【R18】まさか私が? 三人で! ~社内のイケメンが変態だった件について~ その3

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07 おかしな二人

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 辺りはすっかり暗くなっていた。冬の二十時過ぎ。空気は冷たいけれど、駅前には人が沢山溢れていた。皆の目的は、クリスマスに向けたイルミネーションで彩られている街並みを楽しむ事だろう。恋人や家族連れが多い。皆、美しく輝くイルミネーションに魅入っていた。そして私は一人で皆の脇をすり抜け、コートの前をしっかりとしめて鼻歌を歌いながら歩く。

「フンフ、フンフ~」
 待ちに待った週末よ。土日の二連休。今週は忙しかったから三人でゆっくりしたい。私は心を躍らせる。

 先々週は天野と陽菜さんと、先週は岡本と里羅さんと。それぞれ緊張する顔合わせだったけど無事に(?)終わった。その後、初めて天野と岡本とそれぞれ二人きりで過ごした。素敵な夜だったけど、やっぱり三人で会いたい。

 そう、三人揃って会うのは二週間ぶりだ。

 二人それぞれの家族と会うというビッグイベントも終わったし。ああ、ようやく肩の荷が下りたわ。それぞれの家族には少しずつ嘘をつく事になってしまったのは心残りだけど。

「フゥ」
 私は震えて、少しだけ強めに瞳を閉じる。寒さだけではない。本当の事を伝えたらどうなるだろうという想像は、それぞれの家族に会う前から変わっていないと改めて実感する。

 駄目よ。勝手に想像してはいけない。もし事実を伝えたとして、その先にあるどんな罵倒だっていつかは受け止めないといけないのだから。今は──想像だけして無駄に落ち込まない、落ち込まない! 

 いつか必ず本当の事を伝えるんだから。その時には必ず受け止めるから。それまでには覚悟を決めるから。少しだけ待って欲しいの。

 私は気持ちに蓋をして、岡本のマンションに向かう。速めに歩く足に、片手で持っていたデパ地下で購入した惣菜の紙袋が当たった。

 この店の惣菜はとても美味しい。サラダは味だけではなく見た目もとてもお洒落で、SNSで写真映えすると人気だ。

 少し前までは、デパ地下の少し高い惣菜と、お酒を飲みながら週末を過ごす事が私の楽しみだった。お一人様のパターン化された暮らしの一つだったが、天野と岡本と付き合う様になってから、週末の買い物もしなくなっていた。

 何故なら、三人で食事を作る(うっ……ほとんど天野が一人で作っているんだけど)、週末の過ごし方になっているからだ。

 と言っても、今日は二人共疲れているわよね……
 
 今日は天野も岡本も出張から帰ってきたばかりだ。グループメッセージで、二人が夕方に帰ってきたと連絡があった。私は『お疲れ様でした。今日はゆっくり休む?』とメッセージで尋ねたのだが、即連絡が来て岡本のマンションに来る様にとの事。

『何言ってんだ。三人で過ごそうぜ』
『駄目です。三人で過ごしましょう』
 天野も岡本も同じ返事をしてきた。
 
 天野は『倉田だって疲れただろ? 簡単な食事を用意して待ってるぜ』と付け加える。

 天野だって疲れているだろうに、それでも用意してくれるそうだ。

 岡本も『僕はワインを買ってきたんです。北海道土産ですよ倉田さん是非!』とメッセージをくれた。

 岡本は下戸なのに、それでも買ってきてくれた。

 私も二人を労えたらと思うのだけど、いい案が直ぐには思いつかず、手土産のデパ地下惣菜になってしまった。

 …………ううっ

 私の女子力って本当に低いわよね……しかも惣菜って何よ。岡本が天野と比べて恋愛不足だと嘆いていたけれども、それを言うなら私だって似た様なものだ。二人が今までお付き合いしてきた女性達と比べたら、何も持っていないに等しい。

 だ、駄目だわ。違う意味で落ち込んできた。

 違う違う、違うでしょ。そうだわ! 買ってきたアボガドとエビのサラダに、ローストビーフはとても美味しいから……って、何という恥ずかしい言い訳。とにかく格好をつけても仕方ないか。今日は頑張ってお風呂掃除に食事の後片付け役を買って出よう。

「よし、そうしよう」
 私は自分の情けなさに呆れて笑い呟いた。

 早歩きで歩いたせいか、岡本のマンションは直ぐ側だ。マンションにたどり着く最後の角を曲がる。

 すると飛び込んできたのは、マンション前の公園で開催されていた、お祭りだった。小さな屋台が並んでいる。屋台と言っても和風なものではなく、まるで外国のクリスマスで見かける様なものだ。駅前ほど規模の大きいイルミネーションではないがより繊細で美しく彩られていた。

「うわぁ……素敵」
 私は思わず美しく温かい光を放つイルミネーションに目を奪われ立ち止まる。

 夜も更けてきたが、人出も駅前と同じぐらいだ。皆イルミネーションや屋台を楽しんでいる。

 もしかして知り合いにばったり会ったりするかしら。気をつけないと。ばったり会うだけならまだいいけれども、岡本の部屋に向かっているとバレない様にしなくては。

 私はそう思って肩からかけていたストールで口元を覆い直す。

 岡本の住むマンションはハイグレードで、その周りに建っているマンションも同類だ。この辺りには所得が高い人が住んでいるので、同じ会社の人に出会う事はそうない。

 だけど、たまに思わぬイベントが近くで催されている事がある。そう、今日みたいに。岡本の住むマンションには同じ会社の人はいないから、中に入ってしまえば安心だと分かってはいる。しかし、出来るだけ知り合いとは会いたくない。

 言い訳としては「イベントが楽しそうだから立ち寄ったの」と言えば問題ないと思うけれども。大抵友達と一緒じゃないのか? とか、彼氏は一緒じゃないのか? とか。皆よく聞いてくるのよね。私のプライベートに、興味なんてないと思うのに。そんなにアラサーのプライベートが気になるのかしら?

 そう思った矢先だった。屋台から少し離れたベンチで、屋台で購入した湯気が上がる温かい飲み物を片手に、二人の女性が何やら談笑している。

「そうかしら? ヒナはもっとシンプルに考えるべきよ」
「えぇ~キラリン的にはそうかもしれないけどー私は違うと思うな」

 ん? 天野の妹さんも確か陽菜さんって言うけれども、流行の名前なのかしら。それにしてもキラリンって……変わった名前ね。ああ、あだ名なのね。それにしても最近のあだ名の付け方って、よく分からない法則よね。

 何となく気になり、歩きながら二人に向かって視線を送る。二人共、私から見て後ろを向いているのでどんな顔か分からない。二人共、黒ずくめの姿で闇に溶け込んでいた。

 ブラックって流行だったかしら? へぇ~髪の長い女性が着ているのは、発表されたばかりの新作じゃない。ミリタリーテイストのロングコートってあまり見た事がなかったから新鮮ね。いいわね。私もああいうのに挑戦しようかな。でも高いんだろうな。

 もう一人の女性も甘辛って感じね。トップスをライダー風のジャケットとアフガンストールで辛く決めているけれども、足元がスニーカーか。へぇ~可愛いわね。

 二人の姿を観察してふと我に返る。

 ん? そういえば陽菜ちゃんが送ってくれた写真もそんな感じだったわね。辛口のブラックコーデか……私も取り入れてみようかしら。

 黒ずくめの二人は大きな声ではないが、やたらと口調がはっきりしていた。だから私は思わず、通り過ぎながら聞き耳を立ててしまった。ミリタリーテイストのロングコートを着ている女性の「シンプルに考えるべきよ」とは、ファッションのアドバイスなのかもしれない。

 すれ違う瞬間だった。二人は顔を近づけ強い言い合いをはじめた。

「いいえ。これだけは譲れないわヒナ。私はね、ユージは全てにおいてだと思うわ」
「そんな事ない違うってば~キラリン。強キャラの聡司さんが絶対になの!」

「えっ!?」
 ユージに聡司って。天野 悠司と岡本 聡司の事? 私は思わず声を上げ反応し、その場で足を止める。ヒールで早歩きだった事もあり、止まる瞬間アスファルトを思いっきり踏みつけ、音が辺りに響いた。

 ガツン!

