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めぐり会い
199 争奪戦 開幕
しおりを挟む「はぁっ……お風呂、すんごい疲れた……」
クリスは風呂から上がると、へとへとに疲れていた。
ふらふらと部屋に戻るところを、ティコがカーソンの手を引っ張りながら横を駆け抜けていった。
ティコはカーソンの部屋に飛び込むと、すぐに鍵をかける。
間もなくイザベラ達がカーソンの部屋の前に走ってきて、扉を叩いた。
「ちょっとティコぉ! ここ開けなさいよぉ!」
「不意を突いて逃げるなんて卑怯ですわよ!」
「煙で姿を消すとは卑怯なっ! 忍者の技をこんな所で使うな!」
「私達もカーソンと一緒に寝る権利あるのよぉ! 独り占めはズルいわよぉ!」
「開けなさぁーいっ!」
「開けろぉ! さもなくば蹴破るぞ!」
「駄目ですっ! これだけは絶対に譲れませんっ! 皆さんおやすみなさいっ!」
「んもぉっ! ティコだけズルいわ!」
「不平等ですわっ!」
「小賢しい真似をしおって!」
ティコから扉越しに入室を拒否され、恨み言を吐きすてるイザベラ達。
渋々と部屋へ戻ってゆくイザベラ達を、クリスは呼び止めた。
イザベラ達は腕を組み、ため息をつきながら話す。
「本当にどうしたんですか? 今日のイザベラさん達、いつもと違いますよ?
いきなり一緒にお風呂とか、一緒に寝たいとか……何かあったんですか?」
「……あなた達2人がね、心底羨ましくなったのよ」
「え? あたしとカーソン? いや、あたしとティコですか?」
「カーソンのあなた達2人への扱いかたが、私達とは全然違いますもの」
「あたしとティコって……何かしましたっけ?」
「何もしておらんのに、あいつの対応に違いがありすぎるのだ」
クリスはイザベラ達が何を羨ましがっているのか分からず、首をかしげた。
イザベラは右手で濡れた髪をかきあげながら、クリスに話す。
「言ってしまうと悪いのだけれど、さっきのヒドラ戦ね?
あなた達はもう助からずに、死ぬだろうって思っていたの」
「…………えっ?」
「ローラの手助けもあったけどね、あの子あなた達の事を助けに行ったのよ?
自らの命を危険に晒してまで、もう死んでしまっているかも知れないのにね」
「……はい。助けられました」
「助けた後もね? 何よりも先にあなた達を先に逃がしたでしょ?
あの子も一緒に逃げればいいのに、残ったローラが心配でそれをしなかった。
その後危険を省みずにヒドラへ背中を向けて、ローラを抱いて逃げたでしょ。
本当にね……あの子に愛されているあなた達が羨ましくなっちゃったの。
私やソニアもあんなやられ方したら、助けて貰えるかなって思っちゃってね。
あ、そうそう。ローラはあの子に抱かれて、一発で惚れちゃったからね?」
「嫌ですわお姉様、そんな事言わないで下さい……恥ずかしいですわ」
「仲間なんだから当然じゃないですか? 助けられたあたしが言うのも変ですけど」
「……口移し……キスしてまで、助けると思う?」
「はい。きっとキスして助けると思います」
「そうかしら? 私は助けてくれないかもって思っているわ」
「そうでしょうか? いざとなったらあいつ、後先考えずに行動しますよ?」
「だってあの子、私達3人には遠慮しているところがあるじゃない?」
「そんな事は無いと思いますよ? 目上と敬っているからそう見えるかと」
「そうかしら? あなたやティコとは扱われ方が違うわよ。絶対にね」
クリスは否定的な意見しか言わないイザベラに、明らかに様子が変だと感じる。
イザベラは顔を少し赤くしながら、クリスに本心を打ち明ける。
「……もうこの際、正直に言うわね? 私達も王子様からのキスが欲しいの」
「えっ!? キスを……ですか?」
「もう何百年も生きているけど、『女の嫉妬』なんて感じた事は無かったわ。
あの子がやった勇敢な行動にね、失くしかけていた女心を全て奪われちゃった。
私もあんなに素敵な王子様から……熱いキスをされたい、そして愛されたいの」
「それが理由で……今回のお風呂へ?」
「そうよ。私達だって女の子なんだもの。恋したっていいじゃない?」
「そうだとしても……変わり過ぎじゃないですか? あたし驚きましたよ?」
「……女の心はね、日々変わるものなのよ? 恋心だって突然芽生えるものよ?」
