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巧巳の場合04.初めての感覚に溺れて
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三枝は巧巳にキスをし、しっかり抱き締めると、そのまま帰って行った。
残された巧巳はベッドに寝かされていたが、起き上がろうと尻を着くと、拡張用ディルドが奥まで挿入った。
「ん……っあ……」
思わず声が出て、巧巳は自分でびっくりしてしまった。
ギッチリと孔に嵌められたディルドは、少しお尻の体重を変えるだけでも、ズルリと動く。立ち上がれば多少違和感は少なくなるとはいえ、異物感が巧巳の躯体を犯している。
このまま明日まで抜いて貰えないと思うと、軽い絶望感と共に、昂ぶってしまう自分もいた。それよりも、今日はイくことができないまま放り出されたせいで、オナニーがしたくて堪らない自分もいる。
先生が命じたことは絶対だとは分かっていても、さっきまで少し扱かれた陰茎は萎えることはなく、孔からの刺激もあって触りたくて仕方が無い。
それでも、なんとか我慢しようとする巧巳がいた。ティッシュで先走りを拭うと、自分でも驚くほど濡れており、拭くだけでもゾクゾクという快感が身体を這う。
先走りは拭いても拭いても溢れ、ティッシュで鈴口を押さえ込むと、ジワリと紙が濡れてゆく。だが、押さえ込めば押さえ込むほどに快感は持続し、頭の中は(出したい……、出したい……)ばかりになってしまった。
これではだめだと思い返し、机の前に行くと参考書とノートを広げたが、普通に座ってまた声を上げて飛び跳ねた。
「あ……っ、んんっ……」
ディルドは固めの椅子だと、座った瞬間余計に中まで挿入り、ズクリという違和感を奥に与える。その感覚はただの違和感ではなく、座る角度を変えると前立腺に当たり、違和感が快感に変わった。
前立腺にディルドが当たると気持ちよくなると分かってしまうと、何度も座り直しては、前立腺にディルドが当たるよう腰を動かしてしまう巧巳がいた。
「……っ、……あっ」
また明日、先生が来たらこれを動かされるのだろうかと思うと、更に興奮してしまった。どうしようもなく、抗えない感覚に翻弄されながらも、ついつい腰を動かしては快感を得ようとしてしまう。
すごく大きなものを挿れられた筈なのに、違和感よりも快感が勝ってゆき、巧巳は暫くの間ディルドの虜になった。ものすごくいけないことをしている気持ちはあったが、ディルドがうまく当たるとジン……という快感が溢れ、肌が粟立つ。
勉強も手に着かなくなり、暫くその快感を求め、腰を浮かせては落とすことを繰り返した。
「……あっ、……んん、……っ」
気持ちよくて何度もそれを続けていたが、はっと気付くと親が帰ってくる時間になっていた。
巧巳は急いでベッドに移動し横向きになって寝そべると、暫くして身体に疲れが広がり、そのままベッドで眠りに落ちた。
残された巧巳はベッドに寝かされていたが、起き上がろうと尻を着くと、拡張用ディルドが奥まで挿入った。
「ん……っあ……」
思わず声が出て、巧巳は自分でびっくりしてしまった。
ギッチリと孔に嵌められたディルドは、少しお尻の体重を変えるだけでも、ズルリと動く。立ち上がれば多少違和感は少なくなるとはいえ、異物感が巧巳の躯体を犯している。
このまま明日まで抜いて貰えないと思うと、軽い絶望感と共に、昂ぶってしまう自分もいた。それよりも、今日はイくことができないまま放り出されたせいで、オナニーがしたくて堪らない自分もいる。
先生が命じたことは絶対だとは分かっていても、さっきまで少し扱かれた陰茎は萎えることはなく、孔からの刺激もあって触りたくて仕方が無い。
それでも、なんとか我慢しようとする巧巳がいた。ティッシュで先走りを拭うと、自分でも驚くほど濡れており、拭くだけでもゾクゾクという快感が身体を這う。
先走りは拭いても拭いても溢れ、ティッシュで鈴口を押さえ込むと、ジワリと紙が濡れてゆく。だが、押さえ込めば押さえ込むほどに快感は持続し、頭の中は(出したい……、出したい……)ばかりになってしまった。
これではだめだと思い返し、机の前に行くと参考書とノートを広げたが、普通に座ってまた声を上げて飛び跳ねた。
「あ……っ、んんっ……」
ディルドは固めの椅子だと、座った瞬間余計に中まで挿入り、ズクリという違和感を奥に与える。その感覚はただの違和感ではなく、座る角度を変えると前立腺に当たり、違和感が快感に変わった。
前立腺にディルドが当たると気持ちよくなると分かってしまうと、何度も座り直しては、前立腺にディルドが当たるよう腰を動かしてしまう巧巳がいた。
「……っ、……あっ」
また明日、先生が来たらこれを動かされるのだろうかと思うと、更に興奮してしまった。どうしようもなく、抗えない感覚に翻弄されながらも、ついつい腰を動かしては快感を得ようとしてしまう。
すごく大きなものを挿れられた筈なのに、違和感よりも快感が勝ってゆき、巧巳は暫くの間ディルドの虜になった。ものすごくいけないことをしている気持ちはあったが、ディルドがうまく当たるとジン……という快感が溢れ、肌が粟立つ。
勉強も手に着かなくなり、暫くその快感を求め、腰を浮かせては落とすことを繰り返した。
「……あっ、……んん、……っ」
気持ちよくて何度もそれを続けていたが、はっと気付くと親が帰ってくる時間になっていた。
巧巳は急いでベッドに移動し横向きになって寝そべると、暫くして身体に疲れが広がり、そのままベッドで眠りに落ちた。
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