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巧巳の場合01.三枝の性癖
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三枝は斗真と食事を採ったあと、一人で帰宅し、部屋でくつろいでいた。
コーヒーを淹れ、ふーっと溜息を吐くと斗真とのプレイが思い起こされる。自分はやはり、焦らすのが好きらしいと、三枝は改めて感じていた。
焦らしに応える子は増える方がいいが、なかなか斗真のようにはいかないので、次のターゲットは伸也だと決めている。しかし、伸也はすぐには挿入まではできないし、焦らすと我慢できなくなってしまうタイプかもしれない。明日は、夕方から伸也の家に行くことになっているが、射精はきちんと我慢しているだろうかと考える。
射精を我慢できていたら、かなりの早さで焦らしてやることはできるが、我慢できなくて出してしまっていたらそうはいかない。
今まで開発した子たちの中で、すぐに挿入ができる子は7人いる。簡単に言えば、日替わりで少年を犯すことができる人数だ。しかし、斗真以外を焦らすとすぐに欲しがってしまい、三枝が心ゆくまで追い詰めて焦らすことができない。もっと我慢ができるような子を増やさないと、このままでは斗真だけになってしまう。
三枝はとにかく性欲が強い。それは自分でも自覚している。毎日、昼夜構わず少年を抱いては、発散する日々を送っている。だが、当初は開発してやれば気が済んでいたが、最近は焦らしてやり、我慢を重ねさせてから抱く方が楽しいと気付いてしまった。
焦らすことは、自分の性欲を焦らすのと同じで、さんざん焦らしながら少年の躯体を堪能して盛り上げることに繋がる。すぐに挿れるのでは面白みに欠け、我慢させ愁いを帯びた瞳や紅潮する躯体があってこそ、セックスが愉しくなるのだ。
三枝は、女性や青年には全く興味がない。青年とは何度か付き合ったりもしたが、セックスが合わず、続けることができなかった。青年相手では、勃たないことが多いのだが、少年を相手にすると痛いくらいまで勃起してしまう。
それはたぶん、少年と初めてセックスしたときの感覚が、そうさせているのだろう。
今現在、家庭教師として抱えている子は5人。今日の夕方は、そのうちの一人である巧巳の家に出向く。
巧巳は、名を柴田巧巳といい、三枝が開発している子の一人だ。金持ち一家の一人っ子で、伸也と同じく鍵っ子でもある。最初は勉強さえ嫌がり、言葉遣いも荒く、とても厄介な子だった。しかし、少しづつ身体を触るうちに性欲というものを覚え、三枝が精通を行った。
それからというもの、巧巳は従順になり、三枝に対しては言葉遣いも丁寧になった。そして、週一で家に行く度、巧巳は射精を手伝ってくれるよう、お願いをするようにまで開発されている。三枝はそうしてほしいのであれば射精を我慢し、勉強していい点を取ることを交換条件として出したが、すぐにクラスで1番を取った優秀な子だ。
来年には受験が待ち構えており、三枝としても、なんとか合格させたいと思っている。
巧巳にはいつも多すぎる程の宿題が出してあり、家に行って確認するのは、それが全部出来上がっているかどうかだけだ。それがきちんと出来ていれば、エッチなことをしてやり、扱いてイかせる。ただ、そろそろ挿入を覚えさせたいという時期にもなっていた。
実質的にはヤりに行くような感じになってしまっているが、もちろん勉強で躓いているときは、きちんと勉強を教えてやっている。
朝から斗真の中に出したというのに、三枝の心は、既に巧巳のことばかり考えていた。しかし、すぐには挿入できないということは理解しているため、朝出したくらいが丁度いいかもしれない。
一週間分、たっぷりと溜まっているであろう巧巳の精液は、今日もきっと出されることを期待しているだろう。しかし今日は、巧巳ばかりが気持ちよくなる行為ではなく、焦らしながら挿入のための第一歩を踏み出すことにする。
