日本で死んだ無自覚美少年が異世界に転生してまったり?生きる話

りお

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12話 召喚してみましょう

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僕は暇だ


姉様は学園に戻ったし、父様達は忙しくしてるし、フィルもリルダが休暇中なので、一緒に祖父母の家に泊まりに行ってるからこの街にはいない


(また、昔に戻っちゃった……図書室でも行こうかな………)

僕は図書室で本でも読もうと思い部屋を出た

(今日は何読もう…この前これ読んだな…こっちのやつも読んだし…見たことないやつないかな…)

本を漁ってた時、1個の本が目に入った

(上級編 召喚魔法???そう言えば僕召喚魔法使えるのに使ったことないかも……よし、今日はこれ読もう)


















(へぇ、こうやってやるんだ…ちょっとやってみたいなぁ…少しだけならいいよね……??)

魔法は家族がいる前でしか使ってはいけないと言われていたが、好奇心には勝てなかった


「僕の呼びかけに答えるものよ 。ここにいでよ……召喚!!」

前みたいに手加減せず、詠唱も気持ちを込め、魔力も多めにした


すると、急に目の前が光った 僕は眩しくて目を閉じた

「我を呼んだのはそなたか…?」

声がして目を開けると 
金色の毛並みに金色の瞳の獅子がいた

「き、綺麗…」
思わず声に出してしまった

「おぉ、そなたはよくわかってるな。名は何という??」

「サフィリスです、あの…契約してもらっても良いですか?」

「うむ。我も、我を呼び出せたサフィリスと契約したい」

「え?みんなが呼び出せるんじゃないんですか??」

「確かにそうだが、我は他の聖獣とは違う。我は聖獣を統べる聖獣王という」

「せ、聖獣王??って何ですか?」

「…我を知らない奴もいるのだな…まぁいい。とにかく凄い存在だ」

「はぁ…」

「とにかく契約するぞ」

「どうやってやるんですが??」

「我にサフィリスの血を与え、名前を付けてくれ」

「分かりました」



(名前か、、何がいいかな…?金色で輝いてるし、やっぱあれかな?)


名前が決まった所で次にどうやって血を出そうか迷った

「あ、あの~どうやって血を出せば良いですか??」


「ん?なら、手をこちらに寄越せ」

僕は言われた通り出した

「少し痛いが、すぐ終わるから我慢だ」
と言った時、人差し指に鈍い痛みがした
見てみると傷ができてた


「うむ、これで良いだろう」
そして、僕が出した血が舐められた

「っっ!」

「これで血は大丈夫だ。後は名前をくれ」 
いつの間にか傷も塞がっていた

「じゃあ…レグルスはどうですか…?」

「レグルスか…いいな。」

名前を言った時、体がポカポカ暖かくなって、左手の手の甲にはなんか模様が書いてあった

「これで、我とサフィリスは繋がった。それは契約の証だ。他の人には見えないから安心するがいい」

「なんかこれかっこいい…」

「そうか、それは良かった。てことで我はここで暮らす」

「…え?!家がないんですか?!」

「いや、ない訳では無いんだが、我が前に住んでいた森はもう飽きた」

「え、それだけ??」

(とは言っても急にレグルスがいたらみんな驚くよね?召喚魔法を使ったって説明したら怒られるだろうし……)



「ちなみに、我の姿見えないから問題ないぞ?」


「そうなんですか?なら住んでもいいですよ」


「じゃあ、これからお世話になる」


ということで仲間?が増えました









更新遅れてすいません!
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