16 / 26
二幕 "邂逅"
【十五話:学長】
しおりを挟む
「へっ、口だけは達者のようだな。なら見せてみろよ、お前さんの本気とやらを」
「いいよ。少しだけ見せてあげる」
私は試験に用意された武器から木剣を手に取った。
エマも覚悟を決め模造の長槍を手にした。
「ねぇ、ギュニアラ試験官。確認だけど、あなたに一撃当てる事で試験は合格。もちろん魔力の使用は有り、で合ってる?」
「あぁ、やれるもんならな!」
私は兄達がタゴアおじさんから習っていたミカゲ流を見様見真似で模倣する。
「は! なにかと思えば古臭い田舎剣術かよ!? こりゃ笑えるぜ!」
ミカゲ流は護りの剣術と呼ばれ、五つある極意のほとんどが後手による反撃術だ。そのため好戦的な兵士や騎士からは好まれず、あまり普及していない。
けれど、その中に一つだけ護りを全て捨てた攻勢術が存在する。
それがーーーー。
「ミカゲ流《一ノ極意 》!」
木剣を扱える程度に魔力を制御し、身体能力を強化。
相手を仕留めるための最小限の力で、間違っても本気は出さないように注意してっと……
そして余分な力を抜き、ひたすらに集中する。
的を小さく絞り込み、その一点に剣先を定めた。
……嘘よね……ユナちゃんからとてつもない魔力を感じるわ。こんな幼い子が、有りえない……!?
「いくよ!」
足に力を入れると土が抉れ、力強く踏み込み地面が揺れた。
そして刹那、轟音と共に紫電が走り、その閃光は数十メートル離れたギュニアラの首元へと一瞬で迫る。
おっと……!?
その剣先が喉元に届く寸前で剣を引き、飛び跳ねた勢いを殺すように体を捩り着地した。
「……ふぅ、危ない危ない……!? 思ったより力んじゃったみたい……もっと上手く制御しないと」
私は通り過ぎたギュニアラに近づき、軽く胴に木剣を当てた。
「これで合格、だよね? 試験官さん」
「……な、なんだ……今のは??? 魔法、か……!!?」
「なにって剣術だよ。魔力強化で身体能力は上げてたけど」
兄達に比べれば酷く拙い不格好な出来だが、あの時よりは幾分か様になっているだろう。まぁ力技であることは否定しないが。
結局私はタゴアおじさんから一切師事を受けていない。ただ見るだけならいいと言われ、魔力制御の基本を小天から教わりながら、みんなの様子を眺めていた。それに加え、兄やリン達からこっそりコツを教わり何とか身に付けたのがこの《一ノ極意 》だった。
「……ゆ、赦されない。……俺が負けた? こんな子供に? こんなことあいつらになんていえば……ダメだ、きっと殺される……は、はははははははははははは!!! いや、狼狽えることはないだろうが!? ここでは俺が全てなんだからな!!! つまりは残念でした!!! てめぇらは不合格、不合格だ!!! アハハハハハハハハハ!!!」
「……約束を破るの?」
「約束? 知るか! ここでは俺が絶対だ! 俺が不合格といえばてめぇらは不合格なんだよ! バーカ!!!」
あーもう、なんか勝手に吹っ切れてるし、これじゃ話にならないな。というかそれは通るのか? それとも頭に血が昇り過ぎてめちゃくちゃ言ってるだけなんだろうか……?
うーん……これはどうしたものか……
そう悩んでいるとエマが声を張り上げた。
「ふざけないで!!! 貴方たちが私に対して何をしようと構わないわ! でも他の人を、ユナちゃんを巻き込まないでよ!!!」
「巻き込まないで……? 巻き込まれたのは俺の方だ! あの連中がてめぇを不合格にすれば大金をくれるっていうから乗ったってのに! なんだよこの化けもんみたいなガキは! 聞いてねぇぞ!」
それ、なんの正当性もないじゃん……本当何いってんだろこの人。
「こいつさえいなければ……こいつさえいなければ……!!!」
ギュニアラは懐に忍ばせていた本物の短剣を取り出し、それを私に向けて振るう。
「死ねーーー!!!」
「ユナちゃん!!?」
冷静さを失うって、本当に危ないね……もっとちゃんと周りを見なきゃ。まぁ人のことはいえないけどさ。
短剣が私に届く前に、ギュニアラの動きがピタリと止まる。
「ーーーー無茶はしないでよ、ユナ」
「つまんねー試験で飽き飽きしてたんだ。今度はこの俺が相手してやるぜ、おっさん」
「ユナちゃんにそんな危険なもの向けた事、あの世で後悔してきなさい」
ヨミお兄ちゃん、カイト、リンがギュニアラの首元に模造の剣を向けていた。
模造といっても急所を狙われたギュニアラは、腐っても剣士というべきだろうか、危機を察知し動きを即座に止めていた。
「なんだてめぇら……!!?」
「初めまして。僕はユナの兄で、ヨミと言います」
「俺は【勇者一行】のリーダー、カイトだ! この名前覚えとけよ、おっさん!」
「私は【勇者一行】、ユナちゃん親衛隊隊長リンよ」
なんかサラッと変な組織が増えてるんだけど!?
彼らは決して急に現れたわけじゃない。
私が放った一撃で発せられた爆音で、この場には人が集まり出していた。
ギュニアラは冷静さを欠き、それにすら気付いていないようだったが。
「ってかなんでお前らも来たんだ?! ここは俺一人で十分だ!」
「ねぇヨミ兄、剣の力緩めてくれない? このクズ殺せないんだけど?」
「そうさせないために力を入れてるんだよ。というか当てるつもりだったよね」
「……うぜぇうぜぇ、うぜぇ!!! どいつもこいつもまどろっこしい……全員殺すーーーー!!!」
そしてギュニアラの殺意が他へと向けられた時。
「ーーーーそこまでじゃ!」
群がる試験者たちの中から筋骨隆々な白髪の男がそう声を発した。
「かつて【双剣の達人】とも呼ばれた男が、地に堕ちたものだなギュニアラよ」
「学長……!?」
大人の中でも頭二つ分背が高く、子供目線なら少なからず威圧が掛かる。
けれどその優しい声に、慈愛を向けるような表情に安らぎさえ覚えた。
「そこの才ある少年少女よ。一度その剣、引いてはくれぬか?」
兄達はその言葉に何の反抗もなく剣を下ろした。
カイト辺りが騒ぐかとも思ったけど、杞憂だったみたい。
「ギュニアラよ。なにか言いたいことはあるかの?」
「……ありません!!! なにも……!!! 俺は……いいえ、私は……申し訳ありません!!!」
学長の登場によりギュニアラの態度が一変した。
これ魔法だよね、小天……?
『いいや、この人間はなにもしてないよ。強いて言えば人徳だろうね。ただまぁそれが魔法のように感じるっていうなら、あながち間違いでもないんだろうけど』
人徳か。
しかもそれが人を改心させるほどのものって……きっとこの人は繋がりを大切に出来る人なんだろうな。
「そうか。ライザルト、彼のことを頼めるか」
「はい! この身を賭して」
「まったく……大袈裟なやつじゃ」
ライザルトがギュニアラを連れ学校を出て行った。
学長がそれを見届けると、こちらに近づいて屈んだ。
「すまなかった。身内が迷惑を掛けたようじゃ」
「気にしないで、私は皆んなに護ってもらったから」
「ほっほっ、あの少年たちは君の騎士であったか。とても大事に思われておるようじゃの」
「えへへぇ」
そう改まって人から言われると、けっこう照れるな。
「ーーーーハーヴェスト=ニューム学長ですね」
そうエマが言った。
学長がエマのその姿を見ると、周りの者たちを遠ざけ、場所を移した。
だと言うのになぜかそこにはエマの要求で私も同席していた。
「久しぶりじゃのう。こんなに大きくなられて、ますます王女様に似てきたのぉ」
……ん?
「ニューム学長も御壮健のようでなによりです。それで、今後についてなのですが……」
「それは試験結果、ひいてはこの騎士養成学校に姫さまが通われる事についてかの? ルミエール王国第二皇女、ゼノア姫よ」
……姫?
エマが、お姫様!!?
「…………」
「いいよ。少しだけ見せてあげる」
私は試験に用意された武器から木剣を手に取った。
エマも覚悟を決め模造の長槍を手にした。
「ねぇ、ギュニアラ試験官。確認だけど、あなたに一撃当てる事で試験は合格。もちろん魔力の使用は有り、で合ってる?」
「あぁ、やれるもんならな!」
私は兄達がタゴアおじさんから習っていたミカゲ流を見様見真似で模倣する。
「は! なにかと思えば古臭い田舎剣術かよ!? こりゃ笑えるぜ!」
ミカゲ流は護りの剣術と呼ばれ、五つある極意のほとんどが後手による反撃術だ。そのため好戦的な兵士や騎士からは好まれず、あまり普及していない。
けれど、その中に一つだけ護りを全て捨てた攻勢術が存在する。
それがーーーー。
「ミカゲ流《一ノ極意 》!」
木剣を扱える程度に魔力を制御し、身体能力を強化。
相手を仕留めるための最小限の力で、間違っても本気は出さないように注意してっと……
そして余分な力を抜き、ひたすらに集中する。
的を小さく絞り込み、その一点に剣先を定めた。
……嘘よね……ユナちゃんからとてつもない魔力を感じるわ。こんな幼い子が、有りえない……!?
「いくよ!」
足に力を入れると土が抉れ、力強く踏み込み地面が揺れた。
そして刹那、轟音と共に紫電が走り、その閃光は数十メートル離れたギュニアラの首元へと一瞬で迫る。
おっと……!?
その剣先が喉元に届く寸前で剣を引き、飛び跳ねた勢いを殺すように体を捩り着地した。
「……ふぅ、危ない危ない……!? 思ったより力んじゃったみたい……もっと上手く制御しないと」
私は通り過ぎたギュニアラに近づき、軽く胴に木剣を当てた。
「これで合格、だよね? 試験官さん」
「……な、なんだ……今のは??? 魔法、か……!!?」
「なにって剣術だよ。魔力強化で身体能力は上げてたけど」
兄達に比べれば酷く拙い不格好な出来だが、あの時よりは幾分か様になっているだろう。まぁ力技であることは否定しないが。
結局私はタゴアおじさんから一切師事を受けていない。ただ見るだけならいいと言われ、魔力制御の基本を小天から教わりながら、みんなの様子を眺めていた。それに加え、兄やリン達からこっそりコツを教わり何とか身に付けたのがこの《一ノ極意 》だった。
「……ゆ、赦されない。……俺が負けた? こんな子供に? こんなことあいつらになんていえば……ダメだ、きっと殺される……は、はははははははははははは!!! いや、狼狽えることはないだろうが!? ここでは俺が全てなんだからな!!! つまりは残念でした!!! てめぇらは不合格、不合格だ!!! アハハハハハハハハハ!!!」
「……約束を破るの?」
「約束? 知るか! ここでは俺が絶対だ! 俺が不合格といえばてめぇらは不合格なんだよ! バーカ!!!」
あーもう、なんか勝手に吹っ切れてるし、これじゃ話にならないな。というかそれは通るのか? それとも頭に血が昇り過ぎてめちゃくちゃ言ってるだけなんだろうか……?
うーん……これはどうしたものか……
そう悩んでいるとエマが声を張り上げた。
「ふざけないで!!! 貴方たちが私に対して何をしようと構わないわ! でも他の人を、ユナちゃんを巻き込まないでよ!!!」
「巻き込まないで……? 巻き込まれたのは俺の方だ! あの連中がてめぇを不合格にすれば大金をくれるっていうから乗ったってのに! なんだよこの化けもんみたいなガキは! 聞いてねぇぞ!」
それ、なんの正当性もないじゃん……本当何いってんだろこの人。
「こいつさえいなければ……こいつさえいなければ……!!!」
ギュニアラは懐に忍ばせていた本物の短剣を取り出し、それを私に向けて振るう。
「死ねーーー!!!」
「ユナちゃん!!?」
冷静さを失うって、本当に危ないね……もっとちゃんと周りを見なきゃ。まぁ人のことはいえないけどさ。
短剣が私に届く前に、ギュニアラの動きがピタリと止まる。
「ーーーー無茶はしないでよ、ユナ」
「つまんねー試験で飽き飽きしてたんだ。今度はこの俺が相手してやるぜ、おっさん」
「ユナちゃんにそんな危険なもの向けた事、あの世で後悔してきなさい」
ヨミお兄ちゃん、カイト、リンがギュニアラの首元に模造の剣を向けていた。
模造といっても急所を狙われたギュニアラは、腐っても剣士というべきだろうか、危機を察知し動きを即座に止めていた。
「なんだてめぇら……!!?」
「初めまして。僕はユナの兄で、ヨミと言います」
「俺は【勇者一行】のリーダー、カイトだ! この名前覚えとけよ、おっさん!」
「私は【勇者一行】、ユナちゃん親衛隊隊長リンよ」
なんかサラッと変な組織が増えてるんだけど!?
彼らは決して急に現れたわけじゃない。
私が放った一撃で発せられた爆音で、この場には人が集まり出していた。
ギュニアラは冷静さを欠き、それにすら気付いていないようだったが。
「ってかなんでお前らも来たんだ?! ここは俺一人で十分だ!」
「ねぇヨミ兄、剣の力緩めてくれない? このクズ殺せないんだけど?」
「そうさせないために力を入れてるんだよ。というか当てるつもりだったよね」
「……うぜぇうぜぇ、うぜぇ!!! どいつもこいつもまどろっこしい……全員殺すーーーー!!!」
そしてギュニアラの殺意が他へと向けられた時。
「ーーーーそこまでじゃ!」
群がる試験者たちの中から筋骨隆々な白髪の男がそう声を発した。
「かつて【双剣の達人】とも呼ばれた男が、地に堕ちたものだなギュニアラよ」
「学長……!?」
大人の中でも頭二つ分背が高く、子供目線なら少なからず威圧が掛かる。
けれどその優しい声に、慈愛を向けるような表情に安らぎさえ覚えた。
「そこの才ある少年少女よ。一度その剣、引いてはくれぬか?」
兄達はその言葉に何の反抗もなく剣を下ろした。
カイト辺りが騒ぐかとも思ったけど、杞憂だったみたい。
「ギュニアラよ。なにか言いたいことはあるかの?」
「……ありません!!! なにも……!!! 俺は……いいえ、私は……申し訳ありません!!!」
学長の登場によりギュニアラの態度が一変した。
これ魔法だよね、小天……?
『いいや、この人間はなにもしてないよ。強いて言えば人徳だろうね。ただまぁそれが魔法のように感じるっていうなら、あながち間違いでもないんだろうけど』
人徳か。
しかもそれが人を改心させるほどのものって……きっとこの人は繋がりを大切に出来る人なんだろうな。
「そうか。ライザルト、彼のことを頼めるか」
「はい! この身を賭して」
「まったく……大袈裟なやつじゃ」
ライザルトがギュニアラを連れ学校を出て行った。
学長がそれを見届けると、こちらに近づいて屈んだ。
「すまなかった。身内が迷惑を掛けたようじゃ」
「気にしないで、私は皆んなに護ってもらったから」
「ほっほっ、あの少年たちは君の騎士であったか。とても大事に思われておるようじゃの」
「えへへぇ」
そう改まって人から言われると、けっこう照れるな。
「ーーーーハーヴェスト=ニューム学長ですね」
そうエマが言った。
学長がエマのその姿を見ると、周りの者たちを遠ざけ、場所を移した。
だと言うのになぜかそこにはエマの要求で私も同席していた。
「久しぶりじゃのう。こんなに大きくなられて、ますます王女様に似てきたのぉ」
……ん?
「ニューム学長も御壮健のようでなによりです。それで、今後についてなのですが……」
「それは試験結果、ひいてはこの騎士養成学校に姫さまが通われる事についてかの? ルミエール王国第二皇女、ゼノア姫よ」
……姫?
エマが、お姫様!!?
「…………」
0
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説
転生したら、犬だったらよかったのに……9割は人間でした。
真白 悟
ファンタジー
なんかよくわからないけど、神さまの不手際で転生する世界を間違えられてしまった僕は、好きなものに生まれ変われることになった。
そのついでに、さまざまなチート能力を提示されるが、どれもチートすぎて、人生が面白く無くなりそうだ。そもそも、人間であることには先の人生で飽きている。
だから、僕は神さまに願った。犬になりたいと。犬になって、犬達と楽しい暮らしをしたい。
チート能力を無理やり授けられ、犬(獣人)になった僕は、世界の運命に、飲み込まれていく。
犬も人間もいない世界で、僕はどうすればいいのだろう……まあ、なんとかなるか……犬がいないのは残念極まりないけど
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
【本編完結】さようなら、そしてどうかお幸せに ~彼女の選んだ決断
Hinaki
ファンタジー
16歳の侯爵令嬢エルネスティーネには結婚目前に控えた婚約者がいる。
23歳の公爵家当主ジークヴァルト。
年上の婚約者には気付けば幼いエルネスティーネよりも年齢も近く、彼女よりも女性らしい色香を纏った女友達が常にジークヴァルトの傍にいた。
ただの女友達だと彼は言う。
だが偶然エルネスティーネは知ってしまった。
彼らが友人ではなく想い合う関係である事を……。
また政略目的で結ばれたエルネスティーネを疎ましく思っていると、ジークヴァルトは恋人へ告げていた。
エルネスティーネとジークヴァルトの婚姻は王命。
覆す事は出来ない。
溝が深まりつつも結婚二日前に侯爵邸へ呼び出されたエルネスティーネ。
そこで彼女は彼の私室……寝室より聞こえてくるのは悍ましい獣にも似た二人の声。
二人がいた場所は二日後には夫婦となるであろうエルネスティーネとジークヴァルトの為の寝室。
これ見よがしに少し開け放たれた扉より垣間見える寝台で絡み合う二人の姿と勝ち誇る彼女の艶笑。
エルネスティーネは限界だった。
一晩悩んだ結果彼女の選んだ道は翌日愛するジークヴァルトへ晴れやかな笑顔で挨拶すると共にバルコニーより身を投げる事。
初めて愛した男を憎らしく思う以上に彼を心から愛していた。
だから愛する男の前で死を選ぶ。
永遠に私を忘れないで、でも愛する貴方には幸せになって欲しい。
矛盾した想いを抱え彼女は今――――。
長い間スランプ状態でしたが自分の中の性と生、人間と神、ずっと前からもやもやしていたものが一応の答えを導き出し、この物語を始める事にしました。
センシティブな所へ触れるかもしれません。
これはあくまで私の考え、思想なのでそこの所はどうかご容赦して下さいませ。
お前じゃないと、追い出されたが最強に成りました。ざまぁ~見ろ(笑)
いくみ
ファンタジー
お前じゃないと、追い出されたので楽しく復讐させて貰いますね。実は転生者で今世紀では貴族出身、前世の記憶が在る、今まで能力を隠して居たがもう我慢しなくて良いな、開き直った男が楽しくパーティーメンバーに復讐していく物語。
---------
掲載は不定期になります。
追記
「ざまぁ」までがかなり時間が掛かります。
お知らせ
カクヨム様でも掲載中です。
魔力∞を魔力0と勘違いされて追放されました
紗南
ファンタジー
異世界に神の加護をもらって転生した。5歳で前世の記憶を取り戻して洗礼をしたら魔力が∞と記載されてた。異世界にはない記号のためか魔力0と判断され公爵家を追放される。
国2つ跨いだところで冒険者登録して成り上がっていくお話です
更新は1週間に1度くらいのペースになります。
何度か確認はしてますが誤字脱字があるかと思います。
自己満足作品ですので技量は全くありません。その辺り覚悟してお読みくださいm(*_ _)m
ざまあ~が終ったその後で BY王子 (俺たちの戦いはこれからだ)
mizumori
ファンタジー
転移したのはざまあ~された後にあぽ~んした王子のなか、神様ひどくない「君が気の毒だから」って転移させてくれたんだよね、今の俺も気の毒だと思う。どうせなら村人Aがよかったよ。
王子はこの世界でどのようにして幸せを掴むのか?
元28歳、財閥の御曹司の古代と中世の入り混じった異世界での物語り。
これはピカレスク小説、主人公が悪漢です。苦手な方はご注意ください。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
魔境に捨てられたけどめげずに生きていきます
ツバキ
ファンタジー
貴族の子供として産まれた主人公、五歳の時の魔力属性検査で魔力属性が無属性だと判明したそれを知った父親は主人公を魔境へ捨ててしまう
どんどん更新していきます。
ちょっと、恨み描写などがあるので、R15にしました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる