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2人からお仕置き

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薬を塗り終わった椿はすぐに指を離し、スカートを戻した。

「アンナ様、このまま帰したら家でオナニーするから今日はここにお泊まりですからね?」

「え…」

「その。え、って何ですか?」

「いや、そのー。椿とお泊まりするのにこのままなんて。絶対無理!我慢出来るはずがない!ねぇ。お願い椿…もう濡れて疼いてるの…」

「知ってますよ。…そんな目潤ませてもダメです!」

こうなったら椿をその気にさせなければ。
反省はしていたがもう頭の中は椿に舐められたい欲で埋め尽くされいた。

椿に抱きつき、耳元でせめてキスして。寂しいと言うとそっと唇を合わせた。

これも怒られ避けられるかと思ったが何も言わない椿。
様子を伺うようにまた軽く触れるだけのキスをしたがこれも大丈夫だ。

徐々に長く唇を合わせて、少し啄む
いつもだったら返してくれる反応がなくて恐る恐る椿の目を見ると薄く開いた目が私を見ていた。
無表情なまま見下ろす綺麗な顔にドキっとする。

さすがにダメだったか。と諦めた私は椿の首に腕を回してギュッと抱きついて謝り、しばらくそのままくっついていた。


「アンナ様…覚悟してくださいね?」

椿から深いため息が聞こえた後すぐに強く抱きしめてられた。
ずっと無反応だった椿が抱きしめ返してくれたのが嬉しくて私も力を込め直した。

すると椿はそのまま私の耳に何度もキスをして噛んだり舐めたりし始めた。
クチュクチュと音が頭の中まで響き、気持ち良さに喘いでしまう。
くすぐったいような快感に逃げたくなるがもっとして欲しい、椿にしがみついたままゾクゾクする快感を受け取り続けた。

「耳も弱いですね…」

「ぁ…つばきぃ…耳くすぐったい…」

「くすぐったい…だけですか?」

反対の耳も遊ばれ始める頃には、完全に性感帯として機能していて耳にしか触れていないのに首から背中、腰までビリビリと電気が走ったように体が跳ねてしまっていた。

ふいに背中を爪で撫でれると仰け反りビクッと反応してしまう。

「あぁ!」

「もう全身が性感帯ですね。ここは?」

肩から鎖骨、デコルテを通る指先にも感じてしまい、声が出てしまう
音がなるオモチャで遊ぶ子供のように椿は私の全身と撫で回し、楽しんでいる

「ぁ…つばきぃ…もっと…ぁ!」

色んなところを触られるがいつも気持ち良くなれる肝心なところには触れてくれない。
服も脱がされず、なかなか先に進まずじれったい。

ねだるように椿にキスをして今度は舌を出して椿の口内に侵入すると椿の舌を探した。
長くて柔らかい椿の舌はすぐに私の舌に絡みつき、椿の口内でベロベロと下品に舐め合うだけで腰にくる

捕らわれた舌を吸われ、反射的に引いたのを追いかけて私の口内に侵入すると上顎を舐めてくれる

気持ちよさにだらしなく落ちた舌に巻きつきシゴかれると飲み込めないヨダレが溢れて首をつたった。





椿にされるがまま快感に溺れているとドアがノックされ、返事をする前にヅカヅカと遠慮なく入ってきた桃真に見つかった


「アンナ様…もうダメになってるんですか?」

「見ての通り、どこを触っても喘ぐくらいに。」

首に垂れた唾液をなぞった桃真の指にも反応してしまう
桃真はそれを見てすぐに私の後ろに座ると首を舐めた。

「あぁ!桃真ぁ…」

甘えた声で強請る私の口を椿が再びキスで塞ぎ、2人からの愛撫でさらに感度の上がった体で遊びだした。

そして長く続いた愛撫に我慢ができず、無意識に自分で乳首を触ろうと手が伸びたとき、すぐに桃真に見つかり両手首を掴まれ拘束された。
桃真の大きな手で両手首を掴まれ片手で後ろに固定される。

もう片方の手で私の顎を掴むと真上を向かされ、後ろに座った桃真にキスをされた

「アンナ様、自分で触ろうとするなんて。どうしようもないですね…」

服の上から胸を揉まれると、もっともっとと胸を突き出し椿の手に押し付けた。
桃真とキスをしながら神経は胸に集中し、椿の手の動きを追いかけていた。
それに気付いた桃真は許すはずもなく舌を入れると激しく口内を犯してくる。
少し苦しくて下げた顔を両手で掴み直し、強引に舌を絡め取られる。

椿はそれを面白そうに眺めながらゆっくりと胸を揉み続けた。

口が解放されると、桃真も後ろから胸を揉み出す

下着を外され前をはだけさせると乳首はすでに硬くなりツンと上を向き主張していた。

しかし2人ともそこには触れずにいる。
椿はおもむろに舌を下乳に這わしたり周りだけを舐めていた

「あ…ぁぁっ…ん。ちくび…乳首も舐めて」

「んー?乳首気持ちいいですもんね?」

椿は舐めるのを止めると自分の服を脱ぎ始め、全裸になると私の目の前に胸を突き出した。

「アンナ様?私の乳首…舐めてください」

言われたまま舌を伸ばして椿の乳首を舐めてしまう。

「あぁ…気持ちいい。アンナの舌…気持ちいい」

押し付けられた胸にそのまま吸い付き、一生懸命愛撫した。
しばらくすると離れた椿は私に見せつけるように濡れた乳首をこねると気持ちよさそうにしている。

「あぁ…アンナ様、見てください。硬くなっててこうやって弾くと気持ちいいんです」

「ねぇ…私もっ、触って欲しいの!」

「アンナ様はダメですよ?…あぁ、可哀想なアンナ様。こんなに気持ちいいことお預けなんて」

クスクスと後ろで笑う桃真も触ってくれるはずもなく、私の耳元でイヤな言葉を囁いた。



「俺、いいお仕置き思い付いた…本当のお仕置き」




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