6 / 41
4話 成長しました
しおりを挟む時が過ぎるのも早く僕は5歳になりました
…え?それまでどうしてたって?展開も早すぎだって?もちろん特に何も起きてませんよ
まぁ、強いて言うならみんな僕を溺愛しすぎなくらいかな
僕は自分を鏡で初めて見た時驚いた
銀髪に左目が金色の瞳に右目が空色の瞳だった
確かにこの世界でもこの容姿は珍しいらしいが、
顔は至って平凡だった
(こんな平凡な顔じゃなくて、アル兄様みたいなイケメンになりたかったなぁ……)
この5年間で気づいたことは、
僕のいるこの国はアマール王国という。同性婚も認められており、男でも妊娠できるように薬も開発されている
(本当に異世界って凄いなぁ…もうなんでもありの世界じゃん…)
僕を拾ってもらったこの家はミリナス公爵家という
結構すごい所だった
父様は第2騎士団の団長であり騎士団では冷徹な人間で有名らしい…結構忙しく会える日が少ない
(あの父様が冷徹だなんて想像できないなー)
母様はそんな多忙な父様にかわり領地の経営を手伝い趣味のガーデニングをしながら過ごしている
最近の口癖は、「サフィちゃんはずっと家にいてね!」だ。
(僕まだ5歳なんだけどな…)
僕の8歳年上で今13歳のアルフォード兄様(通称アル兄様)は学園に通い、休みの日には騎士になる為に訓練したり僕と一緒にあそんでくれる
(最近、スキンシップが激しいような気がするのは気のせいかな?)
そして10歳のルナマリア姉様は僕達の住んでいる家から離れている学園に通っており、寮生活をしている。長期休みぐらいしか帰って来れなくて父様よりも会える回数が少ない…なので姉様とは手紙のやりとりをしているが、1回に来る枚数が5枚以上あり読むのが大変だ。しかも内容はあまり大したことは無い
(なんで毎回僕の1週間の日程を聞くのかが分からない………)
僕といえばまったりするため3歳くらいからこっそり魔法の練習をしている
初めてステータスを見た時は驚いた
子供じゃ絶対にありえない数値だった
((3歳に見た時のステータス))↓↓
------------------------------
名前 サフィリス・ミリナス
体力 100
魔力 ∞
スキル 創造魔法 鑑定 アイテムボックス
隠蔽 召喚魔法 シュバルツの加護(←魔
法の威力を上げ、死んだ時1回復活可能)
称号 転生者 無自覚 神の愛子
ミリナス家に愛されしもの
------------------------------
これがシュバルツさんからのプレゼントなんだなと思った
(ありがたいけどもこれはやりすぎだろ…)
僕は1回魔法練習しすぎて倒れてしまった
魔力が無限といっても体には魔力を使えば使うほど負担がかかってしまい1週間ベットで生活していた
これを気に両親は僕の事を心配し、外に出ないようにいった
だから僕はまだ外に出たことはかい
(いや、あるっちゃあるけど庭までだしなぁ…
せっかく異世界に来たんだから外も気になるんだけどなぁ…)
1回兄様に父様達を説得するよう頼んだのだが、
「外には危ないヤツらが多く、サフィが狙われてしまうから絶対に出ては行けないよ」
と言われてしまい逆に兄様にも言われてしまった
(僕なんか狙うわけないのに…)
そんなこともあり僕は常に暇で魔法の練習をして、今では結構な種類を使えるようになった
(使う場面はまだ来ないんだけどね)
39
お気に入りに追加
3,141
あなたにおすすめの小説
傾国の伯爵子息に転生しました-嵌められた悪女♂は毎日が貞操の危機-
ハヤイもち
BL
”だからお前のことを手に入れることにする”
高校三年生卒業間際の誰もいない教室で親友に告白された主人公。
しかし、気づいたら悪役子息:シャルル伯爵子息に転生していた。
元の世界に戻るためにはシャルルを演じ切らないといけない。
しかし、その物語のシャルルは王子を陥れ、兄弟たちで殺し合わせた末に、
隣国の王子をたぶらかし亡命→その後気まぐれで自国に戻った際に
騎士団長に捕らわれて処刑されるというすさまじい悪役だった。
それでも元の世界に戻るために主人公は悪役を演じ切ると誓うが…。
※主人公は関西弁で本心隠す系男子。
2chスレ描写あります。
親友→→主人公(ヤンデレ)
隣国王子→→主人公
など主人公愛され描写あり。
悪役の俺だけど性的な目で見られています…(震)
彩ノ華
BL
悪役に転生した主人公が周りから性的な(エロい)目で見られる話
*ゆるゆる更新
*素人作品
*頭空っぽにして楽しんでください
⚠︎︎エロにもちょいエロでも→*をつけます!
