10 / 12
水沼メイの意外な素顔
しおりを挟む
晴れた空、ビルの合間に設けられたテラス席で大雅は目の前の女性に戸惑っていた。
「まさか永禮くんがうちの会社に来るなんて、何があるか分かりませんね!」
生き生きと語る水沼メイは、会議室で見た控えめな印象がすっかり覆っている。
「僕、アイドル時代もモデル時代も大して売れていなかったのに、よくご存知でしたね?」
「だって、事務所が弱小なだけで本来ビッグスターになれるポテンシャルじゃないですか! 熱狂的なファンが永禮くんの扱いを巡っていつも問題を起こしちゃうし……ファンじゃなくてもアイドル好きとしては一目置いてましたよぉ」
「はは……でも、そのせいで解雇されちゃったんですけど」
「わぁ、なんで引退したのかと思ったら! 私、永禮くんは大手に移籍した方がいいと思っていたんです」
「まぁ、今は小さな探偵事務所の助手なんで……」
「勿体なぁーい! 世界の損失です!」
ーーなんだコレ?! この人、こんな饒舌なのか?!
ポケットに入れた携帯電話を通し、恭祐もこの話を聞いている。恐らくこの展開は予想できていなかっただろう。
打ち合わせの時に大雅を盗み見ていたのは、よく知った芸能人が目の前に座って興奮していたというわけか。
大雅がランチに誘った時の水沼の喜びようは、魅了された女性とは反応が違っていた。
まさか、アイドル時代を知っていたからだったとは想像もしていなかった。
果たしてこれは、都合がいいのか悪いのか。大雅は状況を測りかねている。
「でも、どうして探偵事務所なんですか? 犬山さんに呼ばれていた桂っていうのが本名ですか?」
「えーと……あの人は僕の兄っていうか?」
「わぁ。すごい。流石、遺伝子は裏切りませんね。犬山さんも一般人にしてはカッコいいなと思いましたよ。まぁ、一般人にしては、ですけど。永禮くんはもう次元が……あ、もしかして本名は犬山桂さん? そっかぁ、永禮大雅が芸名かあ。そちらの方がカッコ良くてお似合いですね」
ーー本名それなんだけど。犬山桂はちょっと無いでしょ。
大雅はつい苦笑した。
それにしても、アイドルが好きな水沼からしても恭祐は見目の良い部類らしい。兄弟設定も案外使えそうだ。
「水沼さんが兄をかっこいいと言ってくれたと知ったら、喜ぶと思いますよ。なにしろ、兄は男にばかりモテる人で」
電話の向こうで舌打ちでもしていそうだなと思いながら、大雅は恭祐に次の指示を仰いだ方が良いだろうかと考える。
当初の予定では水沼と仲良くなれば良かったが、このままでは大雅のアイドル時代を根掘り葉掘り聞かれる時間になってしまいそうだ。
確かに仲は良くなるだろうが、槇田が完全に蚊帳の外だ。水沼のオタク度合いを知っても何もならない。
「男の人にモテる、か。なんか分かる気がします。あの、永禮くんは相当女性にモテると思うんですけど、彼女さんとかいるんですか?」
ーーいや、ほんとなにを聞いてくれるんだよ。
「……いいえ。そういう水沼さんは、彼氏いるんですか?」
なんだかなあ、と思いながら、ずず、と目の前にある残り少ないアイスティーをストローで吸ってから大雅は尋ねた。
「……多分」
複雑な表情を浮かべた水沼に、来た! と背筋を伸ばす。
「え? 多分って? 水沼さん、なにか事情でもあるんですか?」
相手は槇田なのだろうか。大雅は声に少しだけ色気を混ぜて尋ねてみた。
目の前の水沼はうっとりと大雅を見つめ、「やだなぁ、永禮くんに聞かせるような話じゃないですよ」と顔を高潮させる。
「僕、話くらいなら聞きますよ? 水沼さん……メイさん、話してください」
そこで真剣な表情に切り替えた。
水沼は「ズルいなぁ永禮くん。そんな風に言われたら、頼りたくなっちゃう」と大雅をじっと見つめている。
ーーかかった。
大雅は唾をごくりと飲む。
水沼は自分の注文したドリアが席に届いても、暫く大雅を見つめていた。
「料理が来ましたよ。食べながら、ゆっくり話しましょうか?」
優しい声色で語りかけると、水沼は「いいなあ、永禮くんは。そんなにカッコよくて優しいなんて」と寂しそうに笑う。
「僕、別に優しくはないですけど……こんな風に水沼さんと会えたのも何かの縁ですし、話をすることで少しは気が紛れればって思ったんです」
大雅は言いながらハンバーグにナイフを入れる。
水沼はバッグの中からハンカチを出して、目に溜まった涙を目頭からそっと拭いていた。
「あのね、学生時代から知ってたゼミのOBの人に、1年前に告白されたの。私はずっと付き合ってるつもりだったんだけど、全然会ってくれなくて。いい年なのに将来の話もはぐらかされちゃうし……もう期待するのは止めようかなって思うようになってたんだよね」
「……そうなんですか。部外者なんで無責任なことは言えませんが、メイさんが幸せじゃないのなら、そのお付き合いは良くないと思いますよ」
ーーいや、これは踏み込みすぎか。槇田さんとの繋がりをもっと聞いた方が良さそうだな。
水沼は小さくうなずいている。
大雅はハンバーグを口に入れて咀嚼し、心配そうな顔を浮かべた。
「あの、彼氏さんって、どんな人なんですか?」
「ああ、うん……ええと……1人で仕事してて、すごくデキる人なの。いつも仕事ばっかりになっちゃうのは仕方ないか、って思ってたんだけどね」
「もしかして、他の女性の影でも……?」
「うーん……」
そこで水沼は黙ってしまった。大雅の魅了が効いていても、槇田の話を渋っている。
これ以上は踏み込めないかもしれない。あまり強く惹かれさせてしまうと、水沼の人生を変えてしまう。
「多分、だけどね……。利用されてるの」
水沼の告白に、ドクン、と大雅の心臓が跳ねた。
ーーリヨウサレテルノ。
頭が真っ白になっていく。
利用、つまり……。
「それは駄目だ。メイさん。そんな人といては、自分が、嫌いに……なる、から……」
詳しく話を聞くはずが、大雅は自分を止められなくなっていた。
頭の中で、『大雅に頼めば大丈夫だって』と笑う男の声が、『永禮が言えばなんとかなるだろ』と言い捨てるようにかけられた言葉が、『大雅、あの子が呼んでたから行ってあげてくれない? そうしたら許してあげてもいいんだけど』と冷たく言う従姉の声が、次々に頭に響く。
「永禮くん……? どうしたの? なんだか体調悪そうだよ?」
大雅を気遣っている水沼の声が、遠ざかっていく。
リヨウカチガアルカラ、タイガハショセン、リヨウシテルダケ。
エーヤダ、ツカエナイ。
「桂!!!!」
聞き慣れた声が叫んでいる。
ーーなんだよ、カツラって。僕のどこがカツラなんだよ。
遠くなる意識でそんなことを思っていると、「犬山さん!! 弟さんが!!」と必死に説明をする水沼の声が聞こえる。
ーーいぬ、やま。
「水沼さん、すいません。こいつ、ちょっとトラウマがあって。この件は秘密にしてもらえませんか?」
「も、勿論です! 私、わきまえているオタクなので!」
2人のやり取りを聞きながら、自分の身体が誰かに担がれているのをぼーっと他人事のように見ていた。
ーーしまったな、まだ、連絡先を聞いてないのに……。
そう思った時には、景色が目まぐるしく変わっていた。
「まさか永禮くんがうちの会社に来るなんて、何があるか分かりませんね!」
生き生きと語る水沼メイは、会議室で見た控えめな印象がすっかり覆っている。
「僕、アイドル時代もモデル時代も大して売れていなかったのに、よくご存知でしたね?」
「だって、事務所が弱小なだけで本来ビッグスターになれるポテンシャルじゃないですか! 熱狂的なファンが永禮くんの扱いを巡っていつも問題を起こしちゃうし……ファンじゃなくてもアイドル好きとしては一目置いてましたよぉ」
「はは……でも、そのせいで解雇されちゃったんですけど」
「わぁ、なんで引退したのかと思ったら! 私、永禮くんは大手に移籍した方がいいと思っていたんです」
「まぁ、今は小さな探偵事務所の助手なんで……」
「勿体なぁーい! 世界の損失です!」
ーーなんだコレ?! この人、こんな饒舌なのか?!
ポケットに入れた携帯電話を通し、恭祐もこの話を聞いている。恐らくこの展開は予想できていなかっただろう。
打ち合わせの時に大雅を盗み見ていたのは、よく知った芸能人が目の前に座って興奮していたというわけか。
大雅がランチに誘った時の水沼の喜びようは、魅了された女性とは反応が違っていた。
まさか、アイドル時代を知っていたからだったとは想像もしていなかった。
果たしてこれは、都合がいいのか悪いのか。大雅は状況を測りかねている。
「でも、どうして探偵事務所なんですか? 犬山さんに呼ばれていた桂っていうのが本名ですか?」
「えーと……あの人は僕の兄っていうか?」
「わぁ。すごい。流石、遺伝子は裏切りませんね。犬山さんも一般人にしてはカッコいいなと思いましたよ。まぁ、一般人にしては、ですけど。永禮くんはもう次元が……あ、もしかして本名は犬山桂さん? そっかぁ、永禮大雅が芸名かあ。そちらの方がカッコ良くてお似合いですね」
ーー本名それなんだけど。犬山桂はちょっと無いでしょ。
大雅はつい苦笑した。
それにしても、アイドルが好きな水沼からしても恭祐は見目の良い部類らしい。兄弟設定も案外使えそうだ。
「水沼さんが兄をかっこいいと言ってくれたと知ったら、喜ぶと思いますよ。なにしろ、兄は男にばかりモテる人で」
電話の向こうで舌打ちでもしていそうだなと思いながら、大雅は恭祐に次の指示を仰いだ方が良いだろうかと考える。
当初の予定では水沼と仲良くなれば良かったが、このままでは大雅のアイドル時代を根掘り葉掘り聞かれる時間になってしまいそうだ。
確かに仲は良くなるだろうが、槇田が完全に蚊帳の外だ。水沼のオタク度合いを知っても何もならない。
「男の人にモテる、か。なんか分かる気がします。あの、永禮くんは相当女性にモテると思うんですけど、彼女さんとかいるんですか?」
ーーいや、ほんとなにを聞いてくれるんだよ。
「……いいえ。そういう水沼さんは、彼氏いるんですか?」
なんだかなあ、と思いながら、ずず、と目の前にある残り少ないアイスティーをストローで吸ってから大雅は尋ねた。
「……多分」
複雑な表情を浮かべた水沼に、来た! と背筋を伸ばす。
「え? 多分って? 水沼さん、なにか事情でもあるんですか?」
相手は槇田なのだろうか。大雅は声に少しだけ色気を混ぜて尋ねてみた。
目の前の水沼はうっとりと大雅を見つめ、「やだなぁ、永禮くんに聞かせるような話じゃないですよ」と顔を高潮させる。
「僕、話くらいなら聞きますよ? 水沼さん……メイさん、話してください」
そこで真剣な表情に切り替えた。
水沼は「ズルいなぁ永禮くん。そんな風に言われたら、頼りたくなっちゃう」と大雅をじっと見つめている。
ーーかかった。
大雅は唾をごくりと飲む。
水沼は自分の注文したドリアが席に届いても、暫く大雅を見つめていた。
「料理が来ましたよ。食べながら、ゆっくり話しましょうか?」
優しい声色で語りかけると、水沼は「いいなあ、永禮くんは。そんなにカッコよくて優しいなんて」と寂しそうに笑う。
「僕、別に優しくはないですけど……こんな風に水沼さんと会えたのも何かの縁ですし、話をすることで少しは気が紛れればって思ったんです」
大雅は言いながらハンバーグにナイフを入れる。
水沼はバッグの中からハンカチを出して、目に溜まった涙を目頭からそっと拭いていた。
「あのね、学生時代から知ってたゼミのOBの人に、1年前に告白されたの。私はずっと付き合ってるつもりだったんだけど、全然会ってくれなくて。いい年なのに将来の話もはぐらかされちゃうし……もう期待するのは止めようかなって思うようになってたんだよね」
「……そうなんですか。部外者なんで無責任なことは言えませんが、メイさんが幸せじゃないのなら、そのお付き合いは良くないと思いますよ」
ーーいや、これは踏み込みすぎか。槇田さんとの繋がりをもっと聞いた方が良さそうだな。
水沼は小さくうなずいている。
大雅はハンバーグを口に入れて咀嚼し、心配そうな顔を浮かべた。
「あの、彼氏さんって、どんな人なんですか?」
「ああ、うん……ええと……1人で仕事してて、すごくデキる人なの。いつも仕事ばっかりになっちゃうのは仕方ないか、って思ってたんだけどね」
「もしかして、他の女性の影でも……?」
「うーん……」
そこで水沼は黙ってしまった。大雅の魅了が効いていても、槇田の話を渋っている。
これ以上は踏み込めないかもしれない。あまり強く惹かれさせてしまうと、水沼の人生を変えてしまう。
「多分、だけどね……。利用されてるの」
水沼の告白に、ドクン、と大雅の心臓が跳ねた。
ーーリヨウサレテルノ。
頭が真っ白になっていく。
利用、つまり……。
「それは駄目だ。メイさん。そんな人といては、自分が、嫌いに……なる、から……」
詳しく話を聞くはずが、大雅は自分を止められなくなっていた。
頭の中で、『大雅に頼めば大丈夫だって』と笑う男の声が、『永禮が言えばなんとかなるだろ』と言い捨てるようにかけられた言葉が、『大雅、あの子が呼んでたから行ってあげてくれない? そうしたら許してあげてもいいんだけど』と冷たく言う従姉の声が、次々に頭に響く。
「永禮くん……? どうしたの? なんだか体調悪そうだよ?」
大雅を気遣っている水沼の声が、遠ざかっていく。
リヨウカチガアルカラ、タイガハショセン、リヨウシテルダケ。
エーヤダ、ツカエナイ。
「桂!!!!」
聞き慣れた声が叫んでいる。
ーーなんだよ、カツラって。僕のどこがカツラなんだよ。
遠くなる意識でそんなことを思っていると、「犬山さん!! 弟さんが!!」と必死に説明をする水沼の声が聞こえる。
ーーいぬ、やま。
「水沼さん、すいません。こいつ、ちょっとトラウマがあって。この件は秘密にしてもらえませんか?」
「も、勿論です! 私、わきまえているオタクなので!」
2人のやり取りを聞きながら、自分の身体が誰かに担がれているのをぼーっと他人事のように見ていた。
ーーしまったな、まだ、連絡先を聞いてないのに……。
そう思った時には、景色が目まぐるしく変わっていた。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
蛇のおよずれ
深山なずな
キャラ文芸
平安時代、とある屋敷に紅姫と呼ばれる姫がいた。彼女は非常に美しい容姿をしており、また、特殊な力を持っていた。
ある日、紅姫は呪われた1匹の蛇を助ける。そのことが彼女の運命を大きく変えることになるとは知らずに……。
おにぎり屋さんの裏稼業 〜お祓い請け賜わります〜
瀬崎由美
キャラ文芸
高校2年生の八神美琴は、幼い頃に両親を亡くしてからは祖母の真知子と、親戚のツバキと一緒に暮らしている。
大学通りにある屋敷の片隅で営んでいるオニギリ屋さん『おにひめ』は、気まぐれの営業ながらも学生達に人気のお店だ。でも、真知子の本業は人ならざるものを対処するお祓い屋。霊やあやかしにまつわる相談に訪れて来る人が後を絶たない。
