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22話 友達と遊びました
しおりを挟む僕は頬を膨らませながら歩いてる
「なぁ、悪かったって」
「ごめんね。つい…」
プイッ
式が終わりクラスに向かってる途中で2人が謝ってきた
けど、僕はまだ許してない
だって…人が噛んだだけであんなに笑ってきたんだ…!
「なんか…動物みたいで可愛いな」
「…怒ってるんだよね?」
カイルが横から頬をつついてくる
ぷぅ
ためてた空気が漏れる
「もう!僕は怒ってるんだからね!」
「だから悪かったって」
「次からは笑わないから…ね?」
「…許してあげる、、」
「「サフィ…」」
「ほら、早く行こ!」
「おう(うん)」
「お、ここじゃね??」
僕達はAクラスだった
3人とも一緒だったから安心する…
「そうだと思うよ」
「じゃあ中に入ろ!」
自由席だったから1番後ろの席で僕が真ん中で、左にカイル、右にルカースとなった
しばらくすると見たことある人が入ってきた
「はじめまして、この1年担任なったマヤ・イリスです。まず、今日は自己紹介しましょう。その後はこれからの予定を話して解散となります。では、前から順番に行きましょう」
「はい。---」
「では、ミリナスくんどうぞ」
とうとう僕の番が来てしまった
「は、はい。サフィリス・ミリナスです」
名前を言った瞬間クラスがザワついた
「ミリナスってあの幻の…?」
「俺は病気だって聞いたぞ」
「え、私は留学じゃなかったの??」
うん、やっぱいろんな噂が流れてた
「えっと、、得意魔法は水属性です。宜しくお願いします」
「はい、ありがとうございました。では次に--」
自己紹介が終わりこれからの予定について話されることになった
「まず、1年生は選択授業がありません。2年生からとなります。そして、2年生は魔法クラスと騎士クラスにわかれます。この選択は将来に関わってくるので、真剣に考えましょう。では、今日は解散です」
話が終わると、次にカイルが話しかけてきた
「サフィー!今から俺の部屋に来ないか??」
「行きたい!」
「よっしゃ!ルーカス!サフィ来れるって!」
「じゃあ僕はお菓子でも持ってくね」
「楽しみだなぁ…!」
学園でできた友達と遊べる事が嬉しくて頬が緩んでしまってた
「「(可愛い…)」」
「ねね!フィル!この後遊びに行っていい??」
僕は迎えに来たフィルに遊びに行く許可を貰っていた
「いいですよ。そのかわり、変装はとかないでくださいね」
「もちろん!」
一旦部屋に帰り荷物を置き、カイルの部屋に向かう
カイルの部屋はそんなに離れてなかったら気軽に行ける
部屋の前につき、チャイムを鳴らす
「はいはーい。お!来たか!入っていいぞ」
「うん!お邪魔します…」
「あ、ルーカス!もう来てたんだ!」
「隣の部屋だからね。早く着いたんだよ」
「いいなぁ。僕も、もっと近くがいい…」
「サフィなら、いつでも遊びに来てもいいぞ!」
「行く行く!」
「そうそう。これ、ケーキ持ってきたんだけど食べる??」
「え、食べたい…!」
ルーカスが持ってきたのは僕の大好きなイチゴのケーキだった
「僕このケーキ大好き!えへへ…」
「じゃ、じゃあ俺のもいるか??」
「い、いいの…?」
「いいぞ!」
「うわぁ!ありがとう!」
「(ルーカス…俺やばいかも)」
「(僕も…)」
ケーキに夢中だった僕は2人が目で会話してる事を知らなかった
ケーキを食べた後は
ずっと喋ってて気づけば夕方になっていた
「もうこんな時間かぁ、、僕もう帰らないと…」
「そっか…また来てくれよ!」
「うん!ルーカスもケーキありがとう!」
「ううん。サフィが喜んでくれて良かったよ」
「次は僕が持ってくるよ!じゃあまた明日ね!」
朝までは元気なかったのに今ではもう元通りになったような気がする
もう一つの作品にR-18シーンをかきたいんですけど、、かいたことがないので下手くそになるかも知れません
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