日本で死んだ無自覚美少年が異世界に転生してまったり？生きる話

家族会議 SIDE ヴォルフ

サフィリスがヴォルフにお願いしてきたその日の夜…








「急に集まってもらって悪いな」


「いいえ、サフィの為なら全然大丈夫です」


「そうよ！サフィちゃんが一番なんだから！」

サフィが寝たあとリビングに、ヴォルフがモナルダとアルフォードを呼びだした 

今から家族会議を行うために



「サフィが友達が欲しいとお願いしてきた」


「「え?!」」


「つい、可愛いお願いをされたので許してしまった」


「はぁ、いつか言うかもって思ってたけどもうきたのかぁ…」


「あなた！サフィちゃんには家の者以外会わせないようにしようと決めたじゃない！」



「しょうがないだろう。サフィが可愛い過ぎるのがいけない」


「まぁ、確かにそれは納得ですが…どうするんですか？サフィのあの姿みたら大変ですよ？」

私達が家の者以外会わせないようとしないのはもちろんサフィを守るためだ

最初は友達くらい大丈夫かと思ったが、その友達がもしサフィの情報を流し、サフィが狙われてしまったら大変なことになる

知っての通りサフィの容姿はすごい
サフィを外に出したら、強姦や誘拐は絶対ありえる

使用人は私達に忠誠を誓っているので大丈夫だが、
外の人間は危ないため、友達も作らせないとサフィ以外の家族で話し合っていた

「約束してしまったら守らないと、あなた嫌われるわよ？まぁ、それでも私達はそれでも全然構わないわ！」


「分かっている。だから呼び出したんだろう。サフィに近づけても大丈夫な奴を探すためにな」


「相手も貴族だと厄介なので、平民はいかかでしょう？」


「あぁ、確かにな。貴族は裏社会に繋がってる奴が多いからな」


「とは言っても普通の平民だと礼儀がなってないんじゃないかしら？？？」


意外と良い奴がおらず迷っていたとき


「あの子はどうでしょう…？」



「あの子とは？」



「メイドのリルダの子供です。リルダは7歳の息子がいると聞いてます。あの子なら母がしっかりしてるから礼儀も大丈夫でしょう」



「「！」」



「いいわね！リルダなら私達に忠誠を誓ってるから息子は裏切らないわね！！」



「その子ならサフィに合わせても大丈夫だな」




アルフォードの意見でまとまり、リルダの息子に決まった