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第六章 魔獣暴走
防衛戦 Ⅱ
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黒い津波のように押し寄せる魔獣暴走。その先頭を走る真っ黒な犀に似た魔獣は、戦犀の上位種である黒鎧戦犀である。体高5メートル、体重に至っては40トンを超え、鼻先の黒い角は油膜のような虹色に輝き、大型の魔獣ですら即死させる毒を蓄積している。
時速60キロメートル以上で突進するその恐るべき質量を、全力で走り込むナナシの拳が迎撃する。黒鎧戦犀は頭部を砕かれ、そのまま後続の魔獣を押しつぶしながら200メートル程も弾き飛ばされた。
しかし魔獣暴走がその程度で止まる事はない。城に向かう魔獣は無視して、ナナシは手にした長さ3メートルのトゲバットで、当たるを幸い周囲の魔獣を叩き潰す。トゲバットのフルスイングで弾き飛ばされた魔獣たちは、それ自体が必殺の弾丸と化して周囲の魔獣へと降り注ぐ。
いっぽう美強とフリーダ、キーラは巨大な多頭竜へと向かっていた。
和洋折衷の戦鎧に身を包んだ美強は、魔獣の上を器用に跳躍しつつ、ヒドラを目指す。これぞ羽生心影流『義経八艘飛び』である。美強が飛び移った後には、足場ついでに首を落とされた魔獣の骸が残されてゆく。
全長300メートルのヒドラは、自分に向かってくる小虫のごとき人間に本能的な危機を感じたか、9つの頭から毒霧を噴射した。あっという間に致死の毒霧が周囲を覆い、毒霧に触れた魔獣がバタバタと死んでゆく。
美強は狼を模した兜の面頬を閉じると、内部に施された呪符による循環呼吸を発動する。そのまま一気に跳躍すると、ヒドラの首の付け根へと斬り込んだ。
しかし相手は全長300メートルのヒドラであり、首1本といえどその直径は5メートルを超える。美強の斬撃はその余波も相まって首を半ばまで切断するものの、斬り飛ばすまでには至らない。そしてヒドラの恐るべき再生力により、首の傷は見る間にふさがってゆく。
再生したとはいえ思わぬ深手を負ったヒドラは、毒霧をさらに噴出しながら9本の首で美強を攻撃し始める。巨体から繰り出される噛みつき攻撃は、常人ならば回避も危ういほどであるが、美強にとっては退屈極まりない。
「まったく、これだからデカイだけの木偶の坊はつまんねェんだよな。殺すにゃあ時間がかかるし、かといって戦い自体は面白くもなんともねえ。けど城の連中にゃあ、こいつはちっとばかし骨だろうしよ。まっ、これも賃働きだからしょうがねえや」
愚痴りながらも首を足場に斬撃を見舞ってゆく美強。傷口がふさがらぬよう、刀に呪符で炎をまとわせて斬撃と同時に傷を焼いてみるが、つながっている部分から組織が押し出されるように増殖し再生してしまう。
そこへ城の方から一陣の風が吹き抜け、周囲に漂う毒霧を払った。フリーダの精霊呪文『突風』である。『風の守り』を身にまとい、『飛行』で突っ込んでくるフリーダの足には、義手を伸ばしたキーラが掴まっている。
「素材を! よこせええええ!」
叫びながら周囲の魔素を集め、フリーダが特大サイズの『火球』を放つ。『火球』が命中したヒドラの首は爆発し、真ん中からちぎれ飛ぶ。しかし焼け焦げた断面を別の頭がかじり取ると、すぐさま肉が泡立つように盛り上がり首を再生してゆく。
キーラも義手をいったん巻き取ると、ヒドラの頭部を狙って拳を射出する。そして長く伸ばした紐による大切断を見舞うものの、鋭利な切断面からは何事もなかったかのように頭部が再生してしまう。
首の上をひょいひょいと飛び移りながらその様子を見ていた美強は、納刀すると懐から小石ほどの礫を取り出し上空へと放り投げた。
「ちまちまやってても埒が明かねえや。1発でかいのをお見舞いしてやるからよっく見てな!」
美強はそう叫ぶと、空中に散らばった礫を足場にヒドラのさらに上空へと駆け上がる。どれほど小さな足場であろうとも己の体重すら無視して駆けるこの歩法こそ、『義経八艘飛び』の神髄たる『天狗の歩法』、その真骨頂である。
美強はヒドラの上空で内部拡張収納袋から弓を取り出すと矢をつがえた。その鏃は美しく輝くエルフ銀製である。羽生心影流は武芸百般を宗とし、弓術は剣術、槍術と並んで特に重要視されている。
「獣兵衛神殺法その参、竜骨砕き! くらいやがれ!」
美強の体が巡る神気によって黄金に輝き、その輝きが鏃の1点に収束する。ひょうと放たれた矢がヒドラの胴に命中した瞬間、圧縮されていた神気が爆発的に解放され、直径50メートル内に存在するもの全てを吹き飛ばした。
「おわあああああ、無茶すんなあああああああ!」
爆風の余波に翻弄されたキーラは、とっさに拳を射出してフリーダの鎧を掴む。いっぽうのフリーダは、頭を抱えて奇声を上げている。
「きゃあああああああああ! ヒドラの毒腺っ! 毒腺がああああああああ!」
慌てて急降下するフリーダ。眼下のヒドラは胴体中央が爆散しており、前後にちぎれていた。そしてヒドラの素材で最も高価な部位である毒腺もまた、完全に消滅している。
「馬鹿じゃないの!? このサイズなら金貨1万枚は堅かったのに! 返せっ! 私の毒腺返せえええっ!」
全くもって理不尽な文句をわめき散らしながら、せめて毒腺のかけらでもと探し回るフリーダ。足元を埋め尽くす血肉もお構いなしの必死さに、キーラと美強は顔を見合わせ苦笑いを交わす。
しかし、そんなフリーダの足がぴたりと止まる。金に目がくらんでいるとはいえ腐ってもエルフ、ほんのわずかではあるが、不穏なエネルギーの流れを感じ取ったのだ。
「なんかヤバい! いったん引くわよ!」
叫ぶが早いか『飛行』で離脱するフリーダの足をキーラの義手が掴み便乗する。美強も人間離れした速度でその場から走り去る。
はたしてフリーダの予感どおり、ヒドラの死骸を中心に地面が黒く泡立ち始めた。その範囲は瞬く間に広がってゆき、ヒドラの死骸をはじめ、周囲に横たわるおびただしい数の死骸を次々と地面の下へと飲み込み始める。
やがて泡立つ地面は直径500メートル程に広がり、その上にいた魔獣も死骸も全てを飲み込んでしまう。そして地中から幾筋もの閃光が走り、その光は線となって絡み合い、泡立つ地面の上に直径500メートルの巨大な魔法陣を完成させた。
数千の魔獣を生贄にしたその魔法陣は次第に輝きを増し、それにつれ地面もより激しく泡立ち始める。禍々しいエネルギーの流れは暗雲を呼び、周囲の魔素が汚染されてゆく。魔法陣の範囲から逃れた魔獣たちも、迫りくる異様な何かに怯え狂奔する。
そしてついに、それは、遥か深淵から魔法陣の中心へと手をかけた。幅10メートルもある巨大な手が、魔法陣を手掛かりに深淵からその巨体を引き上げる。圧倒的な質量が魔法陣を通り抜け、現世へと出現した。
それは身長100メートルの巨大な戦士だった。鮮血に濡れたような真っ赤な皮膚の下には、太縄のような筋肉が盛り上がり、体表には魔力を秘めた文様が虹色に脈動している。体を覆うのは漆黒の胴鎧と草摺のみ。2対4本の巨大でねじくれた角を生やした頭部には、目のあるべき場所から昆虫のような複眼が後頭部まで伸びており、視界に死角はない。耳まで裂けた口からは、上下に巨大な牙が生えている。
さらに特筆すべきはその武装であろう。2対4本の強靭な腕の内、左手2本で支えるのは身の丈以上の高さ120メートルを誇るタワーシールド、その名も『不壊の大楯』。右腕2本で構えるは穂先30メートル、全長180メートルの矛、その名を『必壊の戦矛』。いずれも人智を超えた混沌の業物である。
そしてそれらを携えるこの巨人こそ、混沌の一柱『破壊を愉しむ者』の使徒、万象砕きであった。
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しかし魔獣暴走がその程度で止まる事はない。城に向かう魔獣は無視して、ナナシは手にした長さ3メートルのトゲバットで、当たるを幸い周囲の魔獣を叩き潰す。トゲバットのフルスイングで弾き飛ばされた魔獣たちは、それ自体が必殺の弾丸と化して周囲の魔獣へと降り注ぐ。
いっぽう美強とフリーダ、キーラは巨大な多頭竜へと向かっていた。
和洋折衷の戦鎧に身を包んだ美強は、魔獣の上を器用に跳躍しつつ、ヒドラを目指す。これぞ羽生心影流『義経八艘飛び』である。美強が飛び移った後には、足場ついでに首を落とされた魔獣の骸が残されてゆく。
全長300メートルのヒドラは、自分に向かってくる小虫のごとき人間に本能的な危機を感じたか、9つの頭から毒霧を噴射した。あっという間に致死の毒霧が周囲を覆い、毒霧に触れた魔獣がバタバタと死んでゆく。
美強は狼を模した兜の面頬を閉じると、内部に施された呪符による循環呼吸を発動する。そのまま一気に跳躍すると、ヒドラの首の付け根へと斬り込んだ。
しかし相手は全長300メートルのヒドラであり、首1本といえどその直径は5メートルを超える。美強の斬撃はその余波も相まって首を半ばまで切断するものの、斬り飛ばすまでには至らない。そしてヒドラの恐るべき再生力により、首の傷は見る間にふさがってゆく。
再生したとはいえ思わぬ深手を負ったヒドラは、毒霧をさらに噴出しながら9本の首で美強を攻撃し始める。巨体から繰り出される噛みつき攻撃は、常人ならば回避も危ういほどであるが、美強にとっては退屈極まりない。
「まったく、これだからデカイだけの木偶の坊はつまんねェんだよな。殺すにゃあ時間がかかるし、かといって戦い自体は面白くもなんともねえ。けど城の連中にゃあ、こいつはちっとばかし骨だろうしよ。まっ、これも賃働きだからしょうがねえや」
愚痴りながらも首を足場に斬撃を見舞ってゆく美強。傷口がふさがらぬよう、刀に呪符で炎をまとわせて斬撃と同時に傷を焼いてみるが、つながっている部分から組織が押し出されるように増殖し再生してしまう。
そこへ城の方から一陣の風が吹き抜け、周囲に漂う毒霧を払った。フリーダの精霊呪文『突風』である。『風の守り』を身にまとい、『飛行』で突っ込んでくるフリーダの足には、義手を伸ばしたキーラが掴まっている。
「素材を! よこせええええ!」
叫びながら周囲の魔素を集め、フリーダが特大サイズの『火球』を放つ。『火球』が命中したヒドラの首は爆発し、真ん中からちぎれ飛ぶ。しかし焼け焦げた断面を別の頭がかじり取ると、すぐさま肉が泡立つように盛り上がり首を再生してゆく。
キーラも義手をいったん巻き取ると、ヒドラの頭部を狙って拳を射出する。そして長く伸ばした紐による大切断を見舞うものの、鋭利な切断面からは何事もなかったかのように頭部が再生してしまう。
首の上をひょいひょいと飛び移りながらその様子を見ていた美強は、納刀すると懐から小石ほどの礫を取り出し上空へと放り投げた。
「ちまちまやってても埒が明かねえや。1発でかいのをお見舞いしてやるからよっく見てな!」
美強はそう叫ぶと、空中に散らばった礫を足場にヒドラのさらに上空へと駆け上がる。どれほど小さな足場であろうとも己の体重すら無視して駆けるこの歩法こそ、『義経八艘飛び』の神髄たる『天狗の歩法』、その真骨頂である。
