17 / 87
第二章
03
しおりを挟む
ニ十歳になった順平は、すでに工科学校を卒業して同じ県内の、生まれ育った港町よりも半島の付け根に近い地区にある駐屯地の部隊に配属されていた。
正式名称は陸上自衛隊高等工科学校。以前は少年工科学校と呼ばれていたが、改編されて現在の名称になった。戦前の陸軍少年飛行兵学校のような、通常の軍隊でいうところの下士官を若年から養成するための陸上自衛隊の教育機関である。
三年間の在籍中に普通科高校に相当する一般教育や、防衛基礎学、専門課程などを学び、卒業と同時に正式に自衛官に任官(陸士長)。さらに一年間の部隊での実地教育期間を終了すると三曹の階級が与えられる。
一般の隊員が訓練期間を終えて入隊すると、まず士の階級からスタートし、二士>一士>士長と進み、その上で曹候補生から昇任試験を経て三曹(曹の一番下)となるので、順平のような工科学校卒業生(生徒と呼ばれる)は一足飛びに昇進コースに乗ることが出来るわけだ。当然、部隊内では昇任試験に受からなかった年上の隊員もいるので、そういう相手とは若干ギクシャクすることもあった。むろん順平ではなく、相手のほうがである。
順平は、かつて祖父が亡くなった時に、自分の孤独な境遇を思って打ちひしがれていた少年の面影など最早なく、ふてぶてしいほどの冷静沈着さと、相手が誰だろうと一切臆さない鋼の胆力を身に着けていた。
身長はさらに伸び、大抵の隊員と並んでも頭が五センチは抜け出していた。
当たり前のように周囲は鍛えている筋肉質な人間ばかりだが、その中にあっても、順平の肉体の仕上がり具合いは群を抜いていた。
頑丈そうな首から顎にかけてのライン、鉄板のように硬く分厚い胸板、腰の引き締まり具合、無駄な肉が一切付いていない長い手足、ざっくりと窪んだ尻の筋肉に至るまで……きびきびした動きも相まって、制服を身に着けた時には「精強」の言葉がそのまま道を歩いているようだった。
日焼けした精悍な顔立ちはすっかり大人びて、暗い目つきは相変わらずだが、以前の世を恨むような不幸な美少年らしさはほとんどなくなっている。
目鼻口などのパーツの造作は相変わらず整っているのだが、繊細な美形ではなく、例えばそれは大型肉食獣の毛皮の模様の美しさと通じる、どこか近寄りがたい、獰猛でありつつも目を逸らせないような、不思議な魅力をまとっていた。声もよく通るが低く太くなり、ますますセクシーな雄の獣っぽさが強くなった。
こんなに雄の魅力を漂わせていれば、さぞかし異性にモテるだろう……と思われそうだが、順平にはそちらの興味関心が全くと言っていいほど欠如していた。むしろ、女はうるさいから嫌いだとすら思っていた。
自分は陸上をやるために自衛隊に連れて来られたのだと、順平自身はそう固く信じていた。それ以外のことは、何もかもが”余計なこと”なのだ、と。
順平が一人ぼっちになってから、のちに監督と呼ぶことになった男性は、諸々の手続きをスムーズに済ませると、工科学校の試験を受けて入学が決まるまで自らの住居にいったん順平を引き取り、地区の中学に通わせて、必要な物も全て揃えてくれた。
まるで父親が自分の息子にするように、仕事の合間に試験対策なども教えてくれ、無事に合格が決まった日には大変喜んで、お祝いに近くの食堂でカツ丼をごちそうしてくれた。監督は独身なのか、殺風景なアパートには他に家族はいなかった。
どうしてこの人は、自分にこんなによくしてくれるのだろう? 順平は内心で首を捻っていた。仕事でやるにしては、その範囲を超えているように思ったのだ。
それでも、祖父の火葬場から帰った後、生まれて初めて故郷を離れ、知らない街に移る途中の高速サービスエリアで食わせてもらった温かいラーメンが、今まで食べた飯の中で一番美味いと思ったことと。合格した日のカツ丼も同じくらい美味いと思ったことで、いつしか順平は監督を心から信頼するようになっていた。
本当のところ、順平は美味い飯もさることながら、いつもは寡黙な監督が目を細めて笑顔を見せてくれるのが、それが自分にも何故か嬉しくて、この人のためにどんなことでも頑張ろうと思っていたのだった。
工科学校の全寮制の規律正しい生活は、普通の家庭に育った中学卒業程度の子供には、かなり窮屈で過酷なものだったが、順平にとっては自分が作らなくても食事が出てくるだけで、むしろ楽すぎて天国みたいだった。勉強はそれなりに大変だったが、軍隊式の規則や教練は意外と肌に合っていた。
それ以上に、順平が力を注いだのは走ることだった。監督が指導している工科学校の陸上部に所属し、多くの大会で目覚ましい結果を残して来た。かつて箱根駅伝を走ったこともあるという監督の的確な指導が、順平の才能を開花させた。
自衛隊のスポーツエリート養成機関である体育学校への進学も可能だといわれていた。自衛隊体育学校は円谷幸吉など多数のオリンピック選手を輩出してきた機関だ。
ここに選抜されることを目標に自衛隊に入隊する者もいるくらいなので、順平が入れる資格があると見られただけでもかなり名誉なことだった。五輪に一切興味のない当人はそれほどピンと来ていなかったが。
工科学校の最終年次に、監督が教育機関から配置転換になって、一般の部隊で体育指導および陸上部を指導することになった。
順平は体育学校を目指すことはせず、自分も早く部隊に配属になって、そこでまた監督に指導を受けることを望んだ。希望が通って、現在も順平は部隊の陸上部で駅伝のアンカー走者として走っている。
自衛官として順調な一歩を踏み出した順平だったが、一方でどこか寂しさを感じていた。工科学校時代から薄っすらと気付いていたことだった。
正式名称は陸上自衛隊高等工科学校。以前は少年工科学校と呼ばれていたが、改編されて現在の名称になった。戦前の陸軍少年飛行兵学校のような、通常の軍隊でいうところの下士官を若年から養成するための陸上自衛隊の教育機関である。
三年間の在籍中に普通科高校に相当する一般教育や、防衛基礎学、専門課程などを学び、卒業と同時に正式に自衛官に任官(陸士長)。さらに一年間の部隊での実地教育期間を終了すると三曹の階級が与えられる。
一般の隊員が訓練期間を終えて入隊すると、まず士の階級からスタートし、二士>一士>士長と進み、その上で曹候補生から昇任試験を経て三曹(曹の一番下)となるので、順平のような工科学校卒業生(生徒と呼ばれる)は一足飛びに昇進コースに乗ることが出来るわけだ。当然、部隊内では昇任試験に受からなかった年上の隊員もいるので、そういう相手とは若干ギクシャクすることもあった。むろん順平ではなく、相手のほうがである。
順平は、かつて祖父が亡くなった時に、自分の孤独な境遇を思って打ちひしがれていた少年の面影など最早なく、ふてぶてしいほどの冷静沈着さと、相手が誰だろうと一切臆さない鋼の胆力を身に着けていた。
身長はさらに伸び、大抵の隊員と並んでも頭が五センチは抜け出していた。
当たり前のように周囲は鍛えている筋肉質な人間ばかりだが、その中にあっても、順平の肉体の仕上がり具合いは群を抜いていた。
頑丈そうな首から顎にかけてのライン、鉄板のように硬く分厚い胸板、腰の引き締まり具合、無駄な肉が一切付いていない長い手足、ざっくりと窪んだ尻の筋肉に至るまで……きびきびした動きも相まって、制服を身に着けた時には「精強」の言葉がそのまま道を歩いているようだった。
日焼けした精悍な顔立ちはすっかり大人びて、暗い目つきは相変わらずだが、以前の世を恨むような不幸な美少年らしさはほとんどなくなっている。
目鼻口などのパーツの造作は相変わらず整っているのだが、繊細な美形ではなく、例えばそれは大型肉食獣の毛皮の模様の美しさと通じる、どこか近寄りがたい、獰猛でありつつも目を逸らせないような、不思議な魅力をまとっていた。声もよく通るが低く太くなり、ますますセクシーな雄の獣っぽさが強くなった。
こんなに雄の魅力を漂わせていれば、さぞかし異性にモテるだろう……と思われそうだが、順平にはそちらの興味関心が全くと言っていいほど欠如していた。むしろ、女はうるさいから嫌いだとすら思っていた。
自分は陸上をやるために自衛隊に連れて来られたのだと、順平自身はそう固く信じていた。それ以外のことは、何もかもが”余計なこと”なのだ、と。
順平が一人ぼっちになってから、のちに監督と呼ぶことになった男性は、諸々の手続きをスムーズに済ませると、工科学校の試験を受けて入学が決まるまで自らの住居にいったん順平を引き取り、地区の中学に通わせて、必要な物も全て揃えてくれた。
まるで父親が自分の息子にするように、仕事の合間に試験対策なども教えてくれ、無事に合格が決まった日には大変喜んで、お祝いに近くの食堂でカツ丼をごちそうしてくれた。監督は独身なのか、殺風景なアパートには他に家族はいなかった。
どうしてこの人は、自分にこんなによくしてくれるのだろう? 順平は内心で首を捻っていた。仕事でやるにしては、その範囲を超えているように思ったのだ。
それでも、祖父の火葬場から帰った後、生まれて初めて故郷を離れ、知らない街に移る途中の高速サービスエリアで食わせてもらった温かいラーメンが、今まで食べた飯の中で一番美味いと思ったことと。合格した日のカツ丼も同じくらい美味いと思ったことで、いつしか順平は監督を心から信頼するようになっていた。
本当のところ、順平は美味い飯もさることながら、いつもは寡黙な監督が目を細めて笑顔を見せてくれるのが、それが自分にも何故か嬉しくて、この人のためにどんなことでも頑張ろうと思っていたのだった。
工科学校の全寮制の規律正しい生活は、普通の家庭に育った中学卒業程度の子供には、かなり窮屈で過酷なものだったが、順平にとっては自分が作らなくても食事が出てくるだけで、むしろ楽すぎて天国みたいだった。勉強はそれなりに大変だったが、軍隊式の規則や教練は意外と肌に合っていた。
それ以上に、順平が力を注いだのは走ることだった。監督が指導している工科学校の陸上部に所属し、多くの大会で目覚ましい結果を残して来た。かつて箱根駅伝を走ったこともあるという監督の的確な指導が、順平の才能を開花させた。
自衛隊のスポーツエリート養成機関である体育学校への進学も可能だといわれていた。自衛隊体育学校は円谷幸吉など多数のオリンピック選手を輩出してきた機関だ。
ここに選抜されることを目標に自衛隊に入隊する者もいるくらいなので、順平が入れる資格があると見られただけでもかなり名誉なことだった。五輪に一切興味のない当人はそれほどピンと来ていなかったが。
工科学校の最終年次に、監督が教育機関から配置転換になって、一般の部隊で体育指導および陸上部を指導することになった。
順平は体育学校を目指すことはせず、自分も早く部隊に配属になって、そこでまた監督に指導を受けることを望んだ。希望が通って、現在も順平は部隊の陸上部で駅伝のアンカー走者として走っている。
自衛官として順調な一歩を踏み出した順平だったが、一方でどこか寂しさを感じていた。工科学校時代から薄っすらと気付いていたことだった。
0
あなたにおすすめの小説
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?
中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」
そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。
しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は――
ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。
(……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ)
ところが、初めての商談でその評価は一変する。
榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。
(仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな)
ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり――
なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。
そして気づく。
「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」
煙草をくゆらせる仕草。
ネクタイを緩める無防備な姿。
そのたびに、陽翔の理性は削られていく。
「俺、もう待てないんで……」
ついに陽翔は榊を追い詰めるが――
「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」
攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。
じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。
【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】
主任補佐として、ちゃんとせなあかん──
そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。
春のすこし手前、まだ肌寒い季節。
新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。
風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。
何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。
拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。
年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。
これはまだ、恋になる“少し前”の物語。
関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。
(5月14日より連載開始)
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる