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第12蝶 異世界最強魔法少女(幼女)との邂逅編
手詰まり?
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『さぁ、本来の姿になった、実力のほどを見せてもらおうか。ちょっとマヤメたちの様子も気になるけど、こっちはこっちで余裕なさそうだしね』
透明鱗粉の効果もあって、何とかバレずに戦いの場に戻った私。
そこには出会ってすぐに戦っていた、ちんちくりんなフーナはもういない。
今私の目の前にいるのは、未知な魔法で大人の姿になったフーナだ。
ダボダボだったローブを着こなし、身長は180を超えていた。
ただし、成長したのは背格好だけで、中身は殆ど変わらない。
ついでに胸のカップ数も変わってはいないだろう。恐らくAAランク。
「はあっ!? 私はAランクだよっ! 蝶のお姉さんも人の事言えないじゃんっ!」
「あ、あれっ!? もしかして読心術の魔法とかあるの?」
心を見透かすかのように、サイズについて反論するフーナに驚く。
「どくしんじゅつ? 違うよっ! さっきからしゃべってたからねっ!」
「え、あ? 違うんだ。あっちこっち行き来したせいで混乱してたよ」
フーナの返答を聞いて少しだけ安心する。
心を読まれたら圧倒的にこっちが不利だからね。
思った事が口に出ちゃう癖には不安が残るけど。
「あっちこっち?」
「ううん、こっちの話。それよりも早く始めようか。この後用事あるから」
「って、消えたっ!?」
セーフティ解除を使用し、一足飛びでフーナの間合いに飛び込む。
スキルで大剣を作成し、その勢いのまま胴体目掛けて横薙ぎに振るう。
ブフォンッ!
重さを50tまでプラスした為か、尋常ではない風切り音が耳に入る。
そして未だ隙だらけのフーナに、攻撃が当たる瞬間、
「ん? そこだよっ!」
ガキィ――――ンッ!
持っている杖を前面に出して、難なく防がれた。
「ちっ! なら今度は――――」
すぐさま側面に回り込み、頭上に向けて振り下ろす。
三角帽子が邪魔だけど、まとめて一刀両断する勢いで振り抜く。
ところが、
「お? 今度はこっちかな? ていっ!」
ガギィ―ンッ!
振り向きざまに上段蹴りを放ち、大剣の一撃を寸前で弾く。
『はあっ!? こっちは50tの一撃だよ? 本当にデタラメ過ぎっ!』
水が満タンなドラム缶なら、250本相当の衝撃を受けたはず。
それがバランスを崩すことなく蹴りだけで返され、文字通りに一蹴された。
『じゃ、次は挟撃してみるかっ!』
フーナの背後に透明化した鉄球型のスキルを展開する。
それと同時に前面にも、同じく鉄球型を展開する。
重さは100t。2機で合計200tを一気に叩きつける。
『これで見極めが出来るかも。なんで視認できないほどの速さに反応出来たのか』
変身前のフーナは反応できなかった。
だが今の大人版フーナは、見もせずに難なく防いで見せた。
『それに、今まで視覚化したスキルしか見せてない。もし、これも防がれたら、透明自体が通じないことを認めるしかないね……』
こういった状況も想定して、手の内は未だ残したままだ。
姿を消しての透明鱗粉での移動も、そしてスキルも。
まずは透明化したままのスキルを試してみる。
「うひゃっ! 今度は挟み撃ち? でもそんなの今の私には通じないよぉっ!」
正面、そして背後からの攻撃が直撃する瞬間、体ごと真横を向く。
そうすると必然的に、前後から左右の攻撃に変わってしまう。
「あ」
ガシィッ! ×2
そして驚く事に、両手を広げて、左右の攻撃を手の平で受け止めた。
「ん? こっちが偽物で、こっちが蝶のお姉さんだっ!」
右手で受け止めたスキルを軽々と叩き落とし、いつの間にか手に持った長杖で、左手にいる私に向けて鋭い突きを繰り出す。
ヒュッ!
