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母の嘘
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いつからだっけな、多分幼稚園の頃からかな、私の戦いの日々が始まったのは….
私には姉が1人兄が1人妹が1人弟が1人、私は真ん中だった。みんな「いいなーみんな揃ってて羨ましい」と言ってたけど、ゆういつの兄弟全員が敵になったらみんなはどう思うのかな?
いつまでかはもう記憶にないけど多分幼稚園の頃までは普通に楽しい日々を送っていた。私は東京に住んでいて家も良い家に住んでいてかなり恵まれた家庭に生まれた、だからそれなりに欲しいものも買って貰えたし家族みんなで仲良くしていた。でもそんな日々が崩れ始めたのは私が幼稚園の頃普通に幼稚園に行って家に帰ってくるとお母さんは少し顔が怖かった、何も言わずご飯を食べているとお母さんは急に「何でそんなに食べるのが遅いの?早くしてよ」こんな事言われた事なんてなかったから驚いたけど私はできるだけ早く食べるよう努力をした。それでも母は「早くしてって!なんでそんなに遅いの!」と怒鳴ってきた、気づいたら母の手にはフォークがあって私は無理やり口に食べ物を押し込まれていた。正直その時何が起こってたのかは理解が出来なかった、なぜこんなに苦しくなるまで口に詰め込まれなきゃ行けないのかも、ただ母の悪魔みたいな目を初めて見た日というのは覚えている。「ゴホッゴホッ」私は何回もむせそうになった、それでも母はフォークを私の喉の奥まで入れてきた。するとーグサッ! 私は泣き叫んだ、なんとフォークが私の喉奥に刺さってしまったんです。 母は自分が何したか築いたらしくすぐ私の喉に刺さったフォークを抜いて私の口の中を見た、出血が少なかったのか安心した母は私に「早く食べないのが行けないのよ」とただそれだけ言って部屋から出ていった。正直いって怖いという感情ではなかった、もう何が起こったか分からなくてただ混乱していた。
次の日起きた時喉の奥にすごい痛みがあった。幼稚園に着いてから鏡を見ると口の中の扁桃が真っ赤に血がにじんで腫れていた。鏡をずっとみていると友達にどうしたのと言われて母の事は言わずにただ喉が痛いと言うと先生に言われてしまい、先生が私の喉を見ると刺さった跡が見えたのか真剣に私の顔を見て「どうしたの」と言ってきた、私はそれでも母の事は言わずに黙っていると幼稚園の先生は私の母を呼びすぐ病院に連れていくようにいわれていた。病院に着くまで私は母と一言も口を聞かなかった。病院について先生に私の喉を見せた時、先生は母に「お母さんがやっちゃったんですか?」と聞くと母はスラッと「いえいえ自分でフォークでやっちゃったらしくて」とサラッと嘘をついた事に私未だに恐怖を感じる、薬をもらって家に帰る時母は一言私に「そんなに大したことないでしょ」とだけ言った。 この日から10年間私の人生との戦いが始まった。
続く
私には姉が1人兄が1人妹が1人弟が1人、私は真ん中だった。みんな「いいなーみんな揃ってて羨ましい」と言ってたけど、ゆういつの兄弟全員が敵になったらみんなはどう思うのかな?
いつまでかはもう記憶にないけど多分幼稚園の頃までは普通に楽しい日々を送っていた。私は東京に住んでいて家も良い家に住んでいてかなり恵まれた家庭に生まれた、だからそれなりに欲しいものも買って貰えたし家族みんなで仲良くしていた。でもそんな日々が崩れ始めたのは私が幼稚園の頃普通に幼稚園に行って家に帰ってくるとお母さんは少し顔が怖かった、何も言わずご飯を食べているとお母さんは急に「何でそんなに食べるのが遅いの?早くしてよ」こんな事言われた事なんてなかったから驚いたけど私はできるだけ早く食べるよう努力をした。それでも母は「早くしてって!なんでそんなに遅いの!」と怒鳴ってきた、気づいたら母の手にはフォークがあって私は無理やり口に食べ物を押し込まれていた。正直その時何が起こってたのかは理解が出来なかった、なぜこんなに苦しくなるまで口に詰め込まれなきゃ行けないのかも、ただ母の悪魔みたいな目を初めて見た日というのは覚えている。「ゴホッゴホッ」私は何回もむせそうになった、それでも母はフォークを私の喉の奥まで入れてきた。するとーグサッ! 私は泣き叫んだ、なんとフォークが私の喉奥に刺さってしまったんです。 母は自分が何したか築いたらしくすぐ私の喉に刺さったフォークを抜いて私の口の中を見た、出血が少なかったのか安心した母は私に「早く食べないのが行けないのよ」とただそれだけ言って部屋から出ていった。正直いって怖いという感情ではなかった、もう何が起こったか分からなくてただ混乱していた。
次の日起きた時喉の奥にすごい痛みがあった。幼稚園に着いてから鏡を見ると口の中の扁桃が真っ赤に血がにじんで腫れていた。鏡をずっとみていると友達にどうしたのと言われて母の事は言わずにただ喉が痛いと言うと先生に言われてしまい、先生が私の喉を見ると刺さった跡が見えたのか真剣に私の顔を見て「どうしたの」と言ってきた、私はそれでも母の事は言わずに黙っていると幼稚園の先生は私の母を呼びすぐ病院に連れていくようにいわれていた。病院に着くまで私は母と一言も口を聞かなかった。病院について先生に私の喉を見せた時、先生は母に「お母さんがやっちゃったんですか?」と聞くと母はスラッと「いえいえ自分でフォークでやっちゃったらしくて」とサラッと嘘をついた事に私未だに恐怖を感じる、薬をもらって家に帰る時母は一言私に「そんなに大したことないでしょ」とだけ言った。 この日から10年間私の人生との戦いが始まった。
続く
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