王道学園なのに、王道じゃない!!
主食は、blです。
BL
今作品の主人公、レイは6歳の時に自身の前世が、陰キャの腐男子だったことを思い出す。
レイは、自身のいる世界が前世、ハマりにハマっていた『転校生は愛され優等生.ᐟ.ᐟ』の世界だと気付き、腐男子として、美形×転校生のBのLを見て楽しもうと思っていたが…
転生したので異世界でショタコンライフを堪能します
のりたまご飯
BL
30歳ショタコンだった俺は、駅のホームで気を失い、そのまま電車に撥ねられあっけなく死んだ。
けど、目が覚めるとそこは知らない天井...、どこかで見たことのある転生系アニメのようなシチュエーション。
どうやら俺は転生してしまったようだ。
元の世界で極度のショタコンだった俺は、ショタとして異世界で新たな人生を歩む!!!
ショタ最高!ショタは世界を救う!!!
ショタコンによるショタコンのためのBLコメディ小説であーる!!!
主人公の兄になったなんて知らない
さつき
BL
レインは知らない弟があるゲームの主人公だったという事を
レインは知らないゲームでは自分が登場しなかった事を
レインは知らない自分が神に愛されている事を
表紙イラストは マサキさんの「キミの世界メーカー」で作成してお借りしています⬇ https://picrew.me/image_maker/54346
美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました
SEKISUI
BL
ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた
見た目は勝ち組
中身は社畜
斜めな思考の持ち主
なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う
そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される
ヒロイン不在の異世界ハーレム
藤雪たすく
BL
男にからまれていた女の子を助けに入っただけなのに……手違いで異世界へ飛ばされてしまった。
神様からの謝罪のスキルは別の勇者へ授けた後の残り物。
飛ばされたのは神がいなくなった混沌の世界。
ハーレムもチート無双も期待薄な世界で俺は幸せを掴めるのか?
その男、有能につき……
大和撫子
BL
俺はその日最高に落ち込んでいた。このまま死んで異世界に転生。チート能力を手に入れて最高にリア充な人生を……なんてことが現実に起こる筈もなく。奇しくもその日は俺の二十歳の誕生日だった。初めて飲む酒はヤケ酒で。簡単に酒に呑まれちまった俺はフラフラと渋谷の繁華街を彷徨い歩いた。ふと気づいたら、全く知らない路地(?)に立っていたんだ。そうだな、辺りの建物や雰囲気でいったら……ビクトリア調時代風? て、まさかなぁ。俺、さっきいつもの道を歩いていた筈だよな? どこだよ、ここ。酔いつぶれて寝ちまったのか?
「君、どうかしたのかい?」
その時、背後にフルートみたいに澄んだ柔らかい声が響いた。突然、そう話しかけてくる声に振り向いた。そこにいたのは……。
黄金の髪、真珠の肌、ピンクサファイアの唇、そして光の加減によって深紅からロイヤルブルーに変化する瞳を持った、まるで全身が宝石で出来ているような超絶美形男子だった。えーと、確か電気の光と太陽光で色が変わって見える宝石、あったような……。後で聞いたら、そんな風に光によって赤から青に変化する宝石は『ベキリーブルーガーネット』と言うらしい。何でも、翠から赤に変化するアレキサンドライトよりも非常に希少な代物だそうだ。
彼は|Radius《ラディウス》~ラテン語で「光源」の意味を持つ、|Eternal《エターナル》王家の次男らしい。何だか分からない内に彼に気に入られた俺は、エターナル王家第二王子の専属侍従として仕える事になっちまったんだ! しかもゆくゆくは執事になって欲しいんだとか。
だけど彼は第二王子。専属についている秘書を始め護衛役や美容師、マッサージ師などなど。数多く王子と密に接する男たちは沢山いる。そんな訳で、まずは見習いから、と彼らの指導のもと、仕事を覚えていく訳だけど……。皆、王子の寵愛を独占しようと日々蹴落としあって熾烈な争いは日常茶飯事だった。そんな中、得体の知れない俺が王子直々で専属侍従にする、なんていうもんだから、そいつらから様々な嫌がらせを受けたりするようになっちまって。それは日増しにエスカレートしていく。
大丈夫か? こんな「ムササビの五能」な俺……果たしてこのまま皇子の寵愛を受け続ける事が出来るんだろうか?
更には、第一王子も登場。まるで第二王子に対抗するかのように俺を引き抜こうとしてみたり、波乱の予感しかしない。どうなる? 俺?!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる