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エピソード2
プラグドイン1/2
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瓦礫からナノゾンビが這い出る。
パンッ!
ショットガンの銃声がする。
頭を打ち抜かれたナノゾンビは絶命する。
ナノゾンビとは脳死状態で徘徊する生きた人間。
ナノマシーンインプラントを施された人間であるブーステッドヒューマンの死後に、稀に起こるナノマシーンのバグによって起こる医療事故。
ナノマシーンは宿主が未だに生きていると誤認しながら、最低限の本能に働きかけることによって宿主を生存させようとするブーステッドヒューマンの悲しき末路である。
「マードック! 後にもう一体!」
そう言うのは赤いドレスを着たアンドロイドの少女マリー。
マリーは自身の両手からワイヤーソーを手繰らせながら、ナノゾンビの身体に巻き付ける。
ピンと指先を弾くとナノゾンビの五体はバラバラになった。
「うふふ、お久しぶりかしらー? 最近出番がないってねー、これは問題だわ! 皆もそう思うでしょ?」
マリーは血の滴るハイパータングステンのワイヤーソーを大きく空中にしならせると、周囲に血しぶきが飛び散る。
あらかた血が落ちたのを確認するとワイヤーソーを再び自身の腕に収納させる。
「この辺の掃除はこんなものか……ところでマリー、さっきから誰に言ってる?
……まあいい、確かに久しぶりの仕事には違いないか。もっとも俺達の出番など、無い方がいいんだけどな」
「もう、マードック、あんた馬鹿? ここは目立つしかないのよ。イチロー達は、流行りのVRMMOをやってるみたいだし?
私達もバズらないと、アンタと私で覇権間違いないでしょ?」
「ブイアールエム? バズる……。ふむ、ますますマリーが何を言ってるのか分からないが、そうだな、仕事は完璧にってことか」
「そうよ、私達の活躍をあいつらに見せつけてやろうじゃない!
……それにしても、またアースシックスか。
まさか始まりの場所に戻るなんて、あいつも案外、おセンチなところがあったってところかしら?」
――アースシックス。
かつてハイパータングステン鉱山で賑わっていた地球型惑星。
だが、ハイパータングステンの需要の低迷にともない、現在はほとんどの鉱山は閉鎖。
労働者やそれに伴う歓楽街の住人たちは既に別の惑星に移住している。
しかし、現在では宇宙のならず者達のたまり場となっている。
かつてアンプラグドという強大な反政府組織があったが、それもリーダーであるマクシミリアンの暴走により組織は解体。
強力なリーダーのおかげで、かろうじで保たれた治安はさらに悪化し、小さなマフィア同士の抗争に明け暮れている。
そんな最中、フリーボートは独自のルートでマクシミリアンがアースシックスにいるという情報を掴んだ。
いまだ警察や軍はマクシミリアンの逮捕については及び腰のようだ。
アンプラグドは反政府組織とはいえ、実質は政府公認の組織であった。
福祉船アマテラスの強奪を企てた件は重大な犯罪ではあるものの、
彼らを支援していた議員、そしてフリーボートの創設者であるクロスロード上院議員を良く思わない議員の派閥により、今だマクシミリアンの処遇については正式に決定していない。
結局はアンプラグドとフリーボートの私的な争いであり、政府は関与せずの意見が大半を占めている。
それに今さらアースシックスに関心を持つ議員もほとんどいないのが実情である。
電脳議員も結論を放棄、人間同士の私的な争いには関与せずのポジションをとっている。
故に、フリーボートに縁のあるマードックとマリーが今回アースシックスに訪れているのだ。
「さて、マクシミリアンの居場所は……。やはりアンプラグドの本部ビルの跡地か……」
「へぇ、あいつはあいつなりに墓参りでもするのかしら? マフィアってメンバー全員が家族なんでしょ? なかなか殊勝じゃない」
「……マリー、そうだな。ここはお前の墓場でもある。俺はあの時、本当にお前を失ったと……」
「ああ、あれね。たしかに前の身体はあそこで爆破したんだっけ。私も死んだかと思ったのよね。でも結果的に私は生きてるし。別にあんたが気にする必要はないんじゃない?」
「そうじゃない、それでも喪失感はあった。だから二度としないでほしい……。いや、すまん。あの時だって依頼主を守るための最善の行動だった。これは俺の子供じみた感情に過ぎないか……」
「……マードック。そうね、確かにあの身体には思い出があったわ。あんたのファーストキスを奪ったのもそうだし。当時10歳だったかしら? どぎまぎしてて可愛かったわー」
「マリー、その話は後だ。お前は周囲に潜伏してついてきてくれ。マクシミリアン、やつは一人のようだし、一度さしで話をしてみよう」
「オッケー。危なくなったら、私の判断で容赦なく介入するけど、それでいい?」
「ああ、それでいい」
マリーは真っ赤なドレスを脱ぐと全身の色を風景と同化させる。
アサシンドールの標準装備である光学迷彩を発動させたのだ。
「あ、その服、結構気に入ってたから持ち帰って頂戴ね。
でも、かなり血が付いちゃったからクリーニング代が……
うーん、買い直した方が安いかしら……」
「マリー、もうしゃべるな。……マクシミリアンが近くにいる」
「オッケー、じゃあ、説得頑張ってみなさいね」
パンッ!
ショットガンの銃声がする。
頭を打ち抜かれたナノゾンビは絶命する。
ナノゾンビとは脳死状態で徘徊する生きた人間。
ナノマシーンインプラントを施された人間であるブーステッドヒューマンの死後に、稀に起こるナノマシーンのバグによって起こる医療事故。
ナノマシーンは宿主が未だに生きていると誤認しながら、最低限の本能に働きかけることによって宿主を生存させようとするブーステッドヒューマンの悲しき末路である。
「マードック! 後にもう一体!」
そう言うのは赤いドレスを着たアンドロイドの少女マリー。
マリーは自身の両手からワイヤーソーを手繰らせながら、ナノゾンビの身体に巻き付ける。
ピンと指先を弾くとナノゾンビの五体はバラバラになった。
「うふふ、お久しぶりかしらー? 最近出番がないってねー、これは問題だわ! 皆もそう思うでしょ?」
マリーは血の滴るハイパータングステンのワイヤーソーを大きく空中にしならせると、周囲に血しぶきが飛び散る。
あらかた血が落ちたのを確認するとワイヤーソーを再び自身の腕に収納させる。
「この辺の掃除はこんなものか……ところでマリー、さっきから誰に言ってる?
……まあいい、確かに久しぶりの仕事には違いないか。もっとも俺達の出番など、無い方がいいんだけどな」
「もう、マードック、あんた馬鹿? ここは目立つしかないのよ。イチロー達は、流行りのVRMMOをやってるみたいだし?
私達もバズらないと、アンタと私で覇権間違いないでしょ?」
「ブイアールエム? バズる……。ふむ、ますますマリーが何を言ってるのか分からないが、そうだな、仕事は完璧にってことか」
「そうよ、私達の活躍をあいつらに見せつけてやろうじゃない!
……それにしても、またアースシックスか。
まさか始まりの場所に戻るなんて、あいつも案外、おセンチなところがあったってところかしら?」
――アースシックス。
かつてハイパータングステン鉱山で賑わっていた地球型惑星。
だが、ハイパータングステンの需要の低迷にともない、現在はほとんどの鉱山は閉鎖。
労働者やそれに伴う歓楽街の住人たちは既に別の惑星に移住している。
しかし、現在では宇宙のならず者達のたまり場となっている。
かつてアンプラグドという強大な反政府組織があったが、それもリーダーであるマクシミリアンの暴走により組織は解体。
強力なリーダーのおかげで、かろうじで保たれた治安はさらに悪化し、小さなマフィア同士の抗争に明け暮れている。
そんな最中、フリーボートは独自のルートでマクシミリアンがアースシックスにいるという情報を掴んだ。
いまだ警察や軍はマクシミリアンの逮捕については及び腰のようだ。
アンプラグドは反政府組織とはいえ、実質は政府公認の組織であった。
福祉船アマテラスの強奪を企てた件は重大な犯罪ではあるものの、
彼らを支援していた議員、そしてフリーボートの創設者であるクロスロード上院議員を良く思わない議員の派閥により、今だマクシミリアンの処遇については正式に決定していない。
結局はアンプラグドとフリーボートの私的な争いであり、政府は関与せずの意見が大半を占めている。
それに今さらアースシックスに関心を持つ議員もほとんどいないのが実情である。
電脳議員も結論を放棄、人間同士の私的な争いには関与せずのポジションをとっている。
故に、フリーボートに縁のあるマードックとマリーが今回アースシックスに訪れているのだ。
「さて、マクシミリアンの居場所は……。やはりアンプラグドの本部ビルの跡地か……」
「へぇ、あいつはあいつなりに墓参りでもするのかしら? マフィアってメンバー全員が家族なんでしょ? なかなか殊勝じゃない」
「……マリー、そうだな。ここはお前の墓場でもある。俺はあの時、本当にお前を失ったと……」
「ああ、あれね。たしかに前の身体はあそこで爆破したんだっけ。私も死んだかと思ったのよね。でも結果的に私は生きてるし。別にあんたが気にする必要はないんじゃない?」
「そうじゃない、それでも喪失感はあった。だから二度としないでほしい……。いや、すまん。あの時だって依頼主を守るための最善の行動だった。これは俺の子供じみた感情に過ぎないか……」
「……マードック。そうね、確かにあの身体には思い出があったわ。あんたのファーストキスを奪ったのもそうだし。当時10歳だったかしら? どぎまぎしてて可愛かったわー」
「マリー、その話は後だ。お前は周囲に潜伏してついてきてくれ。マクシミリアン、やつは一人のようだし、一度さしで話をしてみよう」
「オッケー。危なくなったら、私の判断で容赦なく介入するけど、それでいい?」
「ああ、それでいい」
マリーは真っ赤なドレスを脱ぐと全身の色を風景と同化させる。
アサシンドールの標準装備である光学迷彩を発動させたのだ。
「あ、その服、結構気に入ってたから持ち帰って頂戴ね。
でも、かなり血が付いちゃったからクリーニング代が……
うーん、買い直した方が安いかしら……」
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