翼の民

天秤座

文字の大きさ
上 下
84 / 271
冒険者カーソンとクリス

83 トレヴァの母

しおりを挟む
 
 カーソンとクリスは小さな女の子に案内され、通りを歩く。

 女の子は立ち止まり、目の前の建物を指差しながら2人へ話しかけてきた。

「ここ」
「ん? ここか?」
「ここに案内したかったの?」
「うん。きて」

 女の子は建物に入り、中から2人を手招きする。

 2人は怪しい雰囲気を感じながら、女の子から誘われるままに、建物へ入った。


 建物の中は薄暗く、白くもやがかかっていた。

 花を焼いたような匂いに包まれながら、2人は尚も奥へと進む女の子の背中を追った。

 少女の案内する先では、ひとりの老婆が座って此方を見ている。

 2人は少女が自分達をこの老婆へ案内していたのかと察した。



 部屋の奥まで来た少女は、目の前に居る椅子に腰かけテーブルに手を置いている老婆へ話しかける。

「おばあちゃん、てんしさまついてきた」
「違うよ、ついてきたんじゃなくてね、連れてきたって言うんだよ?」
「つれてきた」
「ご苦労さん。何かされたかい?」
「おにくたべた」
「ほっほ、食べさせてくれたのかい?」
「うん」
「そりゃ良かったねぇ? はい、案内賃だよ」
「うん……ありがと」

 女の子は老婆からお金を貰い、そのまま2人を置いて建物から出て行った。


 カーソンとクリスは、目の前の老婆を怪訝けげんそうに見つめる。

 老婆は2人の警戒を察し、声をかける。

「何も取って食おうってんじゃないよ? そんな警戒しないどくれ」
「ばーちゃん、俺達呼んだのか?」
「あの女の子、何の為にあたし達をここに?」
「あの子はね、常人には見えないものが見えるんだよ」
「見えないもの?」
「天使様って言ったくらいだからね、あんた達の背中に翼でも見えたんじゃないのかね?」
「!?」
「実はね、あたしにも見えてるんだよ。あんた達、翼の民だろ?」
「…………」
「そんな警戒しないどくれよ。正体バラしてとっ捕まえるなんて事はしないからさ?」
「ばーちゃん……怪しいぞ」
「何者……ですか?」
「あの子、よっぽど嬉しかったんだろうねぇ。初めてあたしに口きいてくれたよ」
「そうなのか?」
「お婆さん、はぐらかさないで下さい」

 初見で自分達の正体を見抜いた老婆へ、2人は武器に手をかける。


 老婆は笑いながら話す。

「ひっひっひ! こんなババア殺してどうすんだい?」
「ばーちゃん……なんか怖いぞ」
「あたし達を……どうする気ですか?」
「そうさねぇ? あんた達が何故、人間の街に来たか……知りたいねぇ」
「聞いて、どうすんだ?」
「あたし達は、人間に何かをする為に谷から出てきたワケじゃありません」
「そうかいそうかい。何もしないのに、谷から出てきたのかい?」
「クリス……どうする? 殺していいか?」
「いや、待って。後ろの人達・・・・・が気になる」
「おや、気付いてるのかい?」
「6人居る」
「そんなに居るの? 3人くらい殺気出してるから、そんくらいだと思ってたよ」
「ひっひっひっ! 天井にも4人居るから、全部で10人だよ?」
「えっ!? 上にも居たのか?」
「ゼンゼン気が付かなかった……」
「さっき言っただろ? あんた達を取って食いやしないって」
「ばーちゃん、誰だ?」
「何者ですか?」
「まずはさ、その警戒解いてくれないかい? おっかなくて寿命が縮まっちまうよ」
「……分かった」
「何か仕掛けてきたら、容赦しませんからね?」

 2人は警戒心を解き、武器から手を離す。

 クリスは後方からの殺気が消えたと感じた。


 老婆は2人を手招きしながら話す。

「さあさあ、こっち来ておくれ」
「行って……どうするんだ?」
「まだ、信用出来ません」
「あたしは信用してるよ? あの子が連れてくるのは、いい奴しか居ないからね」
「じゃあ、俺もばーちゃん信用する」
「ちょっとカーソン……って、もうっ」

 カーソンは老婆へと歩みを進める。

 無用心なカーソンを心配しつつ、クリスも老婆へと近付いた。

 老婆は2人を自分の前にある椅子へと座るよう促す。

 2人は老婆に促されるまま、椅子へと腰かけた。




 老婆はカーソンとクリスの顔を交互に見て、微笑みながら話す。

「2人とも、いい顔してるねぇ? 何かを成し遂げられる顔だ」
「そうか?」
「それで、あたし達に何の用ですか?」
「あんた達が何故、この街に現れたか聞きたかったんだけどね、それはもういいよ」
「? 何でだ?」
「何かをしに来たんじゃないって分かりました?」
「ああ、そうさ。この街で何かをするんじゃない、世界中あちこちで何かをするって分かったからね」
「? 何だそれ?」
「世界中……って?」
「ちょいと……手を見せてくれないかい? 両手の掌を」
「? 掌?」
「見て……どうするんですか?」
「あんた達の現在、過去、未来を見たいんだよ」
「ばーちゃん、見れるのか?」
「掌見るだけで、分かるんですか?」
「まあ、見せとくれよ。これでもあたしゃね、『トレヴァの母』って言われてんだ」
「トレヴァの母?」
「何ですか……それ?」
「人生に迷ってる人の掌を見てね、どう動けば未来を変えれるか教えてあげるんだ。それがまるで子供を育てる母親みたいでね、トレヴァの母って呼ばれてんだよ?」
「ばーちゃん俺の未来、教えてくれるのか?」
「あの、それって……結婚とか、子供が出来るかどうかとかも分かります?」
「分かるって言ったら、お嬢ちゃんどうする?」
「お願いします! 見て下さい!」
「それじゃぁ、お嬢ちゃんから見てあげようかね」
「はい! 是非っ!」

 カーソンは突然老婆の話に食いついたクリスの心境が分からず、首をかしげた。


 老婆は差し出されたクリスの左右の掌を見比べながら、目を見開いて話す。

「お嬢ちゃん……面白い手相してるねぇ」
「手相?」
「手を握ってごらん?」
「? はい」
「赤ちゃんはね、こうして手をぎゅっと握って産まれてくるだろ?」
「はい」
「そうするとさ、掌に皺ができるだろ?」
「ええ、そうですね」
「手を開いてみな」
「はい」
「お嬢ちゃんの掌には、こうして皺が出来ている。この皺にはね、意味があるんだよ?」
「? 意味……とは?」
「神様はね、お嬢ちゃんが産まれる時にそっと手を握り、閉じて下さるんだ。この、お嬢ちゃんの両手の掌に出来た皺にはね、神様からお嬢ちゃんに与えられた使命と、運命が記されているんだよ?」
「皺に?」
「左手の皺にはお嬢ちゃんの使命が、右手の皺には運命が刻まれてるのさ。あたしは線って表現するけどね」
「使命と運命……ですか」
「お嬢ちゃんの使命、面白いねぇ? 沢山の人に、お嬢ちゃんが子供を作る事を願われてるみたいだね?」
「へっ!?」
「赤ちゃんを授かれなかった沢山の女達が、お嬢ちゃんが産まれたときから応援してるよ」
「何ですか……それ?」
「お嬢ちゃんの使命は、誰かの子供をちゃんと産む事。この複雑に絡み合った線が、それを教えてくれてるよ」
「あたしって、子供産む為に産まれたんですか?」
「いや、そうじゃないよ。でもね、それが一番の使命だってね、他の線より強く主張してるんだ」
「あの…それで、子供は出来るんですか?」
「それは右手の運命が教えてくれてるよ。大丈夫、必ずひとりは産めるって示してるよ?」
「子供、産めるんですね? じゃあ……結婚も?」
「ああ、出来るよ。ただ……」
「? ただ……何です?」
「お嬢ちゃんの結婚相手は、どうやっても先に死んじゃう運命していてね、子供が大きくなる前にこの世から居なくなっちまう」
「えっ……」
「あ、いや……どうも身近でずっと守ってくれるかも知れないね。ほんのうっすらとだけど、線が残ってるよ」
「どういう意味ですか? それって」
「あたしもこういう線は滅多にお目にかかれないんだよ。珍しい線だね」
「あたしの近くには居ないけど、どこかで見守ってくれるって事ですか?」
「近くには居るようだけどね、何と言うか……生きてんだか死んでんだか分からない状態でみたいだね」
「あの……それって、もう決まってる未来……なんですか?」
「決まってる未来なんてひとつも無いよ? お嬢ちゃんの右手は今、そういった暗示してるけどね、お嬢ちゃんが頑張れば、未来は変えられるよ?」
「ど、どうしたら変えられますか?」
「お嬢ちゃんが思うように動けばそんな変わらないけどね、思った時にちょっと立ち止まって、本当にそれでいいのか、もっと別の方法、道があるんじゃないかって考えて、進む方向を変える事が出来たらね、運命ってのはすぐに変わるもんさ」
「じゃあ、思った事をすぐに行動に移さないで、もっとよく考えてから行動すればいいんですね?」
「ところがね、考えて動けばそっちが悪い選択だったって場合もあるんだよ。神様が意地悪したとしか思えないような……ね」
「え……」
「大丈夫さ。お嬢ちゃんが変えようと思った事は、きっと悪い選択にはならないよ。迷った時は、いい結果になりそうなほうを選べばいいのさ」
「いい結果になりそうな道を……ですね?」
「そうだよ? それが考える力を神様より与えられた、あたし達の特権さ」
「結婚も子供も出来そうだって、分かってよかったです。ありがとうございます」

 クリスは老婆より、自分の未来には結婚相手と子供が居ると言われ安心すると共に、将来の旦那が自分より先に死ぬという暗示を不安に感じた。



 続けて老婆はカーソンの手を取り、掌を見ながら話す。

「さて、次は坊やを見てあげようかね」
「うん。ばーちゃん、俺のも見てくれ」
「どれどれ………………」
「ばーちゃん。俺、どうなる?」
「…………こりゃ、凄い手相してるね」
「? 凄い手相?」
「坊やもしかして……産まれてすぐに死んでなかったかい?」
「うん。俺、1回死んでた」
「やっぱり。ふぅむ……こりゃまた何とも……あたしもこんな手相、初めて見たよ」
「ばーちゃん、初めて見たのか?」
「この線見てごらん? これはその人の寿命、どれくらい生きられるか暗示してる線さ。坊やね、産まれた辺りにプッツリこの線切れてるんだよ。でも、そっからまたしっかり線がでてる」
「へー? 確かに俺、1回死んでたみたいだぞ?」
「坊や……神様に愛されてるんだねぇ……」
「? 俺、神様に愛されてる?」
「坊やはね、この先何度も死にそうなるけど、全部神様が助けてくれる暗示してるよ」
「え、そうなのか?」
「はぁ……こりゃ凄いね。産まれた時からずっと、神様が守って下さってるよ」
「神様が、俺死なないように助けてくれてるのか?」
「そうさ。この左手の親指見てごらん? 目のような線があるだろ?」
「うん、ある」
「これは『神眼線』と言ってね、神様が特別に守って下さってる人に出てる線なんだよ」
「そうなのか?」
「それに、この右手の真ん中より少し上にある線。十字の線があるだろ?」
「……あ、ほんとだ。十字の線がある」
「これは『神の十字線』と言ってね、これもまた神様が守って下さってるのを暗示してる線なんだ」
「俺、神様に守られてるのか?」
「『神眼線』と『神の十字線』、両方持ってる人は滅多に居ないよ。どっちかある人は見た事あるけど、両方持ってる人は初めて見たよ」
「俺、凄いのか?」
「坊やはね、自分で死のうと思ってもね、なかなか死ねないよ?」
「え? 俺、死にたくならないぞ?」
「いやほんと凄いね。こりゃ確かに、何かを成し遂げられる人だよ、坊やは」
「なあ、ばーちゃん? 俺、クリスの事守れるか?」
「クリスって、隣のお嬢ちゃんの事かい?」
「うん。俺が一番守りたい人」
「おやおやお嬢ちゃん、顔が真っ赤だよ?」
「だ、だって……そんな事しれっと言われたら……恥ずかしい……」
「いいねぇ? 若いって」
「こいつはともかくとして、多分あたしはお婆さんより歳上ですよ?」
「おや、そうだったね。翼の民は人間よりも長寿だったね」
「100歳以下だったら、あたしから言わせればお婆さんは小娘ですよ?」
「ひっひっひ! こりゃ参ったね。あたしもまだ小娘かぃ」

 老婆は肩を揺らしながら、楽しそうに笑った。


 老婆は2人へ話す。

「こんなとこに呼び込んで悪い事しちゃったね。これ以上あんた達足止めしちまうと、神様から天罰落とされそうだ」
「あの。本当に、何の為にあたし達をここに呼ばせたのですか?」
「あの子があんた達を、あたしに会わせたかっただけだよ。それもまた、運命さ」
「運命……ですか?」
「あたしもあんた達に、何か助言してあげようと思ったけどね、大した事も言えなくてすまないねぇ?」
「いえいえ、嬉しい助言でした。ありがとうございます」
「なあばーちゃん? ほんとは俺達の事、どうする気だったんだ?」
「まだ隠れてる10人って、お婆さんを守ってるんですか?」
「まぁ、そうだね。ここはこうしてやって来る人に助言をする他にね、こっそりこの街へ入ってきた盗賊なんかを連れて来て、人知れず始末するとこなんだよ」
「!? ばーちゃん、盗賊殺すのか?」
「じゃあもしかして……あたし達が街に入ってから、ずっと見てたんですか?」
「何の為にやって来たか分からなかったからね、許しとくれ」
「どうやって、俺達街に入ったの知ったんだ?」
「あたし達はこの街の平和を守ってんだ。それを手伝ってくれてる仲間はね、沢山居るんだよ」
「お婆さん……何者ですか?」
「こんな薄暗いとこで、怪しい占いしてる頭のおかしなババア、それでいいじゃないかぃ? ひっひっひ!」
「ばーちゃん、やっぱり怖いぞ?」
「周りに素性を隠して、この街の治安を維持してるんですか?」
「そりゃ大っぴらに動いちまうと、あたしも命に関わるからね。こういうのはひっそりとやるもんさ」
「クリス、俺達悪い奴じゃないよな?」
「悪い事した覚えはないもんね」
「貧しい子供達に食べ物振る舞って、そのまま連れ去って盗賊の手下にするんじゃないないかってね、通報がきたんだよ」
「あ、そうなのか?」
「あれって、駄目な事なんですか?」
「あたしも気になってあんた達と接触しようとしたらさ、先にあの子が連れて来たんだよ。もうその時点で、あんた達の純粋な善意だったって事は分かったよ」
「だって、お腹減るの悲しいぞ?」
「こいつ昨日、そんな飢えに苦しんでた子供、目の前で死なせたので……つい可愛そうになって、食べ物振る舞ったんです」
「翼の民って、優しい気性してんだねぇ? 人間はああいう子供達が増えきてんのに、知らんぷりしてる連中ばっかりなのにねぇ……」
「なあ、ばーちゃん。子供達、助けてくれないか?」
「あの子達、今は食べる事が出来たけど、次もまた食べられる保証って無いんですよね?」
「そこまで心配してくれてんのかい? 大丈夫。あの子達はね、あたしと仲間達がちゃんと食事の面倒見てあげてるから、心配しなくてもいいよ?」
「そうなのか?」
「仲間には店持ってる奴も居てね、売れ残った食べ物を譲ってくれてるのさ。最低でも1日1食は食べられてるからさ、安心しとくれよ」
「あ、じゃあ……あたし達余計な事してしまいました?」
「いいや。冷めてない焼きたての肉なんて食べれたの、あの子達久しぶりだったよ? 振る舞ってくれてありがとうね?」
「良い事だったんだな? 良かった!」
「あ、なんか良かった」
「さ、もうお行き。あんた達が翼の民ってのは隠して、仲間達には伝えるから」
「俺達が翼の民だって事、内緒にしてくれるのか?」
「ありがとうございます」
「みんな素性を隠す意味は分かってるから。あんた達に突然お礼言ってくる連中が居たら、察してあげとくれ」
「あ、そいつらばーちゃんの仲間か? うん、分かった!」
「分かりました。詮索しないようにします」
「それじゃあね、良い旅を。翼の民様」
「ありがとう、ばーちゃん」
「お婆さんも、長生きして下さい」

 カーソンとクリスは、建物から出ようとする。


 部屋に居た老婆以外の10人の気配は、いつの間にか消えていた。
しおりを挟む
感想 10

あなたにおすすめの小説

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

処理中です...