「あ、あの……イザベラさんもローラさんも、ソニアさんも……あいつの事を?」
クリスの問いかけに、3人は顔を赤くしながら答えた。
「ええ、あの子に惚れたわ。もうね、心底惚れちゃった!」
「恋って、こんな切ない気持ちになるのですね……胸が苦しいですわ……」
「どうせ私に興味の欠片がひとつも無い事など、元より承知の上なのだがな。
お前にはいつも冗談のつもりで言っていたのだが……すまんクリス。
本気で好きになってしまった。本気であいつから愛される女になりたい」
「えーっ…………」
「でも、封印は解かないわよ? 今解いたら、あなたの圧勝だもの」
「現状、私達に勝算など全く見えませんわ。ティコへすら届きません」
「せいぜい噛ませ犬程度だろう。悔しいが、お前との絆をただ深めてしまうだけだ」
「えっ、そう……でしょうか?」
現状のままでは自分達に勝ち目がないと言われ、クリスも顔を赤くした。
イザベラは顔を左右に振り、髪を振り乱しながら話す。
「あーっ、もうっ! 本当にあなた達が羨ましいわ!」
「イザベラさん……」
「もう今回みたいに節操無く迫る事は自粛するわ。封印してるから意味も無いし。
あなたの胃に穴もあけたくないし、あの子から気味悪がられたくもないからね」
「は、ははは……」
「それじゃ、おやすみなさい。恋敵の小娘さん」
「……イザベラさん。小娘って言い方、怖いですよ……」
「あははは、ごめんごめん。おやすみ」
恋の鞘当てに参戦を宣言したイザベラ達は、それぞれ自分の部屋へと戻ってゆく。
クリスは3人の背中を見送り、カーソンが他の誰かに取られると思うと急に切なくなる。
自分の部屋の扉を開錠しながら、ぼそぼそと呟く。
「……そっか。全員がカーソンの事を好きになったんだ……。
でもあたしだって、絶対に負けませんよ。うん、負けてたまるもんかっ!」
クリスは部屋へと入り、扉をパタンと閉じた。
カーソン達はそれぞれ自分の部屋で、夕食時まで眠る。
夕食の匂いで目覚めたカーソンは、隣で横になっているティコを起こす。
「あーっ……少し寝ただけでも気分が違うな。さ、ゴハンだぞティコ」
「はい……カーソン様……」
「ん? どうした? 具合悪いのか?」
「はい……ちょっと、疲れが抜けていないみたいなんです」
「疲れが抜けない? 大丈夫か?」
「何だか寝て起きたら、宿へ帰ってきた時よりも疲れています」
「そりゃ大変だ。ゴハン、部屋に持って来てやるか?」
「いえ、大丈夫です。わたしもゴハン食べに行きます」
「そうか? 無理すんなよ?」
「はい。夜中にお腹が空かないくらいは食べますね」
カーソンとティコは夕食の席へと向かう。
クリス達は先に来て、座って待っていた。
遅れてやってきたカーソンとティコは、謝りながら椅子へと腰かける。
「待たせてごめん」
「すみません」
「ううん、そんな待ってないから大丈夫だよ。何かあったの?」
「ティコがさ、疲れが抜けてないみたいなんだ。食ったらすぐに寝かせるよ」
「すみません。何か、急に疲れちゃって……」
「急に疲れた? ん? それって……」
クリスはティコの疲労に思い当たるフシがあり、話しかける。
「ティコ……もしかしてあんた、こいつにキスしたでしょ?」
「ぁえっ!? そんなわたしキスなんて……してない……かも……です」
「もうバレてるわよ? あんたこいつが寝てる間にキスしたでしょ?」
「……はい。ごめんなさい、キスをしてしまいました」
「やっぱり。別にキスする事は構わないんだけど、気をつけなさいよ?
キスしてる間ずっと、こいつにしこたま生気吸い取られちゃうわよ?」
クリスの発言で自分達の正体を気取られまいと、イザベラが補足する。
「そうよティコ。私のかけた呪いに引っ掛かったわね?」
「えっ!? のっ、呪いですかっ!?」
「私はカーソンにキスする輩が現れたら、オドを吸い取る様に呪いをかけたの。
気を付けなさいよ? カーソンから命を吸い取られているのと一緒なのだからね?」
「えーっ!? そんなぁ……」
「別にするなとは言ってないわよ? 但し、どっと疲れるから気を付けなさい」
「……はい。吸われ過ぎないように気を付けます」
カーソンは会話の内容を自分なりに嚙み砕き、クリスへ聞く。
「え? 俺がティコのオド吸い取って……って、あっ!?
クリスお前、まさか俺にオド分けてた時って……キスしてたのか?」
「うん、そうだよ。今頃になってやっと気付いた?」
「何だよ言ってくれよクリスぅ。何で今まで秘密にしてたんだよ?」
「知った所であんたは全然困んないだろうけど、面白いから黙ってたのよ」
「オドって……『気』の事なのですよね?」
「うんうん、そう。あなたはカーソンから『気』を吸われて、疲労したって事よ?」
「疲れる程度なら問題無いけど、一度に吸われ過ぎるとお婆ちゃんになるからね?」
「ええっ!? ほっ、本当ですかっ!?」
「ええ、本当よ。だからね、吸われ過ぎちゃ駄目よ?」
「ホントに干からびたお婆ちゃんになっても知らないよ?」
「はっ、はい……」
ティコはイザベラとクリスに、オドを吸われ過ぎるなと念を押された。
カーソン達は食事を終えると、それぞれ部屋へと戻る。
「ティコ。明日の朝も疲れたなんて言っても、知らないからね?」
「はい、クリス様。おやすみなさい」
「ん、おやすみ」
「……ふむ、ここは念の為ティコを監視したほうが良さそうね」
「そうですわね。カーソンのお部屋で添い寝しながら監視しなくては」
「その監視役、是非この私にお任せ――」
ボンッ
モクモクモクモク
ティコが床に何かを投げつけると、周囲に白い煙がモクモクと立ち込める。
煙はすぐに消え、同時にカーソンとティコの姿も消えていた。
「おのれティコめっ! またやりおったか!」
「しれっと忍術使えるようになっちゃって……もうっ」
「お風呂の時も、こうして煙にまいて逃げられましたわね……」
「カーソンも詩音さんに言ってたけど……忍者ってホント汚いなぁ」
クリス達は2人が確実に逃げ込んだと見られる先、カーソンの部屋の扉を見つめた。
誰からも邪魔される事なく部屋に戻ったティコは、カーソンに聞く。
「カーソン様。わたし、皆さんのお役に立っていますか?」
「勿論だよ。クリスの命はお前が助けたようなもんだ」
「でも、その後わたしもやられちゃいました」
「それは仕様がない、ヒドラは強過ぎた。次はもっと簡単な依頼にしよう」
「それは、わたしが足手まといで……」
「違うぞティコ、それは違う。お前がそんな事絶対に思っちゃ駄目だ。
それはお前が、詩音の事を信用していないって言うのと同じになるぞ?」
「わたし、そんなつもりありません。詩音さんには心から感謝しています」
「だったらもっと自分に自信を持つんだ。お前はもう、立派な忍者だよ」
「そうでしょうか?」
「あのイザベラさん達を2回も煙にまいたんだからな? 大したもんだ」
「えへへ……」
カーソンに忍術を褒められ、ティコは照れながら微笑んだ。
ティコはこの数ヶ月を振り返り、感慨深げにカーソンへ話す。
「カーソン様……わたし、今でも夢を見ているんじゃ無いかって思うんです」
「ん? 夢を見てる……って?」
「わたし、孤児院から人買いに買われて……娼婦にされて……。
毎日食べる事にも困って……親方やお客から暴力受けて……。
ずっと毎日、早く死にたい、この世界から居なくなりたいって思っていました。
でも、カーソン様にお会いして、とっても優しく扱って下さって。
大金でわたしを買って下さって、仲間にして頂いて。わたしは今、とっても幸せです」
「もう、死にたいなんてこれっぽっちも思わないだろ?」
「はいっ! これからもずっと生き続けて、カーソン様のお側にずっと居たいです。
でも、カーソン様がわたしに死ねと言ったら、わたしは喜んでこの命を捧げますねっ!」
「おいおい、俺はそんな事絶対に言わないぞ?」
「あはっ、そうですよね。でも、この命でカーソン様が助かるのなら、本当に惜しくなんかありません」
「そんな事にならない様に、俺も気を付けるよ」
ティコはモジモジとしながら、カーソンに聞く。
「ねぇ、カーソン様……キスしても……いいですか?」
「また俺にオド吸われるぞ? やめとけ」
「お願いします。1回だけ、起きているカーソン様とキスしたいんです」
「んー……別に構わないけど、オド吸われ過ぎるなよ?」
「はい。いきます……んっ……」
「ん……」
ティコはカーソンの唇へと、自分の唇をそっと重ねる。
娼婦時代、どんな男が相手でも下半身を穢される事に抵抗を一切しなかった。
ただ唇だけは絶対に、どんなに殴られても罵られても相手に触れられるのを拒んだ。
娼婦に堕ちた身なれど、唇だけは女の信念にかけて必死に抵抗し、守り続けたテイコ。
その必死に守り続けた自分の唇を、カーソンに捧げる。
ティコはカーソンにオドを吸い取られ続けながら、好きになった男の唇の感触を貪った。
意識が朦朧とし始め、ティコはカーソンから唇を惜しみつつ離す。
「んむっ……はぁぁ……ぅ……ふ……」
「……大丈夫か?」
「はい……ものすごく……疲れたけ…ど、わたし……幸せで…すぅ……」
ティコはそのまま意識を失い、白目を剥きながらベッドへと倒れ込んだ。
心配したカーソンが仰向けに反すと、ティコは幸せそうな笑みを浮かべながらスースーと寝息を立てていた。
カーソンは眠っているティコに布団をかけながら呟く。
「クリスも俺にオド分けてた時って……こんなに疲れてたのかな?
それにしても何であいつ、俺にキスしてたの黙ってたんだ?
教えてくれたって、俺は別に嫌がったりしないってのに……。
…………さてと、俺もそろそろ寝るかな? おやすみ、ティコ」
カーソンはティコの頭を撫でながら一緒の布団に入り、眠りに就いた。
深夜、急に外が騒がしくなり、1階で男女の叫びあう声が聞こえてくる。
「女将っ! カーソンさん達起こしてくれっ! 緊急事態なんだっ!」
「何だってこんな真夜中にっ! 起こしてどうすんだいっ!?」
「とにかく急いで頼むっ! 俺が行って起こすから部屋教えてくれっ!」
「はぁそうですかって、おいそれと教えられるもんかい!」
「頼むっ! 今こうしている間にも状況が悪化してるんだ!」
「明るくなってからもう一度来とくれよっ!」
「冗談はやめてくれっ! 朝になったら死人がわんさか出ちまうっての!」
「冗談じゃないのはこっちだよ! お客の安眠を守る宿屋をなめんじゃないよ!」
「なめてなんかないって! 本当に今っ! この街が危ないんだよっ!」
「…………何か、下が騒がしいな……何で揉めてんのかな?」
どうやら1階のフロントで、女将と外からやって来た男が言い争っている様子であった。
カーソンはティコを起こさない様にゆっくりと起き、部屋を出るとフロントへと向かった。
騒ぎを聞きつけたクリス達、他の客達も起きて2階の吹き抜けから下の言い争いを見ている。
ひとりフロント前にやってきたカーソンは、女将と言い争っている男に背後から話しかけた。
「俺がカーソンだけど……こんな夜中に俺達を起こしてどうするんだ?」
「あっ!? 良かった! 起きてくれた!」
「ん? あれっ? ギルドの……おじさん?」
「寝てたとこすまんっ! 宿に押しかけてきたのもすまんっ!」
「いや、それは置いといて……何かあったのか?」
真夜中に起こしに来たのは、ギルド受付の男だった。
ギルド受付の男は掌を合わせ、必死に拝みながらカーソンへ話す。
「頼むっ! この街の一大事なんだっ! 今すぐ来てくれっ!」
「? 街の一大事って? こんな真夜中に、街で何が起きてんだ?」
「街の東門にウェアウルフがっ……攻め込んで来てるんだよっ!」
「!? 街に魔物か何かが来てんのかっ!?」
「門が破られて街に侵入されたら大惨事になる! 頼むっ! 食い止めてくれ!」
「分かった! 着替えてくるから少し待っててくれ!」
魔物が街を襲おうとしていると聞いたカーソンは、踵を返して自分の部屋へと駆け出す。
2階で騒ぎを聞いていたイザベラ達も、事態の深刻さを話し合う。
「ウェアウルフ!? 随分と厄介なのが襲いにきたわね」
「ウェアウルフって……どんな魔物なのでしょうか?」
「単純に、コボルドやオークより数倍も強い相手ですわ」
「なるほど。それは急いだほうが良さそうですね」
「人間なんかあっという間に噛み殺されるわね」
「鋭い爪で、骨まで引き裂かれてしまいますわ」
「何とも……油断ならぬ相手のようですね。クリス、気をつけろ」
「はい。冗談抜きでもう、死んでなんかいられませんから」
「当たり前だ。今お前に死なれては困る」
「クリスカーソンの心まで天国に持って行きそうだものね」
「抜け殻となったカーソンを頂くなんて、嫌ですもの」
1階から駆け戻ってきたカーソンに同調し、イザベラ達も部屋へと戻り出撃の準備を始めた。
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