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マッドサイエンティスト
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この男、極悪非道なマッドサイエンティストである
検体が手に入ったので、嬉々として拷問実験の準備にかかる
「さて、どんな拷問にしようか
ヤギに足をなめさせるのもいいが、ここはひとつ、
血液を抜いたと思わせ、あとこれだけ抜くと死ぬと伝えたらショック死亡した実験を応用しよう」
男は検体に話しかける
「おお大変だ
こんな虫歯菌は見たことがない」
すると男は血相を変えて言う
「本当ですか
私に助かる道はないんですか」
するとマッドサイエンティストは慈愛に満ちた表情で語りかけた
「安心しろ、私が治してやる
検体の顔がパッと晴れた
それを見てマッドサイエンティストは豹変した
「そんなわけあるわけないだろう
お前は新種の虫歯菌を培養するための実験台なのだ」
それから検体の口にはありとあらゆるものを入れられた
お菓子や薬の他にも氷、ガムなど、歯に悪そうなものは何でも入れた
1週間後、検体は明らかに衰弱していた
「どれ、口の中を見てみようか」
マッドサイエンティストが覗き込んだ
その時、検体がくしゃみをした
唾がマッドサイエンティストにかかる
マッドサイエンティストは取り乱し、怒声を上げた
「なんてことをしてくれたんだ
これでは私は死んでしまうではないか
いや、怒っている場合ではない
今のうちにやらなければならないことは山ほどある」
マッドサイエンティストはせわしなく動き回り、禁止されていた実験の痕跡を消し終えたところで絶命した
マッドサイエンティストの助手が笑う
「まったく、先生もばかだ
新種の虫歯菌なんていないのに
でっちあげて苦しめてやろうといったのは先生じゃないいか
自分の言いだしたことを忘れ、心根から信じてしまうとは笑い草だ
しかしこれで、私がここのリーダーだ
好き放題実験するぞ」
するとそこへ一人の男がやってきた
「おっと、さっそく初めてのラボメンバーがやってきたようだ」
警官は怪訝な顔をして言う
「何を言っている
私はお前を逮捕しに来た
新種の虫歯菌と偽って拷問をしたことはわかっている
大人しくお縄につけ」
検体が手に入ったので、嬉々として拷問実験の準備にかかる
「さて、どんな拷問にしようか
ヤギに足をなめさせるのもいいが、ここはひとつ、
血液を抜いたと思わせ、あとこれだけ抜くと死ぬと伝えたらショック死亡した実験を応用しよう」
男は検体に話しかける
「おお大変だ
こんな虫歯菌は見たことがない」
すると男は血相を変えて言う
「本当ですか
私に助かる道はないんですか」
するとマッドサイエンティストは慈愛に満ちた表情で語りかけた
「安心しろ、私が治してやる
検体の顔がパッと晴れた
それを見てマッドサイエンティストは豹変した
「そんなわけあるわけないだろう
お前は新種の虫歯菌を培養するための実験台なのだ」
それから検体の口にはありとあらゆるものを入れられた
お菓子や薬の他にも氷、ガムなど、歯に悪そうなものは何でも入れた
1週間後、検体は明らかに衰弱していた
「どれ、口の中を見てみようか」
マッドサイエンティストが覗き込んだ
その時、検体がくしゃみをした
唾がマッドサイエンティストにかかる
マッドサイエンティストは取り乱し、怒声を上げた
「なんてことをしてくれたんだ
これでは私は死んでしまうではないか
いや、怒っている場合ではない
今のうちにやらなければならないことは山ほどある」
マッドサイエンティストはせわしなく動き回り、禁止されていた実験の痕跡を消し終えたところで絶命した
マッドサイエンティストの助手が笑う
「まったく、先生もばかだ
新種の虫歯菌なんていないのに
でっちあげて苦しめてやろうといったのは先生じゃないいか
自分の言いだしたことを忘れ、心根から信じてしまうとは笑い草だ
しかしこれで、私がここのリーダーだ
好き放題実験するぞ」
するとそこへ一人の男がやってきた
「おっと、さっそく初めてのラボメンバーがやってきたようだ」
警官は怪訝な顔をして言う
「何を言っている
私はお前を逮捕しに来た
新種の虫歯菌と偽って拷問をしたことはわかっている
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