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第一章【光と闇・そして崩壊】
【異世界日記③】
しおりを挟む新たに知り得た用語やキャラクターを纏めておこう。
・【シークレット・ストーリア】
絶体絶命だった燕の頭の中に突如浮かんだ言葉。この言葉を強く思う事で、パールホワイトの光が世界を駆け抜ける。だが、その効力はまだ不明。パティークはこれを『奇跡を起こす力』と予想している。
・【プラムベリー】
ゼルプストに点在する町の一つ。この世界では三番目に大きな町とされているが、暮らしているカラクターは50人程度。当時絶大な人気を誇ったリーチアリスの元に集まって出来たのが始まりとされている。力を失った今でもリーチアリスはこの町のまとめ役。
・【リヴダル】
ゼルプストにある地下につくられた町。煌闇のカラクターは基本的に地下で暮らしているらしく、その中で一番大きな町がこのリヴダル。闇のブライテストストーンを持つココラージュが治めているが、その実態はまだ謎である。
・【インフルエンスワールド】
この世界『ゼルプスト』を指した言葉で『影響する世界』という意味がある。燕に関するありとあらゆる事象が、この世界では影響を及ぼす。
《キャラクター紹介》
・【犬飼徳】
燕の幼なじみであり、人間。どういう訳か燕同様にこの世界に迷い込んだ。
パティークと出会い、一緒に燕を探す旅をしてきた。
過去に後悔があり、燕の事を守ろうという気持ちは強いが、この世界ではただの人間である為ほぼ出来る事がが無い。
・【リーチアリス】
煌光で『ターコイズ』のストーンを持ち煌度は9と低いがプラムベリーのリーダー。『叙情性』という感情表現に富んだ特性を持ち、数数のカラクターから指示を集めていた。煌度を失った今でもその人気が衰えることは無い。
・【グリード】
煌光で『カフェオレ』のストーンを持つ、珍しい男性型のカラクター。煌度は14と高く、その特性は『料理好き』ということもあり、彼の作る料理はゼルプストでも絶品料理であると評判だ。このような特性は感情や環境に左右される事が少ないため、煌度の変化が少ないと言われている。ノイが言うにはこう見えてなかなか頭もキレるらしい。
・【オプティ】
煌光で『チェリーレッド』のストーンを持ち煌度も15と高い。特性は『現実主義』で、スーツを身にまとい大人っぽいカラクター。
・【ラテラテ】
煌光で『ボルトグリーン』のストーンを持つカラクター。煌度は10と低いが、ここ数年でかなりの力を落としたと言われている。特性は『おおらか』で、彼女は人を責めたり咎めたりすることは絶対にしない。
・【プル】
煌光で『プルプル』のストーンを持つカラクター。プルプルとは緑を多く配合した強い紫色である。煌度は12で特性は『呑気』。その特性故、危機感が薄く、何事にもなんとかなるの精神で望む傾向がある。ただ、熱くなり過ぎず、不安や恐怖と言った感情にも動じないので、その場を安心させるという役割も密かに担っている。
・【ココラージュ】
煌闇で【墨色】のストーンを持つカラクター。現、闇のブライテストストーンで煌度は17。特性は『孤独』と副属性に『秘密』がある。
全ての煌闇のカラクターの中でもリーダー格であり、一目置かれた存在。地下町リブダルを治め、煌光のカラクターに対し強い対抗心を抱いていると同時に、マスターである燕の命を狙う存在。
特殊能力『マリス・パシオン』は墨色の炎を自在に操る事が出来る能力。
・【ジェノン】
煌闇で『弁財柄』のストーンを持つカラクター。煌度が16と非常に高く、ココラージュの右腕的存在。
特性『陰気』と副属性に『破壊』を持っている為、マスターである燕はこの世界を壊そうとしているのではないかと言われている。
特殊能力で局地的な爆発を起こす事が出来る。時限性でタイムラグがあるが、爆破源が見えない。
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