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探索再開
259 地下5階 ミノタウロス
しおりを挟む今夜のくじ引きに当たり、添い寝の権利を獲得したクリスとティコは、カーソンと共に眠る。
深夜、眠りが途切れて目覚めたティコ。
寝ぼけ眼でのっそりと起き上がる。
右隣で眠るカーソンを見つめ、くじで勝ち取った今夜の権利に喜びをかみしめながら、ニヘラと笑った。
自分の反対側、カーソンの右隣にはクリスが眠っている。
横向きに眠るクリスは、仰向けで眠っているカーソンへ背中を向けている。
今ならバレないかも知れないと思ったティコは、舌で唇を舐め回し潤わせる。
(朝になったら、ダンジョン入るんだもんね。
カーソン様に、オド補充しておいて頂こっと)
気配を殺し、クリスに気取られぬよう注意しながら、ティコはカーソンの唇を塞いだ。
重ねた唇より自分の気力を吸い取られる感触が、ティコを襲う。
オドを吸われ続け、意識を失いかけたその時。
「……けほっ」
眠っているクリスが咳込み、ティコは慌てて唇を離す。
バレたかと焦るティコは、横になって寝たフリをしながらクリスの動きに注意する。
「…………んっ」
クリスは寝返りをうち、振り上げた右腕をカーソンの腹へドスンと叩き込む。
「うぶっ……んぅ……」
堪らず唸り声を漏らし、無意識のまま自分の腹を叩いた物体を探す為、右手を動かすカーソン。
クリスは腹に近寄ってきたカーソンの右腕を右手で掴む。
「んむっ……」
そのまま両手で手繰り寄せ、身体をズリズリと這いずらせてカーソンと密着する。
カーソンの右腕を両手で抱きしめ、カーソンの手を自分の股間へと挟み込むクリス。
「ん……すぅ……すぅ……」
体勢が整ったのだろうか、クリスは再び寝息をたて始めた。
右側のガードが堅くなってしまい、もう動くのは危険だと感じたティコは、キスの再開を諦め意識を手放した。
「…………すぅ」
寝息をたてながら、眠るティコ。
その反対側では、少し尖らせていたクリスの唇が緩み、口角を上げニヤリという表情を作り出していた。
翌朝、朝食を終えたカーソン達はライラから特製弁当を貰う。
武装し宿から出ると市場へ行き、追加の食料を買い込んだ。
長時間の探索準備を整えると冒険者ギルドへ行き、探索開始の報告を入れる。
セイルから小言のひとつでも言われるではないかと警戒したが、『無事に帰ってこい』と激励されただけで安堵するカーソン達。
探索開始の記録をして貰うと、ギルドを出てダンジョン入口へと向かった。
ダンジョン入口へ到着すると、詰め所の衛兵へ挨拶した後泉へと行く。
泉から水袋へ水を詰めると、準備万端とばかりにダンジョンへと踏み込んだ。
昇降床で地下4階まで降り、中途半端な間口の隠し部屋から地下5階への階段を下りる。
地下5階へと下り立ったカーソン達は、目の前に広がる未知の空間に気を引き締めながら話す。
「さあ、いよいよ地下5階だ。気を引き締めて行こう」
「ダンジョンもだいぶ暗くなったね。火の精霊魔法使うよ」
「私も光の精霊魔法を使うわね。照明係は任せて。
風の精霊魔法も出しておくから、カーソンはオドを節約なさい」
「すみません。よろしくお願いします」
「大丈夫ですっ。オドが足りなくなったら、わたしがキスしますっ!」
「吸われ過ぎると大変な事になるって言ってるでしょ!
