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Case:天野 6
しおりを挟む 試着室に入ると直ぐに大きな鏡があった。私と陽菜さんの姿が鏡に映った。白い壁に仕切られている試着室の角に、メタリックな足がついた椅子が一つ置かれている。プラスチック製の座椅子部分は透明でお洒落なものだった。まるで試着している人を鑑賞出来る椅子といった様子だ。バラの香りがする芳香剤が設置されていて非常に心地よい香りが漂っている。
私は引っ張られるままに靴を放り出す様に脱ぎ捨て、毛足の長い丸絨毯の上に上がる。陽菜さんも同じ様に靴を脱いで鏡に向かって私を押しつけ両手をついた。
こ、この状況は。壁ドン……じゃなくて、鏡ドン?!
「ひ、陽菜さん?」
何故陽菜さんがずっと無言なのか全く分からない。
私はハンドバッグを、ドサリと試着室の絨毯の上に落とした。うつむく陽菜さんの後頭部を見つめ私は、両手を自分の体の左右につけゴクリと唾を飲み込んだ。
陽菜さんがゆっくり顔を上げて、大きな瞳を私に向ける。潤んだ瞳がスッと細くなって苦しそうな声を上げる。
「……ごめんなさい。無理矢理、こんな風にお兄ちゃんと引き離したりして。でもどうしても涼音さんと二人きりになりたかったんです」
「え?」
「お願いです涼音さん。本当の事を教えてください」
「本当の事?」
ひどくお願いする陽菜さんの声に、私は目を丸くするしかなかった。そんな私をじっと見つめる陽菜さん。
ここは試着室だからあまり大きな声で話をするわけにはいかない。だから陽菜さんは背の高い私の為につま先立ちになり小さな顔を近づける。
「さっきごはんを食べていた時、お兄ちゃんが涼音さんと『週末はいつも過ごしている』──って言ってましたけど……それは本当ですか?」
陽菜さんは咎める口調ではなかった。疑問に答えて欲しい──そういう気持ちが溢れている困った顔だった。
その顔は食事中に何度か見せた顔だ。私を本当の彼女なのかと、疑った様な事を話した時の顔だ。
陽菜さんの問いに答えるとなら──「そうよ。週末は過ごしているわよ」で良いと思う。
だけど──天野と会ってはいるけど、二人きりで会っているのではない。そこには岡本もいて。私達三人が一緒に過ごしているという事実だ。やはり嘘を一つ交えないといけなくなる。
三人でいる為に正直に話せない事が出来てしまう。出来るだけ陽菜さんには本当の事を伝えたいけど。そんな気持ちが見え隠れしてしまって思わず私は口ごもってしまった。
「しゅ、週末は。天野と過ごしているわ、よ?」
妙にたどたどしい返事になってしまい逆に陽菜さんに誤解を与えてしまう。
私の阿呆ー! こんな事で動揺するなんて。
だけど、いつかは本当の事を言わないといけない日が来る。そう思うと、正直に言えなかった自分が卑怯な気がしてならない。
陽菜さんは眉を下げて、とても残念そうに声を上げる。
「名前で呼び合う事を指摘した時、凄くお兄ちゃんも涼音さんも照れていたから……きっと本当の恋人なんだろうと思っています。そこは疑ってないんです」
「うん……確かに私は恋人よ」
この言葉に嘘はない。
私は断言し陽菜さんの見上げる大きな瞳を見つめる。その中に嘘がない事を見つけたのか陽菜さんは安堵の溜め息をついた。
「……そうですよね。私も涼音さんがお姉さんでいて欲しいから。なのに! ああ……もしかしたら、お兄ちゃん。きっといつもの悪い癖が出て」
「そうね。天野の悪い癖が出て──って、え?」
相槌を打ってオウム返しをしたが、何だかとんでもない事を陽菜さんは言い出す。
「そう! 悪い癖なんです。直ぐに恋人を取っ替え引っ替え。今はこんなに素敵な涼音さんがいるのに! 相変わらず浮気癖みたいな、チャラいのが治らないなんて、ひどい!」
「えっ……いや? そんな事はないわよ」
何だかこれはおかしいぞ。おかしな方向に話が飛んでいる気がする。
何故か天野が新しい女性──つまり誰かに手を出している様な口調だ。そんなはずはないので、私は否定したが陽菜さんは首を左右に振る。
「私、週末に何回か電話をかけているんです。いつもお兄ちゃんは出てくれるんですけど、少し話をしたら、『今は手が離せない』とか『今から大人の時間だから』って言うんです。最初はきっと恋人と──涼音さんと一緒に過ごしているんだと思っていたんです」
「ええ」
天野も何故電話を切るのかしら。もう少し妹さんの話を聞けば良いのに。そう思ったがやはり天野は優して、かけ直してくれるのだとか。
「お兄ちゃん、電話をかけ直してくれるんですけど。大体電話の後ろの方で、男の人の声が聞こえるんです。何を言っているのかはっきり聞こえない事が多いんですけど、『天野さん』って名前は聞き取る事が出来るんです」
「あ」
週末は岡本の家に集まっているから、当然電話は岡本の家で受けているはずだ。だからそれは岡本が後ろから天野に声をかけていたのだろう。
私の反応に勢いづいた陽菜さんは、私を鏡にドンと押しつけたまま必死に話を続ける。
「しかもこの間なんて話しているといつもの男性が凄い大きな声で『天野さん! 鍋がふきこぼれてます!』って言ったんですよ?」
「な、鍋」
「それに対してお兄ちゃん何て言ったと思います? 『鍋ぐらい止めてくれ!』ですよ。何ですかその距離感って!」
「アハ。アハハ……」
私は脱力するしかなかった。
とにかく岡本は家事が苦手で不器用だった。確かに鍋の火を止めて良いかどうか分からなかったのだろう。鍋って事は、先日の事だろう。食事の準備は私が岡本のマンションを訪れる前に二人でしてくれている事が多い。恐らく、食材の金銭支援は岡本で、食事の準備は天野、という割り振りだと聞いた事がある。
私がそう想像している間、陽菜さんはこう続ける。
「おかしくないですか? 涼音さんと過ごす週末なのに……涼音さんと過ごした後なのか過ごす前なのか分かりませんけど。確か名前は……そう岡本さんです! 暢気に岡本さんっていう男性と鍋、食べてるんですよ?! 涼音さんをほったらかしで。信じられませんよね」
「お、おか、岡本」
私はとうとう出てきた名前に思わずどもってしまう。とうとう名前まで分かってしまったのか。しかも陽菜さんからその名前を聞く事になるとは。
私は陽菜さんの両肩に両手を置いてポンポンと落ち着く様に促した。
「そうね。確かに社内に岡本っていう名前の男性社員がいるわ」
「やっぱり、そうなんですね!」
「岡本はね天野と一緒にペアを組んで仕事をしている営業の男性なの。入社時期が一緒なのもあって本当に天野と仲が良いのよ?」
私は岡本の説明をしたつもりだったが、仲が良いと告げた途端に陽菜さんが鏡についていた手で私の二の腕を掴んだ。
「そうなんです。男性なんですよね。仲が良いんですよね。私も……まさかって思いましたけど、よく考えたらいつも週末に、電話の向こうでお兄ちゃんに話しかけているのはその岡本さんなんです。かれこれ数ヶ月前から──」
「ええ、ええ」
そうね。付き合い始めて数ヶ月ぐらいだから、陽菜さんの言う通りね。私はそう思って頷いた。
陽菜さんはそれからツラツラとこう続ける。
「まさかとは思っていたんです。節操のないお兄ちゃんなら十分考えられる事だし。今までそういう事は絶対ないんだってお兄ちゃんは否定していますけど。私は、たとえそうだとしても否定しないのに……理解出来ると思っているんです!」
「うん、うん、うん?」
私は、頷きながら最後クエスチョンマークがついた。理解とは?
陽菜さんは困り顔で、私の顔を覗き込んだ。そして一段と小さな声で私に問いかける。
「ハッ。もしかして、涼音さんはお兄ちゃんのそういう事を理解して付き合ってるんですか?」
「え。理解って?」
私は陽菜さんの声に合わせて小さく尋ねた。
「男性同士で付き合うって事です。お兄ちゃんが……岡本さんと付き合っているかもっていう事です!」
バラの香りが漂う試着室に小さな陽菜さんの声が響いた。
隣の人には聞こえないぐらいの声だろう。だけど、私は目が点になってしまった。
「えっ……えっ? ええっ!」
私は「え」を繰り返す事しか出来なかった。
私は引っ張られるままに靴を放り出す様に脱ぎ捨て、毛足の長い丸絨毯の上に上がる。陽菜さんも同じ様に靴を脱いで鏡に向かって私を押しつけ両手をついた。
こ、この状況は。壁ドン……じゃなくて、鏡ドン?!
「ひ、陽菜さん?」
何故陽菜さんがずっと無言なのか全く分からない。
私はハンドバッグを、ドサリと試着室の絨毯の上に落とした。うつむく陽菜さんの後頭部を見つめ私は、両手を自分の体の左右につけゴクリと唾を飲み込んだ。
陽菜さんがゆっくり顔を上げて、大きな瞳を私に向ける。潤んだ瞳がスッと細くなって苦しそうな声を上げる。
「……ごめんなさい。無理矢理、こんな風にお兄ちゃんと引き離したりして。でもどうしても涼音さんと二人きりになりたかったんです」
「え?」
「お願いです涼音さん。本当の事を教えてください」
「本当の事?」
ひどくお願いする陽菜さんの声に、私は目を丸くするしかなかった。そんな私をじっと見つめる陽菜さん。
ここは試着室だからあまり大きな声で話をするわけにはいかない。だから陽菜さんは背の高い私の為につま先立ちになり小さな顔を近づける。
「さっきごはんを食べていた時、お兄ちゃんが涼音さんと『週末はいつも過ごしている』──って言ってましたけど……それは本当ですか?」
陽菜さんは咎める口調ではなかった。疑問に答えて欲しい──そういう気持ちが溢れている困った顔だった。
その顔は食事中に何度か見せた顔だ。私を本当の彼女なのかと、疑った様な事を話した時の顔だ。
陽菜さんの問いに答えるとなら──「そうよ。週末は過ごしているわよ」で良いと思う。
だけど──天野と会ってはいるけど、二人きりで会っているのではない。そこには岡本もいて。私達三人が一緒に過ごしているという事実だ。やはり嘘を一つ交えないといけなくなる。
三人でいる為に正直に話せない事が出来てしまう。出来るだけ陽菜さんには本当の事を伝えたいけど。そんな気持ちが見え隠れしてしまって思わず私は口ごもってしまった。
「しゅ、週末は。天野と過ごしているわ、よ?」
妙にたどたどしい返事になってしまい逆に陽菜さんに誤解を与えてしまう。
私の阿呆ー! こんな事で動揺するなんて。
だけど、いつかは本当の事を言わないといけない日が来る。そう思うと、正直に言えなかった自分が卑怯な気がしてならない。
陽菜さんは眉を下げて、とても残念そうに声を上げる。
「名前で呼び合う事を指摘した時、凄くお兄ちゃんも涼音さんも照れていたから……きっと本当の恋人なんだろうと思っています。そこは疑ってないんです」
「うん……確かに私は恋人よ」
この言葉に嘘はない。
私は断言し陽菜さんの見上げる大きな瞳を見つめる。その中に嘘がない事を見つけたのか陽菜さんは安堵の溜め息をついた。
「……そうですよね。私も涼音さんがお姉さんでいて欲しいから。なのに! ああ……もしかしたら、お兄ちゃん。きっといつもの悪い癖が出て」
「そうね。天野の悪い癖が出て──って、え?」
相槌を打ってオウム返しをしたが、何だかとんでもない事を陽菜さんは言い出す。
「そう! 悪い癖なんです。直ぐに恋人を取っ替え引っ替え。今はこんなに素敵な涼音さんがいるのに! 相変わらず浮気癖みたいな、チャラいのが治らないなんて、ひどい!」
「えっ……いや? そんな事はないわよ」
何だかこれはおかしいぞ。おかしな方向に話が飛んでいる気がする。
何故か天野が新しい女性──つまり誰かに手を出している様な口調だ。そんなはずはないので、私は否定したが陽菜さんは首を左右に振る。
「私、週末に何回か電話をかけているんです。いつもお兄ちゃんは出てくれるんですけど、少し話をしたら、『今は手が離せない』とか『今から大人の時間だから』って言うんです。最初はきっと恋人と──涼音さんと一緒に過ごしているんだと思っていたんです」
「ええ」
天野も何故電話を切るのかしら。もう少し妹さんの話を聞けば良いのに。そう思ったがやはり天野は優して、かけ直してくれるのだとか。
「お兄ちゃん、電話をかけ直してくれるんですけど。大体電話の後ろの方で、男の人の声が聞こえるんです。何を言っているのかはっきり聞こえない事が多いんですけど、『天野さん』って名前は聞き取る事が出来るんです」
「あ」
週末は岡本の家に集まっているから、当然電話は岡本の家で受けているはずだ。だからそれは岡本が後ろから天野に声をかけていたのだろう。
私の反応に勢いづいた陽菜さんは、私を鏡にドンと押しつけたまま必死に話を続ける。
「しかもこの間なんて話しているといつもの男性が凄い大きな声で『天野さん! 鍋がふきこぼれてます!』って言ったんですよ?」
「な、鍋」
「それに対してお兄ちゃん何て言ったと思います? 『鍋ぐらい止めてくれ!』ですよ。何ですかその距離感って!」
「アハ。アハハ……」
私は脱力するしかなかった。
とにかく岡本は家事が苦手で不器用だった。確かに鍋の火を止めて良いかどうか分からなかったのだろう。鍋って事は、先日の事だろう。食事の準備は私が岡本のマンションを訪れる前に二人でしてくれている事が多い。恐らく、食材の金銭支援は岡本で、食事の準備は天野、という割り振りだと聞いた事がある。
私がそう想像している間、陽菜さんはこう続ける。
「おかしくないですか? 涼音さんと過ごす週末なのに……涼音さんと過ごした後なのか過ごす前なのか分かりませんけど。確か名前は……そう岡本さんです! 暢気に岡本さんっていう男性と鍋、食べてるんですよ?! 涼音さんをほったらかしで。信じられませんよね」
「お、おか、岡本」
私はとうとう出てきた名前に思わずどもってしまう。とうとう名前まで分かってしまったのか。しかも陽菜さんからその名前を聞く事になるとは。
私は陽菜さんの両肩に両手を置いてポンポンと落ち着く様に促した。
「そうね。確かに社内に岡本っていう名前の男性社員がいるわ」
「やっぱり、そうなんですね!」
「岡本はね天野と一緒にペアを組んで仕事をしている営業の男性なの。入社時期が一緒なのもあって本当に天野と仲が良いのよ?」
私は岡本の説明をしたつもりだったが、仲が良いと告げた途端に陽菜さんが鏡についていた手で私の二の腕を掴んだ。
「そうなんです。男性なんですよね。仲が良いんですよね。私も……まさかって思いましたけど、よく考えたらいつも週末に、電話の向こうでお兄ちゃんに話しかけているのはその岡本さんなんです。かれこれ数ヶ月前から──」
「ええ、ええ」
そうね。付き合い始めて数ヶ月ぐらいだから、陽菜さんの言う通りね。私はそう思って頷いた。
陽菜さんはそれからツラツラとこう続ける。
「まさかとは思っていたんです。節操のないお兄ちゃんなら十分考えられる事だし。今までそういう事は絶対ないんだってお兄ちゃんは否定していますけど。私は、たとえそうだとしても否定しないのに……理解出来ると思っているんです!」
「うん、うん、うん?」
私は、頷きながら最後クエスチョンマークがついた。理解とは?
陽菜さんは困り顔で、私の顔を覗き込んだ。そして一段と小さな声で私に問いかける。
「ハッ。もしかして、涼音さんはお兄ちゃんのそういう事を理解して付き合ってるんですか?」
「え。理解って?」
私は陽菜さんの声に合わせて小さく尋ねた。
「男性同士で付き合うって事です。お兄ちゃんが……岡本さんと付き合っているかもっていう事です!」
バラの香りが漂う試着室に小さな陽菜さんの声が響いた。
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