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9話 ルナマリア姉様と魔法の練習

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※最近間違えを教えてくださる人が多いので、本当に助かってます!みつけた方はどんどん教えて下さるとありがたいです!私も読者様が読みやすいようなるべく気をつけます………













  あの日から僕は特に変わったこともなく普通に過ごしていた

フィルとも最初は気まずいかと思ったけど、いつも通り接してくれて今でも遊び続けている

強いて言うなら季節が夏に変わった




そんな夏の日のある日、僕はとてもウキウキしていた






何故かって……?

それは、


ルナマリア姉様が帰ってくるから!!!

(もちろん姉様の存在は忘れてはないからね…!)


姉様は学園が遠いため、長く居られないけど僕はとても楽しみにしていた







お昼すぎに姉様が着くらしいので、
僕は父様達と一緒にリビングで待っていた
(早く来ないかなぁ……)



ガチャ


「サフィ!久しぶり!元気にしてた??お父様達もお久しぶりです!」

姉様は帰ってくるなり僕に話しかけてくれた

「はい!姉様お久しぶりです!」

「相変わらず可愛いわ!!」

「…ルナマリアも相変わらず元気そうだね」

「はい、サフィと離れてたのは辛かったですが、学園では楽しく過ごしていましたわ」

「そうか、長旅で疲れただろう。ゆっくりしなさい」

「晩餐の時、また話を聞きたいわ!」

「そうさせていただきますわ」

と行って姉様は一旦部屋に戻った


晩餐のとき姉様の話を沢山聞いた
友達の話や、授業の話、学園の話がほとんどだった 
(やっぱり、外は楽しそうだなぁ…僕もそのうち学園に通えるよね…??)









次の日の朝、僕の部屋に誰か来た

コンコン


「はい??」


「サフィ、おはよう!私だけどちょっといいかしら?」


「分かりました!」


ガチャ


「姉様おはようございます!」

「急にごめんなさいね、ちょっとお誘いに来たの」

「何ですか???」

「一緒に魔法の練習をしましょう!父様には許可貰ったわよ!」

(んー魔法は何度も練習したからあれだけど、この世界の人達のレベルも知りたいなぁ……よし、するか!)



「もちろんいいですよ!」

「良かったわ!早速行きましょう」



僕達は訓練所向かった

「まず、私がお手本を見せるから良く見とくのよ」

「分かりました!」



「清く流れる水よ…力を貸して、、、
ウォーターボール!!!」 

ひゅるひゅるひゅる……
ポンッ

野球のボールくらいの大きさの水球が小さな音をだして的に当たった

…………え???


(嘘でしょ!この世界のレベル低くない?!あ、もしかしたら姉様が低いだけで他の人は違うかも……!)←失礼

「姉様凄いです!姉様の友達とかはどのくらいできるんですか??」

「ありがとう!そうねぇ…私と同じくらいのウォーターボールを出せる人もいるけど、的まで飛ばせない人が多いんじゃないかしら?」

(…意外とできる方だったのか!僕が漫画の読みすぎだったのかな…??)

「じゃあ、サフィもやってみましょう!」

「え?」

「さすがに今日は出せないかもしれないけど、感覚は掴んでおきましょう」

「わ、分かりました」
(ものすごーく弱くやれば大丈夫だよね……??)

「え、えっと…清く流れる水よ…ち、力を貸してください??ウォーターボール…」
と的に向かって打った





僕はとにかく弱くやった
魔力も全然込めてないし、詠唱も適当だったはすだ
だから失敗する予定だった



けど、実際は隣に驚きを隠せず口が開きすぎてしまってる姉様がおり、
僕の目の前にはさっきまであったはずの的は消え、壁に大きな穴があいていた…
















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