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伸也の場合01.抱き締められる心
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玄関が開くと、伸也らしき少年が三枝を出迎えた。
これだけ大きなお屋敷だと、メイドか何かがいるのではないかと思っていた三枝は、ほっとして胸をなで下ろす。
「えと……、三枝先生?」
「伸也君かな? 僕は家庭教師の三枝といいます。今日からよろしくね」
にっこりと笑顔を見せた三枝は、伸也の身体全体をちらっと見て、余計に笑顔になった。
「あっ、はい。伸也です……宜しくお願いします」
「今日は誰もいないのかな?」
「うち、昼間はいつも誰もいないです……、すっごい夜遅くなら親が帰ってくるけど……」
「じゃあ、早速だけど勉強みてあげるね。部屋に案内してくれる?」
三枝はこんな美味しい展開を見逃す筈が無かった。夜遅くまで親がいないのであれば、かなりの時間ゆっくり滞在することができる。そして、伸也の服装から、三枝はゴクリと生唾を飲んだ。
タンクトップに短パンという伸也の格好は、三枝を興奮させるには充分な服装である。少し斜めから見たら、もしかしたらすぐに乳首が見えるかもしれない。まだ快感を知らないであろう乳首を今すぐにでも舐めて弄りたい衝動に駆られつつも、三枝は伸也の後について勉強部屋に行った。
「こんな大きな家だと、いつも一人で寂しいんじゃない?」
部屋に着き、勉強机の前に座ると三枝が切り出した。
「そうですね……、でも、今日は先生来てくれたから……」
少し恥ずかしそうに俯いた伸也が可愛くなり、三枝は思わず頭を撫でてやった。嫌がられたら手を引っ込めてまた次の機会をうかがえばいい。
「……三枝先生、優しいんですね……」
思わず三枝は満面の笑みになった。嫌がる様子はひとつもなく、三枝に頭を撫でられた伸也は少し頬を染めている。これはもしかしたら、素直に全て受け入れてしまう子かもしれないと、期待に胸が高鳴る。
「男のくせに、さみしがりやですいません……」
「俺もこんな家に一人にされたら、たぶん伸也君と同じ気持ちになるなぁ……、だから、恥ずかしくないよ、安心して……」
三枝は頭を撫でながら椅子をもう少し伸也に近付け、座り直して肩を抱いた。
「さみしがりでもいいじゃないか。今日からは俺がいるからね。明日も来るよ」
「先生、ありがとう……」
伸也は先生の優しさと受け取っているが、既に三枝は肩を抱き、肩から肘までを何度か撫でている。伸也は嫌がらずにそれを受け止め、抱き寄せられた三枝の胸に頭をつけた。
「さみしかったよな~……、もう俺がいるから安心だよ……」
三枝はあっという間に伸也の心に入り込んだ。そしてそのまま視線をずらすと、乳首が見えるかどうか視線を降ろし、まだあどけないピンク色の乳首を目線で嬲る。
ここから先は三枝にとって簡単だ。
「寂しくないように俺の膝においで」
伸也はびっくりした顔をしたが、よほど寂しかったのか、その誘いに簡単に乗った。伸也を膝に載せた三枝は、後ろから抱き締め、伸也の背中に顔をつけて伸也の香りを吸い込む。
いい匂いだ。
三枝は今日中に乳首まで触れるかもしれないという欲望を募らせた。
これだけ大きなお屋敷だと、メイドか何かがいるのではないかと思っていた三枝は、ほっとして胸をなで下ろす。
「えと……、三枝先生?」
「伸也君かな? 僕は家庭教師の三枝といいます。今日からよろしくね」
にっこりと笑顔を見せた三枝は、伸也の身体全体をちらっと見て、余計に笑顔になった。
「あっ、はい。伸也です……宜しくお願いします」
「今日は誰もいないのかな?」
「うち、昼間はいつも誰もいないです……、すっごい夜遅くなら親が帰ってくるけど……」
「じゃあ、早速だけど勉強みてあげるね。部屋に案内してくれる?」
三枝はこんな美味しい展開を見逃す筈が無かった。夜遅くまで親がいないのであれば、かなりの時間ゆっくり滞在することができる。そして、伸也の服装から、三枝はゴクリと生唾を飲んだ。
タンクトップに短パンという伸也の格好は、三枝を興奮させるには充分な服装である。少し斜めから見たら、もしかしたらすぐに乳首が見えるかもしれない。まだ快感を知らないであろう乳首を今すぐにでも舐めて弄りたい衝動に駆られつつも、三枝は伸也の後について勉強部屋に行った。
「こんな大きな家だと、いつも一人で寂しいんじゃない?」
部屋に着き、勉強机の前に座ると三枝が切り出した。
「そうですね……、でも、今日は先生来てくれたから……」
少し恥ずかしそうに俯いた伸也が可愛くなり、三枝は思わず頭を撫でてやった。嫌がられたら手を引っ込めてまた次の機会をうかがえばいい。
「……三枝先生、優しいんですね……」
思わず三枝は満面の笑みになった。嫌がる様子はひとつもなく、三枝に頭を撫でられた伸也は少し頬を染めている。これはもしかしたら、素直に全て受け入れてしまう子かもしれないと、期待に胸が高鳴る。
「男のくせに、さみしがりやですいません……」
「俺もこんな家に一人にされたら、たぶん伸也君と同じ気持ちになるなぁ……、だから、恥ずかしくないよ、安心して……」
三枝は頭を撫でながら椅子をもう少し伸也に近付け、座り直して肩を抱いた。
「さみしがりでもいいじゃないか。今日からは俺がいるからね。明日も来るよ」
「先生、ありがとう……」
伸也は先生の優しさと受け取っているが、既に三枝は肩を抱き、肩から肘までを何度か撫でている。伸也は嫌がらずにそれを受け止め、抱き寄せられた三枝の胸に頭をつけた。
「さみしかったよな~……、もう俺がいるから安心だよ……」
三枝はあっという間に伸也の心に入り込んだ。そしてそのまま視線をずらすと、乳首が見えるかどうか視線を降ろし、まだあどけないピンク色の乳首を目線で嬲る。
ここから先は三枝にとって簡単だ。
「寂しくないように俺の膝においで」
伸也はびっくりした顔をしたが、よほど寂しかったのか、その誘いに簡単に乗った。伸也を膝に載せた三枝は、後ろから抱き締め、伸也の背中に顔をつけて伸也の香りを吸い込む。
いい匂いだ。
三枝は今日中に乳首まで触れるかもしれないという欲望を募らせた。
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