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03 お先に天野
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「ハァ……」
私は小さく息を吐いた。そして、達して硬直した体の力を抜く。体勢を立て直そうと体を起こそうとした。しかし、後ろで天野が胸を握りしめ抱きかかえたままだった。
「もう。水が飲みたいから起き上がりたいのよ私は」
私は後ろでまだ胸を優しく揉む天野に抗議する。
「水? ああ。岡本そっちにペットボトルあるだろ?」
そう言いながら天野はスルリと私の後ろからいなくなり、私の右側に回り込み腕枕をしながら私の体を布団に横たえる
「え、な、何? 水が飲みたいって言っているのに」
水にありつけると思ったのに。また横たえるってどういう事?
「ペットボトル……ああ、これですね。はい」
すると今度は私の股の間にいた岡本が布団の下の方に置いてあった水のペットボトルを見つけ、私の左側に横になる。
「あ、ありがとう」
横になってもペットボトルを持っているから私に手渡してくれると思ったのに、岡本はおもむろに自分が飲み始めた。
「何で!? 水ももらえないの?! ムグ」
喉が渇いているのは私よ! と、非難の声を上げようとした。
瞬間、岡本が自分の唇と私のそれを重ねてきた。生温かくなった水が注ぎ込まれる。
「んんっ」
「チュッ。はぁ……」
最後は私の唇を軽く吸い上げる。突然のキスに私は膝を揃えてピクンと爪先を跳ね上げた。
「こら、岡本。さっきから攻めすぎだろ。慌てるなよ」
そう耳元で囁き首筋にキスを落とすのは天野だった。天野は私の右胸を持ち上げると乳輪をゆっくり親指でなぞる。
「ああっ。そこは」
乳輪の周りをなぞられると、自然に乳首の横を刺激され私は堪らなくて喉を反らした。
しかも首にキスするとかっ。ゾクゾクして鳥肌が立つのにっ。
「はは。良いなぁ、凄く良い声。僕ね倉田さんの声って凄く好きなんですよ」
キスをしながら水を飲ませてくれた岡本が息を荒くして、私の腰に留まっている申し訳程度の浴衣の帯を解き全開にする。
レースのナイトブラジャーは上にズリ上げられて胸は丸出し。たとえ濡れぼそって役割を果たしていなくても、レースのショーツだけが最後の砦だ。
なのに岡本はそのショーツを手にかけようとしていた。
「ま、待ってよ」
これ以上、二人に流されるのはいけない。
いくらこういった行為が御無沙汰だったとはいえ──
私は岡本の手を止めようと掴んだが、今度は岡本が私の左胸にかぶりつく。
「ああっ。あっ、あっ駄目っ。両方なんてっ」
右は天野の指で、左は岡本に乳首をたっぷりと舐られながら私は喘ぐしかなかった。
二人共触れ方が違うのに確実に私が感じるポイントをついてくる。
私はこの快楽に抗う事が出来ずにいた。
セックスで流される事なんてないって思っていたのに。
しかも男性二人とこんな事になるなんて考えた事もなかったのに。
慰安旅行に来ているという日常と違う開放感からなのか、私はこの快感に流されてしまった。
「仰向けになっていて横に柔らかく流れる胸って、何かエロいよな。チュッ」
そう天野は言って私の右胸に吸いついたまま離れない
「あっ、んんっ~」
私は首を軽く振って快感を逃す。両手は頭の下にある枕を握りしめるほかない。
「白くてマシュマロみたい。なのに、ここをこんなに尖らせて……気持ちが良いんですよね。ほらもっと」
岡本も左胸に歯形を所々残しながら最後は優しくしゃぶる。
「痛くしないで。お願い……ああっ」
天野の愛撫にウットリすると、忘れるなと言わんばかりに岡本が柔らかく形を変える胸を囓る。痛いと思って振り向くが、その後すぐに舌で歯形をなぞる。
「ほら……チュ。これも脱いで」
天野もスルスルと右からショーツを下げる。
「一緒に弄ってあげますから、ね?」
岡本も左からショーツを下げる。
私は熱に浮かされ素直に腰を上げた。そして、ゆっくりと脱がされるショーツを見つめた。その間、左右に大きく足をわられた。二人共、口は胸に吸いついたまま、私の太股を押さえ込む。
「は、恥ずかしっ、ああっ!」
今更だが。大きくわられた足の付け根に天野の日焼けしたゴツゴツした手が下がっていく。誰に見られる事もないのに手入れをしている薄い茂みを通り越し、私の溢れた蜜を掬い上げる。
「凄ぇ濡れてる。なぁ、岡本、俺こっちな」
天野が私の右胸の辺りで呟く。低い声が振動して伝わる。
こっち?
「良いですよ。天野さんより僕の方が指が長いですからね……」
岡本も息を荒くしながら左胸で呟く。途中腋を舐め上げられて私は悲鳴を上げた。
指が長い?
私はわけが分からず自分の下半身を見る。
すると、岡本の長い右の指がズブズブと私の中に沈んで行くのが見えた。
「あああっ!」
たっぷりと濡れていた私は難なく岡本の指を迎えいれる。一本、二本と差し込まれてゆっくりと掻き出す様に二、三度前後に動いた。
二人に胸を突き出す様に仰け反る。バウンドする私の体を二人の男が優しく押さえつける。
久しぶりの感覚は感じた事がない程気持ちが良かった。
「かなり狭い……倉田さん久しぶりなんですね。痛くないですか?」
「耳元で喋らないでっ」
岡本の吐息が耳の中に低い声と共に滑り込んでくる。それだけでお腹の奥がとろりと溶け出す。
「そんなに頬を染めて喘ぐなよ。腰に来るだろ」
天野は腰を私の太股に押しつける。熱く縁取る天野自身を感じる。
「だって、耳は弱いから、っっ」
天野がクスクス笑って今度は首筋を舐め上げる。
「弱いところだらけだな……じゃぁ、ここは?」
「えっ……」
そう天野が悪戯っぽく笑った。
今度はゴツゴツした天野の指が、岡本の指の上の辺りに差し込まれた。
そう、ぷっくり膨らんだ芽を優しく撫でた。
「ああっ、そこは。弱いとかもう、関係ないでしょ、あっああ!」
びっくりするぐらい高くて甘い声が出る。
鼻にかかった声なんて今まで出した事ないのに。
足を閉じようとするも二人の男の手が太股を抱え込んで離してくれない。
「あああ……良い声。そうです、この声ですよ。ああ、落ち着けよ興奮しすぎるなよ。これだけで僕、達する事が出来るかもなんて」
岡本が鼻息荒く独り言を呟く。わけの分からない独り言ですら声がいいとか反則だ。
私のお腹の奥がキュンと切なく反応する。
「それは早すぎだろうが。なぁ岡本、そっち咥えろよ」
今度は、そっち? と天野が岡本に指示を出す。
「はい。じゃぁ、倉田さん……はじめますよ」
岡本は素直に天野の言葉に従う。
そして──次の瞬間、右の乳首を天野に、左の乳首を岡本にたっぷり口に含んで舐られる。
「あっ、んんっ、そ、ん、なっ、いっ、んんっ!」
岡本の長い指が蜜壺にゆっくりと沈みリズム良く出し入れされる。二本差し込まれた指が内壁、つまりお腹の裏側辺りの良い部分を探し当て、優しく押す様に刺激を与える。
なのに、天野は天野で、上に膨れて捲り上がった芽をたっぷりと濡れた指で蜜を擦りつける様に撫でる。最初はタップして下から上にゆっくりと撫で上げた。
敏感な部分全てを責められて私はあっという間に昇り詰めていこうとする。
体が勝手に動く。腰が揺れてもっと激しくしてと強請っているみたい。
恥ずかしすぎる。
「ひっ、だめだめだめ。あっ、あっ、イッ、イッちゃうから、お願い、んっ、んん」
口を閉じる暇もない。歯を食いしばる事すら忘れて私は盛大に声を上げる。
ヤダ! 何これ、こんな全部一度に弄られるとか、ありえないし。
「イケよ、ほら、チュ。ここ膨らみすぎてつるつるしてさ、ほら」
天野が乳首を舐りながら吸い上げ囁く。
赤く膨らんだ芽をゆっくりと今度は円を描く様に。先の方だけをゆっくりと指の腹で撫でる。
目の前が霞みはじめる。あっ、駄目よ、これ以上は。
「あっ、そ、んなの、ヤダ、イッ、んっ、あっ、ん」
目尻に涙が浮かび溢れる。
気持ちが良いって認めたら──
達してしまうって告げたら──
終わりだ。
なのに、岡本が出し入れしていた指を三本に急に増やした。
「ここですよね。ほら、一度イキましょうよ。それで、たっぷり濡らしましょ? んっ、チュ」
岡本は私のお腹の裏側のイイところ完全に見つけて、素早く前後に動く。それにあわせて天野も優しく撫でる指を早めた。そして相変わらず乳首を舐り続ける。
瞳を閉じてギュッと閉じる。
大きくて重力に負けて少し横に流れる形に変化した両方の胸は弄られ、乳首は痛くなるぐらい尖っている。
優しく舐られて甘噛みされながらそれすらも気持ちが良いと感じる。
更に蜜壺の上で膨らむ芽は、捲り上がり優しく撫でられて今にも弾けてしまいそう。膣内の一番気持ち良いと感じるところを何度も擦られる。
「あっ、あっ、あっ、あーっ」
私は首を仰け反り腰を反らせる。
あっという間に達して、お腹の奥からドッと蜜をこぼした。
「ハァハァ……」
固く閉じていた瞳を開けると天野と岡本がゆっくりと横から離れていく。
「倉田って声が高いんだな。普段あんまりテンション高く話さないからもっと低いのかと思っていたけど、可愛いなぁ」
天野は私の顔を撫でて起き上がった。はだけてしまった自分の浴衣を脱ぎ、赤い色をした派手なボクサーパンツを素早く脱ぐ。
ボクサーパンツの下からはそそり立った天野の分身が飛び出てきた。日焼けした色と同じ色をしていた。
「も、もう、もう」
口では文句を言うけれども、久しぶりに見るそれから視線が離せない。
天野の凄く太くて傘が大きい……って、何を見つめているのよ私!
すると今度は岡本が低い声で呟きながら同じ様に浴衣を脱ぐ。そして私の頬をひと撫でした。
「倉田さんの中、凄く蠢いて。ああ、早く入れたいなぁ。でも、その大きな胸に挟まれたい。挟んでもらおうかなぁ……ああ、口も捨てがたい。どれが良いかなぁ。ねぇ、天野さん僕はあとでもいいですかね? 一度抜かないと僕あっという間だと思うんです」
岡本も同じ様に黒いボクサーパンツを脱ぐと、臍の方までそそり立った長い分身の姿を見せた。
その反り上がり方って学生じゃあるまいし。それに結構長くて大きい。
けれど何でこんなに色が赤黒いの?
岡本の分身は色白の体に似合わず赤黒かった。
無言で見つめる私に岡本が気がつき、黒縁眼鏡の向こうで切れ長の瞳が嬉しそうに弧を描いた。
「僕のに興味あります? ねぇ……もう我慢出来ないんですよ。ほら、こんなになってて。どうしよう……挟むのは今度でいいかな。じゃぁ、今日は僕のを食べてもらえます?」
挟むって何だろう。先ほどから言い続けているけれど。
ボンヤリしていると、岡本は私の頭元に座る。
そして、私の後頭部を片手で優しく持ち上げると、口元に赤黒くて立派な分身を近づける。ツルンと向けたその先は岡本自身の体液で濡れていた。
岡本の目は仕事をしている時は切れ長でクールなのにふとした瞬間優しく笑う。そのギャップが堪らないと評判だった。
しかし、今は初めて見る瞳だ。興奮でギラギラしている。
「……」
その瞳を見ていると吸い寄せられる様に先端を口に含んでしまった。
大きくて全部は口に含めないし飲み込めなさそうだ。
ゆっくりと舐め上げて、視線をずっと岡本に合わせたまま口の中でリズミカルに吸い上げる。
「ああっ! いいっ。倉田さんっそこっ」
口の含んだ先端部分を舌で擦ると岡本は体を震わせて私の後頭部を掴んだ手に力を込める。
私、岡本のを咥えて舐めて扱いている。本当に……?
岡本の反応が可愛くて、いつもの低い声が撥ねる様に高くなる度に興奮してきた。
私は片手で岡本の長くて赤黒い分身の握りしめ、ゆっくりと前後に動かす。岡本が苦しそうに顔を歪めて私の顔にかかった後れ毛をかき上げる。
「ああっ、倉田さんお願い、ゆっくり、ゆっくり」
「んっ、んっ」
私は夢中でしゃぶりながら扱く。そんな私と視線が合うと岡本はウットリした表情を浮かべた。反応する様に大きかった口内の分身がますます堅さを増す。
「はは。岡本って最中によく喋るのな。意外だな。でも、まだ出すなよ。じゃぁ、俺が先に……」
気がつくと、コンドームをつけた天野が私の膝を握りしめ胸の辺りまで折り曲げる。
自然とお尻が上がり、秘所を大きく天野の前に晒す。
先程弄られた部分は、今か今かと大きく開いて天野の挿入を待っていた。
天野は太い分身を私のたっぷり濡れた蜜壺部分に擦りつけ、散々弄った芽の上を二、三度行き来する。
「んんっ! んんっ。ムゥ」
敏感に反応して私は岡本の分身を咥えながら呻く。
「ははっ、いいねぇ。三点責め気持ち良かったみたいだな。凄くヌルヌルしてる。ここも花びらが全部開いて、入れてってせがんで、る!」
そう言うと天野は、立派な分身をゆっくりと私の中に沈めてきた。
ミチミチと音を立てて掻き分けてくる。
「くっ、はっ。ほら、全部入ったぞ」
久しぶりに男性を受け入れるし、天野の立派な物を受け入れるのが苦痛かと思ったがそうでもなかった。たっぷりと濡れた私は挿入ですら気持ち良く天野自身を受け入れた。
「ああっ、良い! 気持ちが良い。何だよ倉田。俺の事こんなに好きだった?」
鍛えられた体を倒し私の腰を掴む天野が嬉しそうに笑った。
「んっ、ぷは。好きじゃないからっ!」
笑いながら天野が尋ねるので慌てて否定をする。
岡本のを片手で握りしめたまま口を離した。
「だって、俺の事を凄く絞り上げるし。奥へ奥へ誘うってさ。絶対俺の事好きだろ?」
「違うっ、んっ!」
天野は腰を前後に緩く揺する。それだけの振動で私は軽く仰け反る。
ヤダ。どういう事よ。凄く気持ちが良い。
天野のサイズがピッタリと言うか、あんなに太いのにピッタリってどういう事?
私が軽く仰け反り喘いだ事に、天野はますます嬉しそうに笑う。
「ヤベェ俺も早いかも。何でコンドーム一個しか配ってくれなかったんだろ? まぁ、良いか。じゃぁ動くぜ」
そう言うと天野は私の腰を掴んでゆっくりと抽送をはじめた。
「一個しかって、一個で十分、あああ……あっ、あんっ、あっあっ」
天野のリズムに合わせて私は声を上げる。たっぷりと濡れている私の中から鈍い粘着質な水音が聞こえる。
「天野さんばかりに気をとられないでくださいよ……ほら、僕のもちょっとぐらい囓っても大丈夫ですから、ね?」
今度は頭上で岡本が寂しそうに声を上げる。
それから、私の顔の前に岡本の赤黒い杭を差し出し、口に含む様に促す。
「あっ、むっ、んんっ、んっ、んんっ、んっ!」
口を開いた瞬間、赤黒い杭を押し込まれてしまった。驚いて目を見開くが嬉しそうに岡本は笑うばかりだ。
それから、ズンズンと天野が抽送を繰り返す。サーフィンをしている程よく筋肉がついた体は魅力的だ。しかもいい男。その男が私の中に潜り込み最大級に気持ち良さそうに顔を歪ませる。
「んっ、んんっ、んっ、んっ、んっんーっ!」
岡本も嬉しそうに私の顔を撫でながら自ら腰を小刻みに動かす。喉をつかない程度に軽くだ。
「ああっ、あっ、倉田さん倉田さん……」
気持ちが良いのか、岡本のくせなのか? 何度も私の名前を呼びながら、声を上げて喘いでいる。
「あっ、はぁ。ヤバイ駄目だわ。倉田悪いな」
天野が詰めていた息を一気に吐き出してそう言うと、私の膝をグッと押さえつけて激しく腰を前後に動かす。
天野の大きく張った傘の部分が私の一番気持ちがいいお腹の辺りに当たり、私は思わず目を見開いた。
「んっ、んーん!」
駄目っ。そこ。一番凄いのが来るところだからっ!
そう言いたかったけれど突き上げられて、更に口は塞がれているので声にも出せない。
「ああっ、僕も……もうっ、もうっ!」
岡本も達しそうなのか突然腰を小刻みに動かす。口の中で舌を這わせて抜け出ない様に必死に咥える。
私も……もう駄目かも。凄いのが来る!
声に出せず呻く。
目の前で火花が散り、足の指が白くなるまで曲げる。
ああっ。イクッ!
「ああっ、出る」
天野が私の中で大きく膨らんで弾けるのが分かる。腰を二、三度奥まで押しつけると、大きな体を震わせた。
「僕も出っ」
岡本が腰を緩く動かし、私の口の中に大量の白濁した体液を放った。
私が心の中で叫んだと同時に、天野も岡本も同時に果てた。
私は小さく息を吐いた。そして、達して硬直した体の力を抜く。体勢を立て直そうと体を起こそうとした。しかし、後ろで天野が胸を握りしめ抱きかかえたままだった。
「もう。水が飲みたいから起き上がりたいのよ私は」
私は後ろでまだ胸を優しく揉む天野に抗議する。
「水? ああ。岡本そっちにペットボトルあるだろ?」
そう言いながら天野はスルリと私の後ろからいなくなり、私の右側に回り込み腕枕をしながら私の体を布団に横たえる
「え、な、何? 水が飲みたいって言っているのに」
水にありつけると思ったのに。また横たえるってどういう事?
「ペットボトル……ああ、これですね。はい」
すると今度は私の股の間にいた岡本が布団の下の方に置いてあった水のペットボトルを見つけ、私の左側に横になる。
「あ、ありがとう」
横になってもペットボトルを持っているから私に手渡してくれると思ったのに、岡本はおもむろに自分が飲み始めた。
「何で!? 水ももらえないの?! ムグ」
喉が渇いているのは私よ! と、非難の声を上げようとした。
瞬間、岡本が自分の唇と私のそれを重ねてきた。生温かくなった水が注ぎ込まれる。
「んんっ」
「チュッ。はぁ……」
最後は私の唇を軽く吸い上げる。突然のキスに私は膝を揃えてピクンと爪先を跳ね上げた。
「こら、岡本。さっきから攻めすぎだろ。慌てるなよ」
そう耳元で囁き首筋にキスを落とすのは天野だった。天野は私の右胸を持ち上げると乳輪をゆっくり親指でなぞる。
「ああっ。そこは」
乳輪の周りをなぞられると、自然に乳首の横を刺激され私は堪らなくて喉を反らした。
しかも首にキスするとかっ。ゾクゾクして鳥肌が立つのにっ。
「はは。良いなぁ、凄く良い声。僕ね倉田さんの声って凄く好きなんですよ」
キスをしながら水を飲ませてくれた岡本が息を荒くして、私の腰に留まっている申し訳程度の浴衣の帯を解き全開にする。
レースのナイトブラジャーは上にズリ上げられて胸は丸出し。たとえ濡れぼそって役割を果たしていなくても、レースのショーツだけが最後の砦だ。
なのに岡本はそのショーツを手にかけようとしていた。
「ま、待ってよ」
これ以上、二人に流されるのはいけない。
いくらこういった行為が御無沙汰だったとはいえ──
私は岡本の手を止めようと掴んだが、今度は岡本が私の左胸にかぶりつく。
「ああっ。あっ、あっ駄目っ。両方なんてっ」
右は天野の指で、左は岡本に乳首をたっぷりと舐られながら私は喘ぐしかなかった。
二人共触れ方が違うのに確実に私が感じるポイントをついてくる。
私はこの快楽に抗う事が出来ずにいた。
セックスで流される事なんてないって思っていたのに。
しかも男性二人とこんな事になるなんて考えた事もなかったのに。
慰安旅行に来ているという日常と違う開放感からなのか、私はこの快感に流されてしまった。
「仰向けになっていて横に柔らかく流れる胸って、何かエロいよな。チュッ」
そう天野は言って私の右胸に吸いついたまま離れない
「あっ、んんっ~」
私は首を軽く振って快感を逃す。両手は頭の下にある枕を握りしめるほかない。
「白くてマシュマロみたい。なのに、ここをこんなに尖らせて……気持ちが良いんですよね。ほらもっと」
岡本も左胸に歯形を所々残しながら最後は優しくしゃぶる。
「痛くしないで。お願い……ああっ」
天野の愛撫にウットリすると、忘れるなと言わんばかりに岡本が柔らかく形を変える胸を囓る。痛いと思って振り向くが、その後すぐに舌で歯形をなぞる。
「ほら……チュ。これも脱いで」
天野もスルスルと右からショーツを下げる。
「一緒に弄ってあげますから、ね?」
岡本も左からショーツを下げる。
私は熱に浮かされ素直に腰を上げた。そして、ゆっくりと脱がされるショーツを見つめた。その間、左右に大きく足をわられた。二人共、口は胸に吸いついたまま、私の太股を押さえ込む。
「は、恥ずかしっ、ああっ!」
今更だが。大きくわられた足の付け根に天野の日焼けしたゴツゴツした手が下がっていく。誰に見られる事もないのに手入れをしている薄い茂みを通り越し、私の溢れた蜜を掬い上げる。
「凄ぇ濡れてる。なぁ、岡本、俺こっちな」
天野が私の右胸の辺りで呟く。低い声が振動して伝わる。
こっち?
「良いですよ。天野さんより僕の方が指が長いですからね……」
岡本も息を荒くしながら左胸で呟く。途中腋を舐め上げられて私は悲鳴を上げた。
指が長い?
私はわけが分からず自分の下半身を見る。
すると、岡本の長い右の指がズブズブと私の中に沈んで行くのが見えた。
「あああっ!」
たっぷりと濡れていた私は難なく岡本の指を迎えいれる。一本、二本と差し込まれてゆっくりと掻き出す様に二、三度前後に動いた。
二人に胸を突き出す様に仰け反る。バウンドする私の体を二人の男が優しく押さえつける。
久しぶりの感覚は感じた事がない程気持ちが良かった。
「かなり狭い……倉田さん久しぶりなんですね。痛くないですか?」
「耳元で喋らないでっ」
岡本の吐息が耳の中に低い声と共に滑り込んでくる。それだけでお腹の奥がとろりと溶け出す。
「そんなに頬を染めて喘ぐなよ。腰に来るだろ」
天野は腰を私の太股に押しつける。熱く縁取る天野自身を感じる。
「だって、耳は弱いから、っっ」
天野がクスクス笑って今度は首筋を舐め上げる。
「弱いところだらけだな……じゃぁ、ここは?」
「えっ……」
そう天野が悪戯っぽく笑った。
今度はゴツゴツした天野の指が、岡本の指の上の辺りに差し込まれた。
そう、ぷっくり膨らんだ芽を優しく撫でた。
「ああっ、そこは。弱いとかもう、関係ないでしょ、あっああ!」
びっくりするぐらい高くて甘い声が出る。
鼻にかかった声なんて今まで出した事ないのに。
足を閉じようとするも二人の男の手が太股を抱え込んで離してくれない。
「あああ……良い声。そうです、この声ですよ。ああ、落ち着けよ興奮しすぎるなよ。これだけで僕、達する事が出来るかもなんて」
岡本が鼻息荒く独り言を呟く。わけの分からない独り言ですら声がいいとか反則だ。
私のお腹の奥がキュンと切なく反応する。
「それは早すぎだろうが。なぁ岡本、そっち咥えろよ」
今度は、そっち? と天野が岡本に指示を出す。
「はい。じゃぁ、倉田さん……はじめますよ」
岡本は素直に天野の言葉に従う。
そして──次の瞬間、右の乳首を天野に、左の乳首を岡本にたっぷり口に含んで舐られる。
「あっ、んんっ、そ、ん、なっ、いっ、んんっ!」
岡本の長い指が蜜壺にゆっくりと沈みリズム良く出し入れされる。二本差し込まれた指が内壁、つまりお腹の裏側辺りの良い部分を探し当て、優しく押す様に刺激を与える。
なのに、天野は天野で、上に膨れて捲り上がった芽をたっぷりと濡れた指で蜜を擦りつける様に撫でる。最初はタップして下から上にゆっくりと撫で上げた。
敏感な部分全てを責められて私はあっという間に昇り詰めていこうとする。
体が勝手に動く。腰が揺れてもっと激しくしてと強請っているみたい。
恥ずかしすぎる。
「ひっ、だめだめだめ。あっ、あっ、イッ、イッちゃうから、お願い、んっ、んん」
口を閉じる暇もない。歯を食いしばる事すら忘れて私は盛大に声を上げる。
ヤダ! 何これ、こんな全部一度に弄られるとか、ありえないし。
「イケよ、ほら、チュ。ここ膨らみすぎてつるつるしてさ、ほら」
天野が乳首を舐りながら吸い上げ囁く。
赤く膨らんだ芽をゆっくりと今度は円を描く様に。先の方だけをゆっくりと指の腹で撫でる。
目の前が霞みはじめる。あっ、駄目よ、これ以上は。
「あっ、そ、んなの、ヤダ、イッ、んっ、あっ、ん」
目尻に涙が浮かび溢れる。
気持ちが良いって認めたら──
達してしまうって告げたら──
終わりだ。
なのに、岡本が出し入れしていた指を三本に急に増やした。
「ここですよね。ほら、一度イキましょうよ。それで、たっぷり濡らしましょ? んっ、チュ」
岡本は私のお腹の裏側のイイところ完全に見つけて、素早く前後に動く。それにあわせて天野も優しく撫でる指を早めた。そして相変わらず乳首を舐り続ける。
瞳を閉じてギュッと閉じる。
大きくて重力に負けて少し横に流れる形に変化した両方の胸は弄られ、乳首は痛くなるぐらい尖っている。
優しく舐られて甘噛みされながらそれすらも気持ちが良いと感じる。
更に蜜壺の上で膨らむ芽は、捲り上がり優しく撫でられて今にも弾けてしまいそう。膣内の一番気持ち良いと感じるところを何度も擦られる。
「あっ、あっ、あっ、あーっ」
私は首を仰け反り腰を反らせる。
あっという間に達して、お腹の奥からドッと蜜をこぼした。
「ハァハァ……」
固く閉じていた瞳を開けると天野と岡本がゆっくりと横から離れていく。
「倉田って声が高いんだな。普段あんまりテンション高く話さないからもっと低いのかと思っていたけど、可愛いなぁ」
天野は私の顔を撫でて起き上がった。はだけてしまった自分の浴衣を脱ぎ、赤い色をした派手なボクサーパンツを素早く脱ぐ。
ボクサーパンツの下からはそそり立った天野の分身が飛び出てきた。日焼けした色と同じ色をしていた。
「も、もう、もう」
口では文句を言うけれども、久しぶりに見るそれから視線が離せない。
天野の凄く太くて傘が大きい……って、何を見つめているのよ私!
すると今度は岡本が低い声で呟きながら同じ様に浴衣を脱ぐ。そして私の頬をひと撫でした。
「倉田さんの中、凄く蠢いて。ああ、早く入れたいなぁ。でも、その大きな胸に挟まれたい。挟んでもらおうかなぁ……ああ、口も捨てがたい。どれが良いかなぁ。ねぇ、天野さん僕はあとでもいいですかね? 一度抜かないと僕あっという間だと思うんです」
岡本も同じ様に黒いボクサーパンツを脱ぐと、臍の方までそそり立った長い分身の姿を見せた。
その反り上がり方って学生じゃあるまいし。それに結構長くて大きい。
けれど何でこんなに色が赤黒いの?
岡本の分身は色白の体に似合わず赤黒かった。
無言で見つめる私に岡本が気がつき、黒縁眼鏡の向こうで切れ長の瞳が嬉しそうに弧を描いた。
「僕のに興味あります? ねぇ……もう我慢出来ないんですよ。ほら、こんなになってて。どうしよう……挟むのは今度でいいかな。じゃぁ、今日は僕のを食べてもらえます?」
挟むって何だろう。先ほどから言い続けているけれど。
ボンヤリしていると、岡本は私の頭元に座る。
そして、私の後頭部を片手で優しく持ち上げると、口元に赤黒くて立派な分身を近づける。ツルンと向けたその先は岡本自身の体液で濡れていた。
岡本の目は仕事をしている時は切れ長でクールなのにふとした瞬間優しく笑う。そのギャップが堪らないと評判だった。
しかし、今は初めて見る瞳だ。興奮でギラギラしている。
「……」
その瞳を見ていると吸い寄せられる様に先端を口に含んでしまった。
大きくて全部は口に含めないし飲み込めなさそうだ。
ゆっくりと舐め上げて、視線をずっと岡本に合わせたまま口の中でリズミカルに吸い上げる。
「ああっ! いいっ。倉田さんっそこっ」
口の含んだ先端部分を舌で擦ると岡本は体を震わせて私の後頭部を掴んだ手に力を込める。
私、岡本のを咥えて舐めて扱いている。本当に……?