調子に乗ってるとあんた本当に、お婆ちゃんになるよ!」
「構いませんっ。本望ですっ」
「へぇ? お嫁さんになれなくなってもいいんだ?」
「えっ!? そ…それは……困る……うぅっ、すみません。
お婆ちゃんになっちゃわない程度に、加減して吸われます」
例え老婆になろうとも、カーソンに吸われるならば本望だと言うティコ。
じゃあ花嫁になる夢を諦めるのかとクリスに言われ、慌てて適度に吸われると訂正した。
クリスは就寝中のキス行為を見ていたと、ティコへ伝える。
「あんた夜中にこっそりキスしてたでしょ? ちゃんと見てたからね?」
「あぇっ!? あのっ、そのっ……はい。ごめんなさい」
「別に謝んなくてもいいよ。やっぱヒトのオドのほうが濃くて強いもん。
あんたのお蔭で、こいつも結構長い時間動けるハズだよ。ありがとね?」
「はいっ! わたしで良ければ、いつでもカーソン様に差し上げますっ!」
「でもさ……あんたオド吸われても本当に大丈夫なの?」
「え? はい。寝て起きると、身体の調子は万全ですっ」
「……人間って、ホントにオドの回復力凄いわね」
気を失う程オドを吸われても、寝て起きれば大丈夫だと言うティコ。
クリスは人間の驚異的なオドの回復能力に舌を巻いた。
地下5階はクリスが指摘した通り、全体的に周りが薄暗い。
同じ階を探索中の、他の冒険者パーティも松明や明かりを照らす道具を使い、身の周りの照度を確保していた。
イザベラはローブのフードを被りながら、カーソン達へ出発を促す。
「それじゃあ、探索を始めましょうか?」
「これだけ暗いと、他のパーティがドコ居るか分かり易いですね」
「でも、襲おうとする連中は明かりなんてつけないでしょ?
自分達の位置を知らせなんてしないだろうから、気を付けてね」
「ええ、そうですわね」
「こちらも明かりを消し、行動したいものなのだがな」
「それであたし達のほうが、襲撃者と間違えられるのも癪ですもんね」
「わたし夜目が利きますっ。今この先で、ネズミが虫を食べてますよっ」
数歩先の状況を伝えるティコの発言に、ソニアとクリスの足がピタッと止まる。
「ほ、ほぅ……虫が?」
「へ、へぇ……ネズミに?」
「あっ、わたし達の気配を感じて逃げましたっ」
「そ、そうか…うむ、それは何よりだ」
「何匹くらい……居た?」
「5匹ほど居ましたっ」
ソニアとクリスは、ティコの報告に頬を引き攣らせながら聞いている。
カーソンはクリスと2人で冒険者の仕事をしていた時にも、クリスがネズミの居そうな場所での依頼を引き受けたがらなかった事を思い出す。
「そういえばクリス、ネズミ嫌いだったよな?」
「あんなの好きな奴、この世に居ないでしょ」
「いや居るだろ? ネコとか」
「……それ、好きとかいう話じゃないと思うけど?」
「そうか? まあ確かに、ネズミって食ってもあんま旨くないもんな」
「食べ物だと思ってるあんたがおかしい」
「ネズミって雑食だから、肉が臭くて――」
「やめろやめろぉ! 想像させんなぁ!」
カーソンがネズミを食べた時の感想を言う前に、クリスは全力で阻止した。
イザベラとローラは、クリスのネズミ嫌いに思い当たるフシがある。
クリスは幼少の頃ネズミに噛まれ、感染症を患って死にかけた事がある。
両親のセルゲイとグレイスが、意識不明となったクリスを抱いてローラへ助けを求めてきた過去。
懐かしいと微笑みながらも、今は昔話をする状況ではないとカーソン達へは言わずに黙った。
薄暗い地下5階の探索を始めるカーソン達。
クリスの使う炎の玉3つは、自分達の周囲を照らす。
イザベラの使う光の玉5つは全方位へ先行させ照らす。
マップの進行方向を眺め、罠を意味する赤い点が発生していないか確認する。
他にも襲撃者を意味する黄色い点の発生に注意しながら、ダンジョンマップを埋めてゆく。
時折カーソン達の前後左右に、他のパーティのものと思われる明かりが出没する。
しかし、向こうも自分達との接触を警戒しているのか近寄られる事も無く、明かりは遠ざかった。
通路を進んで行くと、正面の突き当りに扉が見え始める。
分岐路も見当たらない為、どうやらこの通路の終着点は目の前にある扉の向こう。
恐らくは部屋になっているのであろうと話し合うカーソン達。
更に奥へと進む通路が広がっている可能性もあるが、今までそのような状況に出くわした事は無い。
今までの経験からこの先は部屋、そして恐らく中には魔物が待ち構えている。
地下5階で初の戦闘になるであろうと、カーソン達は装備を入念に整えた。
カーソンは突き当たりの扉の前に立つと、慎重に扉を開けて隙間から部屋の中を見渡す。
部屋の中には牛の頭をした屈強な魔物が5匹、目的も無さそうに徘徊していた。