そんなある日、祓いの仕事から戻って来た真知子が家の中で倒れてしまう。加齢による力の限界を感じた祖母から、美琴は祓いの力の継承を受ける。と、美琴はこれまで視えなかったモノが視えるようになり……。
第8回キャラ文芸大賞にて奨励賞をいただきました。
花橘の花嫁。〜香りに導かれし、ふたりの恋〜
伊桜らな
キャラ文芸
由緒正しい香道の名家・櫻月家に使用人との間に出来た庶子として生まれた櫻月(さくらつき)紗梛(さな)は、庶子でありながらも家の駒として役に立つようにと言われ名家の令嬢らしい教育を受けさせてもらい嫡女である綾の身代わりとして生活を強いられ暮らしていた。
そんなある日、神の末裔で長宗我部家当主・士貴(しき)から手紙が届き……。
お狐様とひと月ごはん 〜屋敷神のあやかしさんにお嫁入り?〜
織部ソマリ
キャラ文芸
『美詞(みこと)、あんた失業中だから暇でしょう? しばらく田舎のおばあちゃん家に行ってくれない?』
◆突然の母からの連絡は、亡き祖母のお願い事を果たす為だった。その願いとは『庭の祠のお狐様を、ひと月ご所望のごはんでもてなしてほしい』というもの。そして早速、山奥のお屋敷へ向かった美詞の前に現れたのは、真っ白い平安時代のような装束を着た――銀髪狐耳の男!?
◆彼の名は銀(しろがね)『家護りの妖狐』である彼は、十年に一度『世話人』から食事をいただき力を回復・補充させるのだという。今回の『世話人』は美詞。
しかし世話人は、百年に一度だけ『お狐様の嫁』となる習わしで、美詞はその百年目の世話人だった。嫁は望まないと言う銀だったが、どれだけ美味しい食事を作っても力が回復しない。逆に衰えるばかり。
そして美詞は決意する。ひと月の間だけの、期間限定の嫁入りを――。
◆三百年生きたお狐様と、妖狐見習いの子狐たち。それに竈神や台所用品の付喪神たちと、美味しいごはんを作って過ごす、賑やかで優しいひと月のお話。
◆『第3回キャラ文芸大賞』奨励賞をいただきました!ありがとうございました!
鬼と私の約束~あやかしバーでバーメイド、はじめました~
さっぱろこ
キャラ文芸
本文の修正が終わりましたので、執筆を再開します。
第6回キャラ文芸大賞 奨励賞頂きました。
* * *
家族に疎まれ、友達もいない甘祢(あまね)は、明日から無職になる。
そんな夜に足を踏み入れた京都の路地で謎の男に襲われかけたところを不思議な少年、伊吹(いぶき)に助けられた。
人間とは少し違う不思議な匂いがすると言われ連れて行かれた先は、あやかしなどが住まう時空の京都租界を統べるアジトとなるバー「OROCHI」。伊吹は京都租界のボスだった。
OROCHIで女性バーテン、つまりバーメイドとして働くことになった甘祢は、人間界でモデルとしても働くバーテンの夜都賀(やつが)に仕事を教わることになる。
そうするうちになぜか徐々に敵対勢力との抗争に巻き込まれていき――
初めての投稿です。色々と手探りですが楽しく書いていこうと思います。
おっ☆パラ
うらたきよひこ
キャラ文芸
こんなハーレム展開あり? これがおっさんパラダイスか!?
新米サラリーマンの佐藤一真がなぜかおじさんたちにモテまくる。大学教授やガテン系現場監督、エリートコンサル、老舗料理長、はたまた流浪のバーテンダーまで、個性派ぞろい。どこがそんなに“おじさん心”をくすぐるのか? その天賦の“モテ力”をご覧あれ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる