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プロローグ
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僕はモガミ・ユーギ。異世界の元神様だ。
勇者に殺されてからというもの、なんやかんやでこの世界のさまざまな時代、国家に転生を繰り返しながら人間の営みについて勉強をしている。
この時間の旅も合計すると4000年は超えてるんじゃないかな。
前回の人生は我ながら大成功だった。
僕は、日本人として初のアカデミー主演女優賞を受賞した。
映画のタイトルは『SASUKE』日本や欧米を中心として大ヒットした漫画を原作とした忍者アクション映画だ。
僕の役は主人公のSASUKE。忍者として落ちこぼれだったが、仲間と共に成長して、やがて誰もが認める最強のクノイチとなり、忍者の里の長にまで昇る詰める痛快ヒーローアクション映画。
しかも三部作だ。
もちろん大ヒットした。
興行収入は同じく漫画原作のヒーローごちゃまぜシリーズを上回るほどだった。
ハロウィンの女の子部門の売り上げは『SASUKEクノイチコスチューム』が何年もランキング上位にあったくらいだ。
まあ、おかげでその後の僕に次の仕事は来なかったけどね。何をやらせてもSASUKEにしか見えないと言われてしまった。
でもおかげで女優業はきっぱりと止め、結婚して子育てをしながら、投資家としてお金を稼ぎつつ残りの余生を静かに過ごしたんだけど。
……まあ、それは終わったことだ。
僕にとっては前の人生にはさほど興味はない。
興味があるのは、この謎の神々の空間でくつろぐこいつらの採点と、次の転生先だ。
この暇人共(神々)は、それぞれくつろいだ格好で泉を見ていた。この泉はモニターみたいなものでずっと僕の人生をウォッチしていたというわけだ。
丁度今映っているのは僕のお葬式のシーンだな。
「おい、先輩方よ。今回の僕はどうだった? 歴史に名を残したんじゃないか?」
「ええ、ユーギ君、今回はなかなかよ、21世紀の地球でもっとも有名な日本人になれたんじゃない? 私、日本の神様代表としてうれしー!」
目の前でピカピカと光りながらはしゃぐ女神、これでも一応僕の主神様だ。
「おい、アマテラってんじゃないよ。眩しいじゃないか。ていうか、主神様よ、あんた僕を女神にするのはもう確定なのかい? 僕はもともと男神だったんだけど……」
この神々の空間に来ると僕は必ず女性の身体に巫女服の格好をさせられていた。
「うふふ、ユーギ君、正式に貴女を私の副神と迎えたのだから、これからは私のことはお姉さまとお呼びなさい。それに弟は論外ね」
きっぱりと言った。この女神、弟になにか恨みでもあるのか。
「まあいいさ。今さら男神として再構築されても面倒くさいし」
それに地球での活躍ポイントは女性で転生した方が遥かに高かったしな。
「さてさて、そんなユーギ君に朗報。貴女は今回の人生を無事に終えたことで神様復帰です。おめでとう、妹のモガミ・ユーギ君、皆もあらためてよろしく頼むわね」
我が主神が他の神々に向かってそう言うと、
偉そうな老人が僕に近づき肩をぽんぽんと叩きながら言った。
「我の試練をよく耐えた、素直に称賛の言葉を授けよう。いやおめでとう、再び神として復活したこと皆もよろこんでいる」
こいつは最初に僕を地球に飛ばしたやつ、黄色い皇帝だったか。まあ、それもなつかしい。
泉の周りに座っている白い肌で水色の髪の乙女系の女神たちも僕に拍手を送る。
「ユーギ君、おめでとう! 神様に戻れたユーギ君にエクスカリバー賞をあげちゃう。ちなみにただのトロフィーだから安心してね。剣にはならないから」
謎のトロフィーを貰う……。
まあ何でも嬉しい、目頭が熱くなった。
「ありがとう、皆、いや先輩方。で、僕は神に復帰したんだよな? 次は何をするんだ? お姉さまよ、このまま日本でクールジャパンの販促活動をすればいいのかな?」
「うーん。それは嬉しいけどー。でも、それは前回のユーギ君の一生で達成したわね。だから、ご褒美をあげましょう。あなたを元の世界に戻してあげます」
元の世界。つまり僕が作った世界のことだ。つまり僕は主神として再び世界を管理するのか。
だが、そこまでの神力は戻っていない。あれは勇者に殺された時点で完全に失ってしまったから。
そう考えていると。我が主神は話を続ける。
「でもそのまえに最後の試練よ。復活した神の力はまだ微々たるものです。ですので最後の試練を与えましょう。もう一度、半人半神として異世界に転生してのユーギ君が何をするのか見せてもらおうかしら」
――そして、またいつもの転生が始まる。
僕は意識を失った……。
さてと、今度はどこの国に産まれるのやら……。
まあそれは赤ん坊の間に知ることができるし、成長するまではゆっくりのんびりするとしようか。
今回は優しい両親だとうれしいな、こればかりは親ガチャだしなぁ。
……だが、今回は明らかに違った。普通に目が覚めたのだ。
寝ていた? それにここは森だ。
うん? あれ、赤ん坊にしては手が長い。それに服を着ている。
主神様に着せられた巫女服だ。
どういうことだ、周りを見渡すと近くに湖がある。
澄んだ水のようだ。
その水面を鏡代わりに自分の姿を確認した。
年齢的には十代後半に見える。
それにこの顔は僕そのものだ。人として生まれ変わった姿ではなく。
神々の空間での僕そのもの……。
なるほどね、神として姿形を保ったままのスタートか。
しかし、神の権能は発動しないし。……お腹が空いてきた。
体は人間のままのようだ。
それにしてもこの服は目立つ、主神様の趣味なのか現代日本標準なのかこの巫女服は露出が多い。
人の目に着く前に代わりの服を探さないとな。
やれやれ、ほんとうにやれやれだ。
ともあれ、現状を確認しないと。
ここは地球のどこらへんだろう、時代はいつ頃だろうか。
気を取り直し森を歩こう。
湖は比較的明るかったが。森を進むとそこには高い木々が立ち並び若干薄暗かった。
風が吹くと深緑の枝葉は揺れ、木漏れ日が差し込んでくる。
地面には所々に小さな花々が咲き誇っている。どうやら季節としては春から初夏にかけてといったところだろうか。
冬でなくてよかった。
数時間、あてもなく森をさまよっていると。
ハムスターに出会った。
そしてハムスターは当然のように襲ってきた。
ハムスターは僕よりも大きかった。
地球にこんな動物いたっけ……いや、居るわけない、うーむ、まあそういうことだろうな。
やれやれ、どうやらここは地球ではないらしい。
それにまだ若い世界のようだな、どこか懐かしさと痛々しさを感じたのだ。
僕も現役のころはこういう適当な世界を創ったものだ。
まあ、ちょうどいい、この体の性能を試すにはいい機会だ。
僕はハムスターの攻撃を避け、素手で殴ってみた。
うーん打撃は通るみたいだけど、そこまで強いわけでもないか。この世界の人間の戦闘力が気になるところだ。
仕方ない、今の僕でどれくらいの神力が使えるか試してみよう。
……あれ? 発動しない? うむ、こまった。
それにこいつの打撃を受けてみたが結構な威力がある。
普通に後に吹き飛ばされてしまったようだ。爪に裂かれた部分から赤い血が流れている。
5メートル位は吹き飛んだ気がしたんだけど、骨は折れていないようだ。僕はそのまま立ち上がる。
「やれやれ痛いじゃないか、ハムスター君。ならば僕も正当防衛をさせてもらうよ。そこに慈悲はない!」
お、今のセリフ、戦闘シーンみたいだな、懐かしいじゃないか。
前回の人生で僕は忍者の役をやってたのだ。まあハリウッド版だけどね。
「絶対に許さないんだぜ! 忍法! 『火遁・オニビ』ってな感じで……」
役者時代に染みついた動作で、両手で印を結び、前方に向けて構える。
するとなんという事でしょう。手の先から炎が吹き出しハムスターのような魔物を焼き殺してしまったではないか。
「やれやれ、まったく……ファンタジー世界かよ。やれやれ」
しかし、腹が減っていたので僕はこのハムスターの肉をいただくことにした。
不味い。前回が日本人でしかもセレブだったせいか味覚が慣れるまで大変だ。
勇者に殺されてからというもの、なんやかんやでこの世界のさまざまな時代、国家に転生を繰り返しながら人間の営みについて勉強をしている。
この時間の旅も合計すると4000年は超えてるんじゃないかな。
前回の人生は我ながら大成功だった。
僕は、日本人として初のアカデミー主演女優賞を受賞した。
映画のタイトルは『SASUKE』日本や欧米を中心として大ヒットした漫画を原作とした忍者アクション映画だ。
僕の役は主人公のSASUKE。忍者として落ちこぼれだったが、仲間と共に成長して、やがて誰もが認める最強のクノイチとなり、忍者の里の長にまで昇る詰める痛快ヒーローアクション映画。
しかも三部作だ。
もちろん大ヒットした。
興行収入は同じく漫画原作のヒーローごちゃまぜシリーズを上回るほどだった。
ハロウィンの女の子部門の売り上げは『SASUKEクノイチコスチューム』が何年もランキング上位にあったくらいだ。
まあ、おかげでその後の僕に次の仕事は来なかったけどね。何をやらせてもSASUKEにしか見えないと言われてしまった。
でもおかげで女優業はきっぱりと止め、結婚して子育てをしながら、投資家としてお金を稼ぎつつ残りの余生を静かに過ごしたんだけど。
……まあ、それは終わったことだ。
僕にとっては前の人生にはさほど興味はない。
興味があるのは、この謎の神々の空間でくつろぐこいつらの採点と、次の転生先だ。
この暇人共(神々)は、それぞれくつろいだ格好で泉を見ていた。この泉はモニターみたいなものでずっと僕の人生をウォッチしていたというわけだ。
丁度今映っているのは僕のお葬式のシーンだな。
「おい、先輩方よ。今回の僕はどうだった? 歴史に名を残したんじゃないか?」
「ええ、ユーギ君、今回はなかなかよ、21世紀の地球でもっとも有名な日本人になれたんじゃない? 私、日本の神様代表としてうれしー!」
目の前でピカピカと光りながらはしゃぐ女神、これでも一応僕の主神様だ。
「おい、アマテラってんじゃないよ。眩しいじゃないか。ていうか、主神様よ、あんた僕を女神にするのはもう確定なのかい? 僕はもともと男神だったんだけど……」
この神々の空間に来ると僕は必ず女性の身体に巫女服の格好をさせられていた。
「うふふ、ユーギ君、正式に貴女を私の副神と迎えたのだから、これからは私のことはお姉さまとお呼びなさい。それに弟は論外ね」
きっぱりと言った。この女神、弟になにか恨みでもあるのか。
「まあいいさ。今さら男神として再構築されても面倒くさいし」
それに地球での活躍ポイントは女性で転生した方が遥かに高かったしな。
「さてさて、そんなユーギ君に朗報。貴女は今回の人生を無事に終えたことで神様復帰です。おめでとう、妹のモガミ・ユーギ君、皆もあらためてよろしく頼むわね」
我が主神が他の神々に向かってそう言うと、
偉そうな老人が僕に近づき肩をぽんぽんと叩きながら言った。
「我の試練をよく耐えた、素直に称賛の言葉を授けよう。いやおめでとう、再び神として復活したこと皆もよろこんでいる」
こいつは最初に僕を地球に飛ばしたやつ、黄色い皇帝だったか。まあ、それもなつかしい。
泉の周りに座っている白い肌で水色の髪の乙女系の女神たちも僕に拍手を送る。
「ユーギ君、おめでとう! 神様に戻れたユーギ君にエクスカリバー賞をあげちゃう。ちなみにただのトロフィーだから安心してね。剣にはならないから」
謎のトロフィーを貰う……。
まあ何でも嬉しい、目頭が熱くなった。
「ありがとう、皆、いや先輩方。で、僕は神に復帰したんだよな? 次は何をするんだ? お姉さまよ、このまま日本でクールジャパンの販促活動をすればいいのかな?」
「うーん。それは嬉しいけどー。でも、それは前回のユーギ君の一生で達成したわね。だから、ご褒美をあげましょう。あなたを元の世界に戻してあげます」
元の世界。つまり僕が作った世界のことだ。つまり僕は主神として再び世界を管理するのか。
だが、そこまでの神力は戻っていない。あれは勇者に殺された時点で完全に失ってしまったから。
そう考えていると。我が主神は話を続ける。
「でもそのまえに最後の試練よ。復活した神の力はまだ微々たるものです。ですので最後の試練を与えましょう。もう一度、半人半神として異世界に転生してのユーギ君が何をするのか見せてもらおうかしら」
――そして、またいつもの転生が始まる。
僕は意識を失った……。
さてと、今度はどこの国に産まれるのやら……。
まあそれは赤ん坊の間に知ることができるし、成長するまではゆっくりのんびりするとしようか。
今回は優しい両親だとうれしいな、こればかりは親ガチャだしなぁ。
……だが、今回は明らかに違った。普通に目が覚めたのだ。
寝ていた? それにここは森だ。
うん? あれ、赤ん坊にしては手が長い。それに服を着ている。
主神様に着せられた巫女服だ。
どういうことだ、周りを見渡すと近くに湖がある。
澄んだ水のようだ。
その水面を鏡代わりに自分の姿を確認した。
年齢的には十代後半に見える。
それにこの顔は僕そのものだ。人として生まれ変わった姿ではなく。
神々の空間での僕そのもの……。
なるほどね、神として姿形を保ったままのスタートか。
しかし、神の権能は発動しないし。……お腹が空いてきた。
体は人間のままのようだ。
それにしてもこの服は目立つ、主神様の趣味なのか現代日本標準なのかこの巫女服は露出が多い。
人の目に着く前に代わりの服を探さないとな。
やれやれ、ほんとうにやれやれだ。
ともあれ、現状を確認しないと。
ここは地球のどこらへんだろう、時代はいつ頃だろうか。
気を取り直し森を歩こう。
湖は比較的明るかったが。森を進むとそこには高い木々が立ち並び若干薄暗かった。
風が吹くと深緑の枝葉は揺れ、木漏れ日が差し込んでくる。
地面には所々に小さな花々が咲き誇っている。どうやら季節としては春から初夏にかけてといったところだろうか。
冬でなくてよかった。
数時間、あてもなく森をさまよっていると。
ハムスターに出会った。
そしてハムスターは当然のように襲ってきた。
ハムスターは僕よりも大きかった。
地球にこんな動物いたっけ……いや、居るわけない、うーむ、まあそういうことだろうな。
やれやれ、どうやらここは地球ではないらしい。
それにまだ若い世界のようだな、どこか懐かしさと痛々しさを感じたのだ。
僕も現役のころはこういう適当な世界を創ったものだ。
まあ、ちょうどいい、この体の性能を試すにはいい機会だ。
僕はハムスターの攻撃を避け、素手で殴ってみた。
うーん打撃は通るみたいだけど、そこまで強いわけでもないか。この世界の人間の戦闘力が気になるところだ。
仕方ない、今の僕でどれくらいの神力が使えるか試してみよう。
……あれ? 発動しない? うむ、こまった。
それにこいつの打撃を受けてみたが結構な威力がある。
普通に後に吹き飛ばされてしまったようだ。爪に裂かれた部分から赤い血が流れている。
5メートル位は吹き飛んだ気がしたんだけど、骨は折れていないようだ。僕はそのまま立ち上がる。
「やれやれ痛いじゃないか、ハムスター君。ならば僕も正当防衛をさせてもらうよ。そこに慈悲はない!」
お、今のセリフ、戦闘シーンみたいだな、懐かしいじゃないか。
前回の人生で僕は忍者の役をやってたのだ。まあハリウッド版だけどね。
「絶対に許さないんだぜ! 忍法! 『火遁・オニビ』ってな感じで……」
役者時代に染みついた動作で、両手で印を結び、前方に向けて構える。
するとなんという事でしょう。手の先から炎が吹き出しハムスターのような魔物を焼き殺してしまったではないか。
「やれやれ、まったく……ファンタジー世界かよ。やれやれ」
しかし、腹が減っていたので僕はこのハムスターの肉をいただくことにした。
不味い。前回が日本人でしかもセレブだったせいか味覚が慣れるまで大変だ。
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