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第八章 旅の始まり
第二話 白百合と船上のお茶会
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前回のあらすじ
ウルウ、乙女塊を大噴出する。
川賊? ああ、いたっけ。
船室とはいえ、船長のものだけあって立派な一室でした。気にしようと思えばやや手狭な造りではありましたけれど、陸にあっても十分に客人をもてなせるだけの見事な造りです。
生憎とウルウはそれを楽しむだけの余裕というものは全くないようで、いつもはするりと伸びた背中をぐにゃんぐにゃんとまげてどう見ても不調です。先ほども、乙女塊を惜しげもなくたらいにぶちまけていたところです。
「お二方は全く船酔いはなされないようですね」
「そうですねえ。昔から動物の背中でよく揺られていたせいでしょうか」
「主にそのお守りをしていたせいかしら」
「ぐへえ」
「お二人は仲がおよろしい」
オンチョさんはのんびりと穏やかそうに笑って、給仕にお茶とお茶菓子を用意させてくれました。
このお茶というものが面白くて、普段飲む甘茶とは違って、実にさっぱりとした味わいのお茶で、僅かに後味に残る渋みが全体を引き締めてくれているように思います。
「西方でつくっているお茶らしいんですよ。最近は東部などで試しているらしいですなあ」
「なるほど、西方の。ほら、ウルウ」
「ん…………おいしい」
「よかった」
ウルウが実際どこから来たどんな人なのかいまだに良くはわかっていませんけれど、それでも味わいや文化などで、西方由来のものを好むことが多いのはわかっていました。接触自体を拒んでいるナージャさえも、顔はいいんだよ顔は、と念仏のように言っていました。
私たちがこの澄んだ緑色のお茶の香りを楽しんでいるうちに、さっとトルンペートが焼き菓子を取って口にしました。食い意地がはっているわけではなく、何らかの飲食物が出された時、主より先に食べて毒見するように習慣づけられているのだとトルンペートは以前語っていました。その割においしそうにほおばりますけれど。
「うん、あら、美味しいわね。変わった食感で」
「それも西方由来のものです。米の粉を団子にして、薄く延ばして焼き上げたものです」
「おせんべいだ」
「おお、よくご存じで。西方ではセンベというそうですな」
ばりばりと小気味よい音はなかなかほかのお菓子で聞ける音ではありません。
私も試しに食べてみましたが、これが面白い食感です。少し硬いかなと思うくらいなのですが、それがバリバリと簡単に割れてしまって、口の中でこちこちとぶつかり合いながらほぐれていくのです。味付けは単純に塩だけのようなのですけれど、米といいましたか、これ自体の甘みがじっくりと口の中で溶け合って、舌にもお腹にもうれしいおやつです。
ウルウもいくらか元気になったようでよかったです。髪を結う気力もなくて、本当に亡霊みたいでしたからね、今朝は。
「オンチョさんは西方のものまで扱っているんですね」
「ふふふ、私ひとりの力ではとてもとても。実はメザーガの助けがあってのことなんですよ」
「メザーガの?」
オンチョさんは少し遠い目をしながら、メザーガとの思い出話をしてくれました。
「あれはまだメザーガが地元を拠点にしていた頃のことでした。当時南部の港町に住んでいた彼は、近場でいろいろに冒険をこなしながらも、自前の足がないことでなかなか自由に遠くへ行けないことに困っていました。一方で私は、父に商会の支店を一つ任されて一年以内に大きな成果を出せなければ見限られる、と焦っていました」
商売を持ちかけたのはメザーガでした、とオンチョさんは語りました。
「遠縁の親戚にあたるメザーガはどうにか格安で馬車でも手に入らないかと私の支店を訪れましたが、私の方でもそんな余裕はどこにもありませんでした。いっそどこかへ逃げ出せたらとそう思っているほどでした。それを聞いてメザーガは、じゃあちょっと逃げ出そうぜとそう言ったのでした。
つまりどういうことかというと、彼は貸しがあるという漁師とふっと海に出て、そしてほとんど傷のない船を一隻手に入れてきたのです。勿論魔法なんかじゃありませんよ。なんと、海賊船を一隻拿捕してきたんです」
それを川船に改装して使ったそうですが、いやはや、我がおじながら無茶苦茶な事をします。
「彼は懸賞金代わりにその海賊船をもらい受けて私に寄越すや、東部は何もないらしいから、売りつけるなら何でも売れるぞとそう馬鹿のように言ったのでした。勿論、東部だからと言って何でもかんでも売れるわけではありません。それに当時は風遣いが少なく、川をさかのぼるのは難しく、誰だって思いつきながらも諦めていたのです」
ところがそれを全部解決してしまったのがメザーガだそうです。
「優秀な風遣いである天狗のパフィストさんが風を操って下さり、船は稼働するようになりました。目端の利くガルディストさんの助けを借りて、品物を選ぶことができるようになりました。慣れぬ川旅も博識なウールソさんのおかげで助かりました。しかも《一の盾》は私が定められた一年の間を、専属の冒険屋として護衛も務めてくれたのです」
「あ、もしかして」
「ええ、ええ、これがかの《一の盾》の伝説の一つ、川賊荒らしの真相ですよ」
《一の盾》が若かりし頃、川に潜む賊たちに業を煮やして、川を上ったり下りたり繰り返しながら賊から金品を巻き上げたといううわさが残っていますけれど、まさか実話だったとは。
「私はその一年の間になんとか引き継ぎの準備を整え、自らの目利きの力を鍛え、そして川沿いの人々と私自身の真心をもって接して関係を築き上げ、今のように立派な商会を立ち上げるまでになったのです」
ですからこれはほんの恩返しのようなものなのですよとオンチョさんはのんびり微笑まれたのでした。
用語解説
・西方茶
緑色をした不発酵茶。チャの葉を使う、いわゆる我々のよく知る御茶である。
東部で栽培して試しているところ。
・センベ
米の粉を団子にして、薄く延ばして焼き上げたもの。
いわゆる煎餅。南部・東部では米の栽培も試している。
ウルウ、乙女塊を大噴出する。
川賊? ああ、いたっけ。
船室とはいえ、船長のものだけあって立派な一室でした。気にしようと思えばやや手狭な造りではありましたけれど、陸にあっても十分に客人をもてなせるだけの見事な造りです。
生憎とウルウはそれを楽しむだけの余裕というものは全くないようで、いつもはするりと伸びた背中をぐにゃんぐにゃんとまげてどう見ても不調です。先ほども、乙女塊を惜しげもなくたらいにぶちまけていたところです。
「お二方は全く船酔いはなされないようですね」
「そうですねえ。昔から動物の背中でよく揺られていたせいでしょうか」
「主にそのお守りをしていたせいかしら」
「ぐへえ」
「お二人は仲がおよろしい」
オンチョさんはのんびりと穏やかそうに笑って、給仕にお茶とお茶菓子を用意させてくれました。
このお茶というものが面白くて、普段飲む甘茶とは違って、実にさっぱりとした味わいのお茶で、僅かに後味に残る渋みが全体を引き締めてくれているように思います。
「西方でつくっているお茶らしいんですよ。最近は東部などで試しているらしいですなあ」
「なるほど、西方の。ほら、ウルウ」
「ん…………おいしい」
「よかった」
ウルウが実際どこから来たどんな人なのかいまだに良くはわかっていませんけれど、それでも味わいや文化などで、西方由来のものを好むことが多いのはわかっていました。接触自体を拒んでいるナージャさえも、顔はいいんだよ顔は、と念仏のように言っていました。
私たちがこの澄んだ緑色のお茶の香りを楽しんでいるうちに、さっとトルンペートが焼き菓子を取って口にしました。食い意地がはっているわけではなく、何らかの飲食物が出された時、主より先に食べて毒見するように習慣づけられているのだとトルンペートは以前語っていました。その割においしそうにほおばりますけれど。
「うん、あら、美味しいわね。変わった食感で」
「それも西方由来のものです。米の粉を団子にして、薄く延ばして焼き上げたものです」
「おせんべいだ」
「おお、よくご存じで。西方ではセンベというそうですな」
ばりばりと小気味よい音はなかなかほかのお菓子で聞ける音ではありません。
私も試しに食べてみましたが、これが面白い食感です。少し硬いかなと思うくらいなのですが、それがバリバリと簡単に割れてしまって、口の中でこちこちとぶつかり合いながらほぐれていくのです。味付けは単純に塩だけのようなのですけれど、米といいましたか、これ自体の甘みがじっくりと口の中で溶け合って、舌にもお腹にもうれしいおやつです。
ウルウもいくらか元気になったようでよかったです。髪を結う気力もなくて、本当に亡霊みたいでしたからね、今朝は。
「オンチョさんは西方のものまで扱っているんですね」
「ふふふ、私ひとりの力ではとてもとても。実はメザーガの助けがあってのことなんですよ」
「メザーガの?」
オンチョさんは少し遠い目をしながら、メザーガとの思い出話をしてくれました。
「あれはまだメザーガが地元を拠点にしていた頃のことでした。当時南部の港町に住んでいた彼は、近場でいろいろに冒険をこなしながらも、自前の足がないことでなかなか自由に遠くへ行けないことに困っていました。一方で私は、父に商会の支店を一つ任されて一年以内に大きな成果を出せなければ見限られる、と焦っていました」
商売を持ちかけたのはメザーガでした、とオンチョさんは語りました。
「遠縁の親戚にあたるメザーガはどうにか格安で馬車でも手に入らないかと私の支店を訪れましたが、私の方でもそんな余裕はどこにもありませんでした。いっそどこかへ逃げ出せたらとそう思っているほどでした。それを聞いてメザーガは、じゃあちょっと逃げ出そうぜとそう言ったのでした。
つまりどういうことかというと、彼は貸しがあるという漁師とふっと海に出て、そしてほとんど傷のない船を一隻手に入れてきたのです。勿論魔法なんかじゃありませんよ。なんと、海賊船を一隻拿捕してきたんです」
それを川船に改装して使ったそうですが、いやはや、我がおじながら無茶苦茶な事をします。
「彼は懸賞金代わりにその海賊船をもらい受けて私に寄越すや、東部は何もないらしいから、売りつけるなら何でも売れるぞとそう馬鹿のように言ったのでした。勿論、東部だからと言って何でもかんでも売れるわけではありません。それに当時は風遣いが少なく、川をさかのぼるのは難しく、誰だって思いつきながらも諦めていたのです」
ところがそれを全部解決してしまったのがメザーガだそうです。
「優秀な風遣いである天狗のパフィストさんが風を操って下さり、船は稼働するようになりました。目端の利くガルディストさんの助けを借りて、品物を選ぶことができるようになりました。慣れぬ川旅も博識なウールソさんのおかげで助かりました。しかも《一の盾》は私が定められた一年の間を、専属の冒険屋として護衛も務めてくれたのです」
「あ、もしかして」
「ええ、ええ、これがかの《一の盾》の伝説の一つ、川賊荒らしの真相ですよ」
《一の盾》が若かりし頃、川に潜む賊たちに業を煮やして、川を上ったり下りたり繰り返しながら賊から金品を巻き上げたといううわさが残っていますけれど、まさか実話だったとは。
「私はその一年の間になんとか引き継ぎの準備を整え、自らの目利きの力を鍛え、そして川沿いの人々と私自身の真心をもって接して関係を築き上げ、今のように立派な商会を立ち上げるまでになったのです」
ですからこれはほんの恩返しのようなものなのですよとオンチョさんはのんびり微笑まれたのでした。
用語解説
・西方茶
緑色をした不発酵茶。チャの葉を使う、いわゆる我々のよく知る御茶である。
東部で栽培して試しているところ。
・センベ
米の粉を団子にして、薄く延ばして焼き上げたもの。
いわゆる煎餅。南部・東部では米の栽培も試している。
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