日本で死んだ無自覚美少年が異世界に転生してまったり？生きる話

25話 逃げるが勝ちですよね

※前回の続きなので短いです(前回が長すぎました…)







「理由は分かりましたけど、生徒会には入りません」

「どうしてもか？？」

「…はい」

「そうか、なら…食堂無料はどうだ？？」

「へ？？」

諦めてくれると思ったら変な条件を出てきた

「これじゃ嫌か？？それか…会長の座でもいるか？？」

「いや、いりませんよ！？」

「どうしたらお前は入るんだ？？」

「何をしても入りませんって！どうして僕にこだわるんですか？？」

「優秀な人材を逃がしたくはないからな」

これ以上話しても僕の意見は変わらないし、帰ろうかなと思った

「はぁ、僕帰りますね」

荷物を持って立ち上がったが、

「逃がす訳ないだろ」

と手を掴まれてしまった

「どれだけ説得されても僕の意見は変わりません！！」

「入るって言うまで絶対帰らせない」

会長の力は強く、僕は逃げることが出来なかった
どうやって帰ろうかなと思った時、いい考えが頭に思いついた

(そうだ、こうゆう時こそ魔法を使おう！何がいいかな…やっぱ身体強化にしよう！)

僕は早速身体強化を使い会長の手を振り解いた

「…は？？」


会長が驚いてる間に素早く部屋から出ていった
そのまま身体強化を使って逃げていく

(よかった、、上手くいって…早く部屋に戻ろう)

そう思った時だった

「待て！サフィリス！！」

「え！？なんでいるんですか！！」

「そんなの俺も身体強化を使ったに決まってるだろう！まさかあそこで使われるとは思わなくて油断してたがな」

(どうしよう！追いかけてきちゃったよ…！もう逃げまくるしかないじゃん、、！)

「僕の事は諦めてください！」

「無理に決まってる！そっちが諦めろ！」



そんなこんなで30分くらい走り続けていた
先に会長の方が限界が来たらしく途中から追いかけてこなくなった

「ふぅ、、長かったなぁ…なんで僕入学したばっかでトラブルに巻き込まれてるんだろう、、、」

僕は自分の不運さを呪った




その後結局僕はルーカスと一緒に保健委員に入った














またそこでも色々あるのを僕はまだ知らない


















更新が遅れてしまい申し訳ございません…
私生活も落ち着いてきたので、頻度を増やそうとは思っています(もしかしたらそんな変わらないかも知れません)