 その音を聞いたベンチに座っていた黒ずくめの女性二人は、私の方に勢いよく振り向いた。

 振り向かれちゃった! そう思って私も上から二人を見下ろしたが、そこには見知った顔が二人いた。

「あっ涼音さんじゃん!」
 一人は天野の妹の陽菜さんだ。よく見たら昨日メッセージアプリで送ってくれた一人ファッションショーの写真と同じ格好をしている。私のアドバイスした通り、アクセントで首元がアフガンストールになっているではないか。

「あらホント。涼音じゃないの! 仕事帰り?」
 もう一人は岡本の姉の里羅さんだ。着ているものが最新の雑誌から飛び出てきたようだ。そいて白い陶器の様な肌が夜でも輝いている。

「ど、どうして! ふ、ふっ、ふた、ふたっ。こっ、こっ、こっ」

 どうして! 二人がここに──そんな言葉を上手く口に出来ず、単語だけを繰り返した。

 心臓は大きく早鐘を打ち、身体の中の血が巡る。そのせいで動悸が激しく手足が震えた。歯の根も合わなくなって、上手く言葉を発する事が出来ない。それなのに顔だけ血の気が引いて、青ざめていく。

 何故二人が一緒なのか。
 何故この岡本のマンションの目の前にいるのか。
 もしかして──二人に嘘がバレてしまったのか。

 私は先程蓋をしたはずの不安が再び押し寄せて、ガタガタと震える。言葉を発せず顔をこわばらせるのが精一杯で、ベンチに座る二人を見下ろす。

 ずっと嘘をつき通してきたけれども、やっぱりそんな事は出来なかったのね。これは私達が嘘をついた罰なのかもしれない。今から私はきっと二人に呆れられるのか強く罵られるのか。

 驚くしかない私の姿を見て、最初に吹き出したのは陽菜さんだ。
「もう! 涼音さんってば驚きすぎ~あっそっか。昨日私が送った写真と同じ格好をしているから驚いたのかな。しかも涼音さんのアドバイス通りアフガンストールだし。エヘ? 探偵っぽい? 今ねキラリンと探偵っぽい事している最中なんだー。えっと、お兄ちゃんのあとをつけてね、ここまで来たところ。浮気調査でね」
 陽菜さんは最初笑ったけど、最後は小さく尻すぼみになった。

 お兄さんとは天野の事だ。天野と岡本の浮気を疑っていたけれども。まさか『あとをつける』と言っていたのは、天野のあとをつけるって事だったの?

 言葉が尻すぼみになって自信がない顔は、もしかして天野と岡本の浮気を、誤解したままで確定と判断したって事?!

 私は口を開けたまま、陽菜さんを見つめる。もちろん心の中は混乱し続けている。

 すると、今度は里羅さんが話をはじめた。
「違うわよヒナ。何度も言うけど浮気じゃないの。涼音はねヒナがお兄さんに対して驚かない様に演じてくれたのよ。よき理解者なのよ……と、私が懇々と説得をしたところなの。ヒナはいい子ね。素晴らしい若者だわ。落ち込んで誤解はしていないから。安心していいわよ、涼音」

 えっっー?! 里羅さん凄い事を言ってませんか。それ暗に、男同士で付き合っている事を認めているって言う話を、どストレートに陽菜さんにしたって事を言っていますけど?!

 私は慌てて陽菜さんを見つめる。里羅さんの言葉通り、陽菜さんは落ち込んでいなかった。高校生らしい若さ溢れる笑みを浮かべる。
「大丈夫だよ涼音さん! 私はキラリンから聞いて分かったから。涼音さんに協力して貰う様にお兄ちゃんが無理を言ったんだね? でも私は大丈夫だよ。前も言ったけど私は男同士って言うの、えっと、その、そういうのは全然気にしていないから。それに涼音さんもキラリンも、お兄ちゃんと岡本さんの事を理解してくれる味方だから!」
 うっ! 笑顔がキラキラで里羅さん同様イルミネーションもびっくりするぐらいまぶしい! だけど、違うっ。違うのよ陽菜さん。

 内心焦る私をほったらかしに、里羅さんは次に会話をすすめる。

「やっぱりね、こんな事があるでしょ? だから私は日本を発つ前に、聡司に全て知っている事を伝えておこうと思って。……とは言っても、私の場合、身辺を調べたりあとをつけたりするのは、ほとんど知り合いにお願いしていただけなんだけどね。ま、結果的に聡司のマンションにたどり着いたって事なんだけどね。結局二人がマンションに消えたって事は、そうなのでしょう?」
 里羅さんは口角を上げて笑う。赤いリップが綺麗に半月を描いた。

 えぇ~そんな。結局見守るというわけではなく、岡本に天野の関係を白状させに来たって事ですか?

 私は混乱するどころか息をする事も忘れそうだった。開いた口が塞がらないまま、里羅さんを見つめる。

 私の姿は相当間が抜けているのか、里羅さんもとうとう吹き出してしまった。
「もう、そんなに豆鉄砲を喰らった鳩みたいな顔をしないでよ。そうか! 涼音が驚いているのは、私とヒナがどうして一緒にいるのかって事でしょ? そうなのね」
 私は口を開けたまま小さく何度も頷いた。

 そうです。まずはそれです。何故二人で意気投合し、昔から知り合いだったかの様な仲になっているのか? それが知りたい。

 すると、ベンチに座ったまま足を組み直した里羅さんは両手を挙げてまるでイルミネーションと会話をする様な動きだ。
「それは必然的な事。出会うべくして出会った同士なのよ」
 イルミネーションに向かって顔を上げる里羅さん。姿も瞳の中もイルミネーションの輝きを受けて、いや、イルミネーションの輝きなしでもキラキラとしていた。

「……」
 いや。全然答えになっていないです。里羅さん。

 すると今度は陽菜さんがそんな里羅さんの肩をバシッと叩いた。
「本当にそうですよー突然の出会いは恋愛だけではないんだよね? キラリン!」

 どうやら里羅さんの事をキラリンと名付けたのは陽菜さんみたいだ。確かにキラキラしているけれどもキラリンって。「リ」と「ラ」は入っているけれども原形をとどめていないよね?

 いや、そうじゃなくって! ますます三人で関係している……なんて言えない様な気がしてきたわ。どうしよう!

 私の心の叫びが聞こえるはずもなく、陽菜さんと里羅さんは二人顔を見合わせ「ねーっ」と笑うと肩を寄せ合った。それからパッと目を輝かせた陽菜さんが私を見上げる。

「そうだ。涼音さんなら知ってますかね? お兄ちゃんと岡本さん、どっちがなのか」

 ひ、左? 左って何? 私は、訳が分からずギギギと首を少し傾げた。

 そんな陽菜さんのおでこを人差し指で押したのは里羅さんだった。
「こーら、ヒナ。そういう事は二人をよく知る涼音に聞いては駄目よ。涼音はねそういう事も含めてペラペラ喋らないよき理解者なの」
 静かにたしなめる里羅さんに、陽菜さんはおでこを押さえて舌を出した。
「んんっ~分かってるよー。ごめんね涼音さん。ちょっとさー気になっちゃってさーエヘヘ~」
 とても可愛く謝ってくれたが、私は一体何に謝られているのか理解出来ないでいた。

「そうそう。こういうのはユージと聡司の仲を観察しながら理解する事よ。ね? 涼音もそうでしょ?」
 にっこりと里羅さんに微笑まれた。しかし、二人はとうとうベンチから立ち上がり、私を挟んで詰め寄ってきた。

「とはいえさー小さな声でいいからさー涼音さんはどう思ってる? やっぱりさー聡司さんじゃないかと思うんだよねー。だって強気じゃん」
 何が?!

「もう、ヒナったら仕方のない子ね。いいえやっぱりユージよ。あの大人の包容力が全てを語っているわよね。涼音もそう思うでしょ?」
 何が?!

「違うってばーさっきもさー喫茶店で聡司さんがお兄ちゃんに強く出てるの聞いたじゃんか。キラリンもー」
「アレは違うの。聡司が強く出るのは甘えているからであって」

 二人は謎の会話を続けていく。そんな二人に挟まれた私は、ヘナヘナと力が抜けてその場に座り込んでしまった。

「えっ、涼音さん?」
「まぁ、涼音!」

 二人に心配の声をかけられると同時に、事実を伝えないと収拾がつかないと、私はようやく理解したのだった。
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