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エピローグ・モガミの里
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エフタル王城。
夜の暗闇に包まれた宮殿の一室。
部屋の中には柔らかな薄明かりが灯り、大きなベッドが中央に据えられている。
ベッドの上には一人の醜く太った男と裸の女性が眠っている。
その部屋には、場違いな黒衣に身を包んだ人影が二人、ベッドでいびきを掻く太った男を見下ろしていた。
そして黒衣の人影は吹き矢を取り出し太った男の首に毒矢を撃ち込む。
いびきを掻いていた男は一瞬で静かになった。
裸の女性の静かな寝息だけが聞こえる。
「天罰は下った。さて、帰ってママ先生に報告だ」
「証拠は隠さないでいいの?」
もう一人の黒衣の女性が部屋の周囲を見ながら言った。
部屋にはベッドで寝ている女の物であろうドレスが脱ぎっぱなしにされていた。
「毒矢はそのままにしておく。暗殺者の侵入があったことが分かれば、この妾の女の冤罪は免れるだろう」
「それもそうね。そうだ、せっかくだしこのドレス持って帰ろうかしら。クレアお姉ちゃん、まだ忍装束を着るのを恥ずかしがってるし」
「やめとけよ、そんな娼婦の格好をクレア姉にさせられるか。どうせならもっといい服をプレゼントしたい。純白で……天使の様な彼女に相応しいドレスを」
「それってなに? ウエディングドレスとか? その前に告白が先でしょ?」
◆
僕たちがエフタル王国から逃れてから数年が経った。
僕たちはバシュミル大森林で小さいが安全に生活できる里を作ることが出来た。
最初のうちはモンスター達は何度も襲ってきたが。やがて彼らもここが僕たちの縄張りだと認識したのか。滅多に襲われることはなくなった。
僕たちは戦った。ハンス君もクレアちゃんも……。
そして子供達も成長し、皆強くなった。
「ママ先生! 僕、初めてマンイーターを倒せました。忍法『火遁・ほむら』です、凄いでしょ?」
焼け焦げたマンイーターを重そうに引きずりながら一人の少年が僕に近づいてきた。
「あはは、凄い! ユーは今日のヒーローだよ! でもマンイーターの丸焼きは美味しくないぞっ!」
3歳だった子供も大きくなった、まだ少し幼さは残るが、それでも大人顔負けに忍法を使いこなしている。
ほんと、子供たちの成長には驚くばかりだ。
もう僕の役目は終わりかもしれないね。それは良い事だ。
子供たちは、まるでスポンジのように新しい知識を吸収していく。
それは忍法だけではない。僕が地球で得た色んなサバイバル知識や物理化学など。
まあ外部には秘匿するということで、女神シャルロッテには許してもらおう。
それに地球の知識を使った機械等は教えていないし、この世界に影響を与えることはないだろう。
もっとも最初の頃は森を開拓するためにいくつか機械を作ろうとしたんだけど、女神が現れて説教された。
女神の価値観的には滑車などの原始的な機械はセーフで、電磁気学はアウトだった。
たしかに、あれは悪魔の発明と言えるかもしれない。知らんけど。
やがて子供たちは大人になり。そして彼らも子を持ち親になった。
ちなみに僕はハンス君の子供を身ごもった。
――約束だからと。
彼は大人になっても僕が好きだと言ったのだ。
さすがに今回は断る理由は無いし、正直嬉しかった。
でも僕の子供は神の力を得るのだろうか、少し心配だった。
幸い生まれた子供は神力のない普通の人間だった。
だが、この先の子孫たちがそういう力を持って生まれないとは限らない。
だから里の掟を追加する。
強すぎる力を持つ者、またはそれを望む者は人間社会に関わってはいけない。
名前を捨ててひっそりと孤独に生きるべし。と。
そういえば、クレアちゃんは一生独身でいると言ってたけど。
彼女も結局、彼女を慕う年下の子に猛烈アタックをされ、次第に考えを改め結ばれることになったのだった。
ちなみに現在の僕たちはエフタル王国との交易はわずかにだがある。
あくまでレーヴァテイン公爵家を経由したもので国王派には僕らの存在は一切秘密にしている。
エフタル王国はあの後、内戦に突入し、長らく政治は不安定になった。
貴族をまとめた現国王派閥とレーヴァテイン公爵家を筆頭とした旧国王派閥の泥沼の戦争になったのだ。
数年続いた内戦は現国王の謎の暗殺事件を境に派閥は分断し。形勢は逆転した。
まあ、戦争が続くと平民達にとっては何も良い事が無いし、僕らとしてもレーヴァテイン公爵には恩義がある。
ちょっと忍者っぽい仕事をしただけだ。問題はないだろう。
次期国王はレーヴァテイン公爵家から選出された。
――さて、やることは終わったかな。
後はゆっくりとした時間を過ごすのみだ。
シスター・テレサがそうであったように子供たちの面倒を見ながら……。
…………。
……。
僕の体は推定80歳くらいから急に老化が始まった。
髪の毛はすっかり白髪だらけになり顔も年相応になった。
やれやれ17歳が長すぎたけど、僕もちゃんと人間だったということだ。
そろそろ寿命という事だろう。
おっとそうだった、ベアトリクスに再会を約束してたんだっけか。忘れてた。まあ手紙を送ったしそれで勘弁してもらおう。
「ユーギ様、お客様がお見えです」
「おや、だれかな? お客とはめずらしい」
訪ねてくる客といえばレーヴァテイン家の使いくらいしか心当たりがない。
だが、青いドレスを着た女性を見てすぐに思い出した。
「あー、ベアトリクスか、久しぶり。君は相変わらず青なんだね」
「ええ、そうよ。私のイメージカラーですもの。……それにしても、あなた思ったよりちゃんとした人間だったのね」
「あはは、実は僕も案外普通で驚いてるよ。さて、それでは近況報告でも、まず、ベアトリクス君は人間と仲直り出来たのかな?」
「うふふ、もともと喧嘩してた訳じゃないわよ。でもそうね、前よりももっと上手く付き合えるようになったわ。皆仲良く過ごしているわよ」
「あはは、それはいい。その辺詳しく聞こうじゃないか。ドラゴンと人がどうやって上手く付き合っていくのか興味があるよ」
終わり
夜の暗闇に包まれた宮殿の一室。
部屋の中には柔らかな薄明かりが灯り、大きなベッドが中央に据えられている。
ベッドの上には一人の醜く太った男と裸の女性が眠っている。
その部屋には、場違いな黒衣に身を包んだ人影が二人、ベッドでいびきを掻く太った男を見下ろしていた。
そして黒衣の人影は吹き矢を取り出し太った男の首に毒矢を撃ち込む。
いびきを掻いていた男は一瞬で静かになった。
裸の女性の静かな寝息だけが聞こえる。
「天罰は下った。さて、帰ってママ先生に報告だ」
「証拠は隠さないでいいの?」
もう一人の黒衣の女性が部屋の周囲を見ながら言った。
部屋にはベッドで寝ている女の物であろうドレスが脱ぎっぱなしにされていた。
「毒矢はそのままにしておく。暗殺者の侵入があったことが分かれば、この妾の女の冤罪は免れるだろう」
「それもそうね。そうだ、せっかくだしこのドレス持って帰ろうかしら。クレアお姉ちゃん、まだ忍装束を着るのを恥ずかしがってるし」
「やめとけよ、そんな娼婦の格好をクレア姉にさせられるか。どうせならもっといい服をプレゼントしたい。純白で……天使の様な彼女に相応しいドレスを」
「それってなに? ウエディングドレスとか? その前に告白が先でしょ?」
◆
僕たちがエフタル王国から逃れてから数年が経った。
僕たちはバシュミル大森林で小さいが安全に生活できる里を作ることが出来た。
最初のうちはモンスター達は何度も襲ってきたが。やがて彼らもここが僕たちの縄張りだと認識したのか。滅多に襲われることはなくなった。
僕たちは戦った。ハンス君もクレアちゃんも……。
そして子供達も成長し、皆強くなった。
「ママ先生! 僕、初めてマンイーターを倒せました。忍法『火遁・ほむら』です、凄いでしょ?」
焼け焦げたマンイーターを重そうに引きずりながら一人の少年が僕に近づいてきた。
「あはは、凄い! ユーは今日のヒーローだよ! でもマンイーターの丸焼きは美味しくないぞっ!」
3歳だった子供も大きくなった、まだ少し幼さは残るが、それでも大人顔負けに忍法を使いこなしている。
ほんと、子供たちの成長には驚くばかりだ。
もう僕の役目は終わりかもしれないね。それは良い事だ。
子供たちは、まるでスポンジのように新しい知識を吸収していく。
それは忍法だけではない。僕が地球で得た色んなサバイバル知識や物理化学など。
まあ外部には秘匿するということで、女神シャルロッテには許してもらおう。
それに地球の知識を使った機械等は教えていないし、この世界に影響を与えることはないだろう。
もっとも最初の頃は森を開拓するためにいくつか機械を作ろうとしたんだけど、女神が現れて説教された。
女神の価値観的には滑車などの原始的な機械はセーフで、電磁気学はアウトだった。
たしかに、あれは悪魔の発明と言えるかもしれない。知らんけど。
やがて子供たちは大人になり。そして彼らも子を持ち親になった。
ちなみに僕はハンス君の子供を身ごもった。
――約束だからと。
彼は大人になっても僕が好きだと言ったのだ。
さすがに今回は断る理由は無いし、正直嬉しかった。
でも僕の子供は神の力を得るのだろうか、少し心配だった。
幸い生まれた子供は神力のない普通の人間だった。
だが、この先の子孫たちがそういう力を持って生まれないとは限らない。
だから里の掟を追加する。
強すぎる力を持つ者、またはそれを望む者は人間社会に関わってはいけない。
名前を捨ててひっそりと孤独に生きるべし。と。
そういえば、クレアちゃんは一生独身でいると言ってたけど。
彼女も結局、彼女を慕う年下の子に猛烈アタックをされ、次第に考えを改め結ばれることになったのだった。
ちなみに現在の僕たちはエフタル王国との交易はわずかにだがある。
あくまでレーヴァテイン公爵家を経由したもので国王派には僕らの存在は一切秘密にしている。
エフタル王国はあの後、内戦に突入し、長らく政治は不安定になった。
貴族をまとめた現国王派閥とレーヴァテイン公爵家を筆頭とした旧国王派閥の泥沼の戦争になったのだ。
数年続いた内戦は現国王の謎の暗殺事件を境に派閥は分断し。形勢は逆転した。
まあ、戦争が続くと平民達にとっては何も良い事が無いし、僕らとしてもレーヴァテイン公爵には恩義がある。
ちょっと忍者っぽい仕事をしただけだ。問題はないだろう。
次期国王はレーヴァテイン公爵家から選出された。
――さて、やることは終わったかな。
後はゆっくりとした時間を過ごすのみだ。
シスター・テレサがそうであったように子供たちの面倒を見ながら……。
…………。
……。
僕の体は推定80歳くらいから急に老化が始まった。
髪の毛はすっかり白髪だらけになり顔も年相応になった。
やれやれ17歳が長すぎたけど、僕もちゃんと人間だったということだ。
そろそろ寿命という事だろう。
おっとそうだった、ベアトリクスに再会を約束してたんだっけか。忘れてた。まあ手紙を送ったしそれで勘弁してもらおう。
「ユーギ様、お客様がお見えです」
「おや、だれかな? お客とはめずらしい」
訪ねてくる客といえばレーヴァテイン家の使いくらいしか心当たりがない。
だが、青いドレスを着た女性を見てすぐに思い出した。
「あー、ベアトリクスか、久しぶり。君は相変わらず青なんだね」
「ええ、そうよ。私のイメージカラーですもの。……それにしても、あなた思ったよりちゃんとした人間だったのね」
「あはは、実は僕も案外普通で驚いてるよ。さて、それでは近況報告でも、まず、ベアトリクス君は人間と仲直り出来たのかな?」
「うふふ、もともと喧嘩してた訳じゃないわよ。でもそうね、前よりももっと上手く付き合えるようになったわ。皆仲良く過ごしているわよ」
「あはは、それはいい。その辺詳しく聞こうじゃないか。ドラゴンと人がどうやって上手く付き合っていくのか興味があるよ」
終わり
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