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★樹里の雅樹との大切な秘密と、なぜ親が許せないのか。
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★樹里の視界
考えただけで、お湯につかっているという状況以外で、顔が火照ってくるのが分かる。
何なら見せてあげてもよかったんよ?
女の身体はこんなもんだと。
それで自信につながるならそれでいいと。
はっきりいって女とのコミュニケーションは男の場合「理由なき自信」が大半だと思う。私はそういう男は嫌いだけど、言い寄ってくるのはそういうのが多いし、寄られて悪い顔しない女も割といる。
自信はつけてもらいたいが、自信のせいで性格が変わったり、女性の取り巻きが増えてしまうのが嫌だ。自分で不機嫌になり、お湯を軽く叩く。水の弾かれた音が無音の室内に響く。
湯舟につかりながらそんなことを思う。。。
今日はなんとなく白い入浴剤を入れてみた。
なんとなく今日あった嫌な出来事を白い色で治めたかったから。
女性の身体はキレイではない。グロテスクなものよ。
化粧したり、いい香りを身につけたり、スキンケアをしたり、キレイな下着を身に着けようとするだけの生き物で、身体がキレイなわけではない。男のそれとなんら変わらない。それをあんなエロゲーやアニメばかり見ていたら、逆になにか良い匂いでもするかのように描いてある。秘密の花園なんてものはない。
けど、本当に汚いって思われたら、やっぱりショックだし、
逆にキレイだって言ってきたら、私その後どうしたらいいかが分からなくなる。。。
そして当たり前なのか何なのか、昔と違って「恥ずかしい」と思う気持ちが私の中で強くなりすぎている。昔は何でも「よし、やってやるんだ!」と思ったらそちらを優先できたのに。。。切ない気持ちを知れば知るほど、プライドが高くなればなるほど、大胆な行動には出れなくなるみたいだ。あと、自分の身体の『ある特徴』を見せてしまうことも・・・・だから当然できないなと思ったのでもう一つの選択肢として玄関で、昔のキスの話をした。今じゃあせいぜい下着を見せて反応を伺うのが精一杯。そういえばこないだからあにぃに買ってもらった(弁償させた)イジャーレビアンテのセットアップばかり洗濯が上がり次第身に着けている。終いにあにぃにそれがバレないかと心配になる。
(あれを付けると、幸せな気持ちになれる・・・)
別に派手でもなく、男を挑発する要素もない、シンプルなもの。初めてつけて部屋の鏡で見た時に、自分の大事な部分があにぃに守られている気がしたし、包まれている気がして、嬉しくて目じりが下がり切った。
この際私の下着はあにぃが全部揃えてくれたらいいんだ。それを私が履くから。。。けどすごくいやらしいやつをあにぃが選んだら・・・・
そう思うと心無しか自分が嬉しくなっていることにまた恥ずかしくなり、目の下まで湯舟に浸かる。やがて身体の酸素が無くなり、もう一度口まで浮上する。
やはり少し酔ってるのかも。人はその気になればコーラでもサイダーでも酔えると私は思っている。頭にターバンのようにタオルを巻きつけているので自由ではないが、ソロリと後ろに頭を寝かして仰向けのようになった。
――――落ち着こうよ。
今回、田中の一件で色んな事があった。自分の中で色んな事が思い出された。思い出されただけではなく、まだ飛び散った破片がキラキラと輝いていて、それらが自分に不意に突き刺さり、私の中で再びあの想いを形成してしまった。
――――やっぱり、私はあにぃが好き。
今回、田中に盗られかけて自覚した。
内心全部持って行かれたらどうしようと、冷や冷やしていた。
私にとって『男友達』とか『男の子』ではなく、勿論その部分もあってプラス『男の人』と呼べるのは、あにぃだけでいい。
ダメな想いなのは分かっている。ダメな想いだから封印していた。けど、今回色々あって、やっぱり思い知らされた。封印は解かれたんだ。
――――あと、私って少し変態なのかもしれない。
ずっと自分はあにぃに嫉妬してもらう立場だった。今回それが何度となく、自分が嫉妬をさせられる側になった。今までにここまで大きいのはなかった。そのせいで、自分の中に『未知なる感覚』を覚えることがあった。何度かきっちりと考えようと思っていたが時間がなかったし、まとまりにくかった。けどだいたい分かるようになってきた。
あにぃが自分と違う女の人を連れてデートやら食事を楽しむ。コミュニケーションを上達させるためだと自分で言い聞かせて、自分から彼を女の元へやる。『私の知らないところで、私が知っている女と何をしているか分からない』それを想像すると気が気でなくて、日頃あんまり考えないようにしているあにぃのことが頭の中でいっぱいになってきて、自分の中で不安だけでなくて悦びに変わって行く。それが今回、封印を解いてしまった原因かもしれない。さっきも告白しろとか言ってしまった。そして告白しているところを想像して悶える。本当に行ってしまったらそれは違う、それは無理だ。許さない。けど戻ってくる前提で、私と違う女に告白している姿を想像しただけで、私の情念が燃え上がる。
(田中になんて言ったの?言いなさいよ‥‥言ってみなさいよ今ここで、私に。え?聞こえない‥‥もっとはっきり言ってよ。で?どうだったの?うん?じゃないわよ、言ってみてどんな気持ちになったの?何を想像したの?言ってみなさいよ、この浮気者、色魔、好色‥‥私という女が傍に居るのに、よくもそんなつまらない他の女に気をやったわね?どんなお仕置きしてやろうかしら?そしてどうやってあにぃを清めてあげようかしら‥‥)
さすがにやらない‥‥でも本当はやりたい。言い淀むあにぃの表情を見ながらジリジリと詰め寄りたい。色んなお仕置きをして、最後は私が彼を清めたい。じっくりとたっぷりと、沼に溺れさせるように。そして私の方が断然いい女だって思わせたい。
(あにぃが誰かに寝取られる願望?‥‥本気のやつはダメだが、ごっこ的なものや際どいものならホンのちょっとだけあるかも。だってそうじゃないとこの気持ちにはならないから)
やっぱりちょっと変態なのかもしれない。
もうあにぃとはもう四年、一緒にお風呂には入っていない。逆に言えば私が十一歳のときまで、あにぃが十二歳の時まで一緒に入っていた。
あの頃からしたらお互いの身体も大きく変化したし。でも私の身体が変化してきてた時もまだ一緒に入っていた。私はそれでよかった。時折十二歳のあにぃは私に少年と男性が入り混じったような顔をして私の身体を見た。それが私は誇らしく思えた。私を「女」として見てもらえてることにとても興奮したし嬉しかった。ある時、あにぃがお風呂の中で胸を触らせてほしいと私にお願いしてきた。あの時私は拒まなかった。自分から浴槽で胸にあにぃの手を持って行った。あにぃは照れくさそうに私の胸を触った。男性の触り方ではなく、おっかなびっくりの優しい触り方だった。触られている間、勝ち誇ったような気持ちになれた。添い寝も同じときまでしていた。よくキスはした。チュッと口付ける子供のじゃれ合いのようなキスだ。最初はまだ六歳か七歳のころ「樹里ちゃんキスしたい」とあにぃが言ってきたからだった。それからこっそり親にばれないように布団の中に潜って何度もするのが私たちの習慣だった。私が十一歳ぐらいのあるとき、当時サスペンスものというのがテレビでやっていて、今から考えれば大胆なベッドシーンが二時間の間に一回二回とあった。割とうちの親はオープンなので平気で見ていたし、私たちもその場にいた。あるとき「あんなベロベロしたチュー(舌を絡めたディープキスのこと)って、その後ハーハー言ってて気持ち良さそうだけど、本当に気持ちいいのかなあ?」とあにぃが言ってきた。私は「じゃあ、してみよう」と言った。それが私の、私たちの本当のファーストキスだった。普通のキスとは比べ物にならないほど官能的で、頭の中身が全部とろけそうだった。私は夢中になっていたのを覚えている。でも二人とも子供なので、そこから先には進めなかった。そのあと私に初潮がきて、それでも一緒に寝ていてあにぃまで血まみれにしたことがあった。あにぃは本当にビビっていたけど、経血のついたあにぃを見て「そのまま私の血液をあにぃに浸み込ませて」と思った。それからでも気にしないことにして一緒に寝ていて何度かその「大人のキス」をしていた。何度目だっただろう、親に見つかってしまって二人は離された。
今、自分の眉間にしわが寄ったことが分かった。
ダメなことだと分かっていても私から「秘密の大事なもの」を引き離し奪い取ったことは許せなかった。私は何かにつけて猛烈に母親そして派生して父親に反抗した。あにぃは怖がって見ていたか、終わった後に私をフォローしてくれた。そしてあにぃがいじめられる予兆も察知し、バカ親どもに相談もしたが何もしなかった。有効な手立てを何も打てなかった。あいつらは真性バカだ。その後から学校と戦っても教育委員会やマスコミに訴えても意味がない。しっかりきっちりあにぃは傷つき、心を閉ざしたじゃないか。マスコミに訴えたのは諸刃の剣で、私達のことも色々悪く書き立てられた。
――――色々許せない。特に私たちを引き裂いたことが!
でも親には感謝もしている。なぜなら『血のつながりのないであろう私を育ててくれたから』それと同時に憎んでいる。『血のつながりのない最愛の人を、私から『兄妹だから』という建前だけのために奪い取ったから』
★樹里の視界 終了
考えただけで、お湯につかっているという状況以外で、顔が火照ってくるのが分かる。
何なら見せてあげてもよかったんよ?
女の身体はこんなもんだと。
それで自信につながるならそれでいいと。
はっきりいって女とのコミュニケーションは男の場合「理由なき自信」が大半だと思う。私はそういう男は嫌いだけど、言い寄ってくるのはそういうのが多いし、寄られて悪い顔しない女も割といる。
自信はつけてもらいたいが、自信のせいで性格が変わったり、女性の取り巻きが増えてしまうのが嫌だ。自分で不機嫌になり、お湯を軽く叩く。水の弾かれた音が無音の室内に響く。
湯舟につかりながらそんなことを思う。。。
今日はなんとなく白い入浴剤を入れてみた。
なんとなく今日あった嫌な出来事を白い色で治めたかったから。
女性の身体はキレイではない。グロテスクなものよ。
化粧したり、いい香りを身につけたり、スキンケアをしたり、キレイな下着を身に着けようとするだけの生き物で、身体がキレイなわけではない。男のそれとなんら変わらない。それをあんなエロゲーやアニメばかり見ていたら、逆になにか良い匂いでもするかのように描いてある。秘密の花園なんてものはない。
けど、本当に汚いって思われたら、やっぱりショックだし、
逆にキレイだって言ってきたら、私その後どうしたらいいかが分からなくなる。。。
そして当たり前なのか何なのか、昔と違って「恥ずかしい」と思う気持ちが私の中で強くなりすぎている。昔は何でも「よし、やってやるんだ!」と思ったらそちらを優先できたのに。。。切ない気持ちを知れば知るほど、プライドが高くなればなるほど、大胆な行動には出れなくなるみたいだ。あと、自分の身体の『ある特徴』を見せてしまうことも・・・・だから当然できないなと思ったのでもう一つの選択肢として玄関で、昔のキスの話をした。今じゃあせいぜい下着を見せて反応を伺うのが精一杯。そういえばこないだからあにぃに買ってもらった(弁償させた)イジャーレビアンテのセットアップばかり洗濯が上がり次第身に着けている。終いにあにぃにそれがバレないかと心配になる。
(あれを付けると、幸せな気持ちになれる・・・)
別に派手でもなく、男を挑発する要素もない、シンプルなもの。初めてつけて部屋の鏡で見た時に、自分の大事な部分があにぃに守られている気がしたし、包まれている気がして、嬉しくて目じりが下がり切った。
この際私の下着はあにぃが全部揃えてくれたらいいんだ。それを私が履くから。。。けどすごくいやらしいやつをあにぃが選んだら・・・・
そう思うと心無しか自分が嬉しくなっていることにまた恥ずかしくなり、目の下まで湯舟に浸かる。やがて身体の酸素が無くなり、もう一度口まで浮上する。
やはり少し酔ってるのかも。人はその気になればコーラでもサイダーでも酔えると私は思っている。頭にターバンのようにタオルを巻きつけているので自由ではないが、ソロリと後ろに頭を寝かして仰向けのようになった。
――――落ち着こうよ。
今回、田中の一件で色んな事があった。自分の中で色んな事が思い出された。思い出されただけではなく、まだ飛び散った破片がキラキラと輝いていて、それらが自分に不意に突き刺さり、私の中で再びあの想いを形成してしまった。
――――やっぱり、私はあにぃが好き。
今回、田中に盗られかけて自覚した。
内心全部持って行かれたらどうしようと、冷や冷やしていた。
私にとって『男友達』とか『男の子』ではなく、勿論その部分もあってプラス『男の人』と呼べるのは、あにぃだけでいい。
ダメな想いなのは分かっている。ダメな想いだから封印していた。けど、今回色々あって、やっぱり思い知らされた。封印は解かれたんだ。
――――あと、私って少し変態なのかもしれない。
ずっと自分はあにぃに嫉妬してもらう立場だった。今回それが何度となく、自分が嫉妬をさせられる側になった。今までにここまで大きいのはなかった。そのせいで、自分の中に『未知なる感覚』を覚えることがあった。何度かきっちりと考えようと思っていたが時間がなかったし、まとまりにくかった。けどだいたい分かるようになってきた。
あにぃが自分と違う女の人を連れてデートやら食事を楽しむ。コミュニケーションを上達させるためだと自分で言い聞かせて、自分から彼を女の元へやる。『私の知らないところで、私が知っている女と何をしているか分からない』それを想像すると気が気でなくて、日頃あんまり考えないようにしているあにぃのことが頭の中でいっぱいになってきて、自分の中で不安だけでなくて悦びに変わって行く。それが今回、封印を解いてしまった原因かもしれない。さっきも告白しろとか言ってしまった。そして告白しているところを想像して悶える。本当に行ってしまったらそれは違う、それは無理だ。許さない。けど戻ってくる前提で、私と違う女に告白している姿を想像しただけで、私の情念が燃え上がる。
(田中になんて言ったの?言いなさいよ‥‥言ってみなさいよ今ここで、私に。え?聞こえない‥‥もっとはっきり言ってよ。で?どうだったの?うん?じゃないわよ、言ってみてどんな気持ちになったの?何を想像したの?言ってみなさいよ、この浮気者、色魔、好色‥‥私という女が傍に居るのに、よくもそんなつまらない他の女に気をやったわね?どんなお仕置きしてやろうかしら?そしてどうやってあにぃを清めてあげようかしら‥‥)
さすがにやらない‥‥でも本当はやりたい。言い淀むあにぃの表情を見ながらジリジリと詰め寄りたい。色んなお仕置きをして、最後は私が彼を清めたい。じっくりとたっぷりと、沼に溺れさせるように。そして私の方が断然いい女だって思わせたい。
(あにぃが誰かに寝取られる願望?‥‥本気のやつはダメだが、ごっこ的なものや際どいものならホンのちょっとだけあるかも。だってそうじゃないとこの気持ちにはならないから)
やっぱりちょっと変態なのかもしれない。
もうあにぃとはもう四年、一緒にお風呂には入っていない。逆に言えば私が十一歳のときまで、あにぃが十二歳の時まで一緒に入っていた。
あの頃からしたらお互いの身体も大きく変化したし。でも私の身体が変化してきてた時もまだ一緒に入っていた。私はそれでよかった。時折十二歳のあにぃは私に少年と男性が入り混じったような顔をして私の身体を見た。それが私は誇らしく思えた。私を「女」として見てもらえてることにとても興奮したし嬉しかった。ある時、あにぃがお風呂の中で胸を触らせてほしいと私にお願いしてきた。あの時私は拒まなかった。自分から浴槽で胸にあにぃの手を持って行った。あにぃは照れくさそうに私の胸を触った。男性の触り方ではなく、おっかなびっくりの優しい触り方だった。触られている間、勝ち誇ったような気持ちになれた。添い寝も同じときまでしていた。よくキスはした。チュッと口付ける子供のじゃれ合いのようなキスだ。最初はまだ六歳か七歳のころ「樹里ちゃんキスしたい」とあにぃが言ってきたからだった。それからこっそり親にばれないように布団の中に潜って何度もするのが私たちの習慣だった。私が十一歳ぐらいのあるとき、当時サスペンスものというのがテレビでやっていて、今から考えれば大胆なベッドシーンが二時間の間に一回二回とあった。割とうちの親はオープンなので平気で見ていたし、私たちもその場にいた。あるとき「あんなベロベロしたチュー(舌を絡めたディープキスのこと)って、その後ハーハー言ってて気持ち良さそうだけど、本当に気持ちいいのかなあ?」とあにぃが言ってきた。私は「じゃあ、してみよう」と言った。それが私の、私たちの本当のファーストキスだった。普通のキスとは比べ物にならないほど官能的で、頭の中身が全部とろけそうだった。私は夢中になっていたのを覚えている。でも二人とも子供なので、そこから先には進めなかった。そのあと私に初潮がきて、それでも一緒に寝ていてあにぃまで血まみれにしたことがあった。あにぃは本当にビビっていたけど、経血のついたあにぃを見て「そのまま私の血液をあにぃに浸み込ませて」と思った。それからでも気にしないことにして一緒に寝ていて何度かその「大人のキス」をしていた。何度目だっただろう、親に見つかってしまって二人は離された。
今、自分の眉間にしわが寄ったことが分かった。
ダメなことだと分かっていても私から「秘密の大事なもの」を引き離し奪い取ったことは許せなかった。私は何かにつけて猛烈に母親そして派生して父親に反抗した。あにぃは怖がって見ていたか、終わった後に私をフォローしてくれた。そしてあにぃがいじめられる予兆も察知し、バカ親どもに相談もしたが何もしなかった。有効な手立てを何も打てなかった。あいつらは真性バカだ。その後から学校と戦っても教育委員会やマスコミに訴えても意味がない。しっかりきっちりあにぃは傷つき、心を閉ざしたじゃないか。マスコミに訴えたのは諸刃の剣で、私達のことも色々悪く書き立てられた。
――――色々許せない。特に私たちを引き裂いたことが!
でも親には感謝もしている。なぜなら『血のつながりのないであろう私を育ててくれたから』それと同時に憎んでいる。『血のつながりのない最愛の人を、私から『兄妹だから』という建前だけのために奪い取ったから』
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