岡本の反応が可愛くて、いつもの低い声が撥ねる様に高くなる度に興奮してきた。
私は片手で岡本の長くて赤黒い分身の握りしめ、ゆっくりと前後に動かす。岡本が苦しそうに顔を歪めて私の顔にかかった後れ毛をかき上げる。
「ああっ、倉田さんお願い、ゆっくり、ゆっくり」
「んっ、んっ」
私は夢中でしゃぶりながら扱く。そんな私と視線が合うと岡本はウットリした表情を浮かべた。反応する様に大きかった口内の分身がますます堅さを増す。
「はは。岡本って最中によく喋るのな。意外だな。でも、まだ出すなよ。じゃぁ、俺が先に……」
気がつくと、コンドームをつけた天野が私の膝を握りしめ胸の辺りまで折り曲げる。
自然とお尻が上がり、秘所を大きく天野の前に晒す。
先程弄られた部分は、今か今かと大きく開いて天野の挿入を待っていた。
天野は太い分身を私のたっぷり濡れた蜜壺部分に擦りつけ、散々弄った芽の上を二、三度行き来する。
「んんっ! んんっ。ムゥ」
敏感に反応して私は岡本の分身を咥えながら呻く。
「ははっ、いいねぇ。三点責め気持ち良かったみたいだな。凄くヌルヌルしてる。ここも花びらが全部開いて、入れてってせがんで、る!」
そう言うと天野は、立派な分身をゆっくりと私の中に沈めてきた。
ミチミチと音を立てて掻き分けてくる。
「くっ、はっ。ほら、全部入ったぞ」
久しぶりに男性を受け入れるし、天野の立派な物を受け入れるのが苦痛かと思ったがそうでもなかった。たっぷりと濡れた私は挿入ですら気持ち良く天野自身を受け入れた。
「ああっ、良い! 気持ちが良い。何だよ倉田。俺の事こんなに好きだった?」
鍛えられた体を倒し私の腰を掴む天野が嬉しそうに笑った。
「んっ、ぷは。好きじゃないからっ!」
笑いながら天野が尋ねるので慌てて否定をする。
岡本のを片手で握りしめたまま口を離した。
「だって、俺の事を凄く絞り上げるし。奥へ奥へ誘うってさ。絶対俺の事好きだろ?」
「違うっ、んっ!」
天野は腰を前後に緩く揺する。それだけの振動で私は軽く仰け反る。
ヤダ。どういう事よ。凄く気持ちが良い。
天野のサイズがピッタリと言うか、あんなに太いのにピッタリってどういう事?
私が軽く仰け反り喘いだ事に、天野はますます嬉しそうに笑う。
「ヤベェ俺も早いかも。何でコンドーム一個しか配ってくれなかったんだろ? まぁ、良いか。じゃぁ動くぜ」
そう言うと天野は私の腰を掴んでゆっくりと抽送をはじめた。
「一個しかって、一個で十分、あああ……あっ、あんっ、あっあっ」
天野のリズムに合わせて私は声を上げる。たっぷりと濡れている私の中から鈍い粘着質な水音が聞こえる。
「天野さんばかりに気をとられないでくださいよ……ほら、僕のもちょっとぐらい囓っても大丈夫ですから、ね?」
今度は頭上で岡本が寂しそうに声を上げる。
それから、私の顔の前に岡本の赤黒い杭を差し出し、口に含む様に促す。
「あっ、むっ、んんっ、んっ、んんっ、んっ!」
口を開いた瞬間、赤黒い杭を押し込まれてしまった。驚いて目を見開くが嬉しそうに岡本は笑うばかりだ。
それから、ズンズンと天野が抽送を繰り返す。サーフィンをしている程よく筋肉がついた体は魅力的だ。しかもいい男。その男が私の中に潜り込み最大級に気持ち良さそうに顔を歪ませる。
「んっ、んんっ、んっ、んっ、んっんーっ!」
岡本も嬉しそうに私の顔を撫でながら自ら腰を小刻みに動かす。喉をつかない程度に軽くだ。
「ああっ、あっ、倉田さん倉田さん……」
気持ちが良いのか、岡本のくせなのか? 何度も私の名前を呼びながら、声を上げて喘いでいる。
「あっ、はぁ。ヤバイ駄目だわ。倉田悪いな」
天野が詰めていた息を一気に吐き出してそう言うと、私の膝をグッと押さえつけて激しく腰を前後に動かす。
天野の大きく張った傘の部分が私の一番気持ちがいいお腹の辺りに当たり、私は思わず目を見開いた。
「んっ、んーん!」
駄目っ。そこ。一番凄いのが来るところだからっ!
そう言いたかったけれど突き上げられて、更に口は塞がれているので声にも出せない。
「ああっ、僕も……もうっ、もうっ!」
岡本も達しそうなのか突然腰を小刻みに動かす。口の中で舌を這わせて抜け出ない様に必死に咥える。
私も……もう駄目かも。凄いのが来る!
声に出せず呻く。
目の前で火花が散り、足の指が白くなるまで曲げる。
ああっ。イクッ!
「ああっ、出る」
天野が私の中で大きく膨らんで弾けるのが分かる。腰を二、三度奥まで押しつけると、大きな体を震わせた。
「僕も出っ」
岡本が腰を緩く動かし、私の口の中に大量の白濁した体液を放った。
私が心の中で叫んだと同時に、天野も岡本も同時に果てた。
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