美強はヒドラの上空で内部拡張収納袋から弓を取り出すと矢をつがえた。その鏃は美しく輝くエルフ銀製である。羽生心影流は武芸百般を宗とし、弓術は剣術、槍術と並んで特に重要視されている。
「獣兵衛神殺法その参、竜骨砕き! くらいやがれ!」
美強の体が巡る神気によって黄金に輝き、その輝きが鏃の1点に収束する。ひょうと放たれた矢がヒドラの胴に命中した瞬間、圧縮されていた神気が爆発的に解放され、直径50メートル内に存在するもの全てを吹き飛ばした。
「おわあああああ、無茶すんなあああああああ!」
爆風の余波に翻弄されたキーラは、とっさに拳を射出してフリーダの鎧を掴む。いっぽうのフリーダは、頭を抱えて奇声を上げている。
「きゃあああああああああ! ヒドラの毒腺っ! 毒腺がああああああああ!」
慌てて急降下するフリーダ。眼下のヒドラは胴体中央が爆散しており、前後にちぎれていた。そしてヒドラの素材で最も高価な部位である毒腺もまた、完全に消滅している。
「馬鹿じゃないの!? このサイズなら金貨1万枚は堅かったのに! 返せっ! 私の毒腺返せえええっ!」
全くもって理不尽な文句をわめき散らしながら、せめて毒腺のかけらでもと探し回るフリーダ。足元を埋め尽くす血肉もお構いなしの必死さに、キーラと美強は顔を見合わせ苦笑いを交わす。
しかし、そんなフリーダの足がぴたりと止まる。金に目がくらんでいるとはいえ腐ってもエルフ、ほんのわずかではあるが、不穏なエネルギーの流れを感じ取ったのだ。
「なんかヤバい! いったん引くわよ!」
叫ぶが早いか『飛行』で離脱するフリーダの足をキーラの義手が掴み便乗する。美強も人間離れした速度でその場から走り去る。
はたしてフリーダの予感どおり、ヒドラの死骸を中心に地面が黒く泡立ち始めた。その範囲は瞬く間に広がってゆき、ヒドラの死骸をはじめ、周囲に横たわるおびただしい数の死骸を次々と地面の下へと飲み込み始める。
やがて泡立つ地面は直径500メートル程に広がり、その上にいた魔獣も死骸も全てを飲み込んでしまう。そして地中から幾筋もの閃光が走り、その光は線となって絡み合い、泡立つ地面の上に直径500メートルの巨大な魔法陣を完成させた。
数千の魔獣を生贄にしたその魔法陣は次第に輝きを増し、それにつれ地面もより激しく泡立ち始める。禍々しいエネルギーの流れは暗雲を呼び、周囲の魔素が汚染されてゆく。魔法陣の範囲から逃れた魔獣たちも、迫りくる異様な何かに怯え狂奔する。
そしてついに、それは、遥か深淵から魔法陣の中心へと手をかけた。幅10メートルもある巨大な手が、魔法陣を手掛かりに深淵からその巨体を引き上げる。圧倒的な質量が魔法陣を通り抜け、現世へと出現した。
それは身長100メートルの巨大な戦士だった。鮮血に濡れたような真っ赤な皮膚の下には、太縄のような筋肉が盛り上がり、体表には魔力を秘めた文様が虹色に脈動している。体を覆うのは漆黒の胴鎧と草摺のみ。2対4本の巨大でねじくれた角を生やした頭部には、目のあるべき場所から昆虫のような複眼が後頭部まで伸びており、視界に死角はない。耳まで裂けた口からは、上下に巨大な牙が生えている。
さらに特筆すべきはその武装であろう。2対4本の強靭な腕の内、左手2本で支えるのは身の丈以上の高さ120メートルを誇るタワーシールド、その名も『不壊の大楯』。右腕2本で構えるは穂先30メートル、全長180メートルの矛、その名を『必壊の戦矛』。いずれも人智を超えた混沌の業物である。
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