三枝は一通りの挿入用グッズを鞄に詰め、出かける用意を始めていた。
コーヒーを淹れ、ふーっと溜息を吐くと斗真とのプレイが思い起こされる。自分はやはり、焦らすのが好きらしいと、三枝は改めて感じていた。
焦らしに応える子は増える方がいいが、なかなか斗真のようにはいかないので、次のターゲットは伸也だと決めている。しかし、伸也はすぐには挿入まではできないし、焦らすと我慢できなくなってしまうタイプかもしれない。明日は、夕方から伸也の家に行くことになっているが、射精はきちんと我慢しているだろうかと考える。
射精を我慢できていたら、かなりの早さで焦らしてやることはできるが、我慢できなくて出してしまっていたらそうはいかない。
今まで開発した子たちの中で、すぐに挿入ができる子は7人いる。簡単に言えば、日替わりで少年を犯すことができる人数だ。しかし、斗真以外を焦らすとすぐに欲しがってしまい、三枝が心ゆくまで追い詰めて焦らすことができない。もっと我慢ができるような子を増やさないと、このままでは斗真だけになってしまう。
三枝はとにかく性欲が強い。それは自分でも自覚している。毎日、昼夜構わず少年を抱いては、発散する日々を送っている。だが、当初は開発してやれば気が済んでいたが、最近は焦らしてやり、我慢を重ねさせてから抱く方が楽しいと気付いてしまった。
焦らすことは、自分の性欲を焦らすのと同じで、さんざん焦らしながら少年の躯体を堪能して盛り上げることに繋がる。すぐに挿れるのでは面白みに欠け、我慢させ愁いを帯びた瞳や紅潮する躯体があってこそ、セックスが愉しくなるのだ。
三枝は、女性や青年には全く興味がない。青年とは何度か付き合ったりもしたが、セックスが合わず、続けることができなかった。青年相手では、勃たないことが多いのだが、少年を相手にすると痛いくらいまで勃起してしまう。
それはたぶん、少年と初めてセックスしたときの感覚が、そうさせているのだろう。
今現在、家庭教師として抱えている子は5人。今日の夕方は、そのうちの一人である巧巳の家に出向く。
巧巳は、名を柴田巧巳といい、三枝が開発している子の一人だ。金持ち一家の一人っ子で、伸也と同じく鍵っ子でもある。最初は勉強さえ嫌がり、言葉遣いも荒く、とても厄介な子だった。しかし、少しづつ身体を触るうちに性欲というものを覚え、三枝が精通を行った。
それからというもの、巧巳は従順になり、三枝に対しては言葉遣いも丁寧になった。そして、週一で家に行く度、巧巳は射精を手伝ってくれるよう、お願いをするようにまで開発されている。三枝はそうしてほしいのであれば射精を我慢し、勉強していい点を取ることを交換条件として出したが、すぐにクラスで1番を取った優秀な子だ。
来年には受験が待ち構えており、三枝としても、なんとか合格させたいと思っている。
巧巳にはいつも多すぎる程の宿題が出してあり、家に行って確認するのは、それが全部出来上がっているかどうかだけだ。それがきちんと出来ていれば、エッチなことをしてやり、扱いてイかせる。ただ、そろそろ挿入を覚えさせたいという時期にもなっていた。
実質的にはヤりに行くような感じになってしまっているが、もちろん勉強で躓いているときは、きちんと勉強を教えてやっている。
朝から斗真の中に出したというのに、三枝の心は、既に巧巳のことばかり考えていた。しかし、すぐには挿入できないということは理解しているため、朝出したくらいが丁度いいかもしれない。
一週間分、たっぷりと溜まっているであろう巧巳の精液は、今日もきっと出されることを期待しているだろう。しかし今日は、巧巳ばかりが気持ちよくなる行為ではなく、焦らしながら挿入のための第一歩を踏み出すことにする。
三枝は一通りの挿入用グッズを鞄に詰め、出かける用意を始めていた。
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