「避けるのは間に合わないっ!」
予想外のフーナの反撃に、自身の前面にスキルを即座に展開する。
重さは現段階での最大にしておき、来るであろう衝撃に備える。
ドガンッ!
「ぐっ!」
「お、当たったっ!」
長杖での単純な攻撃に、200tのスキルごと後方に吹き飛ばされる。
透明化したスキルも、最大重量も、これでフーナには通じない事がわかった。
ズザザザザザ――――
「くっ! やってくれるねっ!」
草原に向かい数十メートルほど飛ばされたところで、スキルを足場に急停止する。
そしてお返しとばかりにフーナの頭上にスキルを展開し、そのまま振り下ろす。
「だ~か~ら~、こんな攻撃は通じないって言ってるでしょっ! 次はこっちの番っ!」
しかしその攻撃さえも片手で弾き飛ばし、追撃とばかりに魔法を放つ。
「『トーチ』っ!」
杖をこちらに向け、無詠唱で唱えたフーナの魔法。
それは単なる火を灯すだけの生活魔法のはず。
だが、その杖の先から放出したものは、
ゴオォォォォォォ――――――ッ!!!!
それはドラゴンの口から放たれる、巨大な炎のブレスのようだった。
しかもその直径は、優に50メートルを超えていた。
「デカ過ぎだってっ! でも魔法ならスキルで防げるはずっ!」
立方体の透明壁スキルを展開し、その中で身構える。
前面だけでは恐らく、その余波でも危険と感じたためだ。
ゴオォォォォ――――――
「よし、規模も威力も関係なく防げるっ! それにしても気になるのは、なんで視認できないスキルを感知したかだよね?」
私を覆う、巨大な炎の渦の中で思案する。
気配だけならまだしも、無機質なスキルまで見切られた事に。
「実は視えているとか直感だとか、そう言った感じはしなかった。どっちかっていうと、感じた、に近い気がするんだよね。自分の周囲に結界みたいなのを張ってて――――」
だとしても感知できる時点で、透明壁スキルの優位性がなくなる。
更に重量にしても、直接攻撃にしても通じなかった。
「う~ん、手詰まり感が半端ないなぁ。今までの戦い方が全く通じないからね。腕力にしても打たれ強さにしても規格外で攻撃が通らないし、しかも見切られてるっぽいし。ついでに魔力切れも期待できないし」
まるで最終ボスにレベル1で挑むようなものだと思った。
弱点らしい弱点も見当たらず、戦略も戦術もスキルも通じない。
単純に強いだけならまだしも、それが理解の範疇を超えたら何もできない。
そこまでの差が、今のフーナと私の間にはある。
まさに難攻不落とはこういう事だろう。
「あと残るとすれば、あれを待つしかないかな?―――― でもこの魔法いつまで続くの? 相当魔力を消費してる筈なのに…… ん?」
無尽蔵とさえ錯覚する、放出を続ける炎を前に思わず舌を巻く。
それと同時に、渦巻く炎の流れが僅かに揺らぎ、流れが変化したのを感じた。
その直後、
「スパイラルマックスぱ――――んちっ!」
ゴガンッ!
あろうことか自身が放った、炎の濁流の中を突っ切ってきたフーナ。
ギュルンと高速回転をしながら、そのままスキルに拳を叩きつけた。
「くっ! 本当にデタラメ過ぎっ!」
ダメージはないが、さっきの焼き増しのようにまたもや簡単に弾き飛ばされる。意志とは反して強制的に炎の外に飛ばされ、スキルの中で思わず愚痴が零れる。
そんなフーナも炎でのダメージがないようで、更に次の魔法を唱え始める。
「むむむ、その魔法の壁は本当に頑丈だねっ! 私の必殺パンチで壊れないなんてっ! でもこれならどうかなっ! 『フリージング』」
スキルの耐久性に驚きながらも唱えた魔法。
それは指定した座標を凍てつかせる、ただの凍結魔法だった。
ただしフーナの放つ魔法が、普通の威力や範囲なわけがなかった。
回避も防御も間に合わなかった、私は――――
ガキィ――――――ンッ!
「あ、しまったっ! その手があった――――」
そのまま周りの空間ごと氷漬けにされ、スキルの中に閉じ込められてしまった。
透明鱗粉の効果もあって、何とかバレずに戦いの場に戻った私。
そこには出会ってすぐに戦っていた、ちんちくりんなフーナはもういない。
今私の目の前にいるのは、未知な魔法で大人の姿になったフーナだ。
ダボダボだったローブを着こなし、身長は180を超えていた。
ただし、成長したのは背格好だけで、中身は殆ど変わらない。
ついでに胸のカップ数も変わってはいないだろう。恐らくAAランク。
「はあっ!? 私はAランクだよっ! 蝶のお姉さんも人の事言えないじゃんっ!」
「あ、あれっ!? もしかして読心術の魔法とかあるの?」
心を見透かすかのように、サイズについて反論するフーナに驚く。
「どくしんじゅつ? 違うよっ! さっきからしゃべってたからねっ!」
「え、あ? 違うんだ。あっちこっち行き来したせいで混乱してたよ」
フーナの返答を聞いて少しだけ安心する。
心を読まれたら圧倒的にこっちが不利だからね。
思った事が口に出ちゃう癖には不安が残るけど。
「あっちこっち?」
「ううん、こっちの話。それよりも早く始めようか。この後用事あるから」
「って、消えたっ!?」
セーフティ解除を使用し、一足飛びでフーナの間合いに飛び込む。
スキルで大剣を作成し、その勢いのまま胴体目掛けて横薙ぎに振るう。
ブフォンッ!
重さを50tまでプラスした為か、尋常ではない風切り音が耳に入る。
そして未だ隙だらけのフーナに、攻撃が当たる瞬間、
「ん? そこだよっ!」
ガキィ――――ンッ!
持っている杖を前面に出して、難なく防がれた。
「ちっ! なら今度は――――」
すぐさま側面に回り込み、頭上に向けて振り下ろす。
三角帽子が邪魔だけど、まとめて一刀両断する勢いで振り抜く。
ところが、
「お? 今度はこっちかな? ていっ!」
ガギィ―ンッ!
振り向きざまに上段蹴りを放ち、大剣の一撃を寸前で弾く。
『はあっ!? こっちは50tの一撃だよ? 本当にデタラメ過ぎっ!』
水が満タンなドラム缶なら、250本相当の衝撃を受けたはず。
それがバランスを崩すことなく蹴りだけで返され、文字通りに一蹴された。
『じゃ、次は挟撃してみるかっ!』
フーナの背後に透明化した鉄球型のスキルを展開する。
それと同時に前面にも、同じく鉄球型を展開する。
重さは100t。2機で合計200tを一気に叩きつける。
『これで見極めが出来るかも。なんで視認できないほどの速さに反応出来たのか』
変身前のフーナは反応できなかった。
だが今の大人版フーナは、見もせずに難なく防いで見せた。
『それに、今まで視覚化したスキルしか見せてない。もし、これも防がれたら、透明自体が通じないことを認めるしかないね……』
こういった状況も想定して、手の内は未だ残したままだ。
姿を消しての透明鱗粉での移動も、そしてスキルも。
まずは透明化したままのスキルを試してみる。
「うひゃっ! 今度は挟み撃ち? でもそんなの今の私には通じないよぉっ!」
正面、そして背後からの攻撃が直撃する瞬間、体ごと真横を向く。
そうすると必然的に、前後から左右の攻撃に変わってしまう。
「あ」
ガシィッ! ×2
そして驚く事に、両手を広げて、左右の攻撃を手の平で受け止めた。
「ん? こっちが偽物で、こっちが蝶のお姉さんだっ!」
右手で受け止めたスキルを軽々と叩き落とし、いつの間にか手に持った長杖で、左手にいる私に向けて鋭い突きを繰り出す。
ヒュッ!
「避けるのは間に合わないっ!」
予想外のフーナの反撃に、自身の前面にスキルを即座に展開する。
重さは現段階での最大にしておき、来るであろう衝撃に備える。
ドガンッ!
「ぐっ!」
「お、当たったっ!」
長杖での単純な攻撃に、200tのスキルごと後方に吹き飛ばされる。
透明化したスキルも、最大重量も、これでフーナには通じない事がわかった。
ズザザザザザ――――
「くっ! やってくれるねっ!」
草原に向かい数十メートルほど飛ばされたところで、スキルを足場に急停止する。
そしてお返しとばかりにフーナの頭上にスキルを展開し、そのまま振り下ろす。
「だ~か~ら~、こんな攻撃は通じないって言ってるでしょっ! 次はこっちの番っ!」
しかしその攻撃さえも片手で弾き飛ばし、追撃とばかりに魔法を放つ。
「『トーチ』っ!」
杖をこちらに向け、無詠唱で唱えたフーナの魔法。
それは単なる火を灯すだけの生活魔法のはず。
だが、その杖の先から放出したものは、
ゴオォォォォォォ――――――ッ!!!!
それはドラゴンの口から放たれる、巨大な炎のブレスのようだった。
しかもその直径は、優に50メートルを超えていた。
「デカ過ぎだってっ! でも魔法ならスキルで防げるはずっ!」
立方体の透明壁スキルを展開し、その中で身構える。
前面だけでは恐らく、その余波でも危険と感じたためだ。
ゴオォォォォ――――――
「よし、規模も威力も関係なく防げるっ! それにしても気になるのは、なんで視認できないスキルを感知したかだよね?」
私を覆う、巨大な炎の渦の中で思案する。
気配だけならまだしも、無機質なスキルまで見切られた事に。
「実は視えているとか直感だとか、そう言った感じはしなかった。どっちかっていうと、感じた、に近い気がするんだよね。自分の周囲に結界みたいなのを張ってて――――」
だとしても感知できる時点で、透明壁スキルの優位性がなくなる。
更に重量にしても、直接攻撃にしても通じなかった。
「う~ん、手詰まり感が半端ないなぁ。今までの戦い方が全く通じないからね。腕力にしても打たれ強さにしても規格外で攻撃が通らないし、しかも見切られてるっぽいし。ついでに魔力切れも期待できないし」
まるで最終ボスにレベル1で挑むようなものだと思った。
弱点らしい弱点も見当たらず、戦略も戦術もスキルも通じない。
単純に強いだけならまだしも、それが理解の範疇を超えたら何もできない。
そこまでの差が、今のフーナと私の間にはある。
まさに難攻不落とはこういう事だろう。
「あと残るとすれば、あれを待つしかないかな?―――― でもこの魔法いつまで続くの? 相当魔力を消費してる筈なのに…… ん?」
無尽蔵とさえ錯覚する、放出を続ける炎を前に思わず舌を巻く。
それと同時に、渦巻く炎の流れが僅かに揺らぎ、流れが変化したのを感じた。
その直後、
「スパイラルマックスぱ――――んちっ!」
ゴガンッ!
あろうことか自身が放った、炎の濁流の中を突っ切ってきたフーナ。
ギュルンと高速回転をしながら、そのままスキルに拳を叩きつけた。
「くっ! 本当にデタラメ過ぎっ!」
ダメージはないが、さっきの焼き増しのようにまたもや簡単に弾き飛ばされる。意志とは反して強制的に炎の外に飛ばされ、スキルの中で思わず愚痴が零れる。
そんなフーナも炎でのダメージがないようで、更に次の魔法を唱え始める。
「むむむ、その魔法の壁は本当に頑丈だねっ! 私の必殺パンチで壊れないなんてっ! でもこれならどうかなっ! 『フリージング』」
スキルの耐久性に驚きながらも唱えた魔法。
それは指定した座標を凍てつかせる、ただの凍結魔法だった。
ただしフーナの放つ魔法が、普通の威力や範囲なわけがなかった。
回避も防御も間に合わなかった、私は――――
ガキィ――――――ンッ!
「あ、しまったっ! その手があった――――」
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