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11話 5年振りですね
しおりを挟む「咲くん、いや今はサフィリスくんか…とにかく久しぶりだね」
「え、あ?!シュバルツさん!?」
「そうだよ。君の精神だけここに呼んだんだよ……5年も経ったから忘れてると思ったけど、良かった」
「もちろん、ちゃんと覚えてましたよ」
「あの時は本当にごめんね」
「いえ、全然気にしてませんから!それよりなんかあったんですか??」
「特には無いんだけど、初めて来たから呼んだくらいかな?サフィリスくんの新しい家族はとても過保護だったから今まで教会に来れなかったしね……ボソッ まぁ僕もあんな見た目なら外に出したくないな…」
「すいません、最後の方が聞こえにくかったんでもう一度言ってもらってもいいですか??」
「ううん。大した話じゃないから忘れてもらっても平気だよ」
「そうですか……?あ、あと気になったんですけどこの世界の人達って弱すぎません??」
「んーこの世界の人達は昔は強かったんだけど時が過ぎると共に弱体化して行ったんだよ」
「へぇ……じゃあ、僕みたいなのは稀ですか??」
「稀と言うより、君しかいないんじゃないかな?今、この世界の転生者はサフィくんだけだからね」
「えぇ!?僕だけしかいないんですか!?」
「そうだよ。君は久しぶりの転生者だったんだ。まぁ、転生者がいなかったせいでこの世界は弱体化していったんだけどね」
「どういう事ですか??」
「異世界人はこちらに転生するとき膨大な力を持って来くるんだ。そして、その力を受けついだ子孫を残して行く……けど、転生者が少なくなっていくとどうなると思う??」
「子孫が少なくなっていく…?」
「正解。昔はどんな者でも異世界に転生してたんだよ。だけど、そのせいで問題が起こり少なくなってしまった」
「…問題ですか??」
「うん、転生者が暴れだしたんだ。強ければ強いほど、いい職に就けるだろう?だからその権力を振り回してたんだ。そのため元々この世界に住んでる人は怯え続けながら暮らしていた」
「………」
「僕達は人間の世界にはあまり干渉してはならないんだけど、さすがにこのままはダメだと思い行動を起こした。そして、権力者となった者達から力を奪っていったんだ…この出来事があってから、転生する人は心の清い人だけと限られたんだよ」
「…色々あったんですね、、、ちなみに僕はいいんですか??」
「君なら大丈夫だと思って選ばせてあげたんだ」
「なるほど…」
「ごめんね、少し重い話をしちゃって」
「いいえ、逆に知れてよかったです。その話を聞いてなければ僕も力を使いまくってかも知れません…」
「…君は相変わらず面白いね…そんなことは普通思わないよ…」
「そうですかね??あ!てか、僕戻らなくて大丈夫ですか!?」
「向こうの世界では時が流れるのが遅いから大丈夫だけど、これ以上は君の身体に負担がかかるかもしれないからそろそろ時間切れかな……最後に聞きたいことでもあるかい??」
「…あの、僕の元の世界の家族はどうしてますか?」
「…2、3年はサフィくんの事を気にしてて、仕事を休んでたけど、、、少しずつ立ち直って来ているからまた、仕事を始めたよ」
「なら、良かったです……」
「さぁ、もう帰らないと大変だ。また来れたらおいで」
「はい、また会いましょう!」
「サフィリス様手を離しても大丈夫ですよ」
「あ、はい!分かりました」
「では、サフィリス様の能力は……え??」
「どうした?何かあったのか??」
「こ、こちらに来て、み、見てください」
「「「「????」」」」
みんな状況が理解出来ず、リアンさんに言われるままこちらへ来た
覗きこんだ瞬間
「「「「!?」」」」
とても驚いた反応をした
「な、なんだこれは……?」
「サ、サフィちゃんは本当に神の子……?」
「……これは危ないね」
「サフィ…あなた凄すぎですわ…」
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名前 サフィリス・ミリナス
体力 1000
魔力 ∞
スキル アイテムボックス 召喚魔法 (鑑定)
(シュバルツの加護) (隠蔽) (創造魔法)
称号 ミリナス家に愛されしもの (転生者)
(神の愛子) (無自覚)
※()は隠蔽中
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(一応やばそうなやつは隠したけど…僕またなんかやったパターン???)
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