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【完結お礼おまけ】
大好きな茶谷さん(シナリオ形式)
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※このお話は、読了後にお読みいただくのをお勧めしております。ネタバレあり、若干の微エロ気配なので苦手な方は注意、と言いつつ、基本的に描写はありません。本編が大丈夫だったら大丈夫です。
※苗字で呼び合っております。本編のメインイメージを残したくてそうしております。「名前呼びになったのでは?」という疑問はここで解消しておきましょう。
***
ソファに並んで座る茶谷と赤堀。ソファ前のテーブルにそれぞれの携帯電話と飲み物の入ったカップが置かれている。
赤堀「茶谷さん、とうとうこちらのお話も終わってしまいましたよ?」
茶谷「作者のところに寄せられる反応が、割と良かったみたいだな・・」
赤堀「茶谷さんの魅力の成せる業ではないでしょうか・・」
茶谷「ちなみに、俺の魅力が何なのか聞いても良いか?」
赤堀「身体です」
茶谷、赤堀の頭を片手で掴んではったおす。向こう側に勢いよく倒れる赤堀。
茶谷「おっまえ、変なこと言うなよ・・。読者が見てんだろ・・」
赤堀「えへへ、やだなあ。こんな特典、大して見られませんよお」
茶谷「(そうかもしれない)いや、そういう問題じゃねえ」
赤堀、起き上がって携帯電話を手に取りビデオ録画をオン。
ピコン、と音が鳴る。
赤堀「最後のおまけは、私が企画編集を任されてまして・・茶谷さんのお身体を詳細にレポートしようかと思っております」
茶谷「やめろ!」
赤堀「大丈夫ですよ、腹筋だけ。ねっ」
茶谷「そういう問題じゃねえええ」
赤堀「もう、怖がらないで、ご・ろ・う・くん」
茶谷「ぶっ飛ばすぞ・・」
ピコン、と音が鳴る。
赤堀、携帯電話のビデオ録画をオフ。
(仕方がありません、茶谷さんが譲歩しない雰囲気を出しているので、こうなったら・・正妻特権を駆使して参りましょう)
とある朝――
携帯電話のビデオ録画が回っている。
赤堀(小声)「おはようございます。朝です。今日は就寝中の茶谷さんをお届けしたいと思います」
赤堀、ベッドで寝ている茶谷を映す。
赤堀(小声)「あああ、キュンが止まらないいいいい。茶谷さん、寝顔可愛い。ああ、すきいいい」
そのまま寄って行き、掛け布団をそっと剥ぐ。
赤堀(小声)「きゃあああ、やっぱり裸ですうううう。な、何で裸で寝てるかとか聞かないで下さいっ。大人の事情ですからね!」
赤堀(小声)「こほん、それでは腹筋を映して参りたいと思います。きゃ、この適度な筋肉で膨らんだお胸も素敵・・さ、触りたい・・」
赤堀(小声)「見てください。この美しい腹筋を。芸術品ではありませんか?ちょっとこういう虫みたいって思うこともありますけど、あ、虫は可愛くない? でも分かりますよね? カブトムシのお腹とか思い出しません? 例えが悪い? ああそうですか」
赤堀(小声)「茶谷さん・・私、本当に・・メロメロです・・」
茶谷の目が開く。
赤堀のビデオ録画と目が合う。
茶谷「おっまえ・・何録ってんだよ・・」
赤堀「あ・・・」
茶谷「さてはまた、隠し撮りで変な映像作ってんだろ・・」
赤堀「いえいえいえいえ」
茶谷「何度も否定するところとか怪しすぎんだよ」
赤堀「きゃっ・・」
茶谷、赤堀の手を引いてベッドに押し倒す。
携帯電話がゴトリと音を立ててベッドの脇に落ちる。
茶谷「その映像・・外に出したくないようにしてやろうか?」
赤堀「えっ・・・?」
茶谷「簡単だぞ・・まだ録画中なんだろ。赤堀の恥ずかしい声をたっぷり残してやればいいな」
赤堀「や、やめて、やめてください、そういうのは録りたくないっていうか、そんなのは編集できないですっ、いやっ、ファイル開けなくなっちゃいます」
茶谷「馬鹿か。それが狙いだって言っただろ」
赤堀「茶谷さん、ダメ、ダメですってば。私の大事な茶谷レポートが・・」
茶谷「そんなに大事なレポートなら、後で編集すりゃいいだろ。そこまで言うなら赤堀が耐えればいいだけだ・・」
赤堀「鬼畜! 変態!」
***
赤堀「ううううー・・ひどい、ひどいです・・」
茶谷「・・悪かったよ、そんなに落ち込むなよ」
ビデオ録画は既にオフになっている。
赤堀「こんなのデートDVです・・強姦と一緒です・・」
茶谷「・・え?」
赤堀「また、こういうことが嫌いになってしまうかもしれません・・」
茶谷「ごめん・・。そんなに嫌だったとは・・」
赤堀「許さないです。許さない」
茶谷「ごめん・・結。調子に乗った。謝るから、どうしたらいい?」
茶谷、背を向けて横になっている赤堀の髪を撫でながら謝っている。
赤堀「茶谷レポートに協力してください。茶谷さんの全身を動画に収めて、その詳細を残したいんです」
茶谷「・・いやそれ、何用に録るんだよ・・」
赤堀「勿論・・個人観賞用・・」
(みなさん、お気づきでしょうか。割と茶谷さんがチョロいということに・・。そう、この男、案外傷ついたと言って押すと揺らぐのです。それもこれもきっと、私のことが好きだからですね。いや、愛されてるな・・私)
(え? さっきの茶谷さんの行為が嫌だったか?? もう、野暮なことを聞かないで下さい!
さっきの茶谷さんたら、いつもより情熱的で強引な感じがたまりませんでした。
いつもは思いのほか優しいので、刺激的でむしろ燃えました。そう、嫌よ嫌よも好きのうちです。茶谷レポートのための演技です)
***
赤堀「はい、茶谷さん、そのまま・・そうです。その角度で止まってください」
赤堀の指示で上半身を露出させてベッドに横たわる茶谷。
ピコン、と音が鳴り、赤堀の携帯のビデオ録画ボタンが押される。
茶谷「すげえ不本意。すげえ屈辱」
赤堀「ああっ・・いいですね、いいです!」
茶谷「グラビアアイドルって、こんな虚無感抱えるのかな・・」
赤堀「何言ってるんですか! 茶谷さんならてっぺん狙えますよ!」
茶谷「どこのてっぺんだよ」
赤堀「松味食品では既にてっぺんですので・・そうですねえ・・30代素人男性の身体部門とか?」
茶谷「急にアダルト臭がしてきたな・・」
赤堀「じゃ、じゃあ起き上がってください。で、後ろを向いてもらって・・あ、そうです、その角度で。ああっ・・」
茶谷「俺は・・何をしてるんだ・・」
赤堀「背中がセクシー! きゃー!!」
茶谷「(考えたら負けだ)もう良いか?」
ピコン、と音が鳴り、録画ボタンがオフになる。
赤堀「あ・・あの・・茶谷さん・・もうちょっと色っぽいところも録りたいんですけど・・」
茶谷「・・嫌な予感しかしねえ」
赤堀「あの、私が茶谷さんの筋肉に触れるんで・・その一部始終を録っていても良いですか?」
茶谷「良くねえ」
赤堀「えー・・何でですか」
茶谷「何で良いと思うんだよ」
赤堀「ケチ・・」
茶谷「ケチじゃねえよ。お前がおかしいんだよ」
赤堀「もっともっと、色んな茶谷さんを記録したいのに・・」
茶谷「記録媒体に残してどうすんだよ」
赤堀「あとで見て、ニヤニヤするんですよ」
茶谷「そんなの・・本人でやればいいだろ」
赤堀「・・え」
茶谷「赤堀の目は節穴か? 記憶には残せないのか? 鳥頭なのか?」
赤堀「・・と、言いますと?」
茶谷「俺は、毎日赤堀を記憶して・・仕事中も思い出してるよ」
赤堀「は・・・」
茶谷「思い出せなくなる前に、また新しい赤堀を見て、新しい記憶を残して、そうやって過ごしてる」
赤堀「・・ご、ごろーくん・・」
距離を近づける2人。顔と顔が近付く。
赤堀「思い出して、くれてるんですか?」
茶谷「当たり前だろ」
赤堀「そんな風に想っててくれてるなんて、最高ですね」
茶谷「良かったな」
赤堀「素敵です。でも、思い出の記憶媒体だけでは・・足りません!」
茶谷「・・・・あっそ」
赤堀「記憶というのは都合よく改変されるものなのです。私はありのままの吾郎くんを記録したい」
茶谷「・・・・」
もう何も言うまいと口をつぐむ茶谷。赤堀の決意は固い。
茶谷「ところでさあ、赤堀」
赤堀「はい?」
茶谷「さっき、ぜってー嫌がって無かったと思うんだけど」
赤堀「・・・・」
茶谷「むしろ、なんか喜んでなかった?」
赤堀「・・・んな、な、わけないじゃないですか。あんな、あんなこと」
茶谷「じゃあ、本当に傷付いたのか?」
赤堀「そ、それは・・」
茶谷「・・やっぱさあ・・赤堀」
茶谷、赤堀との距離を詰める。
赤堀「は、はい・・?」
茶谷「俺、赤堀がどういうことをしたら喜ぶか分かってきた気がするんだよ」
赤堀「そ、それは一体・・」
茶谷「さっき、いつもより反応が良かったし」
赤堀「・・・」
茶谷「よくも、人を騙そうとしたな」
赤堀「(ば、バレてる!)」
茶谷「さて・・どうしてやろうか」
茶谷の笑みを見て血の気が引く赤堀。この後は、赤堀がひたすら謝る展開になる。
赤堀「茶谷さん、その意地悪なお顔も! す、好き! 映像に残させてください・・!」
茶谷「うるせえ!! そろそろ懲りろ!!」
そして、赤堀は諦めない。
<おしまい>
最後までお付き合い、ありがとうございました。
※苗字で呼び合っております。本編のメインイメージを残したくてそうしております。「名前呼びになったのでは?」という疑問はここで解消しておきましょう。
***
ソファに並んで座る茶谷と赤堀。ソファ前のテーブルにそれぞれの携帯電話と飲み物の入ったカップが置かれている。
赤堀「茶谷さん、とうとうこちらのお話も終わってしまいましたよ?」
茶谷「作者のところに寄せられる反応が、割と良かったみたいだな・・」
赤堀「茶谷さんの魅力の成せる業ではないでしょうか・・」
茶谷「ちなみに、俺の魅力が何なのか聞いても良いか?」
赤堀「身体です」
茶谷、赤堀の頭を片手で掴んではったおす。向こう側に勢いよく倒れる赤堀。
茶谷「おっまえ、変なこと言うなよ・・。読者が見てんだろ・・」
赤堀「えへへ、やだなあ。こんな特典、大して見られませんよお」
茶谷「(そうかもしれない)いや、そういう問題じゃねえ」
赤堀、起き上がって携帯電話を手に取りビデオ録画をオン。
ピコン、と音が鳴る。
赤堀「最後のおまけは、私が企画編集を任されてまして・・茶谷さんのお身体を詳細にレポートしようかと思っております」
茶谷「やめろ!」
赤堀「大丈夫ですよ、腹筋だけ。ねっ」
茶谷「そういう問題じゃねえええ」
赤堀「もう、怖がらないで、ご・ろ・う・くん」
茶谷「ぶっ飛ばすぞ・・」
ピコン、と音が鳴る。
赤堀、携帯電話のビデオ録画をオフ。
(仕方がありません、茶谷さんが譲歩しない雰囲気を出しているので、こうなったら・・正妻特権を駆使して参りましょう)
とある朝――
携帯電話のビデオ録画が回っている。
赤堀(小声)「おはようございます。朝です。今日は就寝中の茶谷さんをお届けしたいと思います」
赤堀、ベッドで寝ている茶谷を映す。
赤堀(小声)「あああ、キュンが止まらないいいいい。茶谷さん、寝顔可愛い。ああ、すきいいい」
そのまま寄って行き、掛け布団をそっと剥ぐ。
赤堀(小声)「きゃあああ、やっぱり裸ですうううう。な、何で裸で寝てるかとか聞かないで下さいっ。大人の事情ですからね!」
赤堀(小声)「こほん、それでは腹筋を映して参りたいと思います。きゃ、この適度な筋肉で膨らんだお胸も素敵・・さ、触りたい・・」
赤堀(小声)「見てください。この美しい腹筋を。芸術品ではありませんか?ちょっとこういう虫みたいって思うこともありますけど、あ、虫は可愛くない? でも分かりますよね? カブトムシのお腹とか思い出しません? 例えが悪い? ああそうですか」
赤堀(小声)「茶谷さん・・私、本当に・・メロメロです・・」
茶谷の目が開く。
赤堀のビデオ録画と目が合う。
茶谷「おっまえ・・何録ってんだよ・・」
赤堀「あ・・・」
茶谷「さてはまた、隠し撮りで変な映像作ってんだろ・・」
赤堀「いえいえいえいえ」
茶谷「何度も否定するところとか怪しすぎんだよ」
赤堀「きゃっ・・」
茶谷、赤堀の手を引いてベッドに押し倒す。
携帯電話がゴトリと音を立ててベッドの脇に落ちる。
茶谷「その映像・・外に出したくないようにしてやろうか?」
赤堀「えっ・・・?」
茶谷「簡単だぞ・・まだ録画中なんだろ。赤堀の恥ずかしい声をたっぷり残してやればいいな」
赤堀「や、やめて、やめてください、そういうのは録りたくないっていうか、そんなのは編集できないですっ、いやっ、ファイル開けなくなっちゃいます」
茶谷「馬鹿か。それが狙いだって言っただろ」
赤堀「茶谷さん、ダメ、ダメですってば。私の大事な茶谷レポートが・・」
茶谷「そんなに大事なレポートなら、後で編集すりゃいいだろ。そこまで言うなら赤堀が耐えればいいだけだ・・」
赤堀「鬼畜! 変態!」
***
赤堀「ううううー・・ひどい、ひどいです・・」
茶谷「・・悪かったよ、そんなに落ち込むなよ」
ビデオ録画は既にオフになっている。
赤堀「こんなのデートDVです・・強姦と一緒です・・」
茶谷「・・え?」
赤堀「また、こういうことが嫌いになってしまうかもしれません・・」
茶谷「ごめん・・。そんなに嫌だったとは・・」
赤堀「許さないです。許さない」
茶谷「ごめん・・結。調子に乗った。謝るから、どうしたらいい?」
茶谷、背を向けて横になっている赤堀の髪を撫でながら謝っている。
赤堀「茶谷レポートに協力してください。茶谷さんの全身を動画に収めて、その詳細を残したいんです」
茶谷「・・いやそれ、何用に録るんだよ・・」
赤堀「勿論・・個人観賞用・・」
(みなさん、お気づきでしょうか。割と茶谷さんがチョロいということに・・。そう、この男、案外傷ついたと言って押すと揺らぐのです。それもこれもきっと、私のことが好きだからですね。いや、愛されてるな・・私)
(え? さっきの茶谷さんの行為が嫌だったか?? もう、野暮なことを聞かないで下さい!
さっきの茶谷さんたら、いつもより情熱的で強引な感じがたまりませんでした。
いつもは思いのほか優しいので、刺激的でむしろ燃えました。そう、嫌よ嫌よも好きのうちです。茶谷レポートのための演技です)
***
赤堀「はい、茶谷さん、そのまま・・そうです。その角度で止まってください」
赤堀の指示で上半身を露出させてベッドに横たわる茶谷。
ピコン、と音が鳴り、赤堀の携帯のビデオ録画ボタンが押される。
茶谷「すげえ不本意。すげえ屈辱」
赤堀「ああっ・・いいですね、いいです!」
茶谷「グラビアアイドルって、こんな虚無感抱えるのかな・・」
赤堀「何言ってるんですか! 茶谷さんならてっぺん狙えますよ!」
茶谷「どこのてっぺんだよ」
赤堀「松味食品では既にてっぺんですので・・そうですねえ・・30代素人男性の身体部門とか?」
茶谷「急にアダルト臭がしてきたな・・」
赤堀「じゃ、じゃあ起き上がってください。で、後ろを向いてもらって・・あ、そうです、その角度で。ああっ・・」
茶谷「俺は・・何をしてるんだ・・」
赤堀「背中がセクシー! きゃー!!」
茶谷「(考えたら負けだ)もう良いか?」
ピコン、と音が鳴り、録画ボタンがオフになる。
赤堀「あ・・あの・・茶谷さん・・もうちょっと色っぽいところも録りたいんですけど・・」
茶谷「・・嫌な予感しかしねえ」
赤堀「あの、私が茶谷さんの筋肉に触れるんで・・その一部始終を録っていても良いですか?」
茶谷「良くねえ」
赤堀「えー・・何でですか」
茶谷「何で良いと思うんだよ」
赤堀「ケチ・・」
茶谷「ケチじゃねえよ。お前がおかしいんだよ」
赤堀「もっともっと、色んな茶谷さんを記録したいのに・・」
茶谷「記録媒体に残してどうすんだよ」
赤堀「あとで見て、ニヤニヤするんですよ」
茶谷「そんなの・・本人でやればいいだろ」
赤堀「・・え」
茶谷「赤堀の目は節穴か? 記憶には残せないのか? 鳥頭なのか?」
赤堀「・・と、言いますと?」
茶谷「俺は、毎日赤堀を記憶して・・仕事中も思い出してるよ」
赤堀「は・・・」
茶谷「思い出せなくなる前に、また新しい赤堀を見て、新しい記憶を残して、そうやって過ごしてる」
赤堀「・・ご、ごろーくん・・」
距離を近づける2人。顔と顔が近付く。
赤堀「思い出して、くれてるんですか?」
茶谷「当たり前だろ」
赤堀「そんな風に想っててくれてるなんて、最高ですね」
茶谷「良かったな」
赤堀「素敵です。でも、思い出の記憶媒体だけでは・・足りません!」
茶谷「・・・・あっそ」
赤堀「記憶というのは都合よく改変されるものなのです。私はありのままの吾郎くんを記録したい」
茶谷「・・・・」
もう何も言うまいと口をつぐむ茶谷。赤堀の決意は固い。
茶谷「ところでさあ、赤堀」
赤堀「はい?」
茶谷「さっき、ぜってー嫌がって無かったと思うんだけど」
赤堀「・・・・」
茶谷「むしろ、なんか喜んでなかった?」
赤堀「・・・んな、な、わけないじゃないですか。あんな、あんなこと」
茶谷「じゃあ、本当に傷付いたのか?」
赤堀「そ、それは・・」
茶谷「・・やっぱさあ・・赤堀」
茶谷、赤堀との距離を詰める。
赤堀「は、はい・・?」
茶谷「俺、赤堀がどういうことをしたら喜ぶか分かってきた気がするんだよ」
赤堀「そ、それは一体・・」
茶谷「さっき、いつもより反応が良かったし」
赤堀「・・・」
茶谷「よくも、人を騙そうとしたな」
赤堀「(ば、バレてる!)」
茶谷「さて・・どうしてやろうか」
茶谷の笑みを見て血の気が引く赤堀。この後は、赤堀がひたすら謝る展開になる。
赤堀「茶谷さん、その意地悪なお顔も! す、好き! 映像に残させてください・・!」
茶谷「うるせえ!! そろそろ懲りろ!!」
そして、赤堀は諦めない。
<おしまい>
最後までお付き合い、ありがとうございました。
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