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case2
レインボースマイル
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とある日・・・・・。
「君と出会って、色々な事があった。苦しい時も、辛い時も俺と君ともちろんみんなとも、でもそれでも俺が今もこうしてこの舞台に『歌庭 源喜』として歌えるのは君のおかげだとそう思ってる。
だから今夜は俺の歌を君だけに歌いたい、感謝と喜びと笑顔を届ける為に・・・・・。
あっ、なんだよそんな顔して、確かにいきなりで混乱しているかもしれないけど、こうして読んでくれる君だからこうして俺も、そのなんだ、オレも勇気が出せるつーか・・・・・あー、ナシナシ今のなしかっこ悪いからなこれじゃあ。
ハハハッ、ウン!ヨシ!
じゃ、じゃあ。歌うぞ。読んでください俺の気持ちよ君に届け。
『春風に誘われて
僕と君が巡り会った
何よりも
何よりも大切な日のことを
la- la
桜の美しさより
君の笑顔が見たいと
ahどうして雨上がりなのに
光は眩しく輝くのだろう
その巡りの色は
君と同じ
rainbow smile
』
ふう。ちゃんと歌えたか?
でもごめん、この歌まだ未完成なんだ。曲も付いてないし、1番しかない。
だからさ、この歌に音楽をいや、この詩に曲を吹き込んでやってくれないか。君に早く聞かせたかった。けれどこのざまじゃな、まだ小さな歌だけど、君の力を貸してくれ、いや、ください。
・・・・・。
そう・・・だよな、いくら君でもいきなりこんなお願いしても困っちゃうよな。いいんだ、本当は俺が全部自分でやらなきゃいけないことだってわかってる。
それでももし君が、君が俺と・・・じゃなくて俺のこの詩を歌に変えてくれるなら俺は今度こそ本当に、本当の俺の居るべき場所で君に俺の歌声を届けられる気がするんだ。
今度の本番まではそんなに時間はないけど、どうか俺と一緒に歌を作り上げてください。
うん、わかってる。返事は今すぐじゃなくてもいい。でも早めに頼むたとえ時間がないのもそうだけど、メンバーのみんなにはさ、ナイショにしたいんだ。これはこの歌は最初に言った通り、君はもちろんメンバーと出逢えたことも嬉しく思って書いた詩なんだ。
だから本番でオレはみんなを驚かせてやりたいんだ。みんなと出会えて嬉しいって巡り逢って、歌を作って声に出して、お客さんの前で披露して。こうして今のオレが形取られて居ることを『ありがとう』て感謝を伝える歌にしたいんだ。
ああっ、ごめん俺ばっかり話しちゃって・・・・・。
おっとその顔は何か言いたそうな顔だ。今度は君の言葉を聞く番だ。
さあ、君の言葉で聞かせてくれ、君の想いを・・・・・」
END
「君と出会って、色々な事があった。苦しい時も、辛い時も俺と君ともちろんみんなとも、でもそれでも俺が今もこうしてこの舞台に『歌庭 源喜』として歌えるのは君のおかげだとそう思ってる。
だから今夜は俺の歌を君だけに歌いたい、感謝と喜びと笑顔を届ける為に・・・・・。
あっ、なんだよそんな顔して、確かにいきなりで混乱しているかもしれないけど、こうして読んでくれる君だからこうして俺も、そのなんだ、オレも勇気が出せるつーか・・・・・あー、ナシナシ今のなしかっこ悪いからなこれじゃあ。
ハハハッ、ウン!ヨシ!
じゃ、じゃあ。歌うぞ。読んでください俺の気持ちよ君に届け。
『春風に誘われて
僕と君が巡り会った
何よりも
何よりも大切な日のことを
la- la
桜の美しさより
君の笑顔が見たいと
ahどうして雨上がりなのに
光は眩しく輝くのだろう
その巡りの色は
君と同じ
rainbow smile
』
ふう。ちゃんと歌えたか?
でもごめん、この歌まだ未完成なんだ。曲も付いてないし、1番しかない。
だからさ、この歌に音楽をいや、この詩に曲を吹き込んでやってくれないか。君に早く聞かせたかった。けれどこのざまじゃな、まだ小さな歌だけど、君の力を貸してくれ、いや、ください。
・・・・・。
そう・・・だよな、いくら君でもいきなりこんなお願いしても困っちゃうよな。いいんだ、本当は俺が全部自分でやらなきゃいけないことだってわかってる。
それでももし君が、君が俺と・・・じゃなくて俺のこの詩を歌に変えてくれるなら俺は今度こそ本当に、本当の俺の居るべき場所で君に俺の歌声を届けられる気がするんだ。
今度の本番まではそんなに時間はないけど、どうか俺と一緒に歌を作り上げてください。
うん、わかってる。返事は今すぐじゃなくてもいい。でも早めに頼むたとえ時間がないのもそうだけど、メンバーのみんなにはさ、ナイショにしたいんだ。これはこの歌は最初に言った通り、君はもちろんメンバーと出逢えたことも嬉しく思って書いた詩なんだ。
だから本番でオレはみんなを驚かせてやりたいんだ。みんなと出会えて嬉しいって巡り逢って、歌を作って声に出して、お客さんの前で披露して。こうして今のオレが形取られて居ることを『ありがとう』て感謝を伝える歌にしたいんだ。
ああっ、ごめん俺ばっかり話しちゃって・・・・・。
おっとその顔は何か言いたそうな顔だ。今度は君の言葉を聞く番だ。
さあ、君の言葉で聞かせてくれ、君の想いを・・・・・」
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