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★僕とスクールカーストとオッペケペーズ
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結局あのあと、樹里と、らんちゃんに当てたおっちゃんに言われたことが、
『勝手に現場を離れたり、らんちゃんを連れて行ったりしてはダメ。警察がもういいよと言うまで離れてはいけません』
『怪我して歩けない以上、救急車に乗って病院行きなさい。そのあとの保険のこともあるから』だったかな。
その後程なく警察がきて、すぐに救急車がきて、結局僕が、らんちゃんの同行人となり樹里が『旅行計画ミーティング今日はらんちゃん不在』を伝える役割となった。
救急車に、らんちゃんは立ってそのままなんとか乗り込み、ストレッチャーに座って救急病院に運び込まれる恰好だった。僕は補助椅子みたいなところ。
病院では、やはり骨に異常はなく捻挫をしているのと、擦り傷が数か所だけの軽症だった。
そうこうしている間にほどなく、らんちゃんのお母さんが現れてご挨拶。とてもとても感謝してもらって、帰りのタクシー代として一万円差し出されて、丁寧にお断りはしたものの押し切られて、ありがたくちょうだいした。実際あれから学校行くとしたら、この病院から十五分歩いて、一時間に三本ぐらいしかない電車を待って、また徒歩三十分かけて学校まで歩かなきゃいけなかったし、ここからタクシーに乗るお金なんて持っていなかったから、めちゃ助かったのだ。
登校したのはお昼前ぐらい。それも学校に来てからはまず先生への、出来事の報告と、先生からの質問。らんちゃんの方のいけなかった点はなにか、などなど。終わって教室に入ればいい加減ランチタイムも後半戦に差し掛かっていた。
教室にはいつもの「教室飯」グループが二つ。共に女子だ。
三人と四人が食後の談笑を楽しんでいる。
僕は自分の席で、自分のカバンの中から、昨日の残り物少々と冷凍食品をチンして、飾り付けもせずタッパーに詰めただけの弁当を食べ始めた。
ちなみに樹里は、樹里さまファンたちからお弁当の差し入れを禁じている。というのは『きりがない』からである。大量に残ってしまってもったいないことになりかねないし、誰のを食べて誰のを食べなかったとかで骨肉の争いに発展するらしい。
そして金欠の時だけ僕のところに「お弁当作ってや」って頼んで来て、盛り付けが気に入らないと「ちょっと!もうちょっときれいに盛りつけてやー私これが原因でいじめにあったら嫌やわー」とか抜かして腐る。おまえにいじめなんて降りかかることないやろっての。
時間も時間だったため、外で食べてきた子らや、食堂での昼食をして、そのあと仲良い連中ら同士のおしゃべりや、軽い遊びやスポーツをしていた子らもぼちぼち戻ってきだした。
「ういーっすモテ男!」
肩を軽くパンと叩く。おまえやるよなあって感じの叩き方だ。
こいつは仲道。小さい代わりにパワフルでどっちかというとちょいワル風なやつで元気いっぱい。日頃はあんまり絡まない奴だ。
「お疲れ様っす」
「今日聞いたで」
前の他人の席にどっかと横向けに座り、顔だけこっちに向けてくる。ニヤニヤしとるなあ。
「え、なにが?」
「なんか1年の可愛い子おんぶしてたんやて!?」
「あー、宗田さんね。」
「宗田さんて名前なんやあ」
仲道は割とケンカっぱやくて有名。一年のとき、二回ぐらい学校で他の生徒どついている。幸いにも大きなケンカには発展しなかったが。不細工でもないし、なにか普通のやつらと違いがあるわけでもないのだが、なぜか野暮っぽさがすごくあり、悪いやつではないけど絡み方がくどそうなのと、前のめりに来る勢いが強い。僕は面倒なので極めてニュートラルな対応をしている。向こうもなんとなく分かるのか、僕にはそこまでウザ絡みやくどいことをしてはあまりしてこない。
「交通事故やったんやてなあ、大変やったなあ、けどめっちゃ乳あたってたやろ、朝から(笑)」
こういうのに便乗してしまうと最後。おもいきりくどくなってくるんだろうなという気がする。
「ハハっ、まあそんなこともなかったわ。足ひねっててな」
「ふーん、そーかー」
あまり繋がっていかないようにする。
「お疲れ様っす」
やはり今日は話しかけてこない奴らが話しかけてくるなあ。
「ええ男してたんやて、御堂君もやるなー」
苦笑。これは辻本くん。その後ろからまた一人挨拶してくる子は大成君。二人ともこのクラスのまとめ役であり、辻本君はクラス代表「学級委員長」である。成績も僕よりも上。二人とも背も僕と同じほどで高く、辻本君のマスクはなんとなーく甘め。髪のふわっとしたセンター分けのイケメン。大成君は成績はさほど振るわないけど、中学の時に新体操をしていたらしく、一発芸披露でバク天していた。スポーツはビキビキにできる。短髪で目の細いこれまたイケメン。
でも二人とも自分からなにかしゃしゃり出ていくとかそんなこともなく、学校にとっても、生徒間にとってもちょうど良いところの役割を果たしているように見受けられる。
まあ、そうなるとこの二人、モテるのよなあ。
あ、時々僕はこの辻本くんと後ろ姿で間違えられることがある。僕の散髪したてのときは特に。僕は辻本くんみたいに、ほんのりイケメン&優等生、ではありません!
「まったく妹の樹里さんといい、なんでそんな可愛い子が集まってくるんやあ?羨ましい」
――――よく言うよ。スクールカースト優等生部門上位者なのに。
こういう人をさらっと何気に持ち上げて接してくるところも、彼の好かれるところなんだろう。その話になると仲道が火のついたようなでかい声で
「そうじゃあ、おまえ樹里さんめっちゃ可愛いよなあ、で、いつ紹介してくれんねんなあ?!」
苦笑。紹介するわけないやろ。樹里も嫌がるわ。
「そうやで、いっぺん樹里さんと繋いでや」
えー、辻本くんもかいな。とにかく苦笑いしてはぐらかす。
大成君は、なんとなく目が泳いで、違うところにふらっと歩いて行った。
――――大成君は、実は樹里にフラれている。告白を拒否されたんだ。
僕は知らないふりをしている。
樹里から聞いた。実はこのクラスにも何名も樹里に撃沈してる男子が居る。
僕のせいではないので勘弁してね。
あと、僕は男を妹に紹介したことは一度もない。部屋にあげる友達も居ないのだが、仮に遊びにきてて、ばったり会ったときは「妹です」ってそういう紹介はするが。交際目当ての紹介はいっさいしないし、本人も確実に嫌がるわ。彼氏も複数人おるのに。
「あかんか(笑)」
「ええやろ、別に!」
「いやあ、どうかなーあいつも、忙しいから。お互いにプライベートあんまり喋らないしな」
辻本くんは、あーそうかそうかといった感じの、ドンマイな優しい笑顔をしてくれた。
「んじゃさ、脱ぎたてのパンツ1枚とってきてくれよ、ワハハハ―」
こういうこと言うからダメなんだろうなあ、仲道は。まあでも僕は苦笑いで逃げ切る。
ゾロゾロとクラスメイトらが戻ってきだした。
「あ、ちょっと僕、はよ食べてしまうわ」
「あ、ごめんな。食事の邪魔して」
戻ってきた生徒たちの中に田中さんと、田中さんの友達の江藤さんがいた。席は僕の前が江藤さん、その前が田中さんだ。つまり仲道は必然的に邪魔になる。
辻本くんは、「まあいつかチャンスがあったらお願いな」と言って自分の席に戻る。
「オッペケオッペケオッペケヤーヤー♪」
変な歌を歌いながら、ガチャンと机と椅子のぶつかる音を立てて、仲道の席に戻る。間近までもどってきていた江藤さんが一瞬引くのが分かる。
――――さっきの仲道の歌。
あれには意味があるのを僕は聞いたことがある。
あれは、同学年にいる女子陰キャグループ三人のあだ名だ。「オッペケペーズ」と影で言われている。そのうちの二人、江藤さんと田中さんだ。
僕はこれに関しては正直いやだ。
僕は自分で調子に乗っていたから、スクールカースト最下位に引きずりおろされただけだ。
自業自得だ。
でもこのオッペケペーズみたいに、ただ容姿が今の流行には合わなかったり、残念だからというだけで、スクールカーストは容易く残酷に決められてしまうときがある。本人らがあまり何も抗議しなかったらもうその位置で確定されてしまうことがよくある。それは僕はマジで可哀想すぎるわと思う。けど実際、外見を見てみて・・・樹里や、らんちゃんは世間的には確かに可愛いと思うし、他にもキレイな子、可愛い子もいて、それを見れば「ああ、いいなあ」って思っているんだ。だから僕も強く主張もできない。無力だ。目を伏せて沈黙するしかない。
『勝手に現場を離れたり、らんちゃんを連れて行ったりしてはダメ。警察がもういいよと言うまで離れてはいけません』
『怪我して歩けない以上、救急車に乗って病院行きなさい。そのあとの保険のこともあるから』だったかな。
その後程なく警察がきて、すぐに救急車がきて、結局僕が、らんちゃんの同行人となり樹里が『旅行計画ミーティング今日はらんちゃん不在』を伝える役割となった。
救急車に、らんちゃんは立ってそのままなんとか乗り込み、ストレッチャーに座って救急病院に運び込まれる恰好だった。僕は補助椅子みたいなところ。
病院では、やはり骨に異常はなく捻挫をしているのと、擦り傷が数か所だけの軽症だった。
そうこうしている間にほどなく、らんちゃんのお母さんが現れてご挨拶。とてもとても感謝してもらって、帰りのタクシー代として一万円差し出されて、丁寧にお断りはしたものの押し切られて、ありがたくちょうだいした。実際あれから学校行くとしたら、この病院から十五分歩いて、一時間に三本ぐらいしかない電車を待って、また徒歩三十分かけて学校まで歩かなきゃいけなかったし、ここからタクシーに乗るお金なんて持っていなかったから、めちゃ助かったのだ。
登校したのはお昼前ぐらい。それも学校に来てからはまず先生への、出来事の報告と、先生からの質問。らんちゃんの方のいけなかった点はなにか、などなど。終わって教室に入ればいい加減ランチタイムも後半戦に差し掛かっていた。
教室にはいつもの「教室飯」グループが二つ。共に女子だ。
三人と四人が食後の談笑を楽しんでいる。
僕は自分の席で、自分のカバンの中から、昨日の残り物少々と冷凍食品をチンして、飾り付けもせずタッパーに詰めただけの弁当を食べ始めた。
ちなみに樹里は、樹里さまファンたちからお弁当の差し入れを禁じている。というのは『きりがない』からである。大量に残ってしまってもったいないことになりかねないし、誰のを食べて誰のを食べなかったとかで骨肉の争いに発展するらしい。
そして金欠の時だけ僕のところに「お弁当作ってや」って頼んで来て、盛り付けが気に入らないと「ちょっと!もうちょっときれいに盛りつけてやー私これが原因でいじめにあったら嫌やわー」とか抜かして腐る。おまえにいじめなんて降りかかることないやろっての。
時間も時間だったため、外で食べてきた子らや、食堂での昼食をして、そのあと仲良い連中ら同士のおしゃべりや、軽い遊びやスポーツをしていた子らもぼちぼち戻ってきだした。
「ういーっすモテ男!」
肩を軽くパンと叩く。おまえやるよなあって感じの叩き方だ。
こいつは仲道。小さい代わりにパワフルでどっちかというとちょいワル風なやつで元気いっぱい。日頃はあんまり絡まない奴だ。
「お疲れ様っす」
「今日聞いたで」
前の他人の席にどっかと横向けに座り、顔だけこっちに向けてくる。ニヤニヤしとるなあ。
「え、なにが?」
「なんか1年の可愛い子おんぶしてたんやて!?」
「あー、宗田さんね。」
「宗田さんて名前なんやあ」
仲道は割とケンカっぱやくて有名。一年のとき、二回ぐらい学校で他の生徒どついている。幸いにも大きなケンカには発展しなかったが。不細工でもないし、なにか普通のやつらと違いがあるわけでもないのだが、なぜか野暮っぽさがすごくあり、悪いやつではないけど絡み方がくどそうなのと、前のめりに来る勢いが強い。僕は面倒なので極めてニュートラルな対応をしている。向こうもなんとなく分かるのか、僕にはそこまでウザ絡みやくどいことをしてはあまりしてこない。
「交通事故やったんやてなあ、大変やったなあ、けどめっちゃ乳あたってたやろ、朝から(笑)」
こういうのに便乗してしまうと最後。おもいきりくどくなってくるんだろうなという気がする。
「ハハっ、まあそんなこともなかったわ。足ひねっててな」
「ふーん、そーかー」
あまり繋がっていかないようにする。
「お疲れ様っす」
やはり今日は話しかけてこない奴らが話しかけてくるなあ。
「ええ男してたんやて、御堂君もやるなー」
苦笑。これは辻本くん。その後ろからまた一人挨拶してくる子は大成君。二人ともこのクラスのまとめ役であり、辻本君はクラス代表「学級委員長」である。成績も僕よりも上。二人とも背も僕と同じほどで高く、辻本君のマスクはなんとなーく甘め。髪のふわっとしたセンター分けのイケメン。大成君は成績はさほど振るわないけど、中学の時に新体操をしていたらしく、一発芸披露でバク天していた。スポーツはビキビキにできる。短髪で目の細いこれまたイケメン。
でも二人とも自分からなにかしゃしゃり出ていくとかそんなこともなく、学校にとっても、生徒間にとってもちょうど良いところの役割を果たしているように見受けられる。
まあ、そうなるとこの二人、モテるのよなあ。
あ、時々僕はこの辻本くんと後ろ姿で間違えられることがある。僕の散髪したてのときは特に。僕は辻本くんみたいに、ほんのりイケメン&優等生、ではありません!
「まったく妹の樹里さんといい、なんでそんな可愛い子が集まってくるんやあ?羨ましい」
――――よく言うよ。スクールカースト優等生部門上位者なのに。
こういう人をさらっと何気に持ち上げて接してくるところも、彼の好かれるところなんだろう。その話になると仲道が火のついたようなでかい声で
「そうじゃあ、おまえ樹里さんめっちゃ可愛いよなあ、で、いつ紹介してくれんねんなあ?!」
苦笑。紹介するわけないやろ。樹里も嫌がるわ。
「そうやで、いっぺん樹里さんと繋いでや」
えー、辻本くんもかいな。とにかく苦笑いしてはぐらかす。
大成君は、なんとなく目が泳いで、違うところにふらっと歩いて行った。
――――大成君は、実は樹里にフラれている。告白を拒否されたんだ。
僕は知らないふりをしている。
樹里から聞いた。実はこのクラスにも何名も樹里に撃沈してる男子が居る。
僕のせいではないので勘弁してね。
あと、僕は男を妹に紹介したことは一度もない。部屋にあげる友達も居ないのだが、仮に遊びにきてて、ばったり会ったときは「妹です」ってそういう紹介はするが。交際目当ての紹介はいっさいしないし、本人も確実に嫌がるわ。彼氏も複数人おるのに。
「あかんか(笑)」
「ええやろ、別に!」
「いやあ、どうかなーあいつも、忙しいから。お互いにプライベートあんまり喋らないしな」
辻本くんは、あーそうかそうかといった感じの、ドンマイな優しい笑顔をしてくれた。
「んじゃさ、脱ぎたてのパンツ1枚とってきてくれよ、ワハハハ―」
こういうこと言うからダメなんだろうなあ、仲道は。まあでも僕は苦笑いで逃げ切る。
ゾロゾロとクラスメイトらが戻ってきだした。
「あ、ちょっと僕、はよ食べてしまうわ」
「あ、ごめんな。食事の邪魔して」
戻ってきた生徒たちの中に田中さんと、田中さんの友達の江藤さんがいた。席は僕の前が江藤さん、その前が田中さんだ。つまり仲道は必然的に邪魔になる。
辻本くんは、「まあいつかチャンスがあったらお願いな」と言って自分の席に戻る。
「オッペケオッペケオッペケヤーヤー♪」
変な歌を歌いながら、ガチャンと机と椅子のぶつかる音を立てて、仲道の席に戻る。間近までもどってきていた江藤さんが一瞬引くのが分かる。
――――さっきの仲道の歌。
あれには意味があるのを僕は聞いたことがある。
あれは、同学年にいる女子陰キャグループ三人のあだ名だ。「オッペケペーズ」と影で言われている。そのうちの二人、江藤さんと田中さんだ。
僕はこれに関しては正直いやだ。
僕は自分で調子に乗っていたから、スクールカースト最下位に引きずりおろされただけだ。
自業自得だ。
でもこのオッペケペーズみたいに、ただ容姿が今の流行には合わなかったり、残念だからというだけで、スクールカーストは容易く残酷に決められてしまうときがある。本人らがあまり何も抗議しなかったらもうその位置で確定されてしまうことがよくある。それは僕はマジで可哀想すぎるわと思う。けど実際、外見を見てみて・・・樹里や、らんちゃんは世間的には確かに可愛いと思うし、他にもキレイな子、可愛い子もいて、それを見れば「ああ、いいなあ」って思っているんだ。だから僕も強く主張もできない。無力だ。目を伏せて沈黙するしかない。
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