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★弱きものの処遇
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その日の晩、勉強が割とサクサク進んでしまったので、許された時間、ネットサーフィンをしていた。こないだの竿役の記事が頭にこびりついているようで、僕自身そのサイトにアクセスしてみた。男女間のゴシップと下ネタに特化したサイトだった。気を付けないと危ないサイトに飛ばされそうな気配すらする。しかし、やはり気になる記事はある。こないだほどではないし、あまり関係もないが、今後自分に奥さんというものが出来た時に(それ以前の問題に悩んでいて、そこを考えるのはおこがましいのだが)と思い、見た記事がこれ。
『蛙化してしまう夫。狂暴なまでに見切りをつける嫁』
これだ。
なので、あまり自分の置かれている状況とは違う。だがなぜか目を通した。
ざっくりこんな感じだ。
旦那四十三歳、嫁三十七歳。子供なし。結婚5年目。嫁さんの仮名はB子。
元々旦那は大手製造業A社に勤めていて、平社員で年収は六百超、奥さんは結婚後パートをしていた。しかし旦那がリストラに会い、会社を去ることに。奥さんは最初は気にせず、旦那さんを支えていた。しかし不景気ですぐに就職先も見つからず、時間がかかるごとに不安が募る。旦那さんは物流関係の仕事につき、年収は五百超に。落ちたとは言え、そこまで大きくは落ちなかったが、その後奥さんが妊娠出産。そして子供が二歳ぐらいから様子が変わる。物流の長時間労働に対して旦那さんは体育会系なので大丈夫は大丈夫だったのだが、拘束時間の長さから、奥さんと揉めることが多くなりだし、七転八倒のケンカに。そのケンカの原因は旦那の結婚前の言葉にあるという。
自分は一流企業勤めだから、退職金も最後まで働けたならこれぐらいある。
→なくなった。
自分の企業は超有名企業だ。
→超有名運送会社(体力があれば一応は誰で就職可能)。
ワークライフバランスが取れている
→長時間労働で給料を稼ぐ運送会社では不可能。
出世は望まないが行く末は安泰。
→運送会社なので走ってなんぼ。出勤してなんぼ、運んでなんぼ。重労働に対する対価をもらえる。当然と言えば当然の職務。
B子さん
「私の場合は、超大手有名企業に勤める旦那さんと結婚したのかもしれません。今は離婚しています。出会い系サイトに登録して、有名企業の彼を探していますね」
まずここよ。子供おるのにちょっと。。。変わり身早すぎませんか??ってなった。
もうだいたい察しがつくわ。
インタビューア―
「どうして蛙化現象が起きたと思いますか?リストラにあったとは言え、さほど年収も大きく下がらず、生活費はちゃんと入れていてくれていたのでしょう」
B子さん
「今まで言ってきたことが違うようになってきたんですね。一緒に家事しようね、とか、休日は子供も一緒に公園行こうね、とか、水族館行こうね、とか。でも結婚してリストラされて、仕事が変わって、その中で、段々この人言ってることとやっていること違うやんて、思うようになりまして・・・・まず一日の労働時間なんて十三時間超えますし、帰ってきたらクタクタで家事はしなくなりました。洗濯物とかも見て見ぬふりが多くなって。そして日曜日も仕事でしょう。週に一回しか休みはない。段々『あの時あなたはこう言ったわ、けど今のこれは何?』『あの時あなたはこうだったわ、だけど現状これ?』って言うようになりまして」
インタビューアー
「まるで伏線回収ですね」
B子
「そう、伏線回収をしちゃうようになるんです。で、回収できないでしょ。その時の旦那の情けなさ加減にイライラが止まりませんでしたよ」
インタビューアー
「どんなふうにイライラするのですか?」
B子
「もう『キー!』ってなるんです。弱くて情けなくて見下してしまうのが態度に出てしまうんです。子供も居てるからやめなあかんて思いつつ、やってしまう。最後の方は背中を蹴りつけたり、フライパンで殴ったりしていました」
暴力じゃねぇかよ。旦那だってそうなりたくってなったんじゃないだろうに。。。
インタビューアー
「そこまでしないといけないのは何かあったのですか?昔に旦那さんに助けて欲しい時に助けてもらえなかったとか」
B子
「いや、特に何もないんですよ。子供が産まれた時なんて自分も眠いはずなのに一緒に寝ずに色々やってくれました。けど旦那の時は、私はダメでしたね。で、結局逃げるように別れました。私が暴力を奮っている時、泣きながら『ごめんね、ごめんねー』言うんですよ。言われれば言われるほど気持ちが暴走する。だから自分から遠ざけるために逃げるように離婚しました」
――――謝れば謝るほど、自分が言ったことに対して実現できない情けない自分を認めてしまうことになる。そして認めてしまうことが許せなくてさらに暴力を振るうようになる。『某有名製造メーカーに勤めていた旦那さん』を愛していて、旦那さんそのものはさほど好きではなく、むしろ不甲斐ない彼を見てしまうと幻滅する。幻滅するたびにイライラが募り、最後は詰め寄り、暴力に発展する。人は元々色んな側面があります。自分は弱い時・調子のよい時すべて受け入れてもらえているのに、他人に対してはある一部分しか愛していない。それ以外は認められない。
あなたは知っていますか、自分の愛する人の隠れた本性を?
ええ~~~酷い終わり方・・・・まとめ方がもう酷すぎ。
そんなん旦那が辛い時は助け合わないといけないんじゃないの?そういう苦難を二人で乗り越えてこその夫婦じゃないのかな?お互い調子のいい時悪い時があるんだからさ。奥さん調子が悪い時だってあったって書いてある。そんな時は助けてもらって当たり前で、旦那が助けて欲しい時は『こんなはずじゃなかった!!この野郎!!この馬鹿野郎!!』と期待に沿えずに謝っている旦那にさらに追い詰めるように暴力を振るう。
こんな人次また有名企業の彼氏ができてもいつかまた同じことするよ。だってそれが本性だもの。付き合っている時は知らないで、結婚して調子悪くなってこれって酷いなあ・・・・まあ、田中さんとかは違うと思うし、樹里・・・・樹里も暴力は違うって分かっているから、無いと思う。
こないだほど気にしないでいい記事みたいだ。
『蛙化してしまう夫。狂暴なまでに見切りをつける嫁』
これだ。
なので、あまり自分の置かれている状況とは違う。だがなぜか目を通した。
ざっくりこんな感じだ。
旦那四十三歳、嫁三十七歳。子供なし。結婚5年目。嫁さんの仮名はB子。
元々旦那は大手製造業A社に勤めていて、平社員で年収は六百超、奥さんは結婚後パートをしていた。しかし旦那がリストラに会い、会社を去ることに。奥さんは最初は気にせず、旦那さんを支えていた。しかし不景気ですぐに就職先も見つからず、時間がかかるごとに不安が募る。旦那さんは物流関係の仕事につき、年収は五百超に。落ちたとは言え、そこまで大きくは落ちなかったが、その後奥さんが妊娠出産。そして子供が二歳ぐらいから様子が変わる。物流の長時間労働に対して旦那さんは体育会系なので大丈夫は大丈夫だったのだが、拘束時間の長さから、奥さんと揉めることが多くなりだし、七転八倒のケンカに。そのケンカの原因は旦那の結婚前の言葉にあるという。
自分は一流企業勤めだから、退職金も最後まで働けたならこれぐらいある。
→なくなった。
自分の企業は超有名企業だ。
→超有名運送会社(体力があれば一応は誰で就職可能)。
ワークライフバランスが取れている
→長時間労働で給料を稼ぐ運送会社では不可能。
出世は望まないが行く末は安泰。
→運送会社なので走ってなんぼ。出勤してなんぼ、運んでなんぼ。重労働に対する対価をもらえる。当然と言えば当然の職務。
B子さん
「私の場合は、超大手有名企業に勤める旦那さんと結婚したのかもしれません。今は離婚しています。出会い系サイトに登録して、有名企業の彼を探していますね」
まずここよ。子供おるのにちょっと。。。変わり身早すぎませんか??ってなった。
もうだいたい察しがつくわ。
インタビューア―
「どうして蛙化現象が起きたと思いますか?リストラにあったとは言え、さほど年収も大きく下がらず、生活費はちゃんと入れていてくれていたのでしょう」
B子さん
「今まで言ってきたことが違うようになってきたんですね。一緒に家事しようね、とか、休日は子供も一緒に公園行こうね、とか、水族館行こうね、とか。でも結婚してリストラされて、仕事が変わって、その中で、段々この人言ってることとやっていること違うやんて、思うようになりまして・・・・まず一日の労働時間なんて十三時間超えますし、帰ってきたらクタクタで家事はしなくなりました。洗濯物とかも見て見ぬふりが多くなって。そして日曜日も仕事でしょう。週に一回しか休みはない。段々『あの時あなたはこう言ったわ、けど今のこれは何?』『あの時あなたはこうだったわ、だけど現状これ?』って言うようになりまして」
インタビューアー
「まるで伏線回収ですね」
B子
「そう、伏線回収をしちゃうようになるんです。で、回収できないでしょ。その時の旦那の情けなさ加減にイライラが止まりませんでしたよ」
インタビューアー
「どんなふうにイライラするのですか?」
B子
「もう『キー!』ってなるんです。弱くて情けなくて見下してしまうのが態度に出てしまうんです。子供も居てるからやめなあかんて思いつつ、やってしまう。最後の方は背中を蹴りつけたり、フライパンで殴ったりしていました」
暴力じゃねぇかよ。旦那だってそうなりたくってなったんじゃないだろうに。。。
インタビューアー
「そこまでしないといけないのは何かあったのですか?昔に旦那さんに助けて欲しい時に助けてもらえなかったとか」
B子
「いや、特に何もないんですよ。子供が産まれた時なんて自分も眠いはずなのに一緒に寝ずに色々やってくれました。けど旦那の時は、私はダメでしたね。で、結局逃げるように別れました。私が暴力を奮っている時、泣きながら『ごめんね、ごめんねー』言うんですよ。言われれば言われるほど気持ちが暴走する。だから自分から遠ざけるために逃げるように離婚しました」
――――謝れば謝るほど、自分が言ったことに対して実現できない情けない自分を認めてしまうことになる。そして認めてしまうことが許せなくてさらに暴力を振るうようになる。『某有名製造メーカーに勤めていた旦那さん』を愛していて、旦那さんそのものはさほど好きではなく、むしろ不甲斐ない彼を見てしまうと幻滅する。幻滅するたびにイライラが募り、最後は詰め寄り、暴力に発展する。人は元々色んな側面があります。自分は弱い時・調子のよい時すべて受け入れてもらえているのに、他人に対してはある一部分しか愛していない。それ以外は認められない。
あなたは知っていますか、自分の愛する人の隠れた本性を?
ええ~~~酷い終わり方・・・・まとめ方がもう酷すぎ。
そんなん旦那が辛い時は助け合わないといけないんじゃないの?そういう苦難を二人で乗り越えてこその夫婦じゃないのかな?お互い調子のいい時悪い時があるんだからさ。奥さん調子が悪い時だってあったって書いてある。そんな時は助けてもらって当たり前で、旦那が助けて欲しい時は『こんなはずじゃなかった!!この野郎!!この馬鹿野郎!!』と期待に沿えずに謝っている旦那にさらに追い詰めるように暴力を振るう。
こんな人次また有名企業の彼氏ができてもいつかまた同じことするよ。だってそれが本性だもの。付き合っている時は知らないで、結婚して調子悪くなってこれって酷いなあ・・・・まあ、田中さんとかは違うと思うし、樹里・・・・樹里も暴力は違うって分かっているから、無いと思う。
こないだほど気にしないでいい記事みたいだ。
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