ディアローグ 魔法学校の殺人

1900年春。プリエール魔法学校の魔法薬学保管庫で、ひとりの生徒が殺された。

魔法が絡む事件で捜査に当てられる期間は3日間。
その間犯人が見つからなければ、もっとも疑わしいものが連行されることになっている。
疑いの筆頭に挙がったのは、魔法薬学の若き教師ライズ・グロリエルだった。

そんな事件に関わるのは、彼を救うため文字通りあらゆる手を尽くす助手のリィエンと、捜査のため学校を訪れたふたりの魔法執判官ヴァンとフィフィー。
そして、頼まれてもいないのに調査に乗り出した、3人の1年生。

「こーなったら、ボクたちがなんとかするしかよね!」
「いや、そもそもこれ勝手にやってることですし。というか、一応主人公僕なんですけど……」
「一応と言わず、胸張ってけ」

おさげの人気者ミルダと学校屈指の魔力を持つグレイ。
そして、魔法使いが好まない推理小説を愛するアルフェルノアの3人は、精霊と結界によって守られた密室の謎に挑む。



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