過去に数戦交えた経験のあるカーソンは魔物の正体に気付き、扉をそっと閉じる。
振り向いて、クリス達へ部屋の中の状況を伝える。
「中に居る奴、ミノタウロスだ」
「ミノタウロスかぁ……牛の頭した奴ね?」
「そういえばあなた達、戦った事あるって言っていたわね」
「はい。牛のような魔物って依頼があったら、大抵コイツです」
「いつも何かしら武器持ってたけど……今は何持ってる?」
「柄の長い両刃の斧……戦斧みたいだったかな?」
「まぁっ、随分と物騒な武器を持っていますわね?」
「ふむ、当たればひとたまりも無さそうだな。ティコ、気をつけろ」
「はいっ、ソニア様」
カーソンとクリスは、以前の戦闘経験からミノタウロスを相手にした際の注意点をイザベラ達へ伝える。
「とにかく馬鹿力です。動きはそんなに速くありません」
「腕力があるので、武器の振り速度は無茶苦茶速いですよ」
「クセのある振り方はしません。軌道も素直です」
「ただ、かすりでもしたら肉削がれるかもです」
「初撃さえ躱してしまえば、追撃が来る前に2回は攻撃出来ます」
「1回くらいは攻撃されると思いますので、回避に専念して下さい」
2人からの説明に、イザベラ達はうなずきながら話す。
「ローラの後ろに隠れていようかしらね?」
「結界は闇と土で複合させたほうが無難ですわね」
「指など持って行かれぬように、気をつけねばならんな」
「……はいっ」
「5匹居るので、なるべく1対1で」
「2匹に狙われないよう、気をつけましょう」
くれぐれも2匹同時に相手をしないよう、もし誰かが狙われたら助けに向かうよう話し合い、部屋に突入する態勢を整える。
カーソン達は扉を蹴破り、部屋へと飛び込んだ。
すぐさま剣士達4人は扇状に展開し、自分へミノタウロスの注意を引き付ける。
イザベラとローラは入り口前に陣取り、結界を展開した。
部屋へと侵入してきたカーソン達へ、ミノタウロス達は襲いかかってくる。
ミノタウロスは手にした両刃斧を水平に身構え、カーソンに向かってきた。
(こいつ、俺の首狙ってるな?)
「ヴモォーッ!」
ミノタウロスはカーソンの首を狙い、両刃斧を力任せに振り抜く。
「……よっ」
カーソンは狙いを変えられないようギリギリまで引き付け、しゃがんで躱す。
「ヴモッ?」
首を跳ね飛ばしたつもりのミノタウロスは、手応えなく空振りし首をかしげた。
「よっ!」
しゃがみ込んでいるカーソンは、右手に持つサイファの刃でミノタウロスの右足を狙った。
ボジュッ
いとも容易く右足を切断されたミノタウロスはバランスを崩し、仰向けに転ぶ。
「カーソン様っ! トドメはわたしがっ!」
仰向けに倒れているミノタウロスの胸へ、ティコが飛び乗る。
両手に短刀を持ち、順手でミノタウロスの首元を一気に引き裂き跳ね飛ばした。
「おっとっと…きゃっ」
ビクビクと痙攣するミノタウロスに乗ったままのティコは、足元がぐらついて転んだ。
カーソンは転んだティコへ右手を差し伸べながら話しかける。
「お前のほうが先に仕留めてたのか……すげぇな」
「はいっ! 頑張りましたっ!」
「一撃で仕留めたのか?」
「いいえっ。蹴って壁にぶつけてから、ナイフで爆破させましたっ」
ティコが仕留めたミノタウロスは、立ったまま部屋の壁に寄りかかっている。
胸の真ん中に風穴が開き、ほぼ即死であったと思われる。
更には頭と両手両足に、気を込められたナイフが刺さっている。
もしも動き出したら爆破させるとばかりに、起爆待機の状態であった。
ソニアは大剣を上段に構え、ミノタウロスの攻撃を待つ。
「さて……上から来るか、横から来るか……」
(確かクリスは……後の先と言っていたか)
先制攻撃せず、回避後に仕留める策に出たソニア。
「ヴモォーッ!」
ミノタウロスは両刃斧を振りかぶり、ソニアの脳天目がけて振り下ろした。
「ぬんっ!」
ソニアは右足を下げ、身体を捻り半身で避ける。
空を切った両刃斧は、床へ深々とめり込む。
ソニアの目の前には両刃斧を床へ突き刺してしまい、前屈みとなったまま無防備なミノタウロスの側面。
回避した時の回転力を利用しながら、大剣を垂直に振り下ろした。
「ぬぅぅっ……りゃあぁっ!」
「ギュベェェッ!」
ソニアの大剣は、ミノタウロスの断末魔と共に背中から胸へと抜ける。
両断されたミノタウロスの胸から上は、床に食い込む両刃斧を支えに宙へと浮いた。
胸から下は宙に浮く背中へと寄りかかり、支えられる姿でミノタウロスは絶命する。
「後の先か……戦術として悪くないな」
握力が尽き、ズルズルと滑り崩れ落ちながらミノタウロスの死骸は倒れていった。
クリスと対峙するミノタウロスは、両刃斧を頭上に振りかぶる。
「ウンモォォォーッ!」
「遅いっ!」
(刃より内側に潜り込んでしまえばっ!)
クリスはミノタウロスの懐に潜り込み、振り下ろされる刃より手前、柄の部分を盾で受け止める。
「ウモッ……ギュヴォォオォ……」
「ごめん力比べする気なんてないから!」
クリスの頭上にある炎の玉3つが、ミノタウロスの顔面へと突撃した。
「ウモァァーッ!」
「ふっ! トドメっ!」
「ウヴォォォ……」
顔に火球を当てられ、怯んだミノタウロス。
クリスは剣に炎を纏わせ、心臓めがけて突き刺す。
突き入れた剣は背中まで貫通し、纏わせた炎は肉を焼く。
力尽きたミノタウロスは両刃斧を手放し、両膝をついて床に崩れ落ちる。
「こいつ焼くとホント……にっ! 牛肉食べる気失せるのよね」
クリスは左足でミノタウロスの腹を蹴り押し、炎を纏う剣を引き抜く。
今にもカーソンが飛びついてきそうな焼肉臭を漂わせながら、ミノタウロスは命を落とした。
入口前で結界を張るローラに、ミノタウロスは両刃斧を振りかぶる。
振り下ろされた渾身の一撃は、結界に直撃した。
バインッ
勢いよく跳ね返された両刃斧の反動に仰け反り、ミノタウロスはたたらを踏む。
「ヴモンッ!?」
「その程度っ、破られませんわよ!」
「ヴモォーッ!」
ミノタウロスは、何度も結界に両刃斧を叩きつける。
その度にバインバインと跳ね返される、ミノタウロス。
「ヴモンッ! ヴモンッ! ヴモモーンッ!」
「他に破る方法とか、考えないのかしらこの牛?」
「心なしか……跳ね返される感触を楽しんでいるような気がしますわね」
「ヴーモッ! ヴーモッ! ヴモヴモヴーモッ!」
「……うん。遊び始めちゃってるわね」
「可愛げが……全くありません事……」
懸命に結界を破ろうとしているうちに、反射の感触が心地良くなってきたミノタウロス。
本来の目的を忘れ、楽しそうに遊び始めた。
遊ぶミノタウロスの周囲に、仕留め終えたカーソン達が集まってくる。
周囲の気配から、ハッと我に返るミノタウロス。
既に味方は葬られ、自分だけとなった事に気付く。
「ヴモォーッ!」
錯乱したミノタウロスは、両刃斧を振り回しながらカーソン達へ襲いかかろうとする。
ボンッ
イザベラは無慈悲にもミノタウロスの頭を爆破し、粉々に吹き飛ばした。
うつ伏せに倒れ、死んだ最後の1匹にクリス達は話す。
「なんか最後の1匹……人間臭い動きしましたね?」
「素材にヒトを使った魔物モドキだからねぇ、そうもなるわね」
「あたしの知る限り、こんなに喋らない魔物でしたし」
「容姿は似せる事が出来ても、本物にはなれませんわ」
「所詮は偽りの魔物、という訳でございますか」
「動かす役目になった人が、ちょっとバカだったんですねっ?」
「まあ見てても、面白かったよね」
「……もし逃げたら、見逃してやったんだけどなぁ……」
女性陣が失笑し合う中、カーソンだけは敵とはいえ可哀想な事をしたと憐れんでいた。
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