となりました。どうやら次鋒戦は海戦を模した戦いになるようですね。これは相当ルビオナ王国に有利なのでは? 解説の獣兵衛さん、どう思われますか」
闘技場にマクシミリアンの実況が響く。
「こりゃあイーダスハイム側も思い切ったな。まあ先鋒戦のあれこれを通すためにこっちを譲歩したのかもしれねえが、半魚人の手練れ相手に水中戦たあ恐れ入るぜ」
「なるほど、舞台設定も駆け引きのうちという事ですか。なお、現時点での賭け率はゼージュンゲル1.4倍対カレン卿2.6倍となっております。先鋒戦の結果から、少し穴狙いが増えたという所でしょうか。条件の不利ほどは賭け率の開きが無いようにも思われます」
賭け率の話を聞いたマイスラが、にやりと笑みを浮かべる。
「まあカレンの装備を見たら、賭け率はもっと動くかもよ」
「おっと、解説のマイスラさんからまたもや新情報が! さあ、両陣営の入場です。最初に姿を現したのはルビオナ王国次鋒、水神流殺法の使い手、魔王七本槍の伍の槍、怒涛ゼージュンゲルだーッ!」
西側の入場口から泳ぎ出たのは、体長7メートルの鯱に酷似した海獣の背に乗ったゼージュンゲルであった。
ゼージュンゲルは、装飾の施された鞍上で、三叉の槍を大きく振り回して見せる。紺碧の鱗と青い部分鎧が陽光を反射して煌めく様は、亜人に分類される半魚人でありながら、観客たちに畏敬の念を抱かせる美しさがあった。
「なんとゼージュンゲル、鯱に乗って登場だーッ! 冥府の魔物とも言われる海獣を、軍馬のごとく乗りこなしているぞーッ!」
続いて東側の入場口が開くと、こちらからも巨大な魚影が泳ぎ出る。
「おおーっと! カレン卿、巨大な鮫に乗って登場ッ! これはまさかゴーレムなのか!? ゼージュンゲルの鯱に勝るとも劣らぬ巨体だーッ!」
純白の全身鎧に身を包んだカレンが騎乗するのは、こちらも純白の装甲で覆われた全長7メートル半の鮫に酷似したゴーレムであった。カレンの全身鎧は密閉式の防水鎧となっており、魔法陣による循環呼吸が可能である。これにより、長時間の水中戦にも耐えうるのだ。
カレンは、鮫から伸びるサブアームに取り付けられた、長さ3メートルを超える長大なランスと、騎乗用のヒーター・シールドを構える。対するゼージュンゲルは、三叉の槍を両手で構え、試合開始の合図を待つ。
「水中戦という事で圧倒的にゼージュンゲル有利かと思われた次鋒戦、なんと互いに騎乗しての入場だ! これは勝敗の行方も分からなくなって来た! 賭け率も1.7倍対1.9倍と接戦だ! さあ、開始の合図だ!」
マクシミリアンの実況に続き、試合開始のラッパが響き渡る。
「いざ! 水神流殺法、アクアカッター!」
先手を取ったのはゼージュンゲルであった。槍の穂先を水中にくぐらせながら鋭く振り抜くと、巻き上げられた水が鋭い刃と化してカレンを襲う。
並の鉄なら切断するほどの切れ味を誇るアクアカッターを、カレンは意に介さず突撃を仕掛ける。ゴーレム鮫の流線形ボディに対し、入射角の浅いアクアカッターは弾かれてしまう。
鮫のボディで止まらなかった分は盾で受け流しつつ、カレンはゼージュンゲルへ長大なランスを突き入れた。しかしゼージュンゲルを乗せた鯱が、体軸を中心にくるりと回転し、騎手を水中へと逃す。
鯱がそのまま1回転するのに合わせて、ゼージュンゲルは水中からゴーレム鮫の腹へと攻撃を仕掛ける。体重7トンを超える鯱の回転モーメントと、ゼージュンゲルの技量が合わさった刺突がゴーレム鮫を襲う。
これに対し、カレンは魔力による武器強化で、ゴーレム鮫の耐久力を大幅に引き上げて対抗する。さらにゴーレム鮫が体をひねって刺突を逸らす事により、ゼージュンゲルの攻撃は装甲を削るに止まった。
すれ違った両者は大きく旋回し、闘技場の両端から再び突撃を開始する。
突進する鯱の背中から、ゼージュンゲルが大きく跳躍した。鯱の体当たりで体勢が崩れた所を上空から狙う作戦である。そうはさせじとカレンもゴーレム鮫から跳躍し、ゼージュンゲルを空中で迎え撃つ。
ランスをゴーレム鮫のサブアームに残したまま跳躍したカレンは、腰から片手剣を抜き、ゼージュンゲルの三叉槍と渡り合う。達人同士の苛烈な技の応酬が空中で繰り広げられる。
いっぽう、水中では鯱とゴーレム鮫の巨体が激しくぶつかり合っていた。ゴーレム鮫も水に浮くという条件を満たすために、総重量は生身の鮫とそこまで違いはない。そのため、巨体同士の激突はほぼ互角の状況であった。
装甲の硬さでゴーレム鮫に分があるかといえば、鯱の魔力で強化された牙は、その装甲をも容易に貫く威力を備えている。かたやゴーレム鮫はGFネットワークにより、ゴーレム脳の支援を受けており、その戦闘能力はただの鮫を遥かに凌駕していた。
空中での攻防が終わり、両者が距離を取ると、それぞれの騎獣も主人を乗せるため落下地点へと急ぐ。ゴーレム鮫も鯱も致命傷は無いものの、体表は傷だらけであった。
痛みを感じぬゴーレム鮫はともかく、鯱はそこそこ深い傷から幾筋も血を流しており、このままでは失血による戦力低下も免れない。
カレンたちから距離を取って泳ぎながら、ゼージュンゲルは海王神に『生命の水』を祈念した。これは生命の起源たる海を司る海王神の権能により、周囲の水に回復作用を付与する奇蹟である。『生命の水』の作用により、鯱の傷はみるみるうちに塞がってゆく。同時にゼージュンゲルの傷もまた、振りかかる水しぶきによって癒される。
水上戦では互角と見たゼージュンゲルは、鯱を操り水中へと潜った。カレンも即座に応じ、戦いは水中へと移行する。ゴーレム鮫の装甲は傷だらけだが、浸水による影響は感じられない。
ゼージュンゲルの騎乗する鯱が、カレンに向けて超音波を放つ。水中における音速は空気中の速度の4倍を超える。大型の魚ですら昏倒させる音の衝撃がカレンを襲う。
しかしイーダスハイム側も、想定される攻撃は既に対策済みであった。鎧下の緩衝材と身体強化により、超音波攻撃を無効化すると、お返しとばかりにゴーレム鮫も超音波を行う。
とはいえゼージュンゲルと鯱にしてみれば、慣れた攻撃である。身体強化により軽く受け流すと、ゴーレム鮫のさらに下へと潜り込む。
深さ15メートルのプールの底すれすれまで潜ったゼージュンゲルは、斜め下からゴーレム鮫を狙って突撃する。これに対し、カレンもゴーレム鮫の鼻先を斜め下へと向けた。
鯱の突進と同時に、ゼージュンゲルが三叉槍をひねりながら前方へ突き出す。すると鯱の前方へ渦巻く水流が形成された。水神流殺法・渦潮崩し。水流に巻き込まれて行動不能に陥った敵を、すれ違いざまに貫く技である。
いっぽうのゴーレム鮫も、鼻先が変形しドリルを形成すると、全身で水流とは逆方向に回転運動を始めた。同時に魔力による力場が形成され、迫る水流と激しく激突する。超転身スピン・カヴァレリであった。
ゴーレム鮫に内蔵された、拠点防衛用の巨大な魔晶石から引き出された魔力によるスピンは、渦潮崩しの威力を遥かに上回る。ゼージュンゲルは咄嗟に鯱の進行方向を上方に修正するが、ゴーレム鮫のスピンによる攻撃範囲の広さにより完全には避け切れない。
鯱の腹部が大きく抉られるが、傷はぎりぎり内臓までは至らなかった。ゼージュンゲルは『生命の水』を祈念しつつ、鯱を水面へと泳がせる。
プールの底を抉りつつスピンを終えたゴーレム鮫。その鞍上から鯱を見上げるカレンであったが、周囲は巻き上げられた泥により視界が遮られていた。
このままではまずいと、鯱を追って水面へゴーレム鮫を急がせるカレン。泥から抜け出したカレンの視界に飛び込んできたのは、水中から空中へと大きくジャンプする鯱と、水中に漂う数個の球であった。
次の瞬間、その球は爆裂魔法により次々と爆発し、闘技場に大きな水柱が何本もそびえ立った。
0
お気に入りに追加
108
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
箱庭から始まる俺の地獄(ヘル) ~今日から地獄生物の飼育員ってマジっすか!?~
白那 又太
ファンタジー
とあるアパートの一室に住む安楽 喜一郎は仕事に忙殺されるあまり、癒しを求めてペットを購入した。ところがそのペットの様子がどうもおかしい。
日々成長していくペットに少し違和感を感じながらも(比較的)平和な毎日を過ごしていた喜一郎。
ところがある日その平和は地獄からの使者、魔王デボラ様によって粉々に打ち砕かれるのであった。
目指すは地獄の楽園ってなんじゃそりゃ!
大したスキルも無い! チートも無い! あるのは理不尽と不条理だけ!
箱庭から始まる俺の地獄(ヘル)どうぞお楽しみください。
【本作は小説家になろう様、カクヨム様でも同時更新中です】
なんで誰も使わないの!? 史上最強のアイテム『神の結石』を使って落ちこぼれ冒険者から脱却します!!
るっち
ファンタジー
土砂降りの雨のなか、万年Fランクの落ちこぼれ冒険者である俺は、冒険者達にコキ使われた挙句、魔物への囮にされて危うく死に掛けた……しかも、そのことを冒険者ギルドの職員に報告しても鼻で笑われただけだった。終いには恋人であるはずの幼馴染にまで捨てられる始末……悔しくて、悔しくて、悲しくて……そんな時、空から宝石のような何かが脳天を直撃! なんの石かは分からないけど綺麗だから御守りに。そしたら何故かなんでもできる気がしてきた! あとはその石のチカラを使い、今まで俺を見下し蔑んできた奴らをギャフンッと言わせて、落ちこぼれ冒険者から脱却してみせる!!
一人息子の勇者が可愛すぎるのだが
碧海慧
ファンタジー
魔王であるデイノルトは一人息子である勇者を育てることになった。
デイノルトは息子を可愛がりたいが、なかなか素直になれない。
そんな魔王と勇者の日常開幕!
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第三章フェレスト王国